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EUが支那製EVに対する懸念を表明

中華人民共和国ニュース
この記事は約9分で読めます。

分かっていた事ではあるんだけど、そろそろEUにおける支那製EVの販売台数のシェアは8%を越えて来ている。

EU、中国からの輸入EV巡る調査開始 関税導入の是非検討

2023年9月14日午前 2:39

欧州連合(EU)欧州委員会は13日、国家補助金の恩恵を受けている中国から輸入される電気自動車(EV)対する関税導入の是非について調査を開始した。

フォンデアライエン欧州委員長は欧州議会で演説し「世界の市場は現在、安価なEVであふれている。巨額の国家補助金によって価格が人為的に低く抑えられている」と指摘した。

ロイターより

支那としては人件費を抑えてナンボ。国家補助金をぶち込んでも安く作ってシェア拡大を図るぜ!という事だね。

EUのいつもの手口

EUの懸念は分かるが……

分かっていたことだとは思うんだけど。

EUが環境目標を達成する上でEVの重要性を強調し、欧州委が中国製EVに対する反補助金調査を開始すると述べた。

「欧州は競争に開かれている。底辺への競争ではない」と語った。

欧州委はEUの標準税率10%を上回る関税を課すかどうか、最長13カ月かけて検証。対象には米テスラ、仏ルノー、独BMWなどの中国以外の自動車メーカーも含まれる。

ロイターより

そもそも、EUで盛り上がっていたEV化の話なんだけど、ちょっと前まではディーゼルエンジンで盛り上がっていたっけ。

2010年頃にはEU全体でのディーゼル車の普及率は5割だった。だが、これも減少の一途をだ取っている。

EUの2021年新車登録台数、HEVがディーゼル車を超える、EVも躍進

2022年02月04日

欧州自動車工業会(ACEA)は2月2日、EU26カ国(マルタを除く)の[2021年の乗用車の燃料タイプ別の新車登録台数のシェアを発表した。ガソリン車(全体の40.0%)とディーゼル車(19.6%)は合わせると全体の約6割を占めたものの、登録台数はそれぞれ前年比17.8%減、31.5%減だった。対照的に、ハイブリッド車と電気自動車(EV)の全体に占める割合は37.6%と、前年から15ポイント以上上昇し、ハイブリッド式EV(HEV)は19.6%、バッテリー式EV(BEV)は9.1%、プラグインハイブリッド車(PHEV)は8.9%だった。

JETROより

かつてはディーゼル車を優遇してきたけれども、今はEVの方に向いて舵を切った。EUの方針転換の理由は相変わらず「大気汚染」ということらしい。が、それ、本気なのかなぁ。

まあ、本気なのかはさておき、将来的に化石燃料で動く自動車を駆逐することになっていて、EV化推進というのが大目標であり、ここに支那製EVが存在感を発揮し始めたというのが現状である。安ければ、それだけ競争力があるからね。シェアが増えても不思議はない。

特に支那は補助金を入れて安く製造しているのだから、それをEUが「気に入らない」「不公正だ」と思うのは当然だろう。

支那は満足な新型エンジンを作れない

ところで、エンジンの製造技術に問題がある支那にとっては、自動車販売を行うにあたって新たなエンジン開発などやらない方が良いと考えている節がある。

中国に生まれる巨大エンジン市場:2008年にはV12が登場[内燃機関超基礎講座]

公開日2022/10/03 更新日2023/01/07

中国では過給ダウンサイジングエンジンが流行している。VW(フォルクスワーゲン)が中心的存在であり、GMもターボ車の投入は早かった。これをBMWやPSAなどの欧州勢、フォードとクライスラーの米国勢が追い、中国の国営系と独立系(非国営系)もダウンサイジング過給エンジンの開発に拍車をかけている。唯一、この波に乗り遅れたのは日本勢である。

moto-funより

一時期は外国に頼んでエンジン設計をやって貰って、自国で改良を重ねるようなこともやっているようだが、これもそう簡単な話ではない。そして、独自技術を追い求めるほど、エンジンの性能は低下してしまう。

