これはまた。
パリでパレスチナ支持のデモ3000人、警官隊と衝突…ユダヤ系施設の警備強化
2023/10/13 09:24
イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスの戦闘を巡り、パリ中心部で12日、パレスチナを支持するデモ隊と警官隊が衝突した。AFP通信によると、デモは3000人規模で警察は10人を拘束した。デモは11~12日にかけて、南西部ボルドーや北部レンヌなどでも行われた。
讀賣新聞より
「デモとは一体」と思ってしまうな。
荒れるフランスと欧州
何のためのデモなのか
僕には予想外ではあったが、フランス当局は予期していたようだ。
仏当局はハマスがイスラエルを攻撃した7日、仏国内にあるユダヤ系施設の警備を強化する一方で「秩序を乱すおそれがある」としてパレスチナ支持のデモを禁止している。
讀賣新聞より
つまり、それだけの数のイスラム教徒をフランスは常に警戒しているということになる。フランスの移民政策は、どちらかと言うと「ウェルカム」という状態であった。しかし、ここ数年はその方針に綻びが出て、かなり困ったことになっている。
フランス暴動から1週間、社会の分断浮き彫り…若い移民系の不満噴出
2023/07/04 19:36
フランスの警察官による少年射殺事件の発生から4日で1週間となる。事件を契機に若い移民系を中心とする暴動が全土に広がり、放火や略奪などで3日未明までの逮捕者は3200人以上に上る。背景には、移民系が抱く社会からの疎外感や経済格差への不満がある。暴動はピークを越えつつあるが、深刻な仏社会の分断を映し出している。
讀賣新聞より
最近の出来事なので、覚えておられる方も多いと思う。僕も記事を書いたし、色々な方からコメントも頂いた。
前回も今回も、移民系が抱く不満が爆発した格好で、切っ掛けは多分何でも良いんだと思う。
社会の分断
マクロン氏は、「分断があってはいけない」とテレビ演説で呼びかけたそうな。フランスの立場としてはイスラエルの支持を表明している。
米英独仏伊の首脳が共同声明、イスラエル支持で結束
2023年10月10日午前 7:35 GMT+9
米国、ドイツ、英国、フランス、イタリアの首脳は9日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を非難する共同声明を発表し、イスラエルへの「揺るぎない結束した支持」を表明した。
ロイターより
アメリカのお誘いがあったからとはいえ、不用意だったねぇこれは。おそらく、イタリアやドイツでも社会情勢不安は増すだろう。かなり移民を入れているし、格差も広がっている。何より、経済的に不安定になりつつある。
フランス、8月にインフレ加速-CPI上昇率5.7%と予想上回る
2023年8月31日 16:34 JST
フランスのインフレが8月に加速した。ユーロ圏のインフレ圧力持続が示されている。
仏国立統計経済研究所(INSEE)が31日発表した欧州連合(EU)基準の物価統計で、8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.7%上昇となった。
Bloombergより
インフレになることは悪いことばかりではないのだが、CPIが5.7%となるとかなり急激な物価上昇が見込まれる。つまり、庶民の生活は厳しくなり、特に貧困層への打撃は大きい。
困ったことにこうした傾向はヨーロッパ全体にある。広く薄く、ヨーロッパ各地にイスラム系の移民は広がっているからね。これが暴力的なことに繋がらなければいいけれど、もう遅いか?
