……先ずは無人機の完成を目指せよ。
あ、飛べないからステルスってこと?
韓国軍がステルス無人機の独自開発に着手=韓国ネット「自主国防の道に進もう」
2019年9月3日 08:20
2019年9月2日、韓国・ソウル新聞によると、韓国軍が最近、敵のレーダー探知を避けて密かに偵察ができる「ステルス無人機」の独自開発に本格的に乗り出したことが分かった。
「レコードチャイナ」より
こんな事を言い出した理由は一体?
各国がステルス機を開発
無人機開発を進めるロシア
アメリカも無人機の開発や運用を進めているが、ロシアも開発をしている模様。
ただ、アメリカの無人機は割と小型なものをチョイスしているのに対して、ロシアのコイツはかなりデカイ。
無人攻撃機 ロシアも開発 全翼ステルス 動画公開
2019年8月17日 夕刊
ロシア国防省は十六日、開発中の新型の無人攻撃機「オホトニク」による今月三日の初飛行の映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。ロシアは無人機開発で米国や中国に大幅に遅れているとされ、インタファクス通信によると配備されれば初の無人攻撃機となる。
「東京新聞」より
全翼機でステルス性を強く意識した機体になっているようだが、東京新聞はそのスペックについては言及していない。

ロシアは動画をyoutubeで公開したようだが、重量が20~25tの大型無人機であり、限定的な自立行動能力を備えていると言われている。
このクラスの無人機であれば、偵察やゲリラ相手を想定して対人戦闘能力を付与された無人攻撃機MQ-9「リーパー」とは一線を画し、正規軍に対する攻撃用として開発していると思われる。
無人機開発で先行する支那
パクリ技術で先を行くというのは矛盾した話だが、技術的には支那の無人機はアメリカの無人機に関する技術がベースになっている気がする。
中国の新型軍事用ドローン、海外から過去最大の受注=新華社
2017年2月28日 / 12:38
中国が開発した新型の軍事用無人機(ドローン)「翼竜2」に海外から過去最大規模の受注があったと、新華社が27日報じた。発注した国や規模は明らかにされていない。
「ロイター」より
これなんかはかなり安価に出しているようだ。

外見的にはMQ-9「リーパー」そっくりだが、価格は1/3程度だともいわれていて、随分と中東にも売られているようだ。
なお、ハイスペックな無人機の開発もやっているらしく、それがこちら。
<コラム>中国の超音速ステルス無人機「暗剣」とは?ネットで広まった写真に注目
6月24日(日)15時0分
6月5日、中国の無人機「暗剣」の画像が中国インターネットのソーシャルメディアに現れた。中国航空工業第一集団(AVIC)の瀋陽航空機設計研究所が開発するこの無人機は、ステルス性能を持ち、超音速で飛行できると推測されている。しかし写真に写るこの機体が単なる実物大模型なのか、それとも飛行可能な実証試験機なのかはわかっていない。「暗剣」の開発がどこまで進んでいるのかに関心がもたれている。
「Biglobeニュース」より
「暗剣」と呼ばれる無人機で、超音速で飛行するといわれている。

