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自衛隊発足70年にあたって注文を付けるアジビラ

報道
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又ぞろ血圧の上がりそうな社説を見つけてウンザリである。この気持ちを皆さんと共有しよう!(迷惑)

(社説)自衛隊70年 積み上げた信頼こそ礎

2024年7月2日 5時00分

自衛隊が1日で発足から70年を迎えた。平和憲法の下の実力組織として、国の防衛はもとより、災害派遣などの活動を通じ、今日では国民の幅広い支持を得るに至った。

朝日新聞より

朝日新聞社は、勝手に事実をねじ曲げ自社の信念を読者に押しつけることで有名だが、まあ、クソみたいな社説であった。

在り方は時代に合わせて変えるべき

そもそも「平和憲法」など幻想

パヨク大好き「平和憲法」理論だが、現実は平和とはほど遠い出来損ないの憲法である。

出来の悪い子ほど可愛いというが、子供の成長の機会を奪うのは親としては失格である。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

日本国憲法「前文」より

格調高いとパヨクより評される前文だが、他国と比べても随分とグダグダと長い。

そして、金科玉条のように振りかざす9条は、前文2節に書かれているこの2点を前提に書かれている。

  1. 日本国民は、恒久の平和を念願し
  2. 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して

序でに9条も引用しておこう。

第二章 戦争の放棄

〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法より

解釈の余地のある憲法だが、この憲法をもって「全ての戦力を放棄」というのは、国家の責務である「国民の生命と財産を守る」という使命を放棄することに他ならない。

つまり、国連憲章に基づいても国家は自国を自衛する手段及びその権利を当然に有するのであって、いわゆる個別的自衛権と集団的自衛権を保有していることは明白。にもかかわらずその能力を放棄するということは、政府の責務を放棄することに他ならないのである。

そもそも「積み上げた信頼」とは一体何なのか

その上で、朝日新聞の言う「積み上げた信頼」というモノなのだが。

先の戦争への反省の風化をうかがわせる事象も相次ぐ。地道に積み上げた信頼という礎を損なうことなく、「国民を守る」使命を果たしてもらいたい。

朝日新聞より

念仏のように「先の戦争への反省」だとか「地道に積み上げた信頼」だとかを持ち出す朝日新聞社だが、これ、完全に支那の言い分である。

侵略の歴史を正視し反省するよう日本に促す=外交部

2024-04-09 21:57:05

中国外交部の毛寧報道官は9日の定例記者会見で、記者の関連質問に答えて、「中国は日本に対して、侵略の歴史をしっかりと正視し、反省し、実際の行動で軍国主義と徹底的に決別し、アジアの隣国と国際社会の信用をさらに失わないよう促す」と表明しました。

『朝日新聞』の報道によると、日本の自衛隊のある部隊の公式Xアカウントは、投稿に「大東亜戦争」という表現を使っていました。これは第二次世界大戦時に日本政府が使っていた名称で、現在の日本政府は同戦争を「太平洋戦争」と呼んでいます。一部の日本のネットユーザーは自衛隊部隊の投稿に警戒し、「日本帝国陸軍の復活」と形容した人もいます。

CRI Onlineより

実にマッチポンプな構造となっているではないか。朝日新聞が騒いで支那がそれに言及する。そして、支那の言及をもって「積み上げた信頼」とか抜かすわけだ。朝日新聞クン、もう日本に帰ってこなくてイインジャナイかな。

櫻井よし子女史に「アナタのおっしゃる世界って何処の国のことかしら?」と、また言われたいらしい。

だいたい、「一連の抑制的な防衛政策からの転換」を図らねばならなくなった理由は、侵略国家支那による海洋侵出が原因じゃないか。

戦争の反省と教訓、それを踏まえて再出発した自衛隊のありようについて、組織内でしっかり継承する取り組みが求められる。

朝日新聞より

先の戦争の総括をするのであれば、反省すべきは「負けたこと」そのものであろう。

[社説]自衛隊発足70年 際限なき拡大に危機感 | 社説 | 沖縄タイムス+プラス
1954年の自衛隊発足から70年がたった。 自衛隊の任務はこの間大きく変容し、攻撃能力の拡大や装備強化も進む。 だが、憲法9条は「武力放棄」をうたっている。際限なき「膨張」に危機感を抱く。自衛隊の在り方を真剣に議論すべき時だ。 自衛隊の成り...

