外務大臣の林芳正氏だが、保守派からはすこぶる評判の悪い男だ。
自民、新山口3区は林氏を選任へ 安倍氏後継の吉田氏と候補者調整
2023/6/7 21:06(最終更新 6/7 21:07)
自民党は、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う新山口3区(下関市など)の候補者調整を巡り、林芳正外相(現山口3区)を公認候補予定者に選任する調整に入った。党関係者が明らかにした。新山口3区を巡っては、林氏と、銃撃事件で死去した安倍晋三元首相の後継として4月の補選に勝利した吉田真次氏(現山口4区)との間で調整が続いていた。
毎日新聞より
ところが、昨日こんなニュースが流れて、保守派が吹き上がった。ネットでは大荒れとなったのだ。自民党は何を考えているのか、と。
何も成果がない
保守派に評判の悪い林氏
しかし、何故、そんなに評判が悪いのか。
この件では元北海道議員の小野寺氏がこんなTweetをしていて、これに僕が反応したら、更にそこに噛みついてきた方が。
ふーむ、小野寺氏はかなりアクの強い人物で、言説全般について支持できるタイプではないが、個人的にはより林氏の方が好きではない。とても評価できる人物とは言えないというのが僕の印象だ。
では、具体的に何が悪いのか?と聞かれて、答えられないのも問題のような気がして、では一体何が気に入らないのか考えてみた。
大きな失策は無い?
記憶にある限り、大きな失策は内容には思う。が、大きな成果も思い出せない。細かいことで言えば、デビュー戦からしてちょっとおかしい感じではあった。
林外相、ビートルズ博物館の白いピアノで「イマジン」即興演奏…G7外相ら拍手
2021/12/12 19:54
先進7か国(G7)外相会合で訪英中の林外相が11日(日本時間12日)、外相会合の夕食会が開かれた「ビートルズ・ストーリー博物館」でジョン・レノンの代表曲「イマジン」をピアノで即興演奏し、各国の外相から拍手を浴びる一幕があった。
讀賣新聞より
どういうわけか、G7外相会合の夕食会で、ジョン・レノンの曲をピアノで即興演奏してしまった。日本人には理解できないノリだ。
当然、他の外相からはお愛想で拍手を貰ったわけだが、空気の読めない感じがかなり痛々しく感じた。とはいえ、注目を浴びたという意味では外交的には良かったのかも知れないが。
だが、コレに味を占めたのか、別のシーンでやらかしてしまった。
林外相、米国務長官に「ビートルズのセッション」を強要 「余裕はない」と拒否され顰蹙
2022年09月08日
“音楽は国境を越える”とはいうものの、おのずとTPOが求められてしかるべきである。まして外交の最前線ともなれば「諸刃の剣」となるのは必至。今回は、鍵盤で大国の政権中枢を魅了しようとするも、あえなくしくじってしまった大臣のお話である。
~~略~~
「大臣は自らの演奏で国際会議デビューを成功させたことで、すっかり味を占めてしまいました。以後も外交日程では何かとビートルズ関連の“ネタ”を入れるよう事務方に指示を出していて、そのたび職員は対応に追われています」
さらに、5月には以下のような一幕があったという。
「バイデン米大統領が訪日した際のことです。林大臣は同行したブリンケン国務長官とのビートルズセッションを望み、外務省の飯倉公館にピアノやギターを用意させようとしたのです」(同)
実際にセッションの曲目まで決まっていたといい、
「それは『Don’t Let Me Down』『Get Back』『Let It Be』『Two Of Us』でした。ところが、米側はこの打診を拒みました。諦めきれない大臣は再び要望を伝えましたが、“朝6時台から動かなければならないほど仕事が山積みで、セッションをしている余裕はない”と、にべもなく断られてしまったのです」