仏、パレスチナ支持デモを禁止 大統領が国内の対立回避呼びかけ
2023年10月13日午前 10:57 GMT+9
フランスの首都パリで12日、パレスチナ支持を訴える集会が開かれ、警察は催涙ガスや放水銃を使ってデモ隊を解散させた。マクロン大統領は国民に、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスとの衝突を国内に持ち込まずに結束を維持するよう呼びかけた
ダルマナン内相は先に、パレスチナ支持のデモが社会秩序を乱す恐れがあるとして禁止すると発表していた。
ロイターより
警察も随分とピリピリしているようだし、既に催涙ガスや放水銃を持ち出しちゃっているしね。
追記
もうめちゃくちゃである。
フランスの学校で教師殺害、対テロ警戒レベルを引き上げ
2023年10月14日
フランス北部アラスで13日、学校に刃物を持った男が侵入する事件があり、教師1人が死亡、2人が重傷を負った。エリザベット・ボルヌ首相はこの事件を受け、対テロ警報を最高レベルに引き上げた。
事件は13日午前11時ごろ、ギャンベッタ高校で発生。目撃者によると、犯人はアラビア語で「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。犯人は拘束されている。
殺害されたのは男性のフランス語教師で、のどと胸を刺された。別の教師と警備員も重傷を負い、病院に搬送された。複数箇所を刺された警備員は重体という。
生徒に被害はなかった。
欧州最大のユダヤ教徒コミュニティーとイスラム教徒コミュニティーのあるフランスでは、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、国内での緊張が高まっている。
BBCより
安易に外国の移民を受け入れたフランス政府に責任があると言えばあるのだろう。でも、なーにが「神は偉大なり」だ。頭が湧いているのか?それがテロをやらかす理由になるのが意味が分からない。
拘束されたのは、ロシア国籍でチェチェン系のモハメド・モゴウチコフ容疑者(20)。警察によると、同容疑者はイスラム過激派とかかわりがあり、治安当局に名を知られていたという。
BBCより
しかし、冷静に情報を整理するとこれまた困った構図が見える。犯人はロシア国籍のチェチェン系の人物らしく、イスラム過激派と関わりがあるという。
イスラエルの戦争、やっぱりロシアが陰で糸を引いていないか?
ロシア国籍だから、ロシア政府の陰謀がという短絡的な話ではなく、チェチェンというところに引っかかりを覚える。
プーチン氏に尽くすチェチェン首長が重病か、ウクライナ情報機関
2023.09.17 Sun posted at 15:25 JST
ウクライナ国防省情報総局のユソウ報道官は16日、ロシアのプーチン大統領の忠実な配下ともされる同国チェチェン共和国のカドイロフ首長が重病に陥っていると主張した。
医学界や政界の様々な関係筋を引用してウクライナのメディアに明らかにした。「戦犯のカドイロフ(首長)の容体が深刻な状態にあるとの情報がある」とし、「抱えていた病気が悪化した」と続けた。
「この病状は負傷によるものではない。長く患っている病気で、体全体の健康に影響を及ぼす問題である」と指摘。「過去数日間、症状が重くなっている」とつけ加えた。
CNNより
これはちょっと前のニュースなのだが、チェチェンの首長が重病だという話。このカディロフ氏、プーチンに忠誠を誓う人物として知られているわけだが、なかなか過激な思想の持ち主のようで。
この辺りの話と一本に繋がっていくと、北欧を戦場にするつもりではないか?と疑ってしまう。
コメント
パレスチナに限らず、中東のグチャグチャは、一次大戦の終わりに、ブリカスと
カエル食いが、オスマン・トルコ解体して、その領土と利権を手にしようとしたのが全ての原因ですね。
アラビアのロレンス時代に遡って奴らには責任がある。ぜんぜん同情する気にならない!
とはいえ、こちらは西側先進国の側ですから…。クルドがそうなのですが、移民や移住先で母国の政治闘争やるな!!
そこは納得ですね。
日本でトルコvsクルドとか、東チモールとインドネシアとか、ああいうの持ち込まれても困る。そもそも中東問題は日本には関係ない話なのですが、先進国の一員である以上、フランスが力ずくで押さえつけても(本音はヤレよ!と思ってる私)文句は言えない。ざまあみろ!とは思いますが。飛び火されては困るので、
どうにかして欲しい。
しかし……あと1世紀くらいで、西欧による(白人のキリスト教による)世界支配は終わるのではないかと思ってます。
(西洋科学文明と白人支配は別物の計算です)多極化はするだろうし。その時にどうなるかは私も木霊様も観る事は無いとは思いますが。
少なくとも現行の国連とか、あと数十年で消滅するんでないですかね?
どうせ役に立たないのだし。
こんばんは!
>あと1世紀くらいで、西欧による(白人のキリスト教による)世界支配は終わるのではないかと思ってます。
同感出来るだけに、目を背けたくなる事実ですね。
以下殆どBOOK世界・歴史観がソースなので話半分~1/5ぐらいでお読み頂ければ(笑)
西欧世界支配の終焉で一番早くダメージを受けるのは当の西欧でなく日本と日本人です。
なぜか?
