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支那は平和友好条約締結45周年で妄言を垂れ流す

中華人民共和国ニュース
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そういえばそんなイベントもあったよね。

中日平和友好条約締結45周年記念式典 北京で開催

2023年10月24日 17:51

中日平和友好条約発効から45年を迎えた23日、北京の釣魚台迎賓館で中日平和友好条約締結45周年記念レセプションが開かれました。王毅中国共産党中央政治局委員・中央外事弁公室主任、福田康夫元日本首相ら中日各界の代表約200人が出席しました。

AFPより

式典は北京で開かれ、なんと日本からは「本物の売国奴は一味違う」と名高い福田康夫氏などが参加したという。

俺様丸出しの支那

自分は悪くないという態度が理解不能

45周年だから何だということは無いのだが、支那にとっては重要な式典だったらしい。王毅氏がお出ましになったようだ。支那の外交トップであるから、位置づけとしてはそれなりに重視しましたよという感じである。

王政治局委員は「45年前、鄧小平、福田赳夫ら中日両国の先人の指導者は歴史を鑑とし、未来に向かう精神に基づき、中日平和友好条約の締結という戦略的決断を下し、法律の形で平和友好を双方の共通の目標と義務に定め、中日関係史上の重要な一里塚を打ち立てた。45年来、中日関係は曲折を経ながらも、依然として練磨、前進し、両国人民に重要な福祉をもたらし、地域の繁栄と安定のために重要な役割を果たした」と述べました。

AFPより

福田氏を招いたので、先ずはリップサービスをしてくれたようである。

ただ、支那共産党が「何を考えているか」はむしろ広報誌たるこちらの方が分かりやすい。

中国と日本、平和友好条約締結45周年で祝意を表明、緊張関係安定への「重要な動き」

2023 年 10 月 23 日 09:48 PM

中日関係が直面する厳しい困難にも関わらず、中国首相と日本の首相は月曜日、中日平和友好条約締結45周年に祝意を交わした。

~~略~~

国民感情の低迷の中での現在の両国間の緊張は、まず第一に、中国を脅威とみなす日本の国家安全保障戦略改訂に加え、中国との防衛・安全保障協力の拡大に加え、釣魚島をめぐる紛争を含む地政学的安全保障に関係している。米国は、特に台湾問題に関して中国を抑止するために、最終的にいくつかの本質的な変化をもたらし、二国間関係に大きな打撃を与える可能性があると専門家らは警告した。

Global Timesより

2国間の関係が大切だと言いながら、なにか凄いことを宣っている。緊張の原因は、以下の3点。

  • 支那を脅威とみなす日本の国家安全保障戦略改訂
  • 支那との防衛・安全保障協力の拡大
  • 尖閣諸島をめぐる紛争を含む地政学的安全保障

……全部、オマエんとこの行動が起因する問題だろうが!

条約発効45周年を機に、中国の王毅外相は最近の第19回北京・東京フォーラムで、日本の中国に対する認識は著しく後退しており、同国を前例のない重大な戦略的課題と誤って見なしていると述べた。日本は台湾問題で何度も境界線を越えることで、二国間関係の政治的基盤に多大な損害を与えている、と中国のトップ外交官は警告した。

Global Timesより

自覚がないって凄いな。

5項目

更にこうした緊張が高まっている関係について修復するような提案をしてきたという。

汪氏はまた、二国間関係に関する5項目の提案を提案した。その中には、歴史や台湾問題などの重要なデリケートな問題について共通理解の下で政治的約束を履行すること、「経済安全保障」を口実にしたデカップリングや人為的制限の防止、そして次のような措置が含まれる。福島の核汚染水の放出に対する国内外の反対と懸念を真剣に受け止めており、新たな冷戦と小勢力を模索するあらゆる試みに共同で反対している。

領土主権をめぐる紛争に加えて、日本は「中国の戦略的封じ込め」や「中国からの経済的切り離し」を示唆する否定的なシグナルを頻繁に発しており、一部の日本の政治家は「台湾有事は日本の有事だ」と挑発的に宣言しており、一部の専門家は、中日関係はますます緊迫していると述べた。

Global Timesより

なお、ここに出てくる5項目が探せなかったのだが、書いてあることはナカナカふざけている。「共通理解の下で政治的約束を履行」と言われましても。約束を守らないのはいつも支那だよね。福島第1原発の処理水放出も今のところ何の問題も出ていない。アレだけ騒いだのに、このザマなんだけど一体どうしてくれるつもりなのだろうか。

5項目の内容が分かったらまた追記したいが、いつも通りとはいえ、相互で協力しようとかそういう発想はないようだ。基本的には日本は舐められているんだよね。

追記

NHKのニュースで意見交換の話が出たね。

日中平和友好条約発効45年 両国の政府関係者ら意見交換 北京

2023年10月25日 16時39分

日中平和友好条約の発効から今月で45年となり、北京では両国の政府関係者や有識者が参加してシンポジウムが開かれ、日中関係をめぐり意見が交わされました。

NHKニュースより

支那社会科学院高翔院長:「台湾有事は日本有事だというたぐいの論調は危険だ。中日関係の発展がごく一部の極端な勢力に影響されてはいけない」

呉江浩駐日大使:「福島の核汚染水の放出に対する国内外の反対と懸念を真剣に受け止めている」、「誠意を持って適切に解決し、両国の関係改善の障害を取り除かなければならない」

どうしようもねぇ言い分だな。

コメント

  1. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    結局、「中華思想」であって、中央の華に対して周辺は絶対的に劣るものである、だから常に強く出て良し、中華の権威と威光を知らしめるべし、そこから一歩も離れられないのでしょうね。
    もちろん、今時そんな事言ってられないのは承知の上で、しかし、「中華思想」ベースの強硬姿勢を手放したら「弱腰」と叩かれて政治的に(も、物理的にも)終わる未来しか、政治家にも官僚にも残されていない。大多数の政治局員は、それをわかっていて、誰が最初にババ引いて、大勢が変わるかを(期待せずに)待っている、そんな感じじゃないかと(そして自分だけは逃げ出せるよう、海外に資産を移す)。

    中国が意外に外交で「打たれ弱い」のは、この「中華思想」を外れた戦略戦術を考えるのが苦手、というか出来ない事に起因するような気がします。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      言葉に出していなくてもこの中華思想から抜け出せないのが、支那共産党なのですよ。
      我々が常に導くというのが、集団指導体制でしたし。今は皇帝の意向を広く知らしめる、皇帝の威光をあまねく広げるという感じではないでしょうかね。

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