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立憲+共産党のタッグ再び

報道
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「立憲共産党だ!」と揶揄されて相当嫌がっていたのに、またやるのか。

立憲民主党と共産党、次期衆院選の連携で合意

2023/10/23 16:42

立憲民主党の泉代表と共産党の志位委員長は23日、国会内で会談し、次期衆院選について、両党が連携することで合意した。今後、連携のあり方を巡って協議を進める。

讀賣新聞より

ここまでやらないと、次の選挙がキビシイってことなんだろうか?でも、野合だよ?何のメリットがあるのかな。

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野合は日本を救うか

野党の支持率がヤバイ

先ずは、先日の政党支持率の情報から。

各党の支持率は 「支持政党はない」40% NHK世論調査

2023年10月10日 19時34分

10月の各党の支持率です。

「自民党」が36.2%、「立憲民主党」が5.3%、「日本維新の会」が4.9%、「公明党」が2.5%、「共産党」が2.5%、「国民民主党」が1.2%、「れいわ新選組」が0.3%、「社民党」が0.5%、「政治家女子48党」が0.1%、「参政党」が0.5%、「特に支持している政党はない」が40.0%でした。

NHKニュースより

社民党が未だ生き残っていることに驚きを隠せないが、それより支持率の低いれいわや政治家女子48党などは存在価値が疑わしい。そして、参政党か。

そういえば、先日誕生した日本保守党も結構ヤバイ感じだけれども、正直活動実態のない政党の話をしても意味がないのでここでは割愛する。

活動実態という意味では、参政党のほうが国会議員を輩出しているだけ未だマシなのかもしれない。が、ここも党首の主張がヤバイので、ちょっと宗教じみた空気を感じる。

あまり口さがないことを言いたくないのでちょっとだけにしておくが、農薬云々の部分は本当にどうしようもない。小麦粉がダメだとか言う主張も意味不明だが。

  • 医療資源の適正配分による、膨張する医療費の抑制
  • 農薬や肥料、化学薬品を使わない農業と漁業の推進と食品表示法の見直し
  • 先人の知恵を生かした日本版 SDGs の推進
参政党のサイトより

いやー、「農薬や肥料、化学薬品を使わない農業」以外の部分は、概ね賛同できるんだけど、「農薬」も「肥料」も「化学薬品」の使わない農業って。実家の農作業を手伝っている身としては、「ちょっとあり得ない」というのが素直な感想だ。なお、実家でも「農薬」は最低限にしているし、化学肥料は使わない方針だ。でもこれは趣味の延長だからこそ出来るのであってアレが本業だったらとても無理である。

また、参政党は皇統の維持と言いつつ、女性天皇には賛成するという意味の分からない事を言っている。これならまだ国体維持を唱える日本保守党の方がマシであろう。

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あー、ちょっと脱線したが、本題は立憲民主党と日本共産党で、何れも支持率はヒトケタである。

自民党の支持率が36%程度と低迷している中で、1割くらい支持率があがれば戦える気がするんだが、立憲+共産党で1割届かないというのはなんとも情けない。

そもそも方向性が違う

ただ、選挙協力するとはいえ、政治の方向性が異なるのは如何なモノかと思う。もちろん与党の自由民主党と公明党の方向性の違いを見るに付け、アレで連立与党というのは正気を疑う状態である。故に、野党だって方向性が異なる党が手を組むことを否定しても説得力はないだろう。

なんだけど、防衛と外交の方針が違うとかなり大きな軋轢が生じるのではないか。

戦争は外交の失敗であり、紛争を回避するための外交努力こそが最重要である。

平和国家日本に期待されることは、東西を融合する特別な貢献、すなわち、法の支配、基本的人権、民主主義、人間の安全保障、核軍縮・核不拡散などを普遍的な価値として米中を含む国際社会に説くとともに、互いの共通利益を発展させる取組みなど米中の緊張緩和に向けた努力を展開していくことである。力ではなく、「ルールによる秩序形成」において主要な役割を果たしていく。

立憲民主党のサイトより

立憲民主党の戦争に対する認識がこの程度なので、日本共産党と大差ないとも言えるのだろう。だが、それでも立憲民主党は防衛力強化については容認する立場であるのに対して、日本共産党は軍拡は断固反対だという。