なお、同じ寝言を沖縄タイムスもほざいているのだが、「際限なき「膨張」に危機感を抱く。」ならば、支那の軍事費の「膨張」にこそ危機感を抱けよ。何なら、アメリカの防衛費に危機感を抱いても良いんだぜ。

軍として正式に認めるべき

自衛隊の英語表記はJapan Self-Defense Forces(略称JSDF)である。バカバカしい話だが、表向きは軍隊ではないことになっている。

だが、現実は「軍隊」そのもので、少なくとも諸外国は軍隊だと認識している。

そして我が国の政府も同様である。

衆議院議員今井雅人君提出安倍総理が自衛隊を「わが軍」と呼称したことに関する質問に対する答弁書

一から四までについて

国際法上、軍隊とは、一般的に、武力紛争に際して武力を行使することを任務とする国家の組織を指すものと考えられている。自衛隊は、憲法上自衛のための必要最小限度を超える実力を保持し得ない等の制約を課せられており、通常の観念で考えられる軍隊とは異なるものであると考えているが、我が国を防衛することを主たる任務とし憲法第九条の下で許容される「武力の行使」の要件に該当する場合の自衛の措置としての「武力の行使」を行う組織であることから、国際法上、一般的には、軍隊として取り扱われるものと考えられる。お尋ねの菅内閣官房長官の記者会見において、同長官は、このことを含め、従来の政府の考え方を述べたものと承知している。

衆議院質問主意書に関する答弁書

誰がどう見たって軍隊なのだから、今さら「違います」というのもおかしいし、そもそも自衛権行使のための実力を保有することは、国連ですら国家の責務だと考えている。

そういう意味で、憲法に「自衛隊を明記する」というのはかなり乱暴な話。

自衛隊と憲法 きちんと9条で明記を

2024/7/1 10:00

元日に能登半島で起きた地震の被害を最小限に抑えて乗り切った恵寿総合病院(石川県七尾市)の神野正博理事長は、災害では事前の準備が大切であると同時に、起きてしまった際の指揮系統の一元化が重要だと振り返った。事情は国も同様だ。来たるべき首都直下などの地震にどう備えるか。また、能登といえば北朝鮮のミサイルも飛んでくれば不審船も出没する。神野氏は憲法への自衛隊明記と緊急事態条項の創設が必要と訴える。

産経新聞より

「きちんと」「明記を」という意味は、単に自衛隊を憲法に明記するという意味ではなくて、軍事組織として定義しろという意味である。

万が一にも自衛隊を行政組織だと定義してしまうと、自衛隊員の命を危うくする事態に繋がりかねない。

そして、軍法も作ろうぜ。いつまでネガティブリスト方式でやらせるのか?という議論も加速させるべきなのだ。そういう時代になっているのだから。

コメント

  1. アバター 河太郎 より:

    身も蓋もない話ですが、GHQが日本に勝利して間もない時期にできた憲法です。
    まぁ当然だが米軍の物量戦あいてにアッツ島で、硫黄島で、あそこまでやってみせた日本国。それを再武装させず「牙を抜く」意図で作らせたのは当然でしょ?

    「時代にあわせる」なら、いまがウクライナ、ガザから中東全域へ、
    そして「世界大戦になりかねない時代」であることを直視すべきですね。もう平和な時代じゃねーんだよ!

    そもそも憲法は必要なん??
    英国にゃたしか憲法ないですぜ。
    成文法と慣習法の集まりが英国の法体系で、でも世界帝国まで作りやした!
    西ドイツは統一まで憲法なかった!
    憲法は統一後に作るという方針で、連邦国家基本方針しかなかった!
    憲法なくても国は回るのですよ!

