「また」かと思ったら、今度は民間なんだな。
韓国軍、偵察衛星開発前に「レンタル」検討…「戦力空白期を埋める」
2023.01.12 14:18
韓国軍当局が海外の民間会社から超小型衛星をレンタルすることを計画している。軍が独自の偵察衛星を準備中の状況で、こうしたレンタル計画で独自戦力化までの空白期を埋めることができるとみている。
中央日報より
しかしまた、面白いことを考えるね。
民間衛星の画像を利用するのはアリだが
偵察衛星を借りようとして断られた実績アリ
「また」かと思った理由は、以前、断られているんだよね。
韓国「偵察衛星貸して」 諸外国に依頼も全て断られる 北脅威に為す術なしの現実
2017/9/26 05:30
北朝鮮の核(水爆)・ミサイル実験でようやく危機を実感した韓国政府と軍が混乱している。北朝鮮のミサイルに対抗する手立てが、韓国には全くないことが明らかになったのだ。特に発射の瞬間を捉える偵察衛星は諸外国に「貸してほしい」とレンタルを依頼したが、全て断られた。韓国本土防衛の望みは暗い。
産経新聞より
韓国軍事ネタで産経新聞ソースだとアレだから、産経新聞がソースとしたSBSのニュースを引用しておこう。
[単独]偵察衛星を借りようとしたが「賃貸不可」… キルチェーン
作成 2017.09.10 20:14 修正 2017.09.10 22:12
<アンカー>
北朝鮮の核とミサイルに対抗して、韓国軍は先制打撃技術、キルチェーン構築を推進しています。このキルチェーンの目と呼ばれるのがまさに偵察衛星です。独自開発に時間がかかり、急いで借りる計画をしましたが、期待していた国々がすべて賃貸不可を通知してきました。
SBSより
機械翻訳なのでちょっと怪しいのだが、細かい部分での誤訳はご容赦願いたい。意味は大まかに分かると思うし。
このニュースでは、韓国軍が他国に偵察衛星を借りようと思いついて、イスラエル、ドイツ、フランスに声をかけたんだけど、すべての国に断られたと報じている。衛星映像の販売、レンタルも不可だと。
しかし、何故、レンタルできると思ったのやら。
軍事用偵察衛星がレンタルできない理由
産経新聞では、軍事衛星を容易にレンタルできない理由が説明されている。
軍事用の偵察衛星はいずれも「脅威のある場所」を恒常的に偵察できる軌道に投入されており、イスラエルなど3国の衛星が東欧や中東周辺を重点とした軌道を描いているのは間違いない。北朝鮮を偵察するためには軌道変更が必要で、そのためには偵察衛星の持つエネルギー(推進剤)を相当量失うこととなる。本来なら偵察高度を下げ詳細な情報を得るなど「いざというとき」のために使うエネルギーを失ってしまうのだ。また、映像からどれだけ細かい情報が得られるか(分解能)など軍事衛星の能力も「レンタル先」に明らかになってしまう。たとえ同盟国でも貸し借りなどあり得ない。
しかも偵察衛星の寿命はどの国でも5年前後とされている。他国に貸せば衛星開発費と打ち上げ費用に加え、十年以上の長期スパンで考え抜かれた偵察衛星システム、さらには安全保障構想さえ変更を迫られることになる。
産経新聞より
うん、まあ、御尤もである。
軍事用偵察衛星には、その国の機密情報が詰まっている。日本の特定秘密保護法で指定されている特定秘密の大半は衛星写真及びその関連情報だというから、まさに他国には渡せない秘密だと日本政府ですら認識している。
それは、イスラエルだろうが、フランスだろうがドイツだろうが同じことだ。
更に、それぞれの軍事用偵察衛星は、それぞれの国が偵察するに都合の良い軌道を飛んでいるので、その軌道を明かす必要はないし、況してやその分解能を明らかに出来る訳もない。
故に、衛星写真ですら渡せないのは、素人でもわかる理屈だね。
民間衛星なら問題ないニダ!
