韓国軍が作る「日本の竹島奪還作戦」の対応文書

お笑い韓国軍

韓国軍の立場を考えれば、これは作って当たり前の文書ではあるが、日本人としてこれを許せるのかとはまた別の問題である。

韓国軍、日本の独島侵攻シナリオと対応の文書を作った

記事入力 2021.02.11 午前3:02 最終修正 2021.02.11 12:30

軍当局が日本の自衛隊の独島侵攻作戦のシナリオと、これを守ることが私たちの軍の対応電力などを明示した内部文書を作成して、昨年12月、国会に報告したもので、10日に確認された。韓国軍が日本の独島侵攻状況を具体的に想定して、これを資料にしたという事実が把握されたのは初めてだ。

「NAVER」より

僭越ながら、存在しているだろうなと言うことは想定していたよ。

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荒唐無稽な奪還作戦

韓国軍が想定する3段階のシナリオ

ハングルは読めないので、グラフに何が書かれているかは不明だ。

国民の力ガンデシク議員と軍消息筋など本紙の取材を総合すると、その文書円1〜3段階にわたる自衛隊のステップ独島侵攻作戦のシナリオが含まれている。

「NAVER”韓国軍、日本の独島侵攻シナリオと対応の文書を作った”」より

ただ、3段階の奪還作戦が敢行された場合のシナリオを想定しているらしい。

下の方に要約があるので見ていこうか。

  1. 竹島上陸条件を作るために、サイバーを通じて「竹島封鎖」を主張し、主力部隊上陸前に派遣する先遣部隊を竹島の男島に浸透させる。
  2. イージス艦1隻と潜水艦2~4隻、F-15Jなどの戦闘機と早期警報統制機などを動員し、制海権を確保する。
  3. おおすみ型輸送艦(8,900t)と輸送ヘリCH-47「チヌーク」、エアクッション艇1号型を投入して2個正体を浸透させる

ちょっと意味が通らないところもあるので、勝手に意訳しているが、こんなシナリオを考えているらしい。

この他にも、ボートを利用して個別に半小隊を女島に浸透させて住民宿上陸させる案もあるという。

竹島はこんな感じの地形になっているのだが、作戦としてこれがやれるかというと個人的には疑問が大きい。が、まあ、それはさておこう。

韓国軍の対応

これに対して、韓国軍はどうするのかというと、こんな風に記載されている。

軍当局は、これに対応して独島を守る韓国軍のF-15KなどF系の戦闘機とイージス艦、玄武弾道ミサイルなど陸海空軍の主力兵器もこの文書に記述したことが分かった。

「NAVER”韓国軍、日本の独島侵攻シナリオと対応の文書を作った”」より

これまた無理な作戦を(苦笑

ただ、韓国軍はこうしたシナリオを真剣に考えているようで、数年前からこんな話がチラホラとあった。

韓国、空中給油機を導入…F-15Kの独島作戦は1時間延長可能

2018.11.12 15:26

周辺国との神経戦が続いている独島(ドクト、日本名・竹島)と離於島(イオド、中国名・蘇岩礁)で非常事態が発生した状況を仮定しよう。韓国空軍が緊急出動させた戦闘機はどれほど飛行できるだろうか。現在保有する戦闘機のうち最も機体が大きいF-15Kは燃料をすべて満たしても独島で30分間、離於島で20分間ほどしか作戦を遂行できない。主力機のKF-16の場合、独島では約10分間、離於島では5分間に減る。戦闘機にとって短い作戦時間は片手を縛って戦うようなものだ。

しかし今後はこうした制限が緩和する。空軍戦闘機の作戦時間と半径を大幅に増やす空中給油機1号機が12日午後に韓国に到着するからだ。空中給油機は飛行中の航空機に燃料を給油する支援機。

韓国空軍の最初の空中給油機はエアバスD&S社のA330 MRTTだ。来年に追加で3機が導入される。

「中央日報」より

実際に、作戦に必要ということで導入したのがKC330(エアバス社製A330 MRTT)である。

まあ、KC330の導入が2018年11月に1号機が導入され、2019年4月に2号機、8月に3号機、12月に4号機が導入されていて、合計4機で2020年7月から作戦を遂行する予定になっていた。

韓国空軍が空中給油機を初配備 戦闘機の作戦能力向上へ   | 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は30日、釜山の金海空軍基地で空中給油機KC330の戦力化行事を行った。 欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(ADS)が製造したKC330...

実際に予定通りに導入されて、運用されていたという報道はあったので、一応使えるのだろう。

戦作権「談判」…韓国新国防長官、「空中給油機」で来月訪米

2020.09.23 10:13

韓国の徐旭(ソ・ウク)新国防部長官が空軍空中給油機(KC-330)に乗って初の海外出張をする。複数の政府筋によると、徐長官は来月中旬に米ワシントンで開催される韓米定例安保協議(SCM)に出席するためKC-330に乗って訪米する計画だ。

~~略~~

実際、7月24日には在外国民移送作戦に初めて投入された。イラクに派遣されていた勤労者293人は2機のKC-330に分かれて乗って帰国した。

これに先立ち6月末にはKC-330でアラブ首長国連邦(UAE)に駐留中のアーク部隊員の勤務交代が行われた。また今年の6 ・25戦争(韓国戦争)70周年の前日には、北朝鮮で発掘された国軍戦死者の遺骨をハワイから送還する任務も遂行した。

KC-330は2018年11月から昨年11月にかけて計4機が順に導入された。このため現在は24時間の運用が可能だ。「4機体制」なら、それぞれ作戦遂行-出撃待機-教育訓練-整備を同時に進行できる。