    私は今日まで憲法について黙してきたのですけれど。それって……そう。石原元都知事が、そのへんの自主憲法論を戦わせた事があるんですが……
    法律てのは別に神様が作ったものではありませんね。人間が制定するものです。 
    すると誰が作ったか?
    どれぐらいGHQの肝いりか?
    そういう事が(再制定の前に)俎上に上がってくる。当然に皇統の事についても
    その存在の意義があれこれ問われる。
    だから藪蛇にならぬ為に、下手に憲法論をやらん方が良い!
    まぁ、そう考えていた。でも、それは
    下り坂だったといえ、まだまだ経済大国の地位と、戦後の平和を享受できたからです。ぃまは違うね。
    時代によって、はい、その通りで、9条は廃止すべきです。また一定の言論等への制止も認めるべきです。なんでもかんでも自由にすれば良いものでないのは、あなた方マスゴミを観れば良く解りますから!

    • 木霊 木霊 より:

      結構唖然とするような内容だったわけですが、パヨク陣営の考えることは理解できません。
      ただ、「理解できません」で済む話ではないんですよね。
      こういう意味不明な主張は全て封じ込めて賛同を得てしっかり法改正をやらねばならないわけです。

  2. アバター 河太郎 より:

    東京新聞(またかよ)の
    「戦争できる国化の加速と懸念」とは何すかねぇ??
    国家には自衛権があり、戦争とは外交・政治の延長上にある。つまり政治的選択肢として戦争というのは、どの国にもあり得る手段なのです。それを封じるとおうのは「まともな国ではない」証明!! そもそも戦争とは戦闘(小競り合い)と違う。国家間戦争に至るには、どこで引き金を引くかという「交戦規定」が重要でして、そこが曖昧だと盧溝橋事件のような暴発(日中どっちが最初に仕掛けたかは関係ない。どちらも曖昧だったから)が起きる可能性がある。
    それ故に有事法制を定める事が大事です。法とは双方向性で、一方だけが都合よくてきるものではない!!
    なのに「戦争できる法案」とか「対話でー」とか、腐った脳味噌の話ばっかり。
    そろそろ地に足をつけて、生存する戦略を練らないと、ほんとうに亡国となりますぜ。解ってるのかな東京新聞は??

    • 木霊 木霊 より:

      東京新聞は、あの朝日新聞より酷いですから、無理もありません。

      朝日新聞は賢いアカですが、東京新聞はアホなアカなんで。

  3. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    まあまあ面白いので、毎朝、都知事選の政見放送見てるのですが、翻って自分なら何言うかなって考えてみました。
    ・火葬場の不足等に備え、かつてあった「仮葬船」構想の復活
    ・これと並行して、都立の病院船の配備
    ・日本各地、場合によっては海外での災害時には、可能な範囲でこれらを差し向ける
    ・これらの基地として、メガフロートを利用して東京湾に「原発」を作る
    ・災害に対する安全性は、どこに作っても変わらない。むしろ、東京湾は、その構造上、津波にはある程度強いし、浮上構造物は津波にも地震にも強い。
    ・原発が攻撃の目標になる?大丈夫、九条があるじゃないですか!ねえ!リベラルの皆さん!
    ……とまあ、この最後が言いたいだけだったのですが。
    九条があれば攻撃されないというなら、まさにこれでいいはずですよね?

    「ペンは剣よりも強い」の人達は、シビリアンコントロールだなんだで自分達が「上位」であると誤解して好き勝手言うわけですが、それって、「下位」とされる「暴力装置」がおとなしく言うこと聞いて我慢しててくれるから成立するだけで、堪忍袋の緒が切れるとどうなるかってのは、沸点の低い国々が現在進行形で立証してくれているって、どうして気付かないんでしょうね……日本国民、特に「暴力装置」に属する方々が、猛烈にお行儀が良いだけなのに。

    ※交戦規定のネガティブリスト化は、全力で早急に整備しないといけないでしょう
    ※「戦争できる国」なんて気持ち悪い言い方をするやつは、自らお里を知らしめてくれるありがたい存在なので、見つけ次第ヘッドショットで。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      こまったものですね、政見放送もまあ酷い。
      聞く価値のある内容のものは殆どない有様ですから。

      都知事の公約ですか。
      うーん、何が良いんですかね。
      海上に発電所を作るというのは実際面白いかもしれませんね。世界も驚く新型炉を作って電気料金を半額に!とか良いかもしれません。