当の国務長官は、
「“ハヤシは一体、何をしたいのだ”とこぼしていたといいます。これとは別に、大臣はエマニュエル駐日米大使にもセッションを打診したことがあり、同じく拒否されている。米大使館からは“ミスター・ハヤシは音楽担当大臣なのか”と、呆れる声が上がっています」
デイリー新潮より
外務省はこの珍事について、「セッションを申し出た事実はなかった」と否定したようだが、どうにも怪しい。
林氏が外務大臣を頑張っている姿は、メディアを通じて伝えられているかというと、どうもそんな感じはしない。何というか、立場に酔っている印象が強いのである。
外交において、仕事以外の部分での付き合いは大切ではあるが、この空気の読め無さは深刻である。この報道がどこまで本当かなんて分からないが、「そのような事実が無かった」というにはかなり具体的な曲名まで出ている。信憑性は高かろう。
G20を欠席
そして、失策とまで言えないという意見もあるが、個人的には大きなマイナスであったと思っているのがG20外相会合を欠席した事案である。
外交より国会慣例、林外相がG20欠席 答弁は53秒のみ
2023年3月1日 19:52 (2023年3月2日 0:09更新)
林芳正外相はインドで1日に開幕した20カ国・地域(G20)外相会合を欠席した。国会で予算案を審議する際、最初の「基本的質疑」は全閣僚が出席するとの慣例を優先した。主要7カ国(G7)議長国である日本の発信力は外相不在で低下する。
日本の外相がG20会合に出ないのは2017年に定例開催となってから初めて。ロシアや中国もメンバーであるG20はウクライナ侵攻や東・南シナ海を巡る日本の主張を訴える場になるはずだった。
日本経済新聞より
G20の枠組みが機能していない事実はある。だから、G20よりも国会を優先した事について、何がなんでもダメだったと言う気は無いのだが、現実問題としてその答弁が国益に資するモノだったのかというとそうではなかった。
今回の参院の基本的質疑は1〜2日で、G20の日程と完全に重なった。自民党の世耕弘成参院幹事長は2月28日に「首相と全閣僚出席の基本的質疑は重要度が高い。外相から直接答えを聞きたい議員や国民も多い」と出席を促した。
立憲民主党の斎藤嘉隆参院国会対策委員長も27日に「国会対応を優先してもらいたい」と求めた。
林氏は3月1日の参院予算委員会におよそ7時間出席した。質問は自民党の上月良祐氏による1問のみで、答弁時間は53秒。テーマは在外邦人の孤独・孤立対策だった。
日本経済新聞より
結果的に、53秒だけの答弁であり、それも自民党議員からの質問であった。どう考えても仕込みである。そもそもその答弁、日程をずらせなかったのだろうか?
一方のG20外相会合はインドでの開催であり、日本の外相が欠席して副大臣が出席したというのだが、インドにしてみれば顔に泥を塗られたに等しい。国会答弁は副大臣が代理することが認められているのに、何故、G20外相会合を優先しなかったのかが分からない。
インドは、立ち位置として、これからの対支那戦略においても対ロシア戦略においても重要な存在である。それをどんな狙いがあって蔑ろにしたというのか。
G20外相欠席問題 「外務省から説明なかった」自民・世耕氏が釈明
2023年3月3日 19時58分
林芳正外相が国会日程を理由に主要20カ国・地域(G20)外相会合を欠席したことについて、自民党の世耕弘成参院幹事長は3日の記者会見で「残念ながら、外務省から『どうしても出たい』『会談がセットされている』といった説明や要望は一切なかった」と述べ、外務省による国会への説明不足が要因だとの認識を示した。
朝日新聞より
世耕氏が擁護していたが、「外務省からの説明がなかった」って、子供かっ!官僚の説明が無ければ動けない大臣なら、必要ないんじゃぁ!ボケェ!
