【無理デス】日本が韓国の練習機を購入?!そんなアホな

大韓民国

中央日報のホルホルっぷりにも呆れたものである。コメントでも紹介頂いたが、未だこんな事を言っているのか。

<Mr.ミリタリー>日本が韓国産戦闘機を輸入することは可能か(1)

2020.07.16 14:05

最近、日本では専守防衛の争点「敵基地攻撃能力保有」が浮き彫りになっている。弾道ミサイルの脅威を根源的に解消するためには、防御よりも原点に対する攻撃が効果的という論理だ。

~~略~~

一部では韓国のT-50高等訓練機導入の可能性も慎重に検討すべきだという見解が提起されている。韓日関係が制限要素になっているが、今後、韓米日安保協力および相互運用性向上レベルで推進する必要があるからだ。韓国のT-50訓練機はF35戦闘機に最適化された高等訓練機であり、すでにインドネシアやフィリピンなどに輸出されている。

「中央日報」より

いい加減にしろ!

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T-4練習機の問題点

練習機の老朽化

さて、この様な寝言の発端になった切っ掛けは2つだと思う。記事でも言及はされているけれどね。1つは航空自衛隊の練習機の老朽化問題だ。

丸茂空幕長、T-4飛行見合わせ、部品改修で対応

2019.04.22

丸茂吉成航空幕僚長は4月19日の会見で、中等練習機として各航空基地で使用するT-4にエンジン不具合が発生したとして、同機すべての運用を見合わせていることを明かした。

~~略~~

 ただ、T-4は1988年から運用開始となった航空機。約30年も使用していながら、部品の改修が必要になった背景には、長年使用してきたからこそ、機体そのものの経年が影響したと考えられる。改修が必要な部品は整備の都度交換するものではあるものの、交換できない部品で経年による影響が発生したと見られる。そのため、従来の部品では振動を抑えきれず、想定を超える振動によってエンジンの不具合につながったようだ。

「Wing」より

T-4練習機は1988年から運用が開始された古い機体で、川崎重工が製造している。

大規模な改修をしていないため、経年劣化という問題は付きまとうようになっているようで、実際にWingでもその様に分析している。

戦闘機ではフレームや使える部分を流用して中身を別モノに、なんて改修もそこそこあるのだけれど、練習機ではなかなか費用効果的にもそういうやり方が難しい。古い機体をダマしダマし使ってきたので、限界を迎えるということはまあ、それほど不自然では無い。

ブルーインパルスも機数が減った! そろそろ考えようか空自T-4練習機の「後継」

6/20(土) 6:00配信

河野太郎防衛大臣は2020年6月2日(火)に防衛省内で行われた定例会見で、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」(正式部隊名は第4航空団飛行群第11飛行隊)を当面、通常の6機編成から4機編成にすると発表しました。

「yahooニュース」より

ただ、ブルーインパルスにも影響がでる状況でT-4練習機全体の問題として考えられるため、この記事にもあるようにそろそろ更新を考えるべき時期に来てはいる。

内装品の更新も必要

そして、「練習機」という位置づけなのではあるが、そろそろ見直しをしないと「練習機」という形での運用も難しいという事になりそうなのだ。

 航空自衛隊は2020年6月の時点で、F-35、F-2、F-15、F-4EJ改の4種類の戦闘機を運用しています。F-35AとF-2は液晶ディスプレイなどを多用した「グラスコックピット」と呼ばれる近代的なコックピットを採用しており、201機を保有しているF-15のうち、能力向上改修を受けて今後も長期に渡って運用される機体は、改修の一環としてグラスコックピット化される見込みとなっています。  1980年代前半に開発されたT-4のコックピットは、アナログ計器の並んだ、現在の基準から見ると古めかしいものです。基本操縦訓練には十分対応できますが、F-2や今後導入が進むF-35A/B、グラスコックピット化される可能性が高いF-15、そしてF-2を後継する次期戦闘機の戦闘機操縦課程訓練で使用するには、能力不足の感があることは否めません。

「yahooニュース”ブルーインパルスも機数が減った! そろそろ考えようか空自T-4練習機の「後継」”」より

グラスコックピットへの対応はシミュレーターを用いれば良い、という考え方もあるけれども、そもそもアナログ計器を見ながら飛行する技術は、戦闘機の運用には不要になりつつある。

アメリカも練習機を更新

そして、アメリカも似たような事情からT-38「タロン」練習機から、T-7Aレッドホークに更新をしている。

Air Force announces newest Red Tail: ‘T-7A Red Hawk’

September 16, 2019

NATIONAL HARBOR, Md. (AFNS) —

The Air Force’s all-new advanced trainer aircraft, the T-X, has officially been named the T-7A Red Hawk.

