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紅い粛清の嵐が吹き荒れるロシア

ロシアニュース
この記事は約10分で読めます。

去年辺りからこの話は色々と囁かれてきている。

プーチン氏周辺で40人が〝怪死〟オルガルヒ、科学者、軍幹部、官僚…「アブラムシのようにたちまちつぶされる」

2023.8/21 06:30

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領周辺で、不審死が相次いでいる。特に顕著なのが昨年2月のウクライナ侵略開始以降で、オリガルヒ(新興財閥)や科学者、技術者、軍幹部、政治家、官僚ら約40人の死が「事故」や「自殺」として片付けられているという。政敵に暗殺を仕掛けたり重罪を科すなど粛清を強めている。識者は、プーチン政権内の混乱が背景にあると指摘する。

ZakZakより

プリゴジン氏のことがあって調べ物をしていたのだが、いよいよロシアのプーチン体制に陰りを感じるね。

ロシア最後の皇帝

アレクセイ・ナワリヌイ

ロシア国内で、政治活動家として有名になったナワリヌイ氏だが、8月始めに禁固19年が言い渡されていた。

ロシア野党指導者ナワリヌイ氏に新たに禁錮19年の判決

2023年8月5日

2021年1月のロシア帰国以来拘束されている野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に対し、ロシアの裁判所は4日、過激派団体を創設した罪などで新たに禁錮19年の判決を言い渡した。ナワリヌイ氏は罪状を否定している。

ナワリヌイ氏はこれに先立ち、すでに仮釈放条件違反や詐欺、法廷侮辱罪などで9年の禁錮刑に服していた。

BBCより

ナワリヌイ氏はロシアの反体制派の政治家ではあるが、彼は大ロシア主義と呼ばれる思想に傾倒しているので、方向性はプーチン氏と大差は無い。

2020年8月に毒物による暗殺の対象になった事で、西側でも一躍有名になった。ドイツでの集中治療によって一命を取り留めたが、同年12月にはロシアに帰国している。そして、収監された。

プーチン氏の政敵という位置づけに居るため、おそらくはプーチン体制が続く限りは塀の中だろう。

米、ロシア連邦保安局関連4人に制裁 ナワリヌイ氏毒殺未遂巡り

2023年8月18日5:52 午前

米財務省は17日、2020年のロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件に関与したとして、ロシア連邦保安局(FSB)とつながりがあるロシア人4人に対し制裁を科すと発表した。そのうち2人は毒殺未遂事件の主犯格という。

ロイターより

この件で、西側の動きも多少見られるが、ロシア国内のことである。嫌がらせ程度の事しか出来ないのが現状だろう。

オリガルヒは粛正される

こういった有名人だけでは無く、ロシア国内で金と権力を持っている人々は、次々と不幸な目に遭っている。

ロシア石油大手の会長が「病院の窓から転落死」 企業重役の不審死相次ぐ

2022年9月2日

ロシアの石油大手ルクオイルのラヴィル・マガノフ会長(67)が1日、死亡した。モスクワ市内の病院の窓から転落したと報じられている。

ルクオイルはマガノフ会長の死を認めたものの、「重病の末」と説明している。

ロシアのメディアは、マガノフ氏はモスクワの中央病院でけがの手当てを受けたが、同病院で亡くなったと報じた。

BBCより

不審死を遂げる富豪が相次いでいるのだ。こうした事態に陥った背景には、オリガルヒ達自身が力を落としているという事も関係している。おそらくは西側の経済制裁連携が関わっているのだろう。

弱体化するオリガルヒ=ロシア侵攻で社会構造変化―ウクライナ

2022-12-19 14:17

ロシアによる侵攻が続くウクライナで、富を独占してきた新興財閥(オリガルヒ)が弱体化している。政治家と癒着することで自らの利権を守り、汚職がはびこる環境をつくってきた「政商」。戦争の思わぬ副産物となったその衰退により、ウクライナの社会構造は変わりつつある。

オリガルヒは1990年代、ソ連崩壊期に進められた国有企業の私有化で財を成した。エネルギーやメディアなどの産業分野で主要企業を配下に置き、政権中枢に食い込んだ。

時事通信より

彼らにとって不幸だったのは、プーチン体制が「永遠」ではなかったことだ。

ロシアのオリガルヒへの制裁連発の英国、実は彼らにとっての「天国」だった

2022.4.1(金)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ侵攻に対し、英政府は3月10日、クレムリンと密接な関係を持つチェルシーFCオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏や「アルミ王」オレグ・デリパスカ氏らロシア人オリガルヒ(新興財閥)7人に資産凍結などの制裁を発動した。対象資産は推定150億ポンド(約2兆4000億円)だ。