日本共産党は将来的には皇統断絶、自衛隊の解体を視野に入れている党であるから、立憲民主党とは路線が違うんだよね。とはいえ、立憲民主党のコアな部分には革マル派などの活動家との付き合いのある方も少なくないだけに、親和性が高いとは思うんだけど。

距離を取った国民民主党

一方でこちら。

国民、立民との面会拒否 共産との連携に反発

2023年10月24日12時18分

国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の記者会見で、同日予定していた立憲民主党の泉健太代表との面会を断ったと明らかにした。泉氏と共産党の志位和夫委員長が23日に次期衆院選の連携で合意したことが理由。

時事通信より

国民民主党は、面会すら断る始末。

そりゃ、今や与党との連携を視野に入れているのに、今更他の野党と手を組むメリットが見当たらない。日本維新の会は可能性としてはあったのだろうけど、こっちの筋も悪いので手を取ることはしないだろう。

共産党と共闘する立憲民主党の候補者を「連合は推薦できない」…芳野友子会長

2023/10/15 16:59

連合の芳野友子会長は15日放送のBSテレ東の番組で、次期衆院選を巡り、共産党と連携する立憲民主党の候補者について「連合としては推薦できないという判断になる」と述べた。共産との共闘に否定的な考えを改めて示したものだ。

讀賣新聞より

支持母体の連合からかなり太い釘を刺されていたのに、立憲民主はこんな方針を打ち出したあたり、救いがないねぇ。

ダメな野合

で、何故このニュースを取り扱ったかというと、支持率の低い岸田政権を「是非とも脅かす勢力になって欲しい」と思っていたのだけれど、ダメそうだなという感想を持ったから紹介した次第。

生存戦略としては、立憲民主党も日本共産党も「手を結ぶ」という選択はあったにせよ、そんなことやるくらいなら政策協議して合体しろよというのが正直な感想である。良く分からない政党に加えて、老舗の野党もこの始末である。政治不信が加速しそうだなぁ。

コメント

  1. 河太郎 より:

    頭おかCですこの人たち。
    BOOK様が前に指摘してる話ですが…農薬も肥料(化学肥料の事でせう)も使わない農業?
    有機肥料たけにしたら、穀物・野菜問わず収穫量は半減しますよ!
    化学肥料は土質を枯れるのが問題であって、それそのものは有害ではない。有害だったら、緑の革命で億単位の人が死んでますわ。土壌の問題は休耕畑を作りローテーションで微生物を増やす事でクリアできる。ウクライナの黒土みたくロクな肥料抜きで作物が生るのは、あの辺りから黒海周辺だけです。
    むしろ農業を少しでも工業化して、生産ベースを上げ、農場を企業化してゆくのが食糧安全保障てせう。日本の食糧自給率がどんだけなのか解ってるのかコイツらは??
    ほとんど昆虫食が人類を救うとかホザいてる奴らと同レベル!
    日本の風景とされる棚田だって、あれは趣味的に保存したい人たちがどうにか維持してるに過ぎない。機械入らないですから。その保護派の人たちだって化学肥料や農薬を用いてる。それを禁じるのではなく、ドローン散布などによって、生産者への身体的ダメージを減らす方が先だろうに。
    雀は稲の実を食うから絶滅させろとホザいて、害虫を蔓延らせ、数千万人を餓死させた毛沢東と変わらないですよコイツらは💢💢💢
    本来、左派というのは科学重視する連中のはすが、ソ連崩壊後に、世界革命が夢想であると知られてから、ポリコレとか
    「情緒」に基づく「思いつき」で世界を歪めようとしてる。対立軸を失って、その場しのぎで科学を無視した妄言を押し付けようとするようになった。
    全くもって亡国の徒としか思えない!

    • 河太郎 より:

      そもそも豊かな「土」とは、ミネラルなどの無機物を、微生物などの作用によって含んだものを言う。火星表面の瓦礫や砂を「土」とは言わないのはそういう事です。
      んで、その微生物の作用による土壌の生成には、有機農業では追いつかないんですよ。この辺りの誤解を招いた犯人の一つがスタジオジブリとかですね!
      河川が荒れてるのは、ゴルフ場をバブル期にむやみに作り、除草剤を川に流したり、計画性ない杉植林で山津波が乱発して、土砂が川に流れ込んでいるからです。
      人間の基本である食や農に、こういうその場の思いつきで、政策を立てようとする輩には反吐が出る。言う前に勉強しろ! 畑の一つも耕してみろ!
      バイオやナノテク、ケミカルの力を用いて、食糧安全保障と市場をどうにか共存できるように考えるのが21世紀の政治家てはないか?? 
      何を言っておるのだコイツらは??