Acting Secretary of the Air Force Matthew Donovan made the announcement during his speech at the 2019 Air Force Association’s Air, Space and Cyber Conference in National Harbor, Sept. 16.

「U.S. Air Force」より

T-38「タロン」は練習機ながらアフターバーナーを装備した優秀な機体と評価されていた。

とはいえ、初飛行が1959年とかなりのご高齢な機体なので、老朽化と共に修理コストの上昇が顕著になってきたので流石に更新したいということになった。

そこで、ボーイングとサーブが共同で提案したT-7Aレッドホークを採用した。

で、この機体、実は日本の航空自衛隊にも売り込みがかけられている。

対抗馬としてT-50が

そうそう、忘れるところだったがT-7Aレッドホークに選定される前に、T-50高等練習機が対抗馬としてノミネートされていた。

米国は次世代高等訓練機事業でT-50訓練機の性能を高く評価した。今年1月17日には空軍賃貸事業単独入札者に選定している。最近、競争入札に変わったが、T-50訓練機が最終的に選ばれる可能性が高い。

「中央日報”<Mr.ミリタリー>日本が韓国産戦闘機を輸入することは可能か”」より

更にその実績を買われたのか空軍賃貸事業競争入札にもノミネートしている。このブログでは何度も説明したが、T-50高等練習機は、F-16戦闘機をベースにロッキード・マーティン社が設計開発した機体で、製造を韓国の韓国航空宇宙産業(KAI)が担っている。

[単独] KAI「T-50」・イタリアのM-346」、イスラエルに続きアメリカ訓練機事業激突

登録2020.06.02 14:49:33

米空軍が、代替訓練機供給事業を競争入札で変え韓国航空宇宙産業(KAI)の「T-50」と、イタリアレオナルド「M-346」訓練機が激突する。

「The GURU」より

練習機にはT-7Aレッドホークが選ばれて、事業者がボーイングであったために、ロッキード・マーティン社がT-50高等練習機を候補にねじ込んだのだろうが、そもそもT-7Aレッドホークが開発中の機体で無ければ、この話は出てこなかったわけで。

そして、イタリアのM-346もまた練習機の候補にあがっていた機体であることを考えると、単独入札が競争入札になったのは自然な流れに思える。

ただ、イタリアか韓国か、という二択を迫られているのではなく、ロッキード・マーティン社か外国企業(イタリアのアレーニア・アエルマッキ社)かを選定する話になっているので、T-50を選ぶ可能性は少なく無いと思う。

日本の練習機はT-7も不調

そんな状況なので、冒頭の記事のような話が出てきてもおかしくは無い。ただ、この話、ずっと国内企業が担ってきたという背景も考え合わせると、そもそもT-50を選定する選択肢はあり得ないと思う。あってT-7AやM-346のライセンス生産という線が妥当だ。

中期防でT-7初等練習機の後継機検討へ

2018.12.21

中期防衛力整備計画に航空自衛隊の初等練習機T-7の後継機検討が盛り込まれた。「教育訓練を着実に実施するため、現有の初等練習機(T-7)の後継となる新たな初等練習機の整備について検討の上、必要な措置を講ずる」と記載されている。航空自衛隊によると、T-7は2000年度に選定され取得が開始され、2008年度までに49機を取得している。耐用命数は公表されていないが、既に30年以上運用されているT-4中等練習機より先に後継機の検討が始められるということになる。中期防の記述から最終年度の2023年度までには後継機を選定するかどうか決めて、機種選定に入ることになる。

「Wing」より

ちなみにT-7初等練習機は中島飛行機……ではなく、富士重工(現SUBARU)が製造している。その前のT-5初等練習機も富士重工が担当していることを考えると、T-9(多分)もSUBARUがという流れになりそうだ。