恐らく、エンジン開発の風潮が続けば様々な技術の積み重ねによって支那が自前のエンジン技術を手にする時代は来るのだと思う。だが、支那ではEVの方向に舵を切る選択をした。既に、国内の新車販売台数におけるEVやPHEVの販売台数は3割を超えている。おそらくこの数字は数年のウチに5割に到達すると予想される。エンジン車に力を入れるよりも、電気自動車に力を入れた方が効率的だということに気がついたのだ。

コンサルティング会社アリックスパートナーズによると、EVとハイブリッド車に対する中国政府の補助金は16─22年に570億ドルに達した。その結果、中国は世界最大のEV生産国となり、今年第1・四半期には日本を抜いて最大の自動車輸出国になったとしている。

ロイターより

この支那政府のEVに対する補助金はいつまでも続けられないモノのようだが、しかし国内のEV需要の喚起には大きな影響を及ぼした。

おそらくは今後、支那国内のエンジン車製造に対する予算は相対的に少なくなり、エンジン車の製造は下火になっていく可能性が高い。

当然、こういった流れで作り上げたEVを世界に売り出していく、その発想は自然な流れだと思う。支那人は極めて合理的な考え方をするからね。

行きすぎだと批判するが

と、支那のこういった方向性に冷や水を浴びせかけない決定をEUがしたというのが冒頭の話。

EUの中国製EV調査は「行き過ぎ」、中国車は羨望の的=環球時報

2023年9月15日午後 12:46

中国共産党系の環球時報は、欧州連合(EU)欧州委員会が、国家補助金の恩恵を受けているとみられる中国製電気自動車(EV)に関する調査を開始したと発表したことについて、調査は「行き過ぎ」だと主張、他国の自動車メーカーにとって中国の優れたEVは羨望の的になっていると指摘した。

環球時報は社説で「中国の新エネルギー車はドイツで最近開かれた国際自動車ショーで輝きを放ち、羨望や嫉妬の声さえ聞かれたが、われわれは欧州の反応がこれほど『行き過ぎ』たものになるとは予想していなかった」と指摘。

ロイターより

当然ながら、支那はEUの決定に対して「調査は行き過ぎ」「支那への羨望や嫉妬の表れだ」と指摘しているが、まあ、ある程度はその通りだろう。

支那のやっていることはえげつない。場合によってはEU諸国の自動車産業を壊滅に追い込むまであるだろう。そこまで「価格差」というアドバンテージは大きいのである。

まあ、EUにとっては日本車も似たような立ち位置にあり、排ガス規制とかディーゼル優遇とか、様々な政策的な嫌がらせをやって自国(EU各国)の自動車産業の保護を目指していた。だが、日本車は安くて丈夫というアドバンテージを示しつつ、デザイン性を高めていくことで、売り上げを伸ばしていった。

その結果、EUも環境保護を言い訳にEV化を推進することにしたようだ。ところが、EVの分野では支那が猛追しているので、かなり困った状況に陥っているということなんだろうね。

中国商務省はEUの調査について、「公正な競争」の名の下で域内産業を保護する目的があると表明。経済・貿易関係に「負の」影響を及ぼすと警告している。

ロイターより

支那もその辺りは理解していて、きっちり嫌味を言っているようだ。

電池の問題は避けられない

ただ、EVの分野ではもう1つ懸念が。それが電池である。

EU、電池で中国依存の恐れ 「ロシア頼み並みに深刻」と警告

2023年9月18日午後 1:53

欧州連合(EU)は、ウクライナ戦争前にロシアにエネルギーを頼っていたように、リチウムイオン電池や燃料電池でも2030年までに中国に依存する恐れがあるため強力な対応が必要と認識している。ロイターが入手したEU首脳向けの文書で明らかになった。