JB Pressより

対ロシア経済制裁に巻き込まれる形で力を落とした、という側面と、西側諸国がプーチン氏の力を落とすためにオリガルヒを狙った結果が対ロシア経済制裁だという側面がある。

プーチン体制を支える存在だったオリガルヒが、西側にも狙われプーチン氏にも狙われるというのは皮肉なことだね。

オリガルヒが暗号資産で資金移動、UAEで不動産買いあさりか…日米欧が警戒

2022/03/24 05:00

ウクライナ侵攻を続けるロシアへ経済制裁を講じる日米欧が、ロシア富裕層による暗号資産(仮想通貨)を使った資金移動に警戒を強めている。「オリガルヒ」と呼ばれる新興財閥の幹部が手持ち資金を暗号資産に切り替えたうえで、海外不動産を購入する動きがあるからだ。放置すれば、国際的な決済網から排除した制裁の効果を損ないかねない。

讀賣新聞より

去年は西側に逃げる画策をしていたというニュースが多かったようだけれど、今年に入ってからは粛正されたというニュースが多くなった。

先日のプリゴジン氏粛正の話は、ある意味、象徴的なニュースだったと言って良いと思う。

何というか、不幸な話ではあるが。

政府高官も

なお、オリガルヒだけではなく、政権周りでも粛清の嵐は吹き荒れているようだ。そもそもプーチン氏は自分の周りにイエスマンしか置かないという事で有名ではあったが、そうした人々も政権批判すればただでは済まないらしい。

「アブラムシのようにつぶされる」ロシア政府高官が“突然死” ウクライナ侵攻を批判…機中で“体調悪化”

2023年5月23日 火曜 午後1:30

ウクライナへの軍事侵攻を批判していた、ロシアのプーチン政権の高官が突然死しました。

ロシアメディアによりますと、死亡したのはロシア科学・高等教育省のピョートル・クチェレンコ次官です。

クチェレンコ氏は20日、キューバ出張の帰りの飛行機の中で体調が悪化、死亡しました。 死因は心臓疾患と伝えています。

FNNプライムオンライン

何というか、凄い国だな。

体調悪化が影響しているのか

こういった今更のニュースを取り上げた理由は、こんなニュースがあったからだ。

本物のプーチンなら「あり得ない」仕草…ビデオに映った不可解な行動に、「影武者説」が再燃

2023年8月27日(日)07時05分

「認知症説」や「影武者説」が何度も浮上してきたロシアのウラジーミル・プーチン大統領だが、今度は自分が腕時計をどちらの手にしているのか分からなくなる姿を捉えた映像が公開され、話題になっている。映像のプーチンは、右手に腕時計をはめているのに、自然に時計を見るような仕草で左手首あたりを見ようとする。プーチンが右手に腕時計を着ける習慣があるのは有名だ。

Newsweekより

プーチン氏が影武者を使うのは有名な話で、何人かの影武者がいるという話は以前からあった。

特定のイベントで外出する必要があるようなケースでは、暗殺などのリスクを減らすために影武者を使うというのは、何もプーチン氏だけがやっていることではない。

ただ、今回は戦略的開発評議会に出席した際の事らしく、会議にまで影武者を使うというのはちょっと腑に落ちない。

プーチン氏の体調悪化説は前から出ている話なので、噂の域を出ないものではあるが、西側の指導者はそろそろプーチン氏抜きのロシアも想定しながら対応を考えていく時期に来ているのかも知れない。

スロビキン空軍総司令官「解任された」 ロシアメディア伝える

2023年8月23日 8時57分

ロシアの一部メディアは、2023年6月に武装反乱を起こしたロシアの民間軍事会社ワグネルの代表、プリゴジン氏と関係が近いとされていた空軍の総司令官セルゲイ・スロビキン氏について「解任された」と相次いで伝えました。

NHKニュースより

ただ、有力者が粛正によってどんどん消えていっていることを考えると、残った有力者がどの程度のカリスマ性を発揮して、どうやってロシアという国を導いていくのかが分からない。