一方のT-4中等練習機はというと、その前のT-2高等練習機に三菱重工がエントリーしていたので、順当に考えればT-6(多分)として三菱重工が作る話が出てきそうなのだけれど、実はF-3次期戦闘機の設計で忙しい三菱重工が頑張れるかというのはよく分からない。川崎重工が担当するという事になる可能性はあるが、しかしアビオニクスの問題があるので、川崎重工ができるかどうか。

F-3戦闘機にも!と欲をかく韓国

さらに厚かましいことに中央日報はこんな事を言い出す始末。

日本防衛省は7日、2024年までにF-2次世代戦闘機の試製機製造に着手し、2031年に量産を始め、2035年の作戦配備を進めると発表した。ここでも次世代戦闘機を開発する韓国と協力する余地がある。

「中央日報”<Mr.ミリタリー>日本が韓国産戦闘機を輸入することは可能か”」より

え?韓国の技術をどう使えって?

「協力する余地がある」って、余地なんか無いから。さっさとGSOMIA破棄を日本に突きつけて、お別れするというのが有望な展開だよ。特にF-3戦闘機に関してはスパイを紛れ込ませるワケにはいかないので、断固拒否である。

……感情論はさておき、こうしたT-50高等練習機の引き受けや、F-3次期型戦闘機の開発にかこつけてKFX韓国型戦闘機用に技術をもらっちゃおうというおかしな考えを、政治家がする可能性は否定できない。

だが、そもそも韓国とは「幅広い分野での防衛協力」ができる国ではないことは、防衛白書の上でも明らかにしたわけで、キッパリとお断りして欲しい。

何でも国産化することが正義であるとは思わないが、韓国はない。それはねーよ。

コメント

  1. F-35を大量に追加導入することを考えると米軍でF-35用の練習機として採用されたT-7Aレッドホークを選択するのが妥当でしょうね。
    T-7Aレッドホークは量産効果による価格低下も望めるけどT-50Aは練習機に不要な軽攻撃機用のスペックのせいで高価格になっているのもネックですしそもそも今の日韓関係で買ってもらえるかもと考えること自体がおかしいですけどね。
    T-50を導入するにしてもT-50Aはほぼ全ての工程をアメリカの工場で行う予定だったから韓国の出番はほとんどないでしょうけど。

    T-7Aを導入する場合は合わせてレシプロのT-7もT-9へ転換しないと紛らわしくてしょうがないですね。

    *飛行機モデラーとしてもT-7Aのほうが好きなので後継練習機を国産化しないならT-7Aに早く決めて欲しい、そうすればキット化されるのも早くなるから。
     T-4後継機の国産化はT-4改とかでいいから頑張って欲しいけどF-2後継機もあるから予算的に厳しいだろうな。(F-35対応でグラスコクピット化等するとT-7Aより高くつだろうし)

    • どうするにせよ、早い段階で決断して欲しいと思いますよ。
      とはいえ、色々な装備品が高騰しているので、なかなか厳しいですよね。
      そろそろ1%枠を破壊して欲しいところ。

  2. 何よりもFX3開発が最優先だろうし、次期練習機まで中々予算を割けそうにないのが悩みですね。
    輸送機C-2(ブルーホエール)の残りの調達は7機、早期警戒機E-2Dは13機の調達がほぼ完了しますから、その予算をTXに廻せればいいのですが...。

    T-7レッドホークはF35を初め様々な機種に対応しているとはいえ、まず練習機としては単発である事・さらに高等練習機に分類される事で、空自が初等練習機(T-7)→中等練習機(T-4)→飛行教育隊で実戦機で鍛えるという流れも途切れちゃいます。(貴重なノウハウが失われる)

    僕は確か2~3年前にIHIが試作品を納入したエンジンは十分に試験済みだと思い、それを元にダウンサイジングした新型エンジン×2基の双発でT-4を若干大型化し、レーダーとグラスコクピット&アビオニクス関係はFX3と一部共有化させるという選択肢を希望しているんですけどね。
    機体と組み立ては川崎が主体となり、レーダーとアビオニクス&グラスコクピットは三菱って感じかな。

