イタリアと、ね。
空自史上初…2日からイタリア空軍との共同訓練 市民団体が中止申し入れ「日中関係の緊張高める」
07/31(月) 18:58
航空自衛隊史上初となるイタリア空軍との共同訓練が8月2日から石川県の小松基地で行われます。これに対し、市民団体が日中関係の緊張を高めるなどとして中止を求める申し入れを行いました。
石川テレビニュースより
なかなか面白いことになっているね。軽く紹介しておこう。
共同訓練は必要
金の切れ目が……
日本の航空自衛隊がイタリア空軍と何故?という疑問は湧くのだけれど、イタリアさん、本気で路線変更を考えているというアピールだと思う。
こちらで紹介したが、イタリアは一帯一路構想に賛同していた時期があった。が、どうやら本気で抜ける気らしい。
つまり、「BARさんは用済み」ということかな。正確には、「金の切れ目が縁の切れ目」ということなんだろうけど。
2日から行われるイタリア空軍との共同訓練。イタリアからはF-35A4機を含むおよそ160人が参加。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた防衛協力の一環と称して、小松基地で初めて実施されます。
石川テレビニュースより
イタリアは環太平洋合同演習(RIMPAC)への参加もさほど積極的ではなく、2016年と2018年に顔を出した程度である。
当然ながら自由で開かれたインド太平洋戦略(FOIP)にも関心が無かったのだが。
航空自衛隊もFOIPに力を入れる
ここのところ、空自がFOIP関連で共同訓練を拡大している。
空自、戦闘機の共同訓練を拡大中
2023年7月28日9:33 午後
航空自衛隊が、欧州やアジア各国の空軍と戦闘機同士による共同訓練を相次いで実施している。26日はフランス空軍の戦闘機「ラファール」が宮崎県の新田原基地に来日、29日まで2国間で初めての戦闘機訓練に臨む。軍事活動が活発な中国を念頭に、より多くの国々と連携する狙いがあり、空自は「この機会を最大限活用したい」と意気込む。ただ今回の訓練は基礎的な内容にとどまり、親善目的の色彩が強い。
~~略~~
外国の戦闘機部隊は、昨年9月にドイツ空軍の「ユーロファイター」、今年1月にはインド空軍の「スホイ30」がいずれも茨城県の空自百里基地に飛来した。8月にはイタリア空軍とオーストラリア空軍のF35Aが、石川県の空自小松基地に来日予定。
ロイターより
今回のイタリアとの共同訓練もこれの一環である。フランスは以前にも来日していたし、ここには名前のないイギリス空軍とも何度か訓練をしている。
イタリアもその流れに乗ったという感じなんだろう。
何でも反対
で、これに反対したのが「市民」団体とやらだ。
この共同訓練を前に31日、地元住民でつくる市民団体など4団体が小松基地を訪れ、訓練の中止を求めました。
「(イタリアを)巻き込んで小松で訓練するのは適切ではない。中国と話し合いをする、そういうことをもっと積極的にやるべきだろう」
石川テレビニュースより
ああ、支那の要請ですか。スパイじゃないですかね?
メンバーは訓練によって中国との緊張関係をさらに高めることになると指摘。住民に対しても十分な説明がされていないと強く非難しました。
石川テレビニュースより
正直、「市民」団体にご説明申し上げても、理解をしないので時間の無駄だと思うんだ。
これまで、様々な国と共同訓練をやっていたのにイタリアだけ反対するのも実に分かり易いね。
動画に出てきたのは日本平和委員会の石川県支部、石川県平和委員会が動いたらしい。
うーん、香ばしいことが書いてあるね。まあ、日本共産党系の団体なので、いわゆる「プロ」なんだと思う。
コメント
こんにちは。
>中国との緊張関係をさらに高める
なんで「対中国」だと思った?