「中央日報」より

無事に空中給油できるように訓練できているかは知らないが、まあ、大丈夫なんでしょうよ。

ただ、イージス艦の方は漂流物でセンサーが壊れるほど繊細な船らしいし、玄武弾道ミサイルで一体何を攻撃刷る気なのかと。

予算獲得の為のシナリオ作成

ともあれ、こうしたシナリオを作っている背景には、韓国軍の予算獲得の為の涙ぐましい努力があると、その様にも伝えられていて、別に作戦を立案することそのものは悪いことではないだろう。

康議員側によると、最新型の戦略資産の導入を推進している軍当局がこの戦略の資産を配置する必要性を説明する文書に日本軍の独島侵攻シナリオ文書を含ませた。「自衛隊の軍事的脅威を防御するために、新しい戦略資産が必要だ」と強調したという。

「NAVER”韓国軍、日本の独島侵攻シナリオと対応の文書を作った”」より

だけど、「新しい戦略物資が必要だ」と素直に主張してしまうのはどうかと思うし、これを国会で発表してしまうのも又、ちょっとどうかと思う。当然ながら外交問題に発展するだろうから打。

軍が事実かどうかが不明確なシナリオに基づいて、最新の戦略資産の導入の必要性を国会に報告したことを自ら認めたわけだ。軍消息筋は「毎年実施する独島防衛訓練さえ外交問題に飛び火することができるという理由から、訓練の目的に「日本」が明示されない。文書の存在だけで、両国に及ぼす影響が少なくないだろう」とした。

「NAVER”韓国軍、日本の独島侵攻シナリオと対応の文書を作った”」より

興味深い事に、この作戦立案には、自衛隊出身の武器研究家の「三鷹聡」が雑誌に寄稿した仮想の竹島進行状況を参考にしたとか書かれている。

「三鷹聡」といえば、加藤聡氏が使うペンネームであると知られている。ただ、この人、ただのライターだぞ。

役員紹介

カメラマンとして、月刊「PANZER」や「軍事研究」に記事を寄稿した経歴があるので、その辺りの話を言っていると思うのだが、ほぼ素人だよね。これを元に作戦立案というのもお粗末な話だ。

まあ、ネタ的な扱いではあるんだけど、作戦を立案して予算を調達することそのものは、問題無い。寧ろ自衛隊もやるべきだし、やってはいると思う。でも、国会で話に出してしまうあたりのセンスはヤバい。

追記

コメントでもいただいたのだが、日本側もこの件で抗議したようだ。

韓国国防白書めぐり抗議 防衛省

2021年02月02日18時41分

 防衛省は2日、韓国国防省が同日公表した2020年版国防白書の記述について「日本の立場と相いれない」として在京韓国大使館の駐在武官を呼び、事務レベルで強く抗議した。

「時事通信」より

ん?防衛省、だと?

防衛省、韓国に懸念伝える 竹島巡る報道に「事実無根で遺憾」

毎日新聞2021年2月12日 18時47分(最終更新 2月12日 18時47分)

岸信夫防衛相は12日の記者会見で、韓国報道について11日に防衛省が在日韓国大使館の駐在武官に強い懸念を伝え、事実関係の説明を求めたと明かした。

「毎日新聞」より

防衛大臣の岸信夫氏も、懸念を伝えたという会見をしているのでまだマシだが、先日の防衛白書の件と言い、そろそろ外務省が出てくるべき案件である。

韓国に対して「外交的に問題にするぞ」という態度でもいいんじゃないだろうか。日本、舐められ過ぎだ。

だって、相手は国会で話題にしているんだぜ?荒唐無稽な話を。そして、その計画書で予算建てをしていると。其れはすなわち韓国政府が公式に日本を「敵」と認定して、実際に予算を付けたことを認めたことに他ならない。

外交レベルで問題視しない方がおかしい。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    防衛省はさっそく抗議したようですが、国際法にのっとり実効支配を認めないというアピールでしょうね。
    本音はど素人のライターの作戦案なんかベースにして、本当に恥ずかしくないのかと鼻で笑ってるんじゃないかな。

    実際には「竹島奪還」の作戦案は極秘で練られていると想像しますが、女島(東島)には警察とはいえ40人くらいが駐留していて、警備隊宿舎、灯台、ヘリポート、気象観測台、船舶接岸施設、送受信塔、レーダーと狭い島内に中々の設備を有しています。
    武力行使して衝突するのは悪手なのは明らかですから、じれったいけど国際法を盾に南朝鮮の横暴な不法占拠を訴えていくしかないのかな。

    アメリカが主導したサンフランシスコ条約破りなんだから、何らかの手を使ってアメリカを動かす事ができればいいのですが、これは余程の情勢変化(米韓同盟破綻とか)がない限り期待できません。

    朝鮮戦争(米ソ代理戦争)のどさくさに紛れて竹島を武力で抑えたのですが、アメリカが冷たい判断でスルーしたのが恨まれますね。

    • おはようございます。
      抗議した件も追記しておいた方がよさそうですね。
      とはいえ、この仕事、本来は外務省案件なのですが、外務省は仕事をしなかったようです。

      竹島の内情ははっきりわかりませんから、作戦の荒唐無稽さには突っ込みませんでしたが、そもそも奪還作戦で軍隊を出すのは悪手なんですよね。相手は建前上は警察ですから、自衛隊で対処というのは全く無理筋とまでは言えませんが。
      竹島奪還は相当ホネだと思いますし、だからこそずっと居座っているのでしょう。

      竹島に関しては打開策がないのですが、尖閣諸島についてはこれでは困ります。
      当初は、「取らせてから奪還」という計画だったようですが、色々調べてみるとやはり難しいようで、竹島の二の舞になりかねません。公務員を常駐させるという話、やはり実現すべきでしょう。