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KF-21の初期生産量、削減を検討

韓国空軍
この記事は約13分で読めます。

お、久しぶりにKF-21のニュースを見かけたぞ!

[単独] KF-21初生産量削減… 価格競争力多分

入力:2023.10.30午後9時40分 修正:2023.10.31 午前7時44分

韓国型超音速戦闘機、KF-21事業妥当性調査で初の生産量を計画より半分に減らさなければならないという暫定結論が共有されたことが確認された。このようになると、戦闘機の価格が高くなり、輸出の道が塞がれる可能性があるという懸念が出てきます。

NAVERより

んー、何があったのかな?

堅実さを採るか博打を打つか

初期生産分の削減

どうやら、初期生産分を減らすらしい。当初の計画としては40機を纏めて発注するところ、20機に削減したとか。その原因がこちら。

当初の数量削減の理由は、KF-21事業の成功可能性の不確実性であると言われています。

NAVERより

ああー、なるほど?気がついちゃったかぁ。残念、残念。

しかし、成功可能性が低いことなんて、今に始まったことじゃないと思うんだけど、何故こんなことを言い出したんだろう。これって、別に今騒ぐようなことではないよね。

まだ未完成

先日、ソウルADEXという防衛産業展示会で、KF-21戦闘機のお披露目が行われた。

動画も添付しているのだが、きちんと飛んでいる様子が観客に示されて、多くの韓国メディアがホルホルしていた。

確かに、背面飛行や曲芸飛行などを行っていて、一般の観客にとってはなかなかの見世物であったと、そう思う。

ただ、プロから見ると、「未だ本気じゃない」って事になるらしい。

「まだ本気出してない?」韓国オリジナル戦闘機「KF-21」初デモ飛行が迫力に欠けたワケ メーカーに直撃

2023.10.22

「ソウル ADEX」では屋外の航空機展示だけでなく、防衛企業が出展する屋内展示エリアも用意されています。そこにはKF-21のメーカーであるKAIもとうぜん出展。そこで筆者はKAI展示ブースの担当者にて飛行展示を見て気になった点について聞いてみました。

KAIのスタッフの回答は非常にシンプルなもので、「under development(開発中)」と即答でした。

~~略~~

今回のイベントで見せてくれた飛行もKF-21の本来の能力を発揮した形ではなく、むしろ余裕を残した状態で行ったものであり、レベルアップの余地を残しているといえるでしょう。

乗り物ニュースより

記事では「レベルアップの余地を残している」と表現しているんだけど、どう考えても、KAIのスタッフの回答通り「開発中」というのが正しいのだろう。

つまり、未だ完成とは言えない状況なのである。

メーカーが発表している今後の予定では、KF-21量産型の生産開始は2024年で、最初の機体が韓国空軍に配備されるのは2026年頃だと言われています。同空軍向けに予定されている生産機数は120機だそうです。開発ペースは、国際情勢の複雑化によって遅延が当たり前となった近年の軍用機開発では非常に早いといえるでしょう。

乗り物ニュースより

とはいえ、KF-21の量産計画は2024年開始と言うことになっているので、流石にそろそろ開発完了していないと不味いのだが、そこのところはどうなんだろう。

どうあれ、2024年に生産開始をする計画は、遅らせるのではなくて生産数を半減するという判断になったというのが冒頭のニュースの中身である。

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兵装の統合は順調ですか

戦闘機に求められるのは飛行性能だけではない

当たり前のことを書くと叱られるが、当然ながら戦闘機は戦闘できなければ意味がないわけで。

KF-21戦闘機の当面の予定は、空対空ミサイルがぶっ放せる性能を手に入れる話である。これに関するテストは既に終わっている。

現状では、暫定戦闘用適合判定を受けて2024年の量産開始の要件を満たしていることになっている。

KF-21のブロックIでは、ミーティアとIRIS-Tの発射が出来る機能があり、機銃発射も出来ることになっている。つまり空対空戦闘能力のみ持っているという状態になるようだ。

ただ、ブロックIの開発は2026年までかかる予定となっていて、2024年から生産を開始した上で、2026年までに順次開発した能力をバージョンアップさせていくよと言うことなんだろう。