この文書は、10月5日にスペインのグラナダで開かれるEU首脳会議で欧州の経済安全保障に関する議論のたたき台となる。

ロイターより

こっちは防ぐのが難しいっぽいが、余程深刻な問題になりそうである。

中国、電池工場建設ラッシュ 世界で供給過剰の懸念

2023年9月5日 0:00

中国で電池工場が次々と建設され、生産能力は電気自動車(EV)や送電網内に電力を備蓄するグリッドストレージ向けの国内需要をはるかに超えている。国からの多額の補助金と野放しの銀行融資が中国電池メーカーの世界的な事業拡大を支えていることが浮き彫りになった。

日本経済新聞より

実は支那では国内で二次電池の工場を沢山作る予定らしく、支那のバッテリー工場の生産能力は2023年には1,448GWhに達するんだとか。なお、支那国内のバッテリー需要予測値は2023年は636GWhなんだそうな。

このままだと需要の2倍以上の二次電池が出来てしまう……。実は2022年で既に過剰供給に陥っていたらしく、その状況が更に悪化する見通しとなっている。これはかなり安値でたたき売りすることになりそうだね。

そうなると世界の市場がどうなるのか?は非常に気になるところだ。安い支那製の二次電池を搭載してEVを作れば確かにコストは下げられるが、安全管理とか経済安全保障の観点からすると余り望ましい状況とは言えない。

国内生産化を急ぐ支那

そうそう、支那の動きとしてはEVに関して電子部品に関しても内製化を進める予定らしい。

中国政府、電気自動車部品の国産使用を指示 半導体など、日米欧排除

2023/9/17 18:51

中国政府が中国の電気自動車(EV)メーカーに対し、半導体などの電子部品に国産を使用するよう指示していたことが17日、分かった。外交筋が明らかにした。急速に普及するEVのサプライチェーン(供給網)を中国企業で完結させ、日米欧の部品企業の排除を進める狙いがあるとみられる。

世界最大市場で日本の自動車メーカーのEV戦略や中国企業との協業に影響する恐れもある。

産経新聞より

確かに支那に対する半導体の締め付けは厳しくなっているので、内製化を行うことは必要だろう。

EVは「走るスマホ」と言われるようになった製品である。重要な部品の一部は半導体が使われており、輸出規制が進めばEVを作ることができなくなると言う危機感があるのだ。尤も、EVで使われる電子不品の多くは、支那国内で製造可能だといわれているので、「残りの作れない部分も」ということなのだろう。

支那は安いEVの部品、二次電池といった製品を供給しつつ、自国内で完結するEVの供給網を完成しようと目論んでいるわけだ。成功すれば恐らく更に価格を下げることが出来るだろう。

EUの懸念はこうした動きを含めた事なんだろうと思うけれど、今までの経緯を考えていくと、EUの狙いは本当に成功するのかな?ちょっと怪しい気がする。

とまあ、EUが懸念を示すほど支那製EVは勢力を拡大している。日本勢としても、こうした動きはきっちり警戒しておく必要があるだろうね。

とはいえ、そもそも国内のEV化が本当に良いことなのか?を含めてちょっと疑問はある。支那がEVに全精力を傾ける間、日本はどういう方向性を狙うべきなのかは、考え直すべきだろう。

コメント

  1. アバター BOOK より:

    木霊様 みなさま こんばんは

    EVの欺瞞:まずそもそも論から。

    CO2減らしという面で見るなら、
      「EVはCO2の出場所を各クルマから発電所に移す」だけのデバイスで CO2を1mLも減らさない。 (減らしてとすれば発電所側の火力から原子力へシフト等)

    だけど不思議なことに
      CO2を1mLも減らさないEVを作ると「CO2を減らした」として「CO2排出権」をGetできるらしい。

    1.アホらしくて計算方法調べる気にもならないけど、例えばテスラ社の「主要利益」はこの「CO2排出権の販売益」だそうだ。
    2.アホらしくてチャート調べる気にもならないけど、この「排出権」には「証券市場」と【先物市場】があるらしい。
    3.こっからは妄想だけど、一般的にある事物に「証券・先物」市場が出来てうまく動くと「実体経済の数倍~数十倍」の金融経済(バブル)が出来上がる。
    4.妄想続き。すなわち SDGs「CO2排出権」利権グループの利益は、この実体のないバブルCO2削減・証券による経済を回すのが大きな目的