単なる国際親善の一環でしょうに。
って思うのは、当方の目が曇っているからでしょうかね(笑)
空自のF-15がスペマでお出迎えするとTwitterで知りました。
早く見たいです。
こんにちは。
なんだか、キャンペーン的な物を感じてしまいますが、G7で色々と取り決めたのでしょう。
男の子としては、兵器を見るだけでワクワクしますが、大人としては使わないで済めば良いなと思ったりしますよ。
こんにちわ、
先月末にフランスのラ・ファール戦闘機が初来日して驚きましたが、これはフランスの対支那権益のためなんだろうなーと思っていました。
だからイタリア空軍機がやってきた理由も、なんらかの国家の意思表示なんでしょうね。
自衛隊への挨拶なのか、あるいは支那を見据えた牽制なのか。
イタリアのF-35B搭載空母がすでに配備されているので、つぎのRIMPACには参加するんじゃないでしょうか。イタリア空母を生で観てみたいですね。
こんにちは。
ラファールの動画はちらほらと見かけましたよ。
こういうのが日本でも見られるのか、と、ちょっと感心しちゃいました。
まあ、政治的な意味合いが強いのは百も承知ですが、イタリア、フランスに良いように利用されるだけだとしても、訓練をやる意味はしっかりあります。頑張って欲しいですね。
こんにちわ。なんかサムネ下の広告が、空中をかっ飛ぶ「サメ映画の巨大サメ🦈」なのが笑ってしまった。
←なかなか面白ろそうなバカ映画
んでんで、イタリア空軍ですか?
なんか「頼りにならなそうな味方?」っスよね??
いちおう包囲網に参加する意思がある事なら、それは良い事ですが。
どーもイタリア軍というと、戦車、装甲車まで出して、ラクダ部隊しか持たない植民地に負けたり、
航空母艦をクズ鉄狙いの盗賊団に盗まれたり、
ロクなイメージがないんですが。
大戦中、連合軍が敵陣を制圧すると、ドイツはロクな食糧もないが、武器だけは素晴らしく、鹵獲して使った。イタリアは「戦争に不要なものだけは素晴らしい品揃えだった」
とアラン・ムアヘッド「神々の黄昏」「砂漠の戦争」や、ロバート・キャパの覚書にありましたな。
私の無知なの承知で書いてますが、
イタリア空軍てマトモな戦闘機とかあるんですかね??
低空飛行訓練の在伊米軍のf16が、ロープウェイの下を潜り、ロープ切断して、多数の観光客を死なせた事があります。
それって、低空飛行する腕のあるパイロットも、操作性の良い戦闘機もイタリア空軍が持ってなかったから、そういう事になるわけでせう?
あまし嬉しい仲間ではなさそうイメージ持ってます。
横合いから失礼。
いやいや。
イタリア舐めちゃいけませんよ?
ドイツの収容所脱走して山登ってみたり。
人間魚雷で戦艦沈めてみたり(魚雷といっても、水中モーターの大きい奴ですが)
彼らは、
「個人の名誉、生存権、酒と食い物、女」
がかかるとめっぽう強く、
「国家その他の名誉」
がかかるとめっぽう弱い(そんなもののために死ぬのは真っ平御免で逃げ出す)、非常にヒューマニズムに溢れる人たちだと。
だから、友達or仲間にするには最適ではないかと。
国家レベルの同盟は……熟慮を要しますが……
以上、乱筆乱文失礼しました。
七面鳥様ども。なるほど納得。
マフィアやユニオンコルス、ンドラゲータ、カモッラと、国家外の武闘組織は気合い入ってますものね。たしかにイタリアやスペインの剣術は、仏や英式のフェンシング(細いヒルトの上で縦移動しかできない)のに対して、サイドステップを踏んで戦う格闘技で、ようは短剣やナイフ格闘に応用できるようになってます。国単位の戦闘とかより、個人の名誉の為のヴェンデッタを優先するのでせうね。そもそも七面鳥様の仰るの事に納得するのは、アレなんです。
破産スレスレの劣等先進国のくせに、行ってみると、私らより良い服着て、美味そうな食物を食べて、楽しそうに暮らしてるんてすよ。なんで日本の方が……ってね。答えが貴兄のお陰で解りましたよ。