で、そこで閃いちゃったのが、韓国軍である。
軍当局によると、軍は欧州の超小型合成開口レーダー(SAR)衛星専門会社から衛星を借りることを検討している。まだ実際の交渉までは進んでいないが、同社の衛星映像処理能力に対して前向きな内部評価があったという。同社の衛星は現在ロシア・ウクライナ戦争でウクライナ側が使用している機種だ。
~~略~~
超小型SAR衛星は可視光線に依存せず、気象などの影響をあまり受けない。また地球を回る周期も中・大型衛星より短く、同じ地点を偵察する時間の間隔が相対的に減る。このため軍当局も年内に中・大型衛星のほか、超小型衛星を独自の能力で開発する計画だ。
中央日報「韓国軍、偵察衛星開発前に「レンタル」検討」より
実際の交渉までは進んでないのかよ!
しかし、「超小型合成開口レーダー」って、どんなもんなのかね。調べてみると、日本では結構注目されて、小型合成開口レーダー(SAR)の開発が進んでいるらしく、ウクライナが日本に対してSARデータをくれと打診したらしい。
が、ウクライナにはフィンランド企業が提供した模様。何故フィンランドか?と言えば、日本企業にとって民間と言えども他国の軍との関係を深めることはハードルが高いことと、フィンランドにとってはウクライナの事態は「他人事」ではないことが影響しているのだと思う。もちろん、どちらの国の企業にも必要な技術があることが前提ではあるが。
フィンランド企業が合成開口レーダー衛星をウクライナに提供 天候を問わずに地上観測が可能
2022年8月20日 23時0分
ウクライナは、2022年8月18日にフィンランドの人工衛星企業ICEYEから、合成開口レーダー(SAR)衛星の画像提供の契約を締結。ICEYEが運用する衛星群21基のうち1基はウクライナ政府が自由に使用できるように譲渡され、そのほかの衛星群からのレーダー衛星画像を受信することができるようになるとしています。
infoseekより
おそらく、韓国軍が目を付けたのはここの企業だろうなぁ。
ただここの企業、ウクライナだからデータ提供したんであって、韓国軍に果たして画像データを売ってくれたり、レンタルしてくれるんだろうか?
そもそも、アメリカでも日本でも衛星写真くらいならビジネスとして販売している。そして、恐らく韓国軍だってその手のデータは既に購入しているハズだ。が、そういった衛星写真データでは不十分なので、「レンタルしよう」というのがこの件の本命だと思う。
そんなに都合よく朝鮮半島上空を衛星が飛んでいないからこそ、「レンタルする」という発想なんだろう。だったら寧ろ、偵察用人工衛星売ってもらって打ち上げたほうが早くないか?
「超小型」の合成開口レーダー衛星
そして、そもそも合成開口レーダーというのは、マイクロ波を地球に 向かって照射し、反射波を受信することにより地表面の物性や起伏、凸凹、傾斜などを観測する能動型の電波センサーの事である。
反射波の強度のみを測定する一般のレーダーとは異なり、合成開口レーダーでは、反射波の大きさ(振幅)と位相を観測する。そして、異なる観測位置での同一対象物からの反射波を観測し、この情報を処理することにより、小型のアンテナを使用した場合でも、大型のアンテナで観測したのと同様に高い解像度が得る方式である。
疑似的に大型アンテナで観測したのと同等のデータを得るためには、移動しながら連続的に電磁波パルスを発射する必要があり、小型衛星で広範囲をカバーする場合には、コンステレーション(衛星群)構築する必要がある。
つまり、偵察用途で超小型SARを使うなら、真っ当に運用する為には20基~30基は必要になるんだよね。

これはJAXA協力のもと開発した小型SARに関する記事だけど、2時間以内に所定位置の画像を得たい場合は30基打ち上げる必要がある旨が書かれている。現状は6基で24時間以内に所定位置を観測することができる、という感じになっている。
それと、傍受されては困るデータだから、恐らく偵察データを得る時には暗号化が必須。傍受されて困るのは韓国軍だからね。でも、そんな都合よく韓国軍が利用する暗号のフォーマットを、民間衛星会社が受け入れてくれるんだろうか?