     そもそも論終わり。結論
       欧州 SDGs利権グループの目的は、CO2を減らすことじゃなく、CO2を減らしを名乗る証券?による金融経済マネーで儲けること。

    5.妄想続き2。と思ってたら支那が実体を混ぜ込んで抵抗できない証券荒らしを始めた。だから関税対抗しようとしてる(このニュース)
    6.志那・韓国が補助金ダンピングで、世界の重工業を壊滅させたのは事実なので、この動き事態は正しい。

    だけどそれなら、、支那台頭を抑えるなら「EVメーカーに与える「インチキ排出権」を廃止する」のが本質だろう(笑)、さすれば欧・中ともEVは本質勝負せざるを得なくなる。ただしこのインチキをやめると「EV自体が」、ハイブリッドに勝てなくなるので困ってるんでしょうな(笑)

    ※ちなみに、こうした金融(≒バブル)経済規模が実体経済の数倍~数十倍になるのは資本主義どころか貨幣経済の宿命ではあるが、バブルは所詮、虚構である。ロシアにされたSWIFT制裁をもし米・欧・日本が食らえば、もって数週間な気がする。ロシアがこれだけ持ってるのは、金融経済弱くとも実体経済は以外と弱くないから、でしょうな。

    脱線その2

     「ダウンサイジング・ディーゼル」まあ聞こえの良いキャッチフレーズを創出したのはドイツでしょうが、オリジナルは日本の兼坂弘さん・東大酒井研
    “究極のエンジンを求めて―兼坂弘の毒舌評論” “続 究極のエンジンを求めて―兼坂弘の毒舌評論””新 究極のエンジンを求めて―兼坂弘の毒舌評論”
     (すみません。すべて絶版書籍、内容はネットではチョット、、、)で、正当後継はマツダ skyactivシリーズエンジン
       エンジンメカニズムとして究極の高効率・低公害を達成するコンセプト。

     ダウンサイジング はキャッチーなコピーだが、上辺をなぞっただけで、マツダほど上手くいかず、あの不正の体たらく。

     トヨタ・ハイブリッドは、別アプローチ、エンジンが働かない「減速時の回生」がキモ。 

     なので本来のエンジンは「兼坂コンセプト+ハイブリッド」が最強のはず、ドイツは日本と組むべきだった。

    • アバター 七面鳥 より:

      横合いから失礼します。

      >兼坂弘の毒舌評論

      おっと、懐かしい&凄いの来ましたね。
      実は某トラックメーカーのコドモである七面鳥、この本はバイブルです。

      ミラーサイクルはもう当たり前になってますし、つくづく時代を突き抜けていらっしゃったなと。>兼坂弘氏

      それだけ言いたかったのですが、

      >ドイツは日本と組むべきだった。

      次はドイツ抜きでやりましょう(笑)好例:F-3

      • アバター BOOK より:

        どもども「兼坂弘の毒舌評論」あの名著が絶版など 兼坂弘氏は正当に評価されていない気がして残念な気がしています(マツダ除く)
          しかしドイツの「過給ダウンサイジングエンジン」なんて、モロあの名著コンセプトのパクり、、、影ではドイツは兼坂弘氏評価しているのかな? と

        >次はドイツ抜きでやりましょう(笑)好例:F-3

        「次はイタ公抜きでやろうぜ!」 ドイツ観光してこちらが日本人だとうわかると良く言われるジョーク。。。

        降参!F-3 ってなんです?

        • アバター 七面鳥 より:

          >降参!F-3 ってなんです?