そういった人材も西側が準備するという時代もあったんだけど、今はちょっと難しいよね。

追記

汚職に苦しむウクライナ

コメントを頂いたので追記。

今回のウクライナでの侵略戦争だが、ロシア軍が一方的にウクライナの領土を侵略したという理由から、ウクライナ側の応援をする立場ではある。武力による現状変更など許してしまえば、ロシアが日本に牙を剥く展開だって、支那が日本に牙を剥く展開だってありうるのだ。

実際に、ロシアはウクライナ侵攻前に日本への侵攻を画策したという情報もあって、他人事では無い。ロシアを完全悪にするのは簡単だし、実際に他国へ侵攻するヤツを擁護する気も無いのだが、大国を統治する能力は人の善性とは無関係だ。

だから、ウクライナが善なる国なのか?というとコレも又かなり微妙だ。

ウクライナ・ゼレンスキー政権 汚職や不祥事で綱紀粛正

2023年01月31日 (火)

ロシアの軍事侵攻が続くウクライナで今月、汚職や不祥事で政府の幹部が解任される事態が相次ぎました。
ゼレンスキー政権に対する内外の信用に関わるこの問題について聞きます。

NHKニュースより

戦争継続中のウクライナだが、国内では強いリーダーを演出しているゼレンスキー氏の足下はかなり危うい。

ウクライナでは今月、インフラ施設を担当する省庁の高官が発電機などの調達をめぐって日本円で5000万円相当の賄賂を受け取っていた疑いで逮捕されました。
また国防省の幹部が兵士のために調達する食料の価格を水増ししていたとされる不透明な取引の疑惑が明らかになりました。
さらに大統領府幹部が外国から提供された車を私物化していたとして、また検察幹部も戦時下で成人男性の出国が原則禁止されているのにスペインで休暇をとっていたとして問題視され、それぞれ解任されました。
こうした一連の汚職や不祥事が発覚したのは地元メディアの報道で、ゼレンスキー大統領は対応を迫られ、綱紀粛正を図ったと言えます。

NHKニュースより

もともと共産主義の国家であって、選挙制度を取り入れて民主化を進めていたとはいえ、その中身はかなり汚職で穢れた状態だ。そもそもゼレンスキー氏が大統領になるにあたっても、相当酷い状況で政治不信が高まっていたのである。ロシア軍のクリミア侵攻は、まさにその隙を突かれたと言って良いだろう。

ゼレンスキー氏は信頼できるか

そんな状況なので、ウクライナ国内の戦争が終わったとしても、全てが丸く収まるのか?と言うとそんなわけも無い。復興にも長い時間が掛かるだろう。

そして、そんなときにロシアが解体されてしまったらどうなるのか?というと、かなり酷い混乱に陥るはずだ。

そんなわけで、ロシアとウクライナの間の問題が解決した上で、ソフトランディングを望みたいところではあるが……。

ウクライナ選挙、同盟国の支援あれば実施可能 ゼレンスキー氏

2023年8月28日8:57 午前

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、国内で選挙を実施する可能性について、同盟国が費用を分担し、議会が承認し、国民が投票に行くのであれば、戦時中でも実施することは可能と述べた。

ロイターより

ゼレンスキー氏はいわば厳戒態勢における独裁体制をとっている。果たして平和な状況に戻った時に、本当に「賢い政治」ができる政治家なのか?と言うことについては誰にも分からない。いや、コメディアンが大統領になってしまって、直後1年の政治はかなり酷かったと言わざるを得ない。そりゃ、政治的バックボーンが無い人間に何ができるのか、と言う話なんだけれども。

そもそもウクライナって、そんなに信頼のできる国だったのか?といえば、好むと好まざるとロシアに長く寄り添ってきた国だったのだから、心配だよね。

況してや大国ロシアの崩壊によって、更なるトラブルが発生する可能性は高かろうと思う。ロシア崩壊というシナリオは日本にとっても幸せなことではないだろう。ただ、崩壊するのだとしたら、北方領土はしれっと返して貰う位の覚悟は持っておくべきだろう。

コメント

  1. アバター 河太郎 より:

    こんばんは。昔、イワン雷帝は酒宴の席に翻意を見せた重臣を引きずり出し、
    片端から斧で首を撥ねたとか。蒸留装置で脂臭いウオッカを呑んでいて、ウオッカが血で赤ワインみたくなったとか。
    軍用道路を引かせて、直線好きなイワンは地図の線をはみ出すと斧。斧が好きなのですねぇロシア皇帝は(笑)
    そういう伝統なんでないですかね。
    プーチンが倒れても、また似たようなの(おそらくプーチンの劣化バージョン)が現れるだけと想うんですね。もともとプーチンは、ロシアの混乱期にソ連時代からの国有財産を二束三文で買い占めていたオリガルヒを、軍や諜報機関のOBを集めて粛清して天下取りましたね。最初からスタイルが貫徹している点では、太いキャラだと思います。
    しかし内濠にあたる人材まで粛清し始めたとなると、遠からず……。ゼレンスキーかプーチンが死ぬまで終わらないだろうから……。私はどちらかと言うと、ゼレンスキーが殺られて領土割譲で終る方が、
    日本の為と思いますが。ロシアがコケて極東に中国が進出してくるよりマシかと。基本的に自由主義を護る戦いとかの御題目は眉に唾つけてます!
    独裁国家も民主国家も、自国の生存と利益を掛けた時には、同じような動きをするというのが真理だと想うので。
    ウクライナ可哀そう、ロシア悪いみたいな報道を観てると、リベラル派が報道や金融を握って、ファシスト化してるって感じます。なんせ戦局が動きかねない時に、南小中華の人気YouTuberが胸揉まれたとか、どーでも良いニュースが広まり、
    まぁたポリコレかよ…と想うニュースが拡散する。今ファシストって、米国のリベラル派なんじゃないかな?
    バイデンなんか政敵のトランプを阻止する為に、政敵落としの為に報道機関どころか、FBIやCIAまで利用してるじゃないですか。そういう訳で、プーチン悪いの合唱ってのも、胡散臭い気がします。

    • アバター 河太郎 より:

      ウラジオストクの港湾利用権を中国が手にした事を真剣に考えてるんだろうか?
      日本の報道は?
      ロシアが極東から影響力が失われたら、
      まってましたとシナが出てくるはずですけれども。それでもゼレンスキーを支持しますかね?

    • 木霊 木霊 より:

      コメントでは表現しきれない部分もあって、追記に書かせていただきましたよ。
      どう考えてもロシアを擁護できる部分はありません。侵略戦争を始めましたから。プーチンの力量がどうあれ、その点は絶対に譲れません。そこは秩序の破壊に繋がってしまう。侵略を許容するのは日本の国益に叶うものではありませんから。
      だからといってウクライナを、ゼレンスキーを信用できるかって言うと、信頼できませんね。

      上手いこと着地してくれれば良いですが、ロシアの勝利ではもう、終わらない。国際社会も許容できないでしょう。
      ウクライナがウクライナとして存続することが幸せか、世界的な平和というところに繋がっていくかは分からない。支那がロシアに出てくるだけの力があるかどうかもよくわかりませんし。ウラジオストクの件を考えると、利益確保だけするだけの感じかもしれませんが、ゼレンスキー氏は支那と手を結ぶ展開すらあり得ると思います。

      民主主義が善なるものとは考えていませんが、共産主義国家の危うさや独裁国の危うさを考えると、共に手を携えてということは難しいかと。少なくとも膨張し国境を侵す存在とは、国家として許容できないという点は違えてはいけないと思っています。

      • アバター 河太郎 より:

        シナがロシア沿海州にでてくる力があるかどうか……というのは希望的観測じゃありません??
        温暖化(co2とは無関係に自然条件です)によりアジアと欧州を結ぶ
        北極海航路が開けつつあります。
        シナが海洋進出を目指す以上、アジアと欧州間のハブとなるであろう、
        沿海州と北海道に野心を持たざる得ないのは自明と想うんですね。
        そして独裁国家であり、国民が餓死しようがやる時は動く!
        それ、洪水やら大躍進&文革を見ていても解る国でないですか?
        何故にそこだけ、いきなり希望的観測になられるのか理解し難いです。
        反論は以上です。
        国家が生存を掛けて動く時は、議会民主主義国家だろうが、独裁国家だろうが同じ力学で動く。そのように私は解釈してますので、侵略はいかんとか、そういう道義は通用しないと思っております。従って、この話は幾ら続けても平行線でしょう。
        私は国も社会もアメーバーのようなもので、食い、そして大きくなる、
        そういう本能のようなもので動いていると思ってるんです。そこに理性や心情や理想のようなサムシングがあると言うのは幻想と思ってます。
        最初に木霊様の所に寄せて頂いた頃には、そうしたものを何某かは信じていたのですが。昨今はそういうものが信じられなくなってきたのです、加齢の為かもしれませんね。

