韓国軍、無人システムの展開を加速

お笑い韓国軍

これ、やっちゃアカンヤツじゃ無いの?

South Korea accelerates deployment of unmanned systems

2020/12/11

SEOUL — South Korea has announced a series of contracts to develop and deploy indigenous unmanned and robotic systems in a bid to move to smaller but smarter armed forces fitted with high-tech technologies.

The Defense Acquisition Program Administration, or DAPA, announced Dec. 9 it has signed a contract with LIG Nex1, a precision-guided missile maker in the country, to develop an underwater mine detector for naval operations. The contract is worth about $11 million.

「DefenseNews」より

方向性としては望ましいと思うのだけれど、「韓国、無人システムの導入を加速」とあるのだけれど、何時も斜め上の要求をしちゃう韓国軍には鬼門のような気がしてならない。

無人システムを迅速に導入

10月のニュースでこんなものがあった。

自爆無人機など12事業推進 「無人戦闘時代」に備え=韓国軍

2020.10.19 12:35

韓国軍が「無人戦闘時代」に備え、自爆無人機や小銃照準射撃ドローン(小型無人機)の導入など総額260億ウォン(約24億円)規模の12事業を推進する。

「聯合ニュース」より

いつもの、妄想ホルホル全開記事だと思っていたので、この時は特に突っ込みもせずにスルーした。

無人機の導入ニュースなどそれ程珍しい話でもないし、予算規模は12事業で総額で260億ウォン(約24億円)と、「いつものポッケナイナイニュース」だと感じたためだ。コンテンツとしては弱いしね。

ただ、読み飛ばしていた事もある。

軍は人工知能(AI)やドローンなどの新技術を採用した製品を民間から購入し、テスト運用を経て迅速に導入する事業を今年から実施しており、その第2次事業として新たに12事業を選定した。

~~略~~

防衛事業庁は19日からこれら12事業の事業者を募集し、年内に選定して来年上半期(1~6月)のうちに軍への製品納入を受ける計画だ。

「聯合ニュース”自爆無人機など12事業推進 「無人戦闘時代」に備え=韓国軍”」より

ここに「迅速に導入」と書かれている点である。年内に業者が選定されて、来年上半期には製品が納入されるというのである。

またまたー、ご冗談を。

無人偵察機&攻撃機

ところで、全開のニュースで導入する予定の機器のイメージはこんな風に紹介されていた。

あ、うん、ドローンだね。ただし、テスト機のような……。

ヘキサローター型武装ドローン

ところが、どうやらテスト版ではなく、製品版も用意はされているようで。

The DAPA also signed contracts with local defense contractors to introduce unmanned aerial vehicles, or UAVs, through a fast-track acquisition process.

The agency announced Dec. 2 that it would buy three types of UAVs — a suicide drone, an attack drone armed with a rifle, and a small-sized drone for reconnaissance and offensive operations ― with an investment of some $2.5 billion.

「DefenseNews”South Korea accelerates deployment of unmanned systems”」より

無人航空機の方は、「local defense contractors」とだけ書かれているので、地元の防衛産業従事業者と訳せば良いのかな。記事の下の方に企業名もでているが、UMAC Airという会社のようだ。

コレがその製品版のようで、羽根は6枚あるヘキサロータータイプで、5.56mmK2ライフルを搭載している模様。……この写真から判断すると結構大型のドローンのようだね。

ヘキサローターを採用することで、安定した姿勢で弾を発射でき、射撃精度も高いと説明されている。

クワッドローター式自爆ドローン

もう1つがダッツコーポレーションという会社が担当するドローンらしい。こちらはクワッドローター式なのだが……。

なんと、自爆型のドローンらしい。

作戦イメージが付いているが、ちょっと意味がよく分からないな。歩兵がバックパックに複数の自爆型ドローンを背負って歩き、適当な場所からドローンを飛ばして自爆させるということらしいのだけれど、手榴弾を投げるよりは安全に攻撃できるのだろうか??

韓国製の手榴弾は、結構不発率が高く、投げる前に爆発するような事故も何度か起こしているシロモノ。それを考えればマシなのかも??

ダイレクトコリジョンストライクドローン

あとは、お馴染みのLIG Next1が契約した固定翼を備えたティルトローター式偵察・攻撃型UAVがあるらしい。

The multifunctional drone, called the Direct Collision Strike Drone, was developed by LIG Nex1. The drone is known to be capable of destroying targets with accuracy with the help of infrared cameras and a laser rangefinder. It is a hybrid UAV with both fixed wings and booms mounting four rotors that allow it to take off vertically.

「DefenseNews”South Korea accelerates deployment of unmanned systems”」より

……固定翼を持っているのにローターも備えているのか。

これ、赤外線カメラとレーザー距離計を備えていると書かれていて、コレも開発済みなんだとか。垂直離着陸できるポイントは分かるんだけど、翼が長いのはある程度の高度まで上がってから滑空させる予定なんだろうか??

海軍作戦用の水中地雷探知機

更に、LIG Next1には海軍作戦用の水中地雷探知機も開発する予定のようだ。

The Defense Acquisition Program Administration, or DAPA, announced Dec. 9 it has signed a contract with LIG Nex1, a precision-guided missile maker in the country, to develop an underwater mine detector for naval operations. The contract is worth about $11 million.

