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【支那の手先?】社説で意味不明なロジックを披露する東京新聞

報道
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流石、「頭狂新聞」と揶揄されるアジビラだけはある。天晴である。読む価値はない。

<社説>中国を仮想敵に 対話の機運に水を差す

2024年2月19日 07時25分

米軍と自衛隊が2月上旬、「台湾有事」を想定した最高レベルの指揮所演習で、中国を初めて仮想敵国と明示したことが共同通信の報道で明らかになった。

米中の軍当局は交流を再開させたばかりだ。中国を仮想敵とする演習は対話の機運に水を差しかねないと懸念する。

東京新聞より

東京新聞の社説は読むに値しないことは重々分かっているのだが、ここまで突き抜けた社説は他に類を見ない。

日本語で書いてあるのにロジックを理解できない残念な社説

台湾有事リスクに備えるという意味

さて、問題にされている記事はこちらだろう。

「中国」明示し日米初演習 台湾有事の作戦計画反映へ

2/4(日) 21:00配信

自衛隊と米軍が実施中の最高レベルの演習で、仮想敵国を初めて「中国」と明示していることが4日、複数の政府関係者への取材で分かった。仮称を用いていた過去の演習と比べ、大きく踏み込んだ想定にした。演習はコンピューターを使用するシミュレーションで、シナリオの柱は台湾有事。防衛省は特定秘密保護法に基づき、シナリオを特定秘密に指定したもようだ。数年以内に中国が台湾に武力侵攻するのではないかとの懸念は高まっており、今回の敵国名変更は日米の強い危機感の表れといえる。

Yahooニュースより

……「台湾有事」と銘打った以上は、仮想敵国は当然支那だよね?むしろソレ以外にあるのかという話。

もちろん、台湾有事は起こらないかもしれない。2027年までに発生する可能性があるとは言われているが、支那だって何が何でも台湾を我が手に!と言うほど阿呆ではないだろう。むしろ、軍事侵攻はしない可能性のほうが高いと見ている。やるなら香港のように吸収して事実上の支配下に置くという手法のほうが現実的である。

が、それでも、シミュレーションをやっておくのが軍隊のお仕事である。万が一に備えておくことは、むしろ戦争発生リスクを低下させる。

理解できないロジック

なのに、対話の機運に水を差しかねないとか、意味のわからないことを言う。それどころか、支那の言い分を丸呑みして日本政府を批判する始末だ。

これに対し、在日中国大使館は中国を仮想敵とした演習に「中国の統一を妨害する者があれば、必ず重い代償を払う」と即座に反発し、日米の動きをけん制した。

東京新聞「<社説>中国を仮想敵に」より

そして、日本やアメリカよりも支那の方がより危険な発言をしていると思うのだが、どうしてそこを批判しないのか理解に苦しむ。

中国を巡っては、米国の外交・安全保障専門家らの間で「2027年危機」という臆測が依然消えていない。

東京新聞「<社説>中国を仮想敵に」より

2027年危機を「憶測」とか切り捨てる始末だし、全くわけが分からない。そもそも台湾に対して軍事侵攻をすると明言したのは、誰あろう習近平氏その人である。黄色い邪悪な熊である。

習近平氏は何度も台湾への武力侵攻を示唆する発言をしている。

台湾問題で武力行使の権利「決して放棄せず」、習主席が強調

2022年10月17日午前 10:09

中国の習近平国家主席は16日に開幕した中国共産党大会の活動報告で、台湾問題の解決は中国国民自らが決定する事項との認識を示し、この問題で武力行使の権利を放棄しないが、平和的解決を目指すと表明した。

ロイターより

「武力行使の権利を放棄しない」と「平和的解決を目指す」の意味は、武力侵攻のリスクを考慮しておくには十分の根拠だと思う。

中国はペロシ米下院議長の8月の訪台以来、台湾への軍事圧力を強めている。

習氏は、中国は台湾の人々を常に「尊重、配慮し、利益をもたらしてきた」と主張し、中台間の経済的・文化的交流推進にコミットしているとした。「われわれは最大の誠意と最善の努力で平和的統一の展望を目指すことを主張するが、武力行使の権利を放棄することは決して約束せず、あらゆる必要な措置を取る選択肢を留保する」と述べた。

ロイターより

これを読んでなお、「共同軍事演習はすべきではない」などと寝言を言えるのだから、流石、新聞の名を語るアジビラは一味違う。

支那は配慮している?!