この欠席が「大きな失策」かどうかは議論の分かれるところだが、僕自身は間違いなく外務大臣の資質ナシと感じた一幕だった。
ロシアの術中にはまる
林氏の失策はこれだけではない。
「林外相は露の術中に見事にはまった」 高市氏が猛批判
2022/2/18 23:59
自民党の高市早苗政調会長は18日夜、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が主宰するインターネット番組「言論テレビ」に出演し、緊張が続くウクライナ情勢をめぐり、林芳正外相がロシアの経済発展相と日露経済をめぐり協議したことについて「先進7カ国(G7)の結束を乱そうとするロシアの術中に見事に自分からはまっていった」と重ねて批判した。
産経新聞より
自民党の高市氏から「ロシアの術中に見事にはまった」と批判されているのだが、タイミングが非常に悪かった。
15日の日ロ閣僚会議、ウクライナ問題含め適切に対応=官房長官
2022年2月15日6:07 午後
松野博一官房長官は15日午後の会見で、経済関係をテーマにした日ロ閣僚協議が行われることに対し、ウクライナの主権と領土の一体化を支持する日本の立場も含めて適切に対応するとの見解を示した。
松野官房長官によると、林芳正外相とロシアのレシェトニコフ経済発展相が参加し、15日に日ロによる「貿易経済に関する政府間委員会」の議長間会合が開催される予定。自民党内の一部からは、岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領との首脳電話会談の開催が調整中の中で「ちぐはぐな外交」との批判も出ている。
ロイターより
ロシア軍がウクライナを侵攻したのは、2022年2月24日のことで、その直前の時期に日本の外相はロシアの経済発展相と電話会談していたという。
そして、2日後には高市氏が批判していたのだが、10日後にロシア軍が動き出したのではなく、2021年末にはロシア軍が国境に集まり始めて、演習をやっていたという事実があった。ウクライナを応援する積もりで首相が動いていたにも関わらず、何故、外務大臣はロシアと電話会談してしまうのか。
貿易経済に関する日露政府間委員会共同議長間会合
令和4年2月15日
2月15日、午後6時から約45分間、林芳正外務大臣は、レシェトニコフ、マクシム・ゲンナジエヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣(H.E. Mr. Reshetnikov, Maksim Gennadyevich, Minister of Economic Development of the Russian Federation)と貿易経済に関する日露政府間委員会共同議長間会合をテレビ会議形式で行ったところ、概要は以下のとおりです。
外務省のサイトより
- 冒頭、林大臣から、現下のウクライナ情勢については、重大な懸念を持って注視しており、これについては後ほど申し上げたい、そのような中ではあるが、貿易経済に関する日露政府間委員会の共同議長として、経済分野での日露協力が、平和条約締結問題を含め、幅広い分野で日露関係全体を発展させることに資するものとなるよう、レシェトニコフ大臣と対話を続けていけることを望む旨述べました。これに対して、レシェトニコフ大臣から、新型コロナ禍の下でも日露経済関係は進展しており、さらに協力を進めたい旨述べました。両大臣は、経済関係や交流に係る日露協力の現状について議論を行いました。
- また、林大臣から、ロシアにおいて依然として残されている6都県の日本産食品への放射性物質検査証明書の添付義務の早期撤廃を求めました。
- ウクライナをめぐる情勢について、林大臣から、重大な懸念を持って情勢を注視している、主権・領土一体性の原則の下、緊張を緩和し、外交的解決を追求するよう求めるとの我が国としての立場を伝えました。
フェアに見ていくと、流石に林氏もウクライナの件について言及していて、その点を評価すべきなのかもしれない。が、後に起こったこと、その時起こっていたこと、をあわせて考えると、「外交的解決を追求しろ」ではなくて、「軍事侵攻したら、経済協力はナシだ」と脅すくらいのことはできなかったのかと。