これに飛行能力があるかどうかはハッキリしないが、相当開発を進めていることは間違い無いし、そこに多大な資金を注ぎ込んでいることは間違い無いだろう。
韓国で研究開始!
低被探偵察無人航空機の導入
で、こうした流れを受けて韓国でも、といういつものパターンのようだ。
関係者によると、韓国軍は7月、「低被探偵察用無人航空機」の導入を長期新規所要事業として編成し、運用概念の研究を開始した。「低被探」とは探知されにくいステルス技術を意味する。韓国の国防科学研究所(ADD)はこれまで、ステルス能力を備えた無人機技術を「核心技術の研究事業」に選定し、推進してきた。ADDは無人機のステルス形状の具現化、ステルス塗料の開発などレーダー反射断面積(RCS)を減らす技術を研究し、最近になって一部分野で完成レベルに達したという。
「レコードチャイナ」より
えーっと、確か別の記事で無人機を導入するとか何とか。
確か、 「ソンゴルメ(隼)」とか「Remoeye」とかいう無人機の研究をしていたような気がする。あれって、どうなったんだっけ?
あと、自爆型のドローンを作るとか何とか。
で、新たにまたステルスの研究ですか。
軍は今回の運用概念研究を終え次第、合同参謀会議を開いて戦略化の可否と時期を確定し、国防中期計画に盛り込んで予算に反映する方針という。軍関係者は「長期新規事業に反映したというのは本格的に検討し始めたという意味」とし、「実際の戦略化は早ければ2030年以降になるとみられる」と説明した。
「レコードチャイナ」より
ちょっと前まで永遠の10年計画と揶揄されていたが、ここでも10年後を見据えているということを宣っているようだ。
韓国がいうのは「いつか出来たら良いな」計画であって、結局何にもならない事が多い。
無人偵察機の導入は?
そういえば、無人偵察機RQ-4を買うとか。
米国、グローバルホークの韓国販売を承認…1兆1000億ウォン規模
2019年07月31日16時10分
米国防総省傘下の国防安全保障協力局(DSCA)は、国務省が韓国に無人偵察機グローバルホーク(RQ-4 Block 30 RPA)を9億5000万ドルで(約1兆1220億ウォン、約1030億円)で販売する計画を承認した、と発表した。
「中央日報」より
これの導入も紆余曲折を経ているので、本当にアメリカが売ってくれるのかはちょっとよく分からないのだが、それよりも寧ろ対応する施設を作る方が先決なんじゃ無いかなぁと。
色々手を出している様なんだけど、果たしてどうなることやら。
案外、支那に丸投げして売って貰った方が色々捗るんじゃ無いかという気がして仕方が無い。
頑張って!
コメント
>韓国がいうのは「いつか出来たら良いな」計画であって、結局何にもならない事が多い。
南朝鮮の開発計画なんてお笑いネタを提供するだけの自虐ギャグですから、まあ続報で笑わせてくれるのを期待ですね。(でもマズい状況になるとポッケナイナイスキャンダルでもない限り、いつの間にか途絶えてしまうんですけど-冷笑-)
ところで日本はどうなんでしょうね?
2年前くらいの次期FXの構想図には親機+子機数機による、対空戦を想定したような話もありましたが...。
開発に技術的・予算的なハードルはあるでしょうけど、深刻な人員不足を補うには欠かせない着想だと思うんですよ。
僕は「いずも・かが型」及び「次期軽空母構想」にも、無人機を搭載できればと考えていますので、空自・海自で兼用可能な機体開発が一番合理的。
アメリカ空軍のRQ-170 センチネル(偵察機型)・開発中のファントム・レイ(戦闘機型)を組み合わせた様なスペックで、次期FXで複数制御でき軽空母から発進可能&長時間哨戒可能な機体が希望ですね。
今年の予算で手のひらサイズのドローン開発が始まる様ですが、無人機に関してはもっと大胆に計画を進めて欲しい。
朝鮮半島情勢次第で支那の動きが大きく変わるでしょうから、その前に何とかしないといけないんじゃないかな?
韓国のアレはともかくとして、日本も無人機の分野では立ち後れている感じは否めません。
何しろ、優秀な無人機を民間が持っているにもかかわらず、自衛隊の技研が独自で開発して失敗、みたいな話もあったようで。まあ、あくまで噂レベルの話で、裏がとれていないのですが。
ご指摘の親機+子機構想も進んではいるらしいのですが、めぼしい情報は出てきませんねぇ。
http://tokyoexpress.info/2016/10/11/%E7%A9%BA%E8%87%AA%E3%80%81%E6%9C%89%E4%BA%BA%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%E3%81%A8%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%A9%9F%E3%81%AE%E6%B7%B7%E6%88%90%E9%83%A8%E9%9A%8A%E3%81%8C2030%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E3%81%AB/
こんな感じの情報は見かけましたが、TACOMの自律飛行のテストはやられているみたいですけど、技術的にどうなんだという話はニュースには上がってきていませんね。
ステルス機の何が良いって、「我が国の優れたステルス技術により、相手国は感知できなかった」と言い張れることですよね。
「完成したが機密保持のため機体の公表はできない」って発表と、後出しの「実は○○の訓練・作戦にも投入していた」って発表でいいのですから、韓国にとって最高の兵器なのでは?
日本の話は調べて見たのですが結局どうなっているのかよく分かりませんでした。UAV計画は日本でも苦戦しているような感じらしいのですが。
予算が足りない!と、そういう事かも知れませんね。
こちらのコラムではないと思うのですが、
ドローン迎撃用のレーザー兵器を開発するようです。
良かったら特集してもらえないでしょうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00080062-chosun-kr