    出力大幅アップによりCOIN機として需要がある、東南アジア等の友好国相手への輸出も視野に入れて欲しい。
    ドルフィンという愛嬌のある称号を持つT-4には個人的愛着かもなんですが、ブルーインパルスはもちろん芦屋基地の「レッドドルフィン」も捨てがたい魅力があります。
    T-7レッドホークが採用されたらブルーインパルスの機体は、「ブルーホーク」とでも呼ばないといけなくなりますね。

    おっと、記事の主旨は発狂中の南朝鮮軍所有のお笑い&とっても危ない機体でしたね、妄想も何も端から論外でお呼びじゃないでしょう。

    • 練習機も重要ですから、FX3だけ急がせるという事にはならないのかも知れません。
      国内で築きあげてきたノウハウが、残されているかどうかは分かりませんが……、国内での製造を丸っきり考慮しないと言うことにはならないと思います。

  3. 日本の航空機事情もお寒い限りですよね。
    練習機の更新は必要ですし、国内開発でも米国がとやかく言わなかったこともありますし、ぜひ自力開発しておいてほしいところ。
    まぁ、T-4のグラスコクピット化、X2のエンジン持ってきてT-4B(っぽい何か)として再生産というのが安易に思いつく夢ですがw

    逆にT-7は海自のT-5が再調達中ですから、それを買うか、再生産でも割とお安く作れそうですね。

    • T-7Aの選定は可能性としては高そうな気がします。
      というのは、本来であればT-4練習機の更新を先にすべきところ、何故かT-7初等練習機の更新を優先するそうですから。後回しにしてT-7Aの開発が終わるのを待つんじゃ無いかという気がします。
      待って、結局国内で製造する事になるくらいなら、先に開発するのでも良い気がするんですけどね。

  4. 初等練習機のT-7も更新の時期なんですね。そうなるとやはりピラタスのPC-21で決まりかなと。初等から中等まで1機種で賄えるという触れ込みですし。F-35はシミュレータで大方の訓練はOKなので複座型は不要、ということですので、PC-21を主力に、少数のT-7Aを練習機とブルーインパルス用になるんじゃないでしょうか。
     もちろん国産機を見たいのはやまやまですが、国内のリソース、限られた時間を考えると、これに落ち着きそうです。C-2の開発が炎上しなかったら、という思いもありますが。

    • C-2開発も随分と難航しましたからねぇ。
      山田洋行、日本ミライズ、守屋武昌氏、宮崎元伸氏辺りの影響もあったとは思いますが……。

      これから開発するにしても時間がかかりそうです。

  5. このMr.ミリタリーとやらは元駐日駐在武官だったらしいですが・・・
    何を思ってこんな記事書いたかは知りません、ホルホルしたいだけならわざわざ日本版で書く必要も無い訳で・・・もしかして日本の反応を見る為のアドバルーンでしょうか?

    • 元駐日駐在武官ですか。
      権泰煥という人物らしいのですが、言っていることの意味が分からないのは、韓国人らしいとも言えます。いや……、韓国のメディアの問題のような気がしますけど。

  6. この問題は、以下の二つに分けて考えないといけません。

    ・T-4練習機の後継問題
    ・F-35戦闘機の練習機問題(超音速操縦訓練の問題)

    T-4練習機ですが、亜音速機です。なので、超音速練習機(T-7やT-50)は、オーバースペックです。ピラタスのPC-21は可能性ありそうですが。

    現在、超音速操縦訓練は、戦闘機の複座型で行っています。そのため、超音速練習機はT-2までのはずです。
    問題は、F-35に複座型がないことです。
    少数の超音速練習機を導入するしかないのかなあ・・・
    ただ、T-50(FA-50)を導入する理由はないですけどね(生産数少ない=価格上昇、仮想敵国の製品)

    • なるほど、そういう風な分析も必要ですね。
      超音速練習機を導入するか、亜音速練習機の後継機を選ぶかということも含めて考えるべきなのでしょうね。

  7. 練習機を韓国から買う必要はありませんなあ
    それはともかく、韓国海軍が購入した高速艇について面白い記事が出てますな

    • 高速艇の話、もうちょと詳しい記事が出てくれると嬉しかったのですが……。
      前回、コメント欄で皆さんが指摘して頂いたような話で暫定的な結論を出しちゃったようで。