今の日本人(BOOK含む)と日本国が抱く、民主・法治主義的な、根本価値観は以下
①ウソをつかない。 ②約束を守る
(派生 ・法を守る ・他人に迷惑をかけない・正直モノが得をする
・騙す側が悪い ・自分がされてイヤなことは他人にはしない)
ですが、これら日本人がアタリマエと思う価値観は
実はブリカス(笑)と後継アメリカ≒「アングロサクソン」が「力で世界に押し付けたタテマエ価値観」だから。日本人は全力そちらを向いてるが、ブリカス共はこれらを半分インチキと自覚してるから。
なぜか:16~17世紀、そもそも世界標準(の価値観)は
(1)(半島に見るような(儒教を屁理屈盾にしたような)猿山のマウント取り合戦
(2)(1)を少し発展させた(代表例マキャベリ? 孫氏?)権謀術策
でした。
しかしブリカス≒「アングロサクソン」は恐らく産業革命1番乗りの成果として「日の沈まない世界帝国」を築き上げた際、統治範囲が広くなりすぎた結果。
末端から本国まで情報が上がる際「権謀術策」で「事実が何週も回った後」では事実・真実を知る術、統治の術がなくなり「ええ~い面倒じゃ! ウソ禁止じゃあ!」とやったのかな?と
で、日本。。明治維新。。。
開国の必要性は分かったけど、徳川治世のぬるま湯ままだとアジア、グローバルスタンダード
「華僑」「インド商人」「アラビア商人」 には勝てる見込みゼロ。餌食になる未來しか見えない。
しかし今幸いなことに、ブリカスが力で強制した「正直者が得をする」偽スタンダードが世界制覇してる。
ならば「脱亜」し「アングロサクソン価値観」に乗るか!
蘭学はもう止めてエゲレスじゃ!と方向示したのが天才福沢諭吉ら。
結果
1.我々日本人がアングロサクソン価値観に毒されてる原因はGHQと思いがちだが、より深い明治維新
2.現代はザ・インターネット等により現場情報が即時世界共有される結果「ウソ禁止・約束守る」のメリット薄れている
3.この価値観を力で強制する米国が倒れると、日本は世界の餌食
4.だけど、これを超えるはずの予定たっだマルクス価値観は馬脚出して始皇帝に先祖返り状態。
何か「西欧による(白人のキリスト教による)世界支配の終わり」以降に日本にも世界にも良い方向性が見えない。
・イスラム:は人々にモラル・法治を同時に齎す非常に優れたツールだが、法治が神のコトバとして1000年以上前の社会情勢に固定されてしまっているのが弱点。
・マルクス主義:はイスラムに次ぐ似たような優れたツールであったが、限界を上記のように露呈した。
BOOK唯一の希望は、SF的妄想となる。 すなわち高度ビッグデータ社会の先進国である支那は、既にAI主導の計画経済が稼働しており、キンペーは単なるAIのあやつり人形である。
。。。。 ありそうにない(笑) 。。。しかもイヤ(苦笑)
いや、あんがい貴兄の仰る「イスラムの軛・限界」が有利に働くのでは無いですかね?
量子発電(燃焼のない発電)など出てきているので、断言はてきませんが。もうじき20年ほどで人類は100億人に達するでせう。
確実に水と食糧とエネルギーが不足。すると、世俗を神の言葉で支配する政体が省エネで適応かも?
そのくせイスラムて共通があるから狭いブロックにはならんですし。
省エネで資源浪費せずに、循環型で文明を回してゆくならば、イスラムは悪くないと想うです。んな世界に暮らしたくありませんが(笑)
少し前まで、米国でバイブル・ベルトで力があるのって、TV伝道師でした。あれをAIとVRを駆使してやれば、省エネな帝国できると。
AIカリフ(さすがにアラーはマズイので)を作って、皆でアバターで
礼拝すると。
何が言いたいか言うと……
モダン(近現代)の次はポストモダンが来るのではない!
ネオ中世が来るんだと!
まぁ、その前にシンギュラリティが来ないとムリてすが。
AIに意識めばえて親衛隊の「沈黙の艦隊」を動かしたら怖いな。
でも、なんかそういう方向にゆくと想うんですよ。なぜかと言うと大多数の人間は怠惰たからです。
新しく中世やってAIカリフの言うことを聞いてる方が「楽だから」てす。人は易きに流れる。
釈迦が解脱する修業したのって、
解脱すると「究極に楽だから」てしょう? 悩む必要ないし。
釈迦でコレですもん、いわんや一般人は……てあります。お粗末!
河太郎様 こんばんは!
