バカなの?
国交相ポスト、「公明枠」維持へ 麻生太郎副総裁も留任の方針
9/7(木) 5:00配信
岸田文雄首相(自民党総裁)は、月内に実施する内閣改造・党役員人事で、公明党が長年確保してきた国土交通相ポストを引き続き「公明枠」とする方針を固めた。
Yahooニュースより
斉藤鉄夫氏は、「物流の2024年問題」を放置した責任を採らせて更迭しろよ。
公明党は与党に必要か
公明党の指定ポスト?!
国土交通大臣は2001年に新設された新しいポストで、以前は運輸省、建設省、国土庁などに分かれていた仕事を、省庁再編によって一纏めにした省庁のトップということになる。あ、北海道開発庁も国土交通省に統合されているんだけど、内閣府特命担当大臣に沖縄及び北方対策担当というポストが作られることが多いので、統合されたと言えるのかは微妙だ。
ともあれ、初代の国交大臣は扇千景氏であった。が、5代目から8代目までは公明党の重鎮が勤め、その後再び自民党議員が務めるも、第18代から再び公明党のポストになっている。
自民内ではポスト奪還を求める声が高まっていたが、選挙協力を巡って亀裂が生じた自公関係の修復を優先するため、閣僚枠については公明への配慮を示す。斉藤鉄夫国交相を留任させる調整を進めている。岸田政権を中枢で支えてきた自民の麻生太郎副総裁も留任させる方針だ。
Yahooニュースより
正直、大臣ポストに公明党出身の議員がいても良いとは思う。が、特定のポストを専用にするというのはあり得ない。適材適所で人選すべきである。
ただ、そういう意味では斉藤氏はそこまでおかしな選択肢ではない。何しろ、清水建設に勤めた経験もある理系出身(東工大出身でコンクリート構造物の調査に関する研究をしていた)の人材だからだ。まあ、理系だから国交大臣に適正があるとは断言できないんだけどね。
ただ、自公は衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整で対立を深め、今月4日に次期衆院選に向けた東京での選挙協力の復活で合意したばかり。首相は、自公の関係改善を優先する必要があると判断したとみられる。首相は21、22年の人事で国交相ポストを自民に返還するよう求めたが、公明側が拒否した経緯がある。
Yahooニュースより
しかし、斉藤氏の適正はともかくとして、そもそも公明党専用のポストが用意されて、それを自公関係の改善のツールとして使う辺り最悪である。
選挙協力で合意
いやまって、このニュースは毎日新聞ソースである。ガセ情報である可能性も!
……。
東京での今後の衆院総選挙、自公両党が選挙協力で合意
2023年9月5日
自民・公明両党は9月4日、今後の衆院総選挙における与党選挙協力について合意文書を取り交わし、東京における選挙協力で合意しました。
自民党のサイトより
終わった。
いやもう、どんな判断だよ。
自公、東京での選挙協力で正式合意 現場からは不満「簡単ではない」
2023年9月4日 20時25分
自民、公明両党は4日、国会内で党首会談を開き、次期衆院選に向けて、いったん解消していた東京での選挙協力の「復活」に正式合意した。候補者調整でこじれた関係が修復された形だが、地方議員や支持母体など選挙の実動部隊となる関係者には不満が残る。
朝日新聞より
そりゃ現場も怒るでしょうよ。
そもそも東京の選挙協力問題は候補者調整でこじれたので、つまり現場の問題である。しかし、上の方で勝手に握ってしまった。岸田政権は割とこういうことに関して独断で決めがちである。「聞く力」ってなんでしたっけ?
海上保安庁は防衛省管轄に移そう
とまあ、公明党が国交大臣ポストにしがみついている状態で、自民党としても簡単には公明党と手を切れない。その辺りの事情を最大限勘案してとして、だったらもう海上保安庁の管轄を防衛省に移そうぜ。
海保予算も27年度に1・4倍に…中国海警船の武装化で尖閣情勢が「一層緊迫化」
2022/12/14 05:00
政府は、「海上保安能力強化に関する方針」を16日にも策定する。沖縄県の尖閣諸島周辺で中国海警局船の航行が常態化していることなどを踏まえ、海上保安庁と自衛隊の連携を強化し、海保予算を2027年度に今年度の約1・4倍に当たる3200億円程度に増額することなどが柱だ。
讀賣新聞より
一応、去年末に予算増額になっているんだけど、支那の漁船や海警局の船が近海をうろうろしていて、海上保安庁のキャパオーバーになっているんだよね。
ところが、海上自衛隊と海上保安庁の連携は、法律の立て付けもあって上手い具合に出来ていない。
強化方針の原案では、尖閣周辺海域の情勢について、今年7月に海警船の領海侵入が過去最長の64時間17分に及んだことなどに触れ、「一層緊迫化している」と分析。中国海軍艦艇からの転用が進み、「海警船の大型化・武装化が顕著だ」と警鐘を鳴らした。
讀賣新聞より
海上保安庁をコーストガードとして機能させるには、色々と足りないことが多いのだ。そして一番邪魔しているのが大臣だというから……。
なんだかまた纏まらない記事になってしまったが、何というか、もう、もどかしいニュースが多い野で困ってしまうね。
コメント
外交センスなし。
よりによって公明と二階かよ……。そこへ来て内政もセンスないと。
後世で亡国の総理と言われるのでは?
散々書いていますが、それでも僕は岸田氏をそれなりには評価しています。
今まで敷かれた線路を上手いこと利用しただけかも知れませんが、それでも実行した点には評価をしています。
ただ、新たなことをやろうとして、悉く失敗しているのは見ていられないです。
前任者の菅も公明とズブズブで、川崎自治区やウポポイ・アイヌでやらかした”背教者”だったが、1年で辞めてくれた。
チョロ岸田も菅と五十歩百歩だ。いま内閣改造に逃げても、2年も続いたこの政権は次の総選挙で敗戦濃厚。もはや自民党自体が古パンツのヒモのようにグダグダだしね。
自民党保守系議員たちには、離党して再起の起爆剤になって欲しいね。立民の連中にできて、彼らにできない道理もないし。
菅義偉氏の内政はそれなりに評価していますし、岸田氏も実行した政策などは評価に値することが多々あります。
五十歩百歩というのはご指摘通りではありますが、やったことは評価してイイ。
それでも、次を任せられる人材がいないというのが困った話。岸田氏にはもっと危機感をもって政権運営にあたって欲しいです。
>斉藤鉄夫氏は、「物流の2024年問題」を放置した責任を採らせて更迭しろよ。
ほんこれ。
思ったのですが、国交省は公明党が長いこと牛耳ってますから、首をすげ替えても根っこは残る。
であれば。
公明党の大臣は適当にあちこち持ち回らせて、根っこをどこにも残させないようにしないといけないのでは、と思いました。
まあ、農水省みたいに、常に大臣がダメな(官僚もダメそう)所もありますが……
国交省は公明党に対する利権になっているのでしょうね。
強い発言権があるのだと思います。
しかし、国防を考えると、国交省を公明党に握らせておくのは危険だと思います。配置換えは必須だと思いますよ。