安く上げようと思って「レンタル」などと言っていると、割に合わないお金を投じる必要があるんじゃないかな?
まあ、どっちにしても交渉の目途がたってから計画は立てようね。
コメント
こんばんわ。凄い話で。
アルメニアとアゼルバイジャンがコロナ禍初期に戦争やってましたが、アレたしか一方がHARVEYのスマホを兵士が持ち込んでいて、その位置情報を元に自爆ドローン攻撃で全滅したはずでした。
そういう事を軍のプロたちは考慮しないんですかねぇ🤣
ああー、ウクライナでもスマホ持ち込んだロシア兵が爆撃されちゃう話が色々ありますよね。
部隊単位で無線機がなくて電話したらウクライナ軍に捕捉されて大変なことになったとか何とか。
「軍のプロ」は危険性を把握していても、末端の兵士までしっかり教育できていなければダメなんでしょうね。
でも、民間企業の参入って普通なのでしょうね。米軍が50口径の弾丸の薬莢を、
ポリマー、樹脂製に変える予定らしくて、もう実験もほぼ終えているらしいんですが。当然に薬莢が樹脂製になると、兵士の携行する弾薬量も増えますね。圧倒的に軽くなりますから。
なもんで、ネットで知り合った米国で車部品を製造していた企業の日本人幹部が、何やら弾倉の開発に乗り出すそうです。車じゃパイが小さいので……ともうしてましたが。こういうの普通なんですね。
兵士まで軍がアウトソーシングする時代でですから、民業が軍事に参画するというのは広がっても不思議はないかと。
しかし、民間企業が軍需産業というのは、昔から普通という印象がありますが、「民間企業参入」という話、どういう文脈で理解したら良いでしょうか?
日本でトップの軍需産業といえば三菱重工だと思いますが、あれも民間企業なんだと思いますが……。
こんばんわ。どうも返信機能が使えなくて(こっちの端末の問題)。
あ、すみません。民間参入のお話。
その米国メーカーって、カスタムパーツとかの小さなメーカーなんです。なもので、中小企業まで軍事技術に参入できるの?って驚いたものですから。まぁ重機の弾倉を、
「噛まないように」スムースに詰めるデザインとかなら、大企業でなく
「工房のデカイの」レベルで出来るのかも知れませんね。別に樹脂薬莢そのものを開発するのではないねすから。
なるほど、中小企業が軍事技術参入という意味合いですか。
ただ、日本の町工場も兵器産業の一翼を担っている特殊な会社があったはず。
案外、小さな会社でも重要な技術を持っているところは多いですから、そのアメリカの事例も実はそれほど特別なことではないかもしれませんよ?
とはいえ、面白い話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
こんにちは。
「ひまわり」の画像なら、いくらでも「売って」あげられるのですけれどもね。
民間の衛星って、つまりそのレベルって事で、軍事用の分解能と軌道を持つ衛星は、なにかしらヤバい任務で飛んでるのではないでしょうかね。他国においそれと貸し出せないような。
実際に、ひまわりの画像というかデータは、韓国の気象庁に売られていたはずです。
https://www.data.jma.go.jp/sat_info/himawari/nmhs.html
韓国軍が何処までのレベルのデータを欲しているのか知りませんが、民間企業が売るデータというのはそのレベルでしょう。
ただ、現在はかなり技術が進歩していますから、解像度は随分と上がっていると思います。それを日本政府として出せるかどうかはまた別なんですが。
わあ~スゴイスゴイ! 受動平面アンテナで合成開口ができるんですね! さすがJAXAさすが日本と嬉しくなる。情報ありがとうございます。
皆様>
技術的正確さを犠牲にしてwわかりやすく例えますと、、、合成開口とは
「10万画素の低解像度カメラを10台使って同じものを少しずつズラして撮影し、コンピューター処理して100万画素相当の高解像度を得る、ような技術で、、、ただし光の波長だと現代のスパコンでも計算速度が足りないので、合成開口ができるのはマイクロ波レーダー映像」