日本は、この後、ウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁をするという決断をするのに時間がかかってしまった。外交で平和を模索しろとパヨク様は言われるが、こういう時に脅せなくてどうするんだと。後知恵と言われればそれまでだが、その時の状況で判断できてこそ外務大臣の資質というものなのではないか。
林氏が外務大臣の適正がないと、この時も強く感じた。
最近は積極的な動きへ
中南米に外遊
さて、今年のGWだが、林氏はどこに向かったのだろうか。
大型連休中に閣僚8人が続々外遊…林外相は中南米へ、岡田氏は欧州で大阪・関西万博PR
2023/04/30 00:39
岸田内閣は大型連休の期間中、閣僚19人のうち8人が海外に出張する。
~~略~~
林外相は29日、中南米歴訪に出発した。カリブ海のバルバドスや南米のペルー、パラグアイなど5か国を訪れる。アフリカを歴訪する首相と共に「グローバル・サウス」への働きかけの一環だ。
讀賣新聞より
グローバルサウスねぇ。
確かに、かつての第三世界は、対ロシア戦において南米まで意識したことは、あるいは評価に値するのかもしれないが、林氏がそこに訪れたことで、どんな成果が得られたんですかねぇ。種を蒔いただけで、芽吹くのはもっと先なのかもしれない、と希望的観測をいうことは出来るが。
だが、今必要なのは対ロシアではなく対支那を見据えた動きである。残念ながら、南米は概ね親支那派になっている。南米を味方につけたいのであれば、アメリカとの距離感をシッカリと図らねばならない。
その準備は本当にできていて、どんな戦略があるのか。林氏からその考えは伝わっては来ない。案外、何も考えていないんじゃないのかなぁ。
今後に繋がる外遊だったのなら評価に値するのだろうが、現時点では不明。NHKの記事はG20に繋がったと書いているけれど、とてもそうは思えない。
ベルギーでロシア制裁について
で、流石に最近は、ロシア制裁に向けて動いている林氏。
林外相 EU上級代表と会談 ロシアへの制裁などで引き続き連携へ
ベルギーを訪れている林外務大臣は、EU=ヨーロッパ連合のボレル上級代表と会談し、ウクライナ情勢への対応をめぐり、ロシアへの制裁とウクライナ支援などで引き続き連携することで一致しました。
NHKニュースより
ベルギーでねぇ。
この中で、林大臣は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くため基本的な価値を共有する重要なパートナーのEUと緊密に協力したい」と述べました。
そのうえで、両氏はウクライナ情勢への対応をめぐりロシアへの制裁とウクライナ支援などで、引き続き連携することで一致しました。
NHKニュースより
深読みすれば、日本が対ロシアのプレイヤーとして動いている可能性もあるんだけど。
EUの対ロシア制裁 ダイヤモンドはなぜ対象外?制裁に限界も?
2023年1月30日
「平和はダイヤモンドより価値があります。私たちを支援してください。私たちに兵器を、ロシアに制裁を与えてください」
ベルギー議会でのオンライン演説でこう訴えたウクライナのゼレンスキー大統領。
ロシアに対してさまざまな制裁を科してきたEU=ヨーロッパ連合ですが、その対象となっていないものの1つがダイヤモンドです。
いったいなぜダイヤモンドは制裁の対象外なのか。
NHKニュースより
その理由を取材するとEUの苦しい本音が見えてきました。
ダイヤモンド絡みでベルギーは対ロシア制裁に足踏みしているのは結構有名な話。当然、外務省も知っていて、林氏がベルギーにいるのはおそらく無関係ではない。
G7でロシア産ダイヤ規制浮上 EUで容認機運
2023/5/11 19:03
19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で、対ロシア追加制裁をめぐり、露産ダイヤモンドの輸出制限が話し合われる見込みとなった。
産経新聞より
「G7サミットで話し合われるかもしれない」という観測もあったが、ある程度の答えは出せた模様。
恐らくは、今回の林氏のミッションは、ダイヤモンド規制絡みの念押しなのだろう。その任務がしっかり果たせているのであれば、林氏の評価を改める必要はあるだろう。が、現時点ではこれも評価は難しい。
山口3区の話は適切なのか