ネオ中世的、イスラムですか(笑)ハードボイルドSFでは見たことありますがマジハードSFでは見たことなく、個人的にも考察したことないですね(笑)
しかしネオ・共産主義をAIベースで想像できるなら、自分で想像してみる価値もありそうですね。 今は上手く思い浮かばないので、またの機会に(笑)
しかし
>省エネで資源浪費せずに、循環型で文明を回してゆく
ご冗談文脈にマジレス失礼&ご存じの上のジョークかもですが
「省エネ循環型社会」ってSGD’serの「詐欺」ですよ?
ぶっちゃけ「循環型」を目指すには現在は約100年遅れです。 具体的にはゲルマンの大発明
「水と空気と石油からパンを作る!」「ハーバー・ボッシュ法 化学肥料、量産化1920年」「当時世界人口18.6億人」「自然肥料で養える世界人口、上限約25億人」
化学肥料の発明により、今の70億越えの人が地球上で生きられるようになりました。
アングロサクソンより世渡り下手なゲルマンで、正当に評価されてませんが、科学はすごく人類救ったのですね。
翻って言い換えるならば。
現代人、我々の身体の70~75%は工業製品である。と言っても良いし
「循環型社会」を築きたければ、50億人ほど口減らしが必要である。と言っても良い。
すなわち
>確実に水と食糧とエネルギーが不足
既に100年前に水と食料は底ついてて、エネルギーで補ってる。
>もうじき20年ほどで人類は100億人に達する
エネルギー供給革命が起きるか、人口大激減しなければ、人類は生き残れない。
長くなりすぎたので、次の機会としますが、以前にもここ木霊さんブログで断片的には述べたように
何とか石油・石炭・原子力で引き延ばせて以外と短い75年ぐらい。その間に宇宙太陽光 or 核融合 を実用化、ただし恐らく最短2-300年はかかる。
このギャップ何とかしないと、、、人類・少なくとも文明は滅ぶ。
>あと1世紀くらいで、西欧による(白人のキリスト教による)世界支配は終わる
リスク取るならもっと速い10-30年以内の気もします。
このギャップ何とかしないと、、、人類・少なくとも文明は滅ぶ。
(大事なことなので2回言いました)
今のアングロサクソン力で押し付けルールは、本当はヒドイとしても、常識良識的にも、日本人的にも、現在選択しうる最良の方式なんですよね。
次の方式・思い浮かばない、上に思いついたとしても主導することは足かせ強力すぎて身動き取れない。
そすね。循環させて100億食わすてムリすね。
爆薬製造の副産物で窒素固定した事が化学肥料を生んだのだし。結局は人を減らすしかないか……
でも、人間中心視点で観ないと、それは理屈にも合ってると思います。
だってサピエンスって進化の袋小路に入ってますもの。子供が自立するまで十数年は掛かる生物って異常じゃないですか。
これ脳が発達し過ぎているからなんですね。
母体は出産時に骨盤の恥骨結合(軟骨)を割って、産道を拡げるんですが……実は胎児も頭蓋骨を癒着させない事で、頭部を変形させて産道通過する。つまり未熟児で出産する事で誕生を可能にしてる。未熟児でしか産めないんです。脳が育ち過ぎると産道通過できないから。故に成長に異常に時間が掛かる。
そんな生物はサピエンスだけですよ。生殖を機械で行うようにしない限り、生物としての「いびつさ」を超克できない生物なんですサピエンスは。生物としては致命的です。
これ、自然を利用てきている間は良いけれど、環境が激変した時に、簡単に滅ぶと想う。
だから滅亡をどう先延ばしするか? くらいに考えた方が良いのでしょうねぇ。
横合いから失礼。
ブリカスとカエル喰いのしでかした事である、全く同意です。
まあ、ブリカスはGCASとかあるので潰れると困るけど、カエル喰いはジャガイモと一緒に滅んで欲しい。
そうすりゃ、「西欧一極支配」の終焉も早まりましょう。
まあそうすると、「鉄と竹のカーテンの向こう」も大喜びしちゃうのが難点なのですが。
冗談抜きで、第三次大戦、しかもイデオロギーのぶつかり合いでなく、大小取り混ぜた紛争多発のバトルロイヤルになりそうな気がして、正直、頭抱えてます……
※子供の受験が終わるまで、なんならその子供が就職するまでは火種におとなしくしてて欲しい。
あ、やっぱりバトロワゲームになりますか……。すると米国の次は、中国って事は無さそうですね。
木霊様がちらと仰るていたような、
インドがゲームチェンジャーになって……あの国は他国に口挟むの面倒で嫌がる国ゆえに、その後はバラバラに多極化するのですかねえ。
近代の後は新しい中世であると。
まぁサプライチェーンに頼りすぎて、悲惨な目に皆があってますから。揺り返し起きるかもなと。
原因は確かにイギリスとフランス辺りが作ったのでしょうが、しかし半世紀も時間があったわけですから、その間で何も解消していないというのも何とも救いの無い話。
そして北欧に火の粉が降りかかっているのも迷惑な話なんですが、あれも政治的な判断ミスが招いた結果ですから、なんとも。
西欧の世界支配は確かに限界を迎えている気がしますが、じゃあ次は何が来るんだ?ということを考えると、何とも。
見ることは無い世界でしょうけれど、次はどんな感じになっているのでしょうね。そこは僕も気になります。
河太郎さん 木霊さん こんばんは!