その予定を40機から20機に減らしたというのは、自信がない部分があるからと言うことなんだろうね。暫定戦闘用適合判定だけでは不安だってことだ。まあ、初めての戦闘機開発なんだから慎重にやるというのは良いことなんだろうと思う。

で、2026年になってから韓国空軍に引き渡しを開始する予定となっているそうな。

予算に不安が

ただまあ、この計画の修正要因は恐らくインドネシアの影響はあるんだと思う。

こちらの記事に言及しているが、共同開発予定のインドネシア空軍が「いやー、買わないかも」という姿勢を見せている。まだ、確定ではないんだけど、予算の3割を負担してくれる予定のインドネシアが抜けることはかなりキビシイ。

特に、1機あたりの価格が高騰するのがキビシイ。

ところが、初期ロットでいきなり40機作って、対処できない問題が発生しました!とかだと、流石にダメージが大きすぎる。だから折衷案として初期ロットを20機にしよっか、とへたれてしまったわけだと推測できる。

なお、次点の予想としてアメリカから大量に購入するはずのエンジンF414-GE-400Kが、ウォン安の影響でお支払いできなくなった可能性かな。日本も似たような話、つまり円安の影響で支払いが苦しいという話が出ているから、全く影響がないとは思えない。

まあ、いずれにせよこれをやると実は本体の量産効果的な部分が削れるので、結局コスト高になる可能性があるというジレンマを抱えている。

去る7月、国防部が作成した資料によると、初期量産40機基準で1機当たりの価格は880億ウォンと予想されましたが、数量が半分になれば1機当たりの価格は1千億ウォン前後まで高騰する見通しです。

一方、KF-21より半世代前の米国の第5世代ステルス戦闘機F-35Aは、多くの注文量のおかげでコストを削減する「規模の経済」で1台当たり7千万ドル、韓国ウォン946億ウォン以下に価格を下げました。

NAVERより

いやあの、量産効果は成功した場合に発生するんであって、失敗した場合はその分のコストが嵩むんだからね?

とまあ、そんなことは突っ込まれなくとも分かって入るのだろうが、しかし単価が上がってF-35Aよりも高くなるけどスペックは大幅ダウンです、では外国も買ってくれないわけで。

インドネシアから前向きな回答を引き出したという噂もあるにはあるんだけど、何しろ相手はインドネシアである。これまで幾度も似たような話があったからなぁ。

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生産数削減は適切?!

第2生産計画で増やせばいい!

コメントを頂いているのだけれど、うーん、Xでポストされた情報はある程度裏がとれてから採用したい情報ですな。よって、KF-21の生産数に関しては、初期ロット分が減らされたという事実しか扱っていない。調子が良ければ、次のロットで増やす可能性は、そりゃあるんでしょう。

米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01億ドル
米空軍が調達する装備・弾薬の取得コストは国防権限法(NDAA)の中で公開されており、2023年の調達単価はF-35A=1.06億ドル、F-15EX=1.01億ドル、KC-46A=1.78億ドル、AIM...

参考までに、F-35Aの2023年時点のコストですが、1機あたり1.06億ドル程度だとされていますね。これは国防権限法(NDAA)で公開された資料に基づくもので、国内調達の数字ではあります。

外国が導入するとなると、まあまあ他のコストが乗ってきますが、完成品購入で97.7億円、国内製造分で129.6億円程度とされています。

戦闘機F35A、1機40億円割高で調達 検査院が報告:朝日新聞デジタル
米国の有償軍事援助(FMS)による防衛装備品の調達状況について、国会からの要請を受けて検査をした会計検査院は18日、検査結果を国会に報告した。米国の最新鋭戦闘機F35Aの調達で、日本政府が国内企業を…

朝日新聞よりもこちらの方が詳しいんだけどね。

高価過ぎる? 1機240億円も必要な日本のF-35追加導入は正しいのか
日本が追加導入を決定したF-35 105機導入の推定コストが231億1,000万ドル(約2.5兆円)と判明して「なぜこんなに高いのか?」という意見が散見されるので、F-35の導入に掛かる費用について分...