      • 河太郎 より:

        もう一つ。漁獲量が沿岸漁業で減っているのは、林業の荒廃のせいだ!
        杉そのものは、もともと江戸時代に森林を枯渇させていたから(明治時代の里山写真を観ると解る。薪の取りすぎ)仕方ない。
        ただ、それに付随して里山も荒廃させているでせう?
        里山を管理し、薪の為に雑木を多品種植えていた事で、河川からビタミン(有機物)やミネラル(無機物)が海に流れ落ち、それが漁獲量を支えていた。それが無くなったからです。林業と里山の荒廃で!!
        化学肥料のせいならば、日本中がベトナムの枯葉剤汚染みたくなってるわ! 私も化学肥料万能とは思ってないし、有機農業の全てを否定してる訳ではない。しかし、そもこのような誤解を招くスローガンを政党が発言するのはどんなもんか??

    • 木霊 より:

      なんというか、宗教的なんですよ。
      彼らの理想を追い求めるのであれば、日本の今の人口維持を諦めねばならないでしょう。というか、農薬はともかく肥料の使用は日本だと江戸時代まで遡ります。世界では輪作がやられていましたから、紀元前まで遡りますよね。三圃式農業や四圃式農業でも1世紀頃から(支那では紀元前)やられていましたから、それ以前に戻れという話になりかねません。

      林業の荒廃が漁業の衰退を招いているという話も、近年、日本近海での漁獲量が減っているという話も、リンクしているのでしょう。
      環境保全という観点は、人間の狭い視野では往々にして間違った方向に進みがちであるように思えてなりません。だから変えてはならない、ということではなくて、トライアンドエラーで進んでいくしかないのですが、安易に「アレもコレも禁止」というのが賢いのか?ということは常々考えちゃいますね。

  2. 河太郎 より:

    たとえばですよ、林業なら製材で利益を得るのではなく、別な展開あるでせう。
    超長ホースに水を詰めて輸送する試験が20年前に成功してる。てことは「水を輸出」する事も可能な射程に近づいてる。
    水資源を確保する為の林業があっても良いではないですか?
    きれいな水を要する産業、サントリーみたいな飲料メーカーや、半導体産業など
    水を要する産業は多い。そこと協力して、水資源確保の為の林業が産まれても良いはずです。あくまで一例だけど、
    本気で人と環境を両存させるならば、  科学技術の力は不可欠で、それによって新しい第一次産業を産むしかない!!
    コイツらの言ってる事は「革新」ではなく「反動」です!!
    天下万民に対して、妄言で誑かすのも大概にしろ! 非国民ども!!

  3. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    「三人寄っても烏合の衆」
    私の好きな言葉です。

    それはさておき。

    >「農薬や肥料、化学薬品を使わない農業」

    無農薬=何もかも全てヨシ!みたいな事を吹聴する方がたまにいますが、
    「農地貸し出ししてたら、その一角を『無農薬絶対原理主義者』が借りて、そこに害虫がわんさか押し寄せ、周囲の畑(専業/兼業農家)もものすごいとばっちりを受けた」
    という話を聞いた事があります。止めてくれと言っても聞く耳持たずだったとか。
    人が喰ったらボツボツが出るほど農薬まみれの野菜とかは願い下げですが、これだけ規制が厳しい今のご時世、適度な農薬の使用と、(自然肥料を使えない代わりの)化学肥料無しには農業は成り立たないし、自給率改善したいんでしょ?収穫量上げないと自給率上がらないよ?んでもって高くても国産野菜買おうね?隣の国の、規制の緩いピーマンとかキムチとか、そんなもん買っちゃダメよ?って言いたいものです。

    ※さすがにビール原料への放尿はお目々ドコーでしたが……

    • 木霊 より:

      こんにちは。

      ……はっ、「「三人寄っても烏合の衆」私の好きな言葉です。」が、山本耕史の声で頭の中で再生されてしまった(by シン・ウルトラマン)。

      農業をやると、意外に農薬の偉大さに気がつくモノです。
      葉物野菜などは特に酷い目に遭いますが、何より味に影響が出てしまうのが困った話で。「虫に食われるほど美味い」などと作っている側は満足しているようですが、しっかり食べ比べてみると虫に食われたものは「苦い」のですよ。どうやら防衛本能で内部に毒を作る機構が影響しているらしく、虫食いが近所にあるだけでもうヤバイという。硬くなりますしね。

      ですから、周囲の畑に影響するというのは、実は本当の話。
      農薬を使わない畑にわんさか害虫が押し寄せると、その余りが農薬を使っている畑にもやってくる。収穫量どころか品質にも影響しかねない話になるだけに、農家の方はかなりこの辺りをシビアに見ているようです。農薬が素晴らしいとまで言うのは違うのかも知れませんが、農家にとって使いたくはないけど使わざるを得ないというのが本音なんでしょうね。

  4. BOOK より:

    ちょい多忙で、なかなかコメできません。

    立憲共産党。。。。 このヒトたちホントに。キシダ政権が大不人気なので、選挙になったら票を拾える。その際沢山拾いたい。だから野党連合。って考えなのでしょうが
    (Yahooニュースのコメ欄でも「増税メガネ批判記事」には「次は自民に入れるな!」コメが多いですが、、Yahooコメは、イーロンマスク改革前のTwitterと同じでパヨク支配ですからそうなのかも)知能を疑いますね。

    まあはっきりしてるのは彼らの動機は「議員になって利権チューチューしたい」であって日本を良くしたい、ことではないこと。 あるいは支那工作員か? です。

    で、話題の「参政党」のハナシです。私も引き合いに出されました(笑)

     県会・市会等の議員にはやたら沢山立候補してるので以前調べたことがあって、確かに農業の他は「以外と賛成できる、が底が浅い」ので考えたのですが、

     何の事はない。欧州から数周回遅れの「環境主義」「環境共産主義」「環境ファシスト」政党と考えると大枠納得いきました。

     狙いの支持層は日本だとバブルの頃に大量発生した「ミーハー」バブル弾けて今は「意識高い系」として少数が生き残っています。 まあこうした人々は「オタク」と同じく生き残りしぶといので「ブランド・マーケッティング」のターゲットとするのは商業の常道ではありますが、「政治支持母体」とされると溜まったもんじゃありません。

     幸か不幸か日本はバブル弾けてこの層は激減したのですが、激減しなかった欧州、特にドイツでは、こうした政党が
    原発止め、機械工業(世界トップの内燃機関エンジン工業)止め、産業を破壊することに成功し(成功なのか?)まだまだ足りずにSDGs利権をブイブイ言わせてますが(自滅の道を突き進んでいるようにしかBOOKには見えない)

     政党の立て付けとしては大衆迎合(ポピュリズム)なので、目玉以外は、以外と保守に受ける無難な、、、参政党はコイツラからコンサル受けてる可能性が、、やたら丁寧に無難ですから。。。

     。。。。。陰謀論に毒されてるかも知れない->自分(BOOK)

    だけど、こうした環境主義政党がどれだけヤバイか
    「警世の書「環境主義は本当に正しいか?」は何を語っていたか :環境共産主義への警告」

     https://www.gepr.org/contents/20230126-01/

    にある、書籍引用部分だけ、読んでみて欲しい。 ひとつだけ引用すると

    「過去150年間、社会主義者は、人間を大切にしろ、社会的平等を守れ、社会福祉を充実させろといった、人道的で思いやりあふれるスローガンを実に効果的に唱えていたが、結局、人間の自由を破壊してしまった。環境主義者も同じように崇高なスローガンのもとに、人間より自然に対する不安を表明しながら、社会主義者と同じことをやっているのである。」

    繰り返しになりますが、幸か不幸か日本はバブル弾けてこの層は激減したので、助かってますが、この層を狙ったヤバイ政党で、要するに立憲共産党と同じで「日本を良くしたい」動機はない。

    まあ、欧州は、早ければあと10年かそこらでイスラム諸国になるので、こんなオバカはなくなるでしょう(笑)