Fitted with a supersonic camera and sonar, the underwater system is capable of self-driving for more than 20 hours to find mines and monitor the enemy’s possible infiltration. It can also collect topographic information for rescue operations, the agency said in a news release.

The underwater robot detector would be able to help reduce time and minimize casualties during naval operations to deal with mines and explosives, the agency added. Currently, the South Korean Navy uses sonar systems on manned vessels to find mines or explosives, which are removed by underwater disposal teams.

「DefenseNews”South Korea accelerates deployment of unmanned systems”」より

絵はないけれども、「頑張って」という感想しか出てこない。

装備品調達プロセス改革

今回ちょっと驚いたのは、上に言及したように6ヶ月で導入するという話である。

通常の流れだと、「調達計画立案」→「軍による評価試験」→「結果に基づく検討」→「購入契約」という流れで3~4年ほどの時間を費やすことになるようだ。ところが、今回は民間主導で開発が進んで、軍が「コレクレ!」と気に入ったものを導入する流れのようなので、調達計画案から6ヶ月以内に評価試験を開始出来て、早期購入が可能になるという。

韓国が手を出したらアカン方式のような気もするが、しかし、ドローンや通信機器関連の技術革新の早い商品を兵器に採用する場合には、このような手続きを簡素化した導入というのはアリだろう。

そんな簡単に行くのかは知らないが、上手く嵌まれば確かに最新技術が軍に投入できるメリットはあるのかもしれない。

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追記

情報を戴いたので追記しておきたい。

これはLIG Nex1の開発した固定翼を備えたティルトローター式偵察・攻撃型UAVの別形態である。なるほど、飛行形態の場合はこんな感じになるのだね。確かにティルトローター式というのだから、ローターの角度変更があるというのは予想して然るべきであったのだけれど、この形状はちょっと予想外だった。

In 2018, the company won a military contract for small drones which are capable of vertical take-off and landing. The exact weight of the projectile that could be mounted on the drone is unknown. The drones are expected to be ready for military use by 2021.“

 Microinfinity is currently supplying navigation devices to LIG Nex1. Though it’s unclear why the company made the investment, LIG Nex1 might have thought that there could be a strategic technology in Microinfinity,” an official from Microinfinity said.

「UAS Vision」より

なるほど、未だ開発中なのね。

しかし、ここで言及されているのは、あくまで偵察機を開発しているということで、攻撃型はどうするんだろう?まあ、他にも情報があればお伝えしたいと思う。

コメント

  1. >翼が長いのはある程度の高度まで上がってから滑空させる予定なんだろうか??
    このLIG Next1のティルトローター式偵察・攻撃型UAVは前方のローターが90度回転して水平飛行できるというやつですね。
    (https://www.uasvision.com/2020/04/07/koreas-lig-nex1-invests-in-drone-sensor-company/)に水平飛行モード状態の写真が出てます。

    • 情報ありがとうございました。
      なるほど、ティルトローターですから当然、こういった形もあり得る訳ですよね。

  2. >調達計画案から6ヶ月以内に評価試験を開始出来て……

    韓国の会計年度がよく分からないのですが、「今年の予算、今年のウチに」って事かなと、ふと思ったです。
    来年は猛烈に予算減らされる未来が見えているとか。

    • 予算の話は詳らかに分かりません。
      ただ、この時期に予算の話が出て、3月頃迄には決定する流れのハズですから、印象としては日本に近いんじゃないかと。

  3. 木霊さん、おはようございます。

    UAV戦力化という目指す方向性は間違っていないと思いますし、短期で次々に戦力化できるのは大したものと評価していいんじゃないかな。(本当に使い物になるか怪しいですが)

    日本の自衛隊は攻撃型(自爆型)は国際条約でご法度のはずですが、偵察型さえまだ見ぬ状態なのが厳しいですね。
    国内には既に実績十分な有望メーカーがあるのですから、もうそろそろと言うより一刻も早く防衛アイテムとして実用化を希望します。

    そして、数で侵入してくるUAV兵器を拡充させ敵を迎撃できる、例えば安価なレーザーガン・サイバー攻撃での撃墜などの装備充実も急務でしょう。
    戦闘艦が領海に接近してUAVを発進しない限り、所詮長躯できないUAVですから領海数キロで迎撃し侵入を許さなければいい訳です。

    岸防衛相が「そもそも尖閣には領土問題は存在しない」と正論で反撃したとかのニュースもありますが(領土問題はないという基本しっかり抑えた対応で評価します)、とはいえ言葉や態度だけでは尖閣含む南西島嶼つまり沖縄も守れません。
    南朝鮮の如く新兵器開発したら何でもホルホルしてみっともなく騒ぐ必要はなく、日本は着々と実戦で有効な戦力準備を怠りなく進めていくべきです!!

    • そうですね、今後、無人機を使わないという決定をする方が頭がオカシイと思いますので、方向性としては問題無いでしょう。
      早期に実用化するという方向性もイイと思います。
      その点はいずれも自衛隊が見習うべき点であると思いますよ。
      また、レーザー兵器に関してもそうですね。

      ただ、韓国軍の場合は常に碌でもない結果をもたらしますからねぇ……。