とまあ、色々なオプションがあるので、F-35Aを買うにあたって現状でも120億円程度は見積もっておかないと(価格下がった分円安で相殺)ダメだということ。

韓国のKF-21は1機あたり100億円程度(韓国空軍調達価格)なので、ここからディスカウントされない限りはちょっと割高となる。そうすると、現状でKF-21とF-35Aはほぼ同額と評価するのが正しいのではないかと。尤も、F-35Aの価格は今後下がる可能性が高いが、KF-21は未だ完成していないので現時点で比較するのは時期尚早かと。韓国が焦っているのは「高くなりそうだけどどうしよう」ということで、んなもん、ここまで来たら完成させる以外の選択肢はないと思うんだけど。完成さえさせれば、製造数を増やせば単価は下がる可能性はあるんだし。

老朽化戦闘機の退役待ったなし

案の定、韓国軍は難色を示しているようだ。

「KF-21の生産量減らさなければ」指摘に軍「空軍戦力・生産空白不可避」

入力2023.11.02.午前11時23分 修正2023.11.02. 午後12時53分

初の韓国型超音速戦闘機であるKF-21ボラメ超も生産量を半分程度減らさなければならないという研究結果と関連して軍当局が難色を見せています。

~~略~~

事業妥当性調査をやり直すことができるかどうかについて、国防事業庁のチェ・ギョンホ報道官は「事業開始前には7回近く試験を行うほど一定の余裕があったが、現在は量産を進めなければならない段階であるため、試験をやり直すことはかなり悩まなければならない部分」と難色を示した。

NAVERより

ちょっと意味の通らない部分もあるので一部誤訳の可能性があるんだけれども、要は韓国空軍は「遅れるのは困る」ということらしい。

空軍は来る2026年から2028年の間に生産されたKF-21初度物量40機を戦力化し、以後追加武装試験を経て2028年から2032年まで80機を追加量産し、合計120機を導入する計画を持っています。

NAVERより

韓国空軍のスケジュールが、KF-21を2026年~2028年で戦力化40機という当初から言われているもので、「追加武装試験」というのがおそらくは空対地攻撃手段の獲得ということだろう。これがブロック2の位置づけで更に80機の追加製造をするという話に繋がるのだろうと思う。

紹介頂いたポストの情報とはかなり違う印象ですな。

昨日(1日)、国会国防委員会全体会議に出席したウム・ドンファン国防事業庁長は、「空軍と防衛庁、業者、そしてこの分野の専門家と言える多くの人々が現在の量産計画が妥当だと判断する」とし、韓国国防研究院の意見に反対する立場を明らかにしました。

NAVERより

で、国防事業庁と韓国空軍とで方針が違って衝突しているという話になるんだけれど、国防事業庁としては「専門家もそういっている」と強気みたいだね。

もちろん、韓国空軍側にはスケジュールを守りたい理由があり、「待った無し」だと考えている。

軍高位関係者は「物量縮小は老朽化したF-4とF-5戦闘機の迅速な代替を待っている空軍に冷水をかける格で電力空白が懸念される」と説明しました。

NAVERより

どちらの言い分も理解は出来るんだけど、韓国空軍としても「完成していないモノ」を納入されても困るわけで、最終的にはこの条件を呑まざるを得ないのだろうね。

F-4Eが69機、F-5Eが156機運用されているというのが、2023年の韓国空軍の実態であり、「兎に角早くしてくれ」というのが本音なんだろう。いやこれ、FA-50納入して貰って代替する方が良いんじゃないの?え?FA-50では全く能力不足?でも、飛べない老朽化戦闘機よりはマシじゃないかな。

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追記

あれ、暫定戦闘用適合判定で合格を貰えたんでは?

量産控えた国産戦闘機KF-21…超道物量縮小論争

入力2023.11.05.午前6時04分 修正2023.11.05. 午前6時21分

40機と予定されていた初度物量を半分程度減らさなければならないという国策研究機関の研究結果が出ましたが、軍の内外で議論される雰囲気です。

~~略~~

安ギュベク/共に民主党議員:KIDA(韓国国防研究院)からの報告から導き出された内容を見ると、空対空もまだ不確実なのに、さらに空対地まで含めてアップグレードさせたとしても、これが40機に行くのが正しいのか、このような結論を出したようだ。

NAVERより

KF-21の減産は今のところ決定していないようだが、「空対空攻撃能力も覚束ないのに、40機も作れないだろう」という議論になっているらしい。確か2023年5月には暫定戦闘用適合判定を受けてGoが出ていたんだけど、アレって見切り発車だったのか。

一体、何をもってOKだったのか良く分からないが、今更ここで揉めてどうする。

というか、空対空攻撃能力の獲得(現状ではミサイルの切り離ししか確認出来ておらず、目標をターゲットに入れて攻撃するところまでたどり着けていないと予想される)が覚束ない状況って、本当なのかな。能力獲得していれば、「確認している」で終わる話なので、出来ていないんだろうね。

というか、これが無理だって言うなら、まだ製造に入らない方が良いんでは?