レス数制限の都合上、ここに付けます。お許しを!
ハーバー・ボッシュ法;
100年前にこれを食した人類は、もはや2度と素朴な農業だけの時代に戻ることは叶わず、科学と工業と共に生きるしか道は残されなかった。
・・・例えて言えば2つ目の知恵の実か?
調べて・周りにも聞いてみたのですが、義務教育の「社会科」で習ってしかるべき重要事項、なのに、今だ最初に習うのは高校化学らしい、なら文系の人は機会がなければ知らない???
河太郎さんも、もしかして初耳に近かったのでしょうか?
>結局は人を減らすしかないか……
もし初耳に近ければ多少厭世的な気分になられたとしても、お気持ちはわかります。
しかしコレ昨日今日沸いた問題じゃなく「ココ100年に及ぶ」人類の課題ですよ。
解決努力した人数はBOOK説 マズ数10億人を超えます。し、今も努力中。
普段はアタマに上らなくても、効率化・省エネ etc 文・理系問わず、みんなの日常の課題じゃないですか。おそらく河太郎さんもその中の一人ですよ(笑)
上では
「このギャップ何とかしないと、、、人類・少なくとも文明は滅ぶ」
と、2回も書きましたが、
数10億を超える人々の地道な地道な積み重ねで、少しずつ少しずつ日々ギャップは埋まっています。
・判りやすい例
石油がもうすぐなくなる。って初めて聞いてからもう30~40年だけど、まだなくならない。
— だってみんなで努力してるもの。
・ギャップの困った例
あと5年か10年で核融合発電はモノになる。って聞いてからもう30~40年だけど、まだできない。
— 恐らく「ミノフスキー博士?」が現れる必要がある?
— なあに、それまで頑張るさ! だって今までだってそうしてきたのだもの!
。。。まあしかし義務教育で教えてホシイ。可哀そうなグレタ女史らは恐らく何も知らずに。。。。
。。環境運動するなら、それぐらい勉強しろ!。。。。
。お粗末様でした。
先週は、米国ではイスラエル支持者デモとパレスチナ支持者デモが対峙し、ドイツではイスラエル支持者集会が各地で開かれ、フランスでは件の有様だった。
また13日金曜日には北京の路上で、イスラエル大使館職員がムスリムの男にナイフで刺される殺人未遂事件もあった。
https://nypost.com/2023/10/13/video-appears-to-show-israeli-embassy-staffer-being-stabbed/
ハマスが、10日に世界に向けて対イスラエル闘争の”総動員令”をかけ、13日に一斉に闘争を開始すると宣言していたので、それに呼応した連中がいたのだろう。
日本が平静を保っていたのは幸いだったね。
フランスも本当に救いが無い感じになっていますね。
人権人権と言いながら、国民のための人権擁護が一番後回しになっているのが何とも。
何故か、コメント欄が哲学的な流れになっていて非常に面白い。
ビッグブラザーを呼び出しそうな展開ですね。
SF展開というBOOKさんのご指摘のような流れで、そう言えば随分とSF小説も読んだなぁと、遠い目になってしまいました。
100億人を食わせるというのが不可能だという着眼点から、「人は宇宙に旅立つのだ」という発想になると、ロボットアニメの世界に突入ですね。
それが出来なかった場合には、北斗の拳の世界に突入というわけです。イスラエルの件を考えるとこれが案外ありそうな展開ではあります。
しかし、先進国は軒並み人口減少方向で苦しんでいますから、案外どこかでサチるのではないかというのが僕の予想であります。ただ、その時点で食糧難になっていた場合には、やっぱり戦争に突入するしか無いのかもしれません。