          次期戦闘機のお話しですね、本邦ではF-3(仮称)、英ではテンペスト、イタリアは……聞いたことないな、今のところは日英共同開発にイタリアが乗っかってきた状態ですが、独仏共同開発のFCASよりははるかにマシかと。

          つか、独仏共同開発って……死亡フラグ以外の何者にも思えませんよね。

          追記:ドイツ、近代はほとんどの戦争で負けてるんですよね……手を組む相手としては分が悪すぎる。

    • 木霊 木霊 より:

      兼坂弘の毒舌論評って、聞いたことないなーと思って色々調べてみたのですが、モーターファンに載ってた論評だったとは。あれなら読んだことあります。ただ、まとめて読んでみたいとは思っていましたから、まさか書籍化されていたとは。

      さておきEVの欺瞞に関しては、妄想という話ではなくて僕自身も1~6にご指摘の内容、かなり当たっていると思っています。
      そしてEUの苦悩は、合成オイルならOKにしてしまったあたりに出ていて、結局はエンジンを無しにするという選択は出来ないんだとは思っています。
      一方でハイブリッドなんですが、やたらと部品点数が多くなるので本当にあれが良いのかどうかは、正直懐疑的です。
      ダウンサイジングターボって、結構前からあったような気がするんですが、正解がスカイアクティブシリーズというのは、トヨタは苦笑しているでしょうね。
      究極言えば、ロータリーエンジンこそ至高。ただし、熱損失がどの様に補われるかと、摩擦の問題をどうやって解消するのかがポイントなんでしょう。あれって、もうちょっと気合い入れて開発したらイイモノができそうな気がするんですが。そして、ハイブリッドとはすこぶる相性が良いんですよね。

  2. アバター who より:

    こんにちは。
    当内容とは関係ないですが内モンゴル自治区のオルドス炭鉱の放射能汚染はどうなってるんでしょうね。
    噂では日本の処理水と絡めて日本に責任を押し付けるよう画策したみたいなこともありますが。
    あの国のことなので真相を究明しようとしてもなかなか分かり辛いと思いますが気が向いたら調べてみてもらえると嬉しいです。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。
      内モンゴルの件は、ちょっと調べさせてもらって自分なりの答えを別の記事に。
      もうちょっと情報がしっかり出ているとわかるんですけどね。

  3. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    >エンジン開発の風潮が続けば様々な技術の積み重ねによって支那が自前のエンジン技術を手にする時代は来るのだと思う。

    これ、支那もそうですが、韓国もどうなんでしょうね。
    あの国も支那に近い方向性の開発してますが、逆に、あの国のエンジンを褒める記事って見たことない。
    まあ、未だに三菱のGDIそのまんまって事はないと思いますが……

    >需要の2倍以上の二次電池が出来てしまう……。実は2022年で既に過剰供給に

    支那のそこかしこの空き地に、ちょっと前のEVの墓場があるらしいですね。新車レベルのがうずたかく積み上げられて草むしているという。
    補助金目当てで作るだけ作って、一部の企業以外は販路も無いからゴミの山、産廃の山。近いウチに土壌汚染やら何やらでエラいことになるでしょう。

    >日本はどういう方向性を狙うべきなのか

    いずれEVの比重が高くなるのは自明なので、特亜以外のリチウム、特にリポじゃない樹脂電池とか、夢の全固体とか、ブレイクスルー狙いの開発と、そこまで&そこからを担うHEVの継続が柱だと思ってます。

    ※先日の「チコちゃん」でも、「EVは実はエコじゃない」ってやってましたね。思わずそこだけ録画しました(笑)

    • アバター BOOK より:

      >特亜以外のリチウム

      ただ第1ラウンド勝者は 支那BYDのブレードバッテリーttps://byd.co.jp/e-life/manufacturer_stories01/
       本質安全なリン酸鉄リチウム系バッテリー /ただし低エネルギー密度/ を高密度化した。

      わたしは復活のニッケル水素とかそっち系期待。

      >そこまで&そこからを担うHEVの継続

       &1 「過給ダウンサイジング」+ HEV  &2 船舶2サイクルディーゼル(熱効率>50% !)の低公害化

       なんだけど、機械エンジン、欧州・ドイツが自動車用リタイアで、確実に底辺が狭まって技術ダウンするので、ホントは日本の責任重大。

       —
      実は 中・韓 特亜はダンピングで世界の重工業、機械工業を破壊したのだから本来継続する義務があるはずだがリタイアとか実に無責任

      • アバター 七面鳥 より:

        こんにちは。

        ・ニッ水電池は、メモリ効果が……エアガンの電池がしばらく使わないと片っ端から死にます(T-T) ※ウチのシエンタもニッ水ですが……
        ・舶用2stディーゼルは車にはちと大きすぎ……(ロータリー含む)レシプロ機関は定負荷定回転の高効率領域で使って、加/減速はモータにやらせる、のがTHSの真骨頂ですが、現実はそうもいきませんよね……
        ・ドイツ、本当に今も技術持ってるんですかね?
        ・特亜が先のことなんか考えてるわけないじゃないですか。だから奴らは滅ぼさなければならない。メモリ市場の二の舞はもういやです。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。
      エンジン技術は日本企業であっても作れる会社はそう多くない。トヨタの中の人も、「実はウチはエンジン苦手なんですよ」とか言っていましたよ。本気のエンジンはヤマハ発動機が手掛けていますしね。そういう意味ではホンダと日産は強かったようです。今は日産も怪しいですけどね。

      支那のEV墓場はなかなか凄いものがありますね。確か何処かで写真も引用したような。
      ただ、二次電池の方はそういうわけにも行かなくって、集めておくと火事の原因になりますから、結構な問題になる気がします。

      エンジンの大本命は全固体電池なんですが、コレがモノになるのはもう少し先。二次電池のブレイクするーがあればEVを取り巻く環境も少しは改善するんでしょうけれど。

      • アバター BOOK より:

        七面鳥さん 木霊さん こんばんは! お返事ありがとうございます。

         >・ニッ水電池は、メモリ効果が……※ウチのシエンタもニッ水ですが…… 
         
         でもシエンタ大丈夫でそ? 実は「パナソニックEVエナジー」のプリウスバッテリー・マネジメント開発者さんの講演拝聴したことがあるんですが、メモリ効果も寿命も「要は使いよう」らしくて 家庭用ニッ水充電器と HV、PHV車のバッテリーマネジメントシステムじゃ寿命は10~100倍近く変わるのだとか(笑)

        >・舶用2stディーゼルは車にはちと大きすぎ

         その通りなんですが、戦車のエンジンにガスタービン使う(米国M1エイブラムス)ような頭の悪い設計よりは、小型化将来性が見込めるのではと(^▽^;)

        >・ドイツ、本当に今も技術持ってるんですかね?

         とりあえずメルセデスのF1エンジン速いし、ポルシェとか、まだギリギリ残ってないかな? WVのTHSとかBMWバルブトニックとかDCTミッションとかは一時的に日本を追い越してたと思うけど、残ってて欲しいけど、結局工場ごと支那に移ってロステクになってるのかなあ?

        >・次期戦闘機のお話しですね、本邦ではF-3(仮称)、英ではテンペスト

         現「GCAP」ですよね? ドイツが噛んだ時期は無いのでは? 

         まあタイフーンとか次世代FCAS(フランス、ドイツ、スペイン) ではフランスが我儘言って抜けるのはお約束でしょうが、一応?ドイツのせいじゃないですよ(笑)

  4. アバター 砂漠の男 より:

    今回のEUの主張は、どこか言いがかりに聞こえるね。自分たちだって、年間500万台以上の欧州メーカー車を支那市場で販売しているのだし。大人気ないね。

    もっとも、支那のEVメーカーはEV開発では先行しているけど、売上げに比例して、電池トラブルが多いのは困りものだ。
    https://www.wapcar.my/news/in-china-640-evs-caught-fire-in-the-first-quarter-of-2022-up-32-percent-45371

    ところで、BYDが日本で小型EVを販売するらしいね。誰得なのか知らんけど。
    https://www.youtube.com/watch?v=HDXK_Zrf7y8

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