追記2

ちょっと前の記事でコメント頂いていたことに気がつかなくて、追記という形で少し突っ込みを入れておきたい。

最後の試作機飛び上がったKF-21、初生産までフル課題多い

入力2023. 8. 25. 06:09

国産戦闘機KF-21の試作機がすべて姿を現した。去る6月28日最後の試作機である6号機が試験飛行に乗り出し、昨年7月1号機の初飛行成功以後試制機6機とも初飛行に成功した。空中給油や武装運用などKF-21の具体的な性能を点検する試作機が飛行に乗り出して来年上半期に予定された量産契約にも青信号がついたという評価が出ている。量産契約が結ばれれば、2026年後半に空対空能力を備えたKF-21ブロック1の初戦力化が可能になる見通しだ。

Daumより

2023年8月の記事で、ブロック1はやっぱり空対空能力を備えた戦闘機ということになるのだと思う。

KF-21ブロック1はヨーロッパMBDAのミティア中距離空対空ミサイル4発、ドイツディール(Diehl) AIM-2000短距離空対空ミサイル2発を搭載する。 

ミティアの1発当たりの価格は200万ユーロ(26億ウォン)以上、AIM-2000は45万5000ドル(6億1000万ウォン)を超えると推算される。空対空武装だけでも100億ウォンがふんだんに超える費用が追加される。

ブロック2に装着する国産長距離空対地ミサイルは、F-15Kに装着されるタウラスミサイルが1000余発が生産されたのとは異なり、国内で200発程度の生産が予定されている。タウラスより1発当たりの価格は高いしかない。韓国型誘導爆弾(KGGB)などの精密誘導武器まで勘案すれば、全体の武装価格はさらに上がる。

Daumより

事前情報通り、KF-21のブロック1は、ミーディア中距離空対空ミサイルの搭載は決定的のようだ。もう1つ、IRIS-T短距離空対空ミサイルが使えるって話だったのに、この記事では何故かAIM-2000を使う話になっている。

あれ?AIM-2000って?

KF21、短距離空対空ミサイルの分離テスト成功

2023年4月10日 11:00

韓国の国産戦闘機KF21「ポラメ」が短距離空対空ミサイル「AIM2000」の試験弾を分離するテストに成功した。防衛事業庁と空軍が5日、テストの映像をユーチューブにアップした。

今回のテストは、航空機からミサイルを分離する際の干渉の有無を確認するもの。朝鮮半島の南側海域上空で4日実施され、問題点はなかったという。

AFPより

いや、テストはやっていたんだった。ところが、コレの統合が出来ているかというのは、明らかになっていない。多分、できていないんだろうね。

KF-21で空対空ミサイルIRIS-Tの発射実験に成功

2023-06-07

4月4日、KF-21ボラメプラットフォームからIRIS-Tミサイルの発射に成功した。比類のない近接戦闘および迎撃性能を備えたヨーロッパの短距離空対空ミサイル (識別名 AIM-2000) が、韓国国産戦闘機に統合されるように選択されました。

diehl.comより

えーと、IRIS-TじゃなくてAIM-2000って一体何だろう?と思ったら、同じものだったでござる。名前を勝手に変えるの止めて欲しい……。

さておきこの記事では、「外国産の兵装を輸入してきて搭載するので、コストアップ要因だ」、「MROを作れ」としている。MROは「Maintenance(整備)、Repair(修理)、Overhaul(オーバーホール)」を統合的に行う拠点のことで、戦闘機の運用の上では必須である。

だが、要約すると「購入から運用までトータルで考えて安くなれば良いよね」と言っているのと同義なので、安くする事が必要なのは間違いない。韓国内で兵装を含めた国産開発を急ぐか、コスト度外視で整備拠点を増やして利便性を高めるか。何れにしても、何らかの大きな決断が必要となりそうだ。

コメント

  1. アバター 河太郎 より:

    あはははは。おめでとう🎉
    減産すれば、どうにか間に合いますよ。
    役に立つかどうか、コストに見合うかどうかは別としてね!