てことになります。
民間技術ですと、商売のため世界中の映像が欲しいので、恐らく地球の自転軸を少し外れた軌道を周回する衛星を多数回し、、、JAXAのシステムだと30台の衛星を使えば、地球のどこでも2時間毎、なら軍用高解像度レーダー衛星にそこそこ近いレーダー映像が得られるのでしょうね。
ところで気付かれた方もいらっしゃると思いますが、複数衛星の信号をコンピューター処理するのに計算速度がネック、、、ということは「通信速度」もネックとなるわけです。
すると人工衛星の高速通信、、はノイズ対策のため 直接スペクトラム拡散(DSSS)方式が多用されます。(多分「ひまわり」ぐらいだとそんな高速はいらないのでDSSSみたいなメンドクサイことしない) で、このDSSS。拡散符号と言われる乱数列がわからないと通信できない、自動的に高度な暗号通信になっちゃいますw。
なんで フィンランドの人工衛星企業ICEYE も、、
「うん?北朝鮮の合成開口レーダー画像、6時間毎? そんなら1日〇〇億ドルね!支払い滞納したら暗号変更するからね」
とボッタクリ値段なら売ってくれそうなw
—言いつつ、、、需要があれば10年もすればスペースXが個人でも買える値段で売り出しそうですがw
—–
お約束の妄想
きっとこの合成開口レーダー技術は、第6世代戦闘機 F-3/テンペストで採用され、数百台の無人機・ドローンで構成されるレーダーとなるのでしょうね。
上空5~20km、平面範囲直径200kmぐらいに無人ドローン数100機、非常に「まばらな」スウォーム。
発見からして困難だし、多少撃墜されてもレーダー性能の低下はごく僅か。
それより恐ろしいのは、これら数100機のレーダーでAPA組めば、1台1台は低電力でも、数100台分のパワーを合成したマイクロ波兵器となりうること。
攻撃受ける側からすると、縦20km×範囲200kmランダム方位からの十字砲火ならぬ見えないマイクロ波・集中砲火を受け、回避不能の悪魔の兵器
—第6世代戦闘機持ちと持たない国の非対称戦闘の場合。
対称戦闘の場合—合成開口欺瞞マイクロ波&高速通信ハッキング合戦withAI兵士。。。。人間は戦闘の優劣どころか戦闘が行われたかどうかもわからないうちに、運命的に生き残るか死ぬ。
あまりにディストピア的な妄想だけど、そろそとSF技術とは言い切れない、実現可能そうなところが何ともやりきれないですねぇ。
デカいパラボラ使う方式より小型化できるんでしょうけど、計算とか駆使して補正しているんですかねぇ?
技術的課題がピンと来なかったので、BOOKさんほどの感動はなかったわけですが、この手の研究は日本人好きですよね。
直接スペクトラム拡散方式について調べたらご指摘の通り、待望受精に優れるという特徴があるとのことで。
なるほど、自動的に高度な暗号通信というのも頷けます。
今後、どのような利用のされかたがなされるのか分かりませんが、こういった面白い技術はどんどんやって欲しいですね。素人には説明して貰わないと何が凄いのか分からない技術に溢れている日本ですが(苦笑
しかし、合成マイクロ波兵器への転用ですか。技術的に可能なのか検証できませんが、やれるのであればアメリカ辺りがさっさと兵器転用しそうな気はしますね。
本当にそんな世界が来るのか?技術革新は楽しみですが、どう転ぶか分からないというところも含めて、考えていかなければならないのは結構大変ですね。実際、ドローンがここまで戦場で活躍する時代になるとは予想しませんでしたし、迎撃が困難というのも……。
イロイロとご教授頂きありがとうございます。
木霊さま 皆様 こんばんは
>技術的課題がピンと来なかったので
一応資料を①②③にあげます
①セールスエンジニア向け解説は
https://www.jst.go.jp/impact/program/13.html
②実現方法の玄人向け技術解説は
https://www.jst.go.jp/impact/report/data/program13/h29/shs_2901.pdf
③ブレークスルーのキモの受動