        • 木霊 木霊 より:

          なるほど、議論が平行線と言うことであれば、これ以上は言葉を重ねることはお互いに益がありませんね。
          僕としては、「侵略行為」を「させない」というのが国際的な約束として機能させることこそが必要であり、ロシアに対してそれを貫くのであれば、支那がロシア沿海州に出てくることも又阻止されなければならないと、そう考えています。

          現実的にそうなるか?という事は別なんですが、そこの線を譲ってしまうと、侵略戦争はOKという世界線に逆戻りになりますから。

  2. アバター 河太郎 より:

    ばいで観てるとガチで自らの正義を信じているように思えます。だから良い人…期なのでなくて、かえって危険かと!
    平和でも男女平等でも正義でも何でも良いのですが、そういう「至高の価値観」を持ってる人って、己の中に絶対的正義があるので、妥協を知らない。
    つまり理屈が通用しない。どっかの隣国の反日みたく。

    悪党というのは利で動くので、実は文法がある。彼らは利益が全てなので、人は悪くても利害によっては交渉できる。

    例えば国内に朝鮮族を抱えるシナは、本音では統一朝鮮など実現して欲しくない。その点では日本と交渉の余地もある
    半島を巡って、朝鮮族がまとまって欲しくないのは日本と利害が一致してます。

    もう民主主義を守る為とかの御題目から、目を覚ます時期ではないでしょうか? 
    独裁国家も議会民主国家も生存を掛けて動く時は、その行動原理は何ら変わる事が無いと私は思ってますので。

  3. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    >ゼレンスキー氏は信頼できるか
    ゼレンスキー氏には政治的、経済的なバックボーンが無いので、その意味では既に既得権益を得ている腐敗層よりは健全性は期待出来ると思ってます。
    しかしながら、彼にあるのは人気だけ、バックボーン以前に政治的手腕は未知数。
    まあ、舌先三寸でも周囲を手練れが固めたナチス党という前例もありますし(笑)、なんなら戦争終結後に西側から「有能な参謀」を大挙して送り込んでも良いでしょう。
    良かったね、プーチン!戦争のおかげで、ウクライナは西側の傀儡化、ナチ化が進むよ!(笑)
    まあ冗談さておき、有能な参謀が多数必要なのは事実でしょう。
    何なら、トップはカリスマだけあれば良い。跡は周りが何とかしてくれる体制が作れれば(劉備玄徳が好例)。

    そして、プーチンが弱っていて、その周囲も粛清の嵐で混乱している、オリガルヒも一時の勢いは無い、と来たら……
    ここは一番、ブリカスと手を組んで、北海方向の油田はブリテンにくれてやるから、オホーツク周辺の油田、特にサハリンⅡはこっちでもらう密約をですね……

    それくらいの腹芸が出来なければ、政治家である資格なし、くらいには思ってます。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      ゼレンスキー氏は今やウクライナの英雄ですよ。ただ、引き時を間違えると害悪に成り下がります。
      一番賢いのは、ロシア軍が引くタイミングを見計らって、身を引くことでしょう。英雄として政治に対する影響力を残しつつ、実務は有能な実働隊に任せる。案外外交適正はありそうなので、外務大臣として政権に残ると言うのも面白いかも知れません。
      ウクライナの国益のためには、そういった決断ができる人物であって欲しいですね。

      • アバター 七面鳥 より:

        ゼレンスキー氏は、大統領選の延期をするようで、これは法的にも根拠がある(戦時中の選挙を延期する法がある)との事。
        実際、ここで指揮権を誰かに移譲するのも、そのための混乱を招くのも愚策ですから、指示するところですし、戦争終結後速やかに選挙したいと公的に発言しているようです。

        当方は、ゼレンスキー氏にはずっとカリスマで居ていただきたい、富野監督が言うように、ある意味ニュータイプなので。
        その意味と、「ロシアの勝ち=力による国境線変更の肯定、しかもそれをやるのが応仁理事国」は断じて許すわけにはいかないので、可能な限り早期に、ウクライナが最低限国境線を戻して(含むクリミア)終戦することを望みます。
        ※その為には、ウクライナが踏ん張ることと、その数倍、西側が踏ん張って支援する必要がありますが。

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