    • 木霊 木霊 より:

      この生産数削減はプラスに働くか、マイナスに働くかは、僕には評価できません。
      というか、出来上がった風でもないのに、どうしてロット生産に入っちゃうかなぁ、と。

  2. アバター 匿名 より:

    https://twitter.com/mason_8718/status/1719660581920370724

    どうもブロック2の開発が進んでいるので、機能制限のあるブロック1からブロック2に生産集中(ブロック1:40機+ブロック2:80機からブロック1:20機+ブロック2:100機に)を検討しているみたいですね。生産数機数自体は変更ないみたいです。

    • 木霊 木霊 より:

      情報ありがとうございます。
      ただ、頂いた内容には懐疑的な立場です。理由は主に予算で、ブロック2で100機生産って、そりゃ予算的に無理があるだろうと。そしてそれ以上に生産能力的に無理があると思うわけですよ。

      まあ、現時点では単なる感想なので、続報が出てきたら参考にさせて頂きたいと思います。

  3. アバター 匿名 より:

    F-35Aの価格についても間違いがあるそうです。

    0.7億ドル(946億ウォン)というのは、米軍がロッキード・マーティン社からエンジンなしのF-35Aの購入価格(エンジンのF135はプラット・アンド・ホイットニー社と個別に契約するので)で、外国がFMSで丸ごと購入する場合はもっと高価になります。

    https://www.airandspaceforces.com/30-billion-f-35-deal-will-see-prices-rise-deliveries-dip/

    追加導入で自衛隊2.2億ドル(B型導入による価格上昇含む)、韓国2.02億ドル。新規のFMS契約ではスイス1.64億ドル、フィンランド1.95億ドル、ドイツは2.4億ドル、チェコ2.34億ドル。承認前のカナダ1.6億ドル、ルーマニア2.03億ドル。

  4. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    軍需産業が諸外国に対して好調の兆しで、ここらでいっちょぶわぁ~っと行きたい韓国としては、この機体にかける意気込みは凄いのでしょうけれど。

    中途半端なんですよね……色々と。

    それに、改良型で内装式ウェポンベイがとか言ってますが、それってどんだけの大改修かって話と、超音速で開閉する兵装ドア舐めるな!って事で。

    売れると良いですけどね……でも、安物(≒整備とかにそんなにハイテク要らない)が欲しければテジャスとか選択肢結構ありますし、高級品欲しければF-35買うのが一番だし。

    まあ、今時、半埋め込み式ミサイルが見れるだけでも面白いかなって、そう思ってます。
    ※逆に言うと、決められたミサイルしか吊せない。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。
      KF-21に期待をかけていることは、端から見ていてもその意気込みを感じる程度には凄いモノがありますね。

      で、「中途半端」とのことですが、KF-21は凄く期待されているのは分かるんですが、その性能はイマイチぴんと来ないんですよね。
      改良型とか言う話も眉唾でして、それは作り直した方が良いのでは?レベルの話ですから。

  5. アバター ご飯美味しぃぃ! より:

    こんにちは
    旧機体の退役が遅れないかが気になりますねぇ…

    木霊さんの言う通り戦えてこそ戦闘機ですから。飛ばすだけなら紙飛行機でいいわけです(暴論)制式化されたら合同訓練などにも顔を出すでしょうし、いやがおうにも評価されてしまいます。
    先ずは機体の清掃からでしょうか。

    • 木霊 木霊 より:

      韓国空軍のF-4Eの退役は待ったなしなんですが、なかなか退役させてもらえないようです。
      さらにF-16C/Dの一部は近代化が難しいので、いい加減退役させないと不味いし、KF-16の初期バージョンも似たようなのがいます。
      F-15Kは割と新し目なんですが、それでもメンテナンスがイマイチなのが。F-35Aもメンテナンス問題を抱えたままですから、現状の改善の為にもKF-21の武装化は早急に行わねばなりません。やっぱり、一か八か40機を一気に製造すべきだったのかもしれませんね。

      なお、機体の清掃もしっかりしないとですね。

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