そうすると、山口3区の話は本当に適切かどうか?という議論に戻っていっても、現時点ではマイナス評価の方が大きいというのが僕の意見であり、その点は変わらない。将来的には、或いは今やっている仕事が実を結んで評価されることもあるかもしれないが……。
一方の吉田氏は安倍氏の後継者と目される人物とは言え、若いこともあってその実績は物足りないというのが正直なところ。吉田氏を動かさずに林氏をお国替えというのも難しかろう。
支那や韓国にものすごく甘い林氏を好きにはなれないが、公平に見て実績という面では現外務大臣の林氏を優遇するという判断になって不思議ではないだろう。ただ、岸田氏は身内に甘いという悪評が出ているだけに、林氏を遇することが今後のプラスになるのだろうか?と、僕は疑問に思うけれどね。
何故ならば、林氏って2021年まで参議院議員だったんだよね。2021年の第49回衆議院議員総選挙では旧山口3区で当選したけれど、相手は立憲民主党の元東京都目黒区議会議員。果たして、吉田氏が無所属で立った時に選挙で戦って勝てるのだろうか。
コメント
自民は公明との選挙区割りでゴタゴタし、身内同士でも選挙区割りで揉めているのだから、自民支持の有権者はシラケているだろうね。
直近の世論調査(紀尾井町戦略研 6/8付)によると;
・今後期待できると最も感じる政党
維新21%、自民14%、国民5%、立憲4%…公明1%
・期待できない政党
政治家女子48党24%、自民24%、立憲15%
・「期待できる」から「期待できない」を引いた値
維新17%で、国民4%、自民 -10%、立憲 -11%
・岸田内閣を支持するか
「支持する」20.3%(前回4月20日19.5%)、「支持しない」59.1%(同57.1%)
(詳細は、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000065702.html)
この世論調査結果は当たらずとも遠からずだと自分は診ているが。
「見苦しい」の一言ですな。
こういうお家騒動的な内紛は、有権者は嫌うんですよね。
おはようございます、
信憑性に乏しい話ではありますが、いまの自民党では、安倍派と岸田派の間に互いへの反目が生じているとのこと。
岸田派は、まだ「安倍」派を名乗る安倍派に忌避感を持ち、安倍派は、首相/総裁に就任しても派閥会長を辞さない岸田氏に不信感をもっていると….。
件のLGBT法案も、何食わぬ顔の岸田氏主導で進められているそうですが、その背景には米国と公明・山口氏からの強力なプッシュがあると。
(参考:https://twitter.com/USAmbJapan/status/1623203711685369856)
安倍派は、LGBT法案の推進を岸田氏の独走とみていて、本件も両派の反目の理由になっているそうです。話半分としましても、岸田自民党はまったく魑魅魍魎です。
話は突然変わりますが、吉田氏が無所属から新山口3区に挑戦するなら、その意気こそ今の自民党に欠けている本質そのもののような気がしています。利権漁りばかりのいまの自民党は、もはや朽ちた大木のようです。
岸田派というか、宏池会がそもそも魑魅魍魎の集まりなのですよね、そのくせ支持基盤が脆い。何より、国家観のない集まりというのが厄介です。
一方の安部派は、精神的支柱のない状況ですから、こちらも纏まりに欠ける。
安倍晋三暗殺を画策した人間がいたのだとしたら、よくもまあやってくれたものだと。
吉田氏は、安倍晋三の懐刀と言えば聞こえは良いのですが、しかし政治家としての実績という意味ではまだ弱い。
しばらくは自民党の漂流は続きそうです。護る会が怪しい動きをしていますから、それが何か、カンフル剤になれば良いんですけどね。
木霊さま 皆様 こんばんは
林芳正氏 リン・ホウセイ氏とお呼びした方がしっくりくる。以上に甘韓で、かの河野氏でさえ「無礼だ」と言った韓国案に反対もせずに評価する。リン氏が外務大臣・国会議員としてふさわしくないことの実例のひとつじゃないでしょうか?
上記は岸田氏とセットなのだけど「林が駄目な根拠」です
「林が駄目な根拠」は、殆ど岸田氏とセットだから思い出しにくいのでしょう。
何かと嫌われる河野太郎氏ですが、僕は政治家としての手腕はそれなりの人物だと感じています。国家観が無いのは困りものですが。
林芳正氏は、同じ嫌われ者なんですが、政治家として有能かどうかはさっぱり伝わってきません。外務大臣をやっていれば、1つくらい「良くやった」というような話題があっても良さそうなんですが。