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支那、豪雨対策で3億ドルの緊急援助

中華人民共和国ニュース
この記事は約4分で読めます。

毎年恒例の水害の時期が支那にやってきたようだ。……今年は4月頃からずっと続いているみたいだけどね。

中国、洪水対応で3億ドル緊急援助 救助や被災者支援へ

2024年6月27日午後 2:36

中国では約2週間にわたり複数地域が豪雨に見舞われ、洪水や土砂崩れで死者が出る中、当局が救助活動や緊急物資供給などを支援するため23億元(3億1640万ドル)以上の資金を拠出している。

ロイターより

被害に遭われた方には、先ずはお見舞い申し上げたい。

プーさんは一体何をやっているのか

洪水の季節?!

今年4月の記事を先ず引用しておこう。

そして、5月の記事がこちら。

さらに6月の記事が冒頭の話であり、7月に入ってしまったけれども支那では水害が散発的に発生しているようだ。

去年の記事ではあるが、JBpressの記事でこんなものがあった。

中国・北京の大洪水は「人災」、治水失敗の皇帝・習近平は天から見放された? 600年以上水没被害のない故宮・紫禁城も冠水 | JBpress (ジェイビープレス)
福建省を直撃した台風5号(トクスリ)は、熱帯低気圧に変わった後も、北京で12年ぶりに最高レベルの暴雨警報が出るほどの集中豪雨をもたらした。8月1日までに洪水によって北京、河北ですで(1/5)

これは去年も引用した記事ではあるが、治水の失敗というのは習近平氏の「徳」がないと言うことの査証でもある。

これに言及していたのがこの2つの記事なのだが、そもそも習近平氏は1年間一体何をやっていたというのか。

古の支那であれば、「習近平を皇帝の座から引き摺り下ろせ!」と大騒ぎになりそうな感じとなっている。

正直、現代の支那においても、同じことになっても不思議ではないと思う。

一体何をやっていたのか良く分からない洪水対策

支那のスポンジ都市構想の話は書いたが、箸にも棒にもかからないようなアホらしい状況になっていることはお伝えしたと思う。

問題は、それ以外に習近平氏は何をやったのか?という点である。

中国の水害対策、厳しさ増す 洪水シーズン入りで習主席が警告

2024年6月18日午後 7:45

中国の習近平国家主席は18日、水害対策は「厳しさ」を増していると警告し、南部の洪水対策に全力を挙げるよう求めた。国営新華社通信が伝えた。

行方不明者や閉じ込められている人を救出するため、あらゆる努力をするよう指示した。

中国では洪水が多発するシーズンを迎え、各地で平年を上回る雨量を記録している。江西、貴州、広東、福建の各省と広西チワン族自治区で数日にわたって激しい雨が続き、当局によると土砂崩れなどで9人が死亡し17人が行方不明になっている。

ロイターより

これは6月18日の記事である。

こんな状態が続いているのだが、果たして、習近平氏は一体何をやっているのだろう。

少なからず後片付けはやっているようだが。

歴史的遺産も水没

さて、こうした洪水発生によって、支那各地に点在する歴史的資産の一部が破壊されたというニュースが今年も。

中国・福建省の豪雨で中国最古の客家の祖霊殿が崩壊

2024年6月24日 17:15

中国東部の福建省にある「客家第一祖霊殿」として有名な「官田李氏大宗祠」が16日、大雨による6時間にわたる浸水の影響で倒壊し、一部の文物が、がれきの下に埋もれた。AFPより

何と勿体ない。

何が起こったらこんなことになるのか、と思ってしまうのだが、建て直しには時間がかかりそうだな。それとも、「文化大革命」してしまうのだろうか?

更にこちらも。

浙江省千年古城壁が崩壊 崩れたのは修復された城壁のみ

2024年6月28日

中国の南方地域は最近豪雨に見舞われ、多くの文化財が被害を受けました。6月26日未明、浙江省衢州市の1800年の歴史を持つ水亭門城壁が豪雨により一部崩壊しました。崩れた部分は1995年に修復された部分であり、他の部分は無事でした。これに対して、一部のネットユーザーは、なぜ古い城壁は崩れず、修復した城壁が崩れたのか?また手抜き工事かと疑問を呈しています。

VISION TIMESより

こちらに関してもMoney1様のところで触れられていたのだが。

img

どうやら、1995年に修復された部分が倒壊したのだとか。

この他にも色々と被害があったようなのだが、毎年毎年のことで一体何をやっているのかという気分にはなる。

もちろん支那は広大であり簡単に水害対策できるわけではないのだろうし、毎年同じ場所が水没しているわけでもない。そして、日本でも洪水被害は毎年のように発生している。他国をとやかく言うのは違うとは思うのだ。なんだけど、なんだかなぁ、と。

だって、支那の水害は規模が日本とは桁違いなんだぜ。人の住まないビル建てるくらいなら、水害対策をしろよと。

コメント

  1. アバター 河太郎 より:

    あの国は治水に失敗した王朝は衰退して内乱になるんですよねぇ。
    何千年も同じことを繰り返してましてね。
    ①治水する。水運や農業が発達する。
    ②政府が腐敗する。結果、水利管理がおろそかになる。
    ③内乱になる。
    ④王朝が滅び交代する。新王朝が治水を始め①に戻る。
    ようは
    「治水に失敗は内部分裂の前兆」です。

    • 木霊 木霊 より:

      治水は難しいからこそ、皇帝の仕事なのだとは思いますよ。
      しかし、ここ最近は起こりすぎのように思います。

  2. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    やったね中国ちゃん!
    復興事業でGDP増えるよ!

    耕作地が水没してるのに食糧増産できてるのは何故?は新宿公認会計士さんでしたっけ?
    色々と不思議な国ですよね。

    ※下々が死んでも皇帝は一切気にしない、は中華の伝統かと。
    ※百姓が米作るの(出来る限り)邪魔しないように戦争してた日本の戦国時代と大違い。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      穴を掘って埋める、これがGDPを増やす為のコツですからね。
      共産主義の世界では兵士は畑から生えてきますから、支那においても人民の命というのは軽いモノなのでしょうなぁ。