皆様、割と悲観的な予想図を書いていますが、人の欲は際限なく、その欲故に科学を発展させるのです。かつて人が住めなかった領域にまで人類はその版図を広げるでしょうし、広げられなければ潰し合いになって淘汰されるでしょう。あまり根拠はありませんが、ギリギリでなんとかするんじゃないでしょうか。
まー、ただ、その時に日本が平和であるかどうかは、神のみぞ知るセカイということになるのでしょうけれど。
とりまとめ哲学編(笑)
ハーバーボッシュ法は知ってました。
大学の人口論で習いました。アレ無ければ、地球人口が10億を超えた段階でかなりヤバかったろうと。
そもそも論になると、我々の先祖が文明を持った段階でテクノロジーの発達でしか生き延びられない様になってます。
都市らしきものは実は新石器時代の後期に何度か現れてます。ただ、地球の気象が
8000年前辺りまで安定せず、粗放農業を始めても、数世代以上を定住できなかったのです。これは古気象学から解ってます。んで、安定した時に都市を築き人口爆発。その時にはもう、狩猟採集に戻るには人口が増えすぎていた。後背地の自然の恵みに頼る事は出来ず、片道切符で前進するしか無くなっていたのですね。
なので、まぁ人類は最初から前進しかない運命を背負うてる。
環境破壊と言うと、そもそも単一種の作物で地表を埋め尽くす「農耕」こそ最大の地球環境破壊でしたし(笑)
遊牧というスタイルも在りますが、アレは二次文明で、耕作地の作物を荒らしに来た動物を囲い込み、有用な耕作地の開拓に遅れた民が、農耕に適さない土地へ
移動していったもので、農耕が始まらないと興らないものです。
なので、BOOK様の言われる事は本質的に正しい。
んで、名称を失念しましたが、飢えや外敵の無いユートピアを与えると動物はどうなるか?という実験がありまして。
大きなスペースに無限の食糧と水をマウスに与える実験があった。
最初は繁殖が激増するのですが、充分なスペースと食糧があるのに、狭い場所に密集し、特定の食糧だけを奪い合うようになる。そして争いを逃れた者は引きこもり、さらに同性愛に走り、やがて個体数が激減して全滅したそうです!
つまり……生命というものは(特にサピエンスは顕著ですが)問題解決に向けて生存も進化も行われるような仕組みで作られており、問題解決する必要が無くなると、自己崩壊するようデザインされてるらしいんですね。
なので先は暗いが、まぁ目的なり問題なりが存在する間は、逆説的に生き延びる(種として)のかもね?と。
克己する問題があるうちが華だよと。
ちゃんちゃん!ちゃんちゃんじゃないか(笑)
前進する時間の中にこそ自由はある。
イプセンの言葉ですが、実は意味的には似たような事をヒトラーも宮本武蔵もニーチェも言ってます。
それは「そもそも、その方向性しか人類に無い」とかんがえると腑に落ちるかと。
上手くまとめて頂いたので、こちらはエピローグとして。。。
>飢えや外敵の無いユートピアを与えると動物はどうなるか?という実験がありまして。
実例もあったりします「古代ローマ帝国」
帝国最盛期あたりから何と「少子高齢化」が大問題となりました。
これは解決されず帝国末期では何と
「帝国軍・正規兵」の7~9割がゲルマン・バルバロイ(野蛮人)(の移民等)だったとか。
ちなみに当時の「ゲルマン、バルバロイ(野蛮人)」の意味合いは現代で言う「ブリカス、カエル食い、ジャガイモ」の総称です(笑) 今の欧州がアフリカ移民・難民で溢れてるのと同じ。 ただし当時は欧州人の方がバルバロイ(笑)
古代、西ローマ帝国は「ゲルマン民族の大移動(侵略戦争)」で滅びた、と歴史で習いますが、ウン。迎え打つ方もゲルマン民族。
で、実体は侵略戦争と言うより「コラ! 帝国の責務・政治をもっとちゃんとヤレ!」戦争だったようで
お笑いのような滅びです。