この「刺激するな」という論調はいつもの事ではあるが、今回の論拠は支那軍機による挑発が減ったことを挙げている。

実際、米中高官は1月上旬「防衛政策調整対話」を約2年半ぶりに開催。オースティン国防長官と董軍(とうぐん)国防相とのトップ会談開催を模索するなど対話基調にある。

 中国が統一を目指す台湾総統選では、中国が「独立派」と敵視する民進党の頼清徳(らいせいとく)氏が勝利した。中国の戦闘機・艦船は台湾海峡の事実上の停戦ライン「中間線」を越えて進入を繰り返すだろう。

 しかし、南シナ海の上空で頻発していた中国軍機による米軍用機への異常接近は報告されなくなった。対話継続の環境を整えるため習政権が米軍への挑発行為を抑制していることがうかがえる。

東京新聞「<社説>中国を仮想敵に」より

戦闘機による異常接近って、軍事的挑発行為であり、一歩間違えば戦闘に突入するような危険行為である。

それを常態化させていた支那の人民解放軍こそが問題であって、それが少し減ったから「配慮している」だ?お前は犯罪者が盗みをやらなくなったら、犯罪者じゃなくなる、逮捕しなくていいとでも言いたいのか?脳みそ腐っていないか?

結論が飛躍する

そしてこう結論する。

アジア太平洋地域での軍事衝突を抑止するため、日米が平時から協力態勢を確認することは必要だとしても、対話の機運を阻害するような振る舞いは、それが演習であっても慎むべきであろう。

東京新聞「<社説>中国を仮想敵に」より

は?

対話の機運とは一体……?

対話で侵略行為が止められるのであれば、ウクライナはあんな状況になっていないし、イスラエルだってあんな状況になっていない。中東もそうだ。

今、正に対話が軍事力によって世界各国で踏みにじられているのに、対話を優先せよという結論ありきの社説を垂れ流す意図が分からない。

いや、違うか。東京新聞の結論は、「全てはシナサマの利益に」ということだ。言っている文脈は支那の主張そのもので、日本の軍事力の増強は支那の不利益に繋がるのですべきではない、と、そういう話なのである。ロジックがメチャクチャだろうが、結論がそう着地できればそれでいいのだろうね。

だから、軍事演習を慎めという話になってしまう。

ヤクザを刺激するから警察の見回りは止めさせろという、そういうロジックなのだ。どうしようもねーな。もう、恥の上塗りをする前に廃刊すべきだと思うよ。それとも、説得力の無い文章しか書けないのだから、社説なんて止めてしまえば良い。

コメント

  1. アバター 玄米茶 より:

    東京新聞の過去の社説をいくつか読んでみると、「日本は米国と距離を取って、もっと中国に寄り添え」ってスタンスみたいですね。彼らの中では、未だに華夷秩序が生きているのでしょう。

    ところで、本筋とは無関係ですが中国人名のルビが日本語読みになっていますね。マスゴミがやたらと習近平を(シージンピン)と中国語読みさせようとしていた記憶があったんですが、やめたのでしょうかね?

    • 木霊 木霊 より:

      東京新聞は、常に支那アゲ、日本サゲですから。

      指摘されるまで気がつきませんでしたが、確かにルビが……。
      社説を書いている人は結構古い人なのかも?

  2. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    >共同通信の報道で明らかに

    お里が知れるというか……

    >対話の機運を阻害するような振る舞い

    ……そもそも、対話の機運なんてありましたっけ……

    「目の前で進行中のレイプを止めるには、説得ではなく実力で、しかも可及的速やかに」
    と言う意味の一言が確か「アップルシード」にあったと思いますが、まさにこれなんですよね。
    対話で戦争が回避出来るなら、そもそも人類史に戦争は記録されてませんよね。
    「談判破裂して暴力の出る幕だ」
    ですから。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      アップルシードは大判のマンガ本を保有していたはずですが、そんな一節が。覚えていませんでしたが、読み返してみたいと思います。
      さておき、現在進行中の犯罪行為を止めるには、実力行使が有効なのは事実でありまして。暴行されている人を助けるために対話をしろというのは、ちょっと。

      • アバター 七面鳥 より:

        「攻殻」だったかもしれません。
        というか、台詞ではなく、作者の欄外の説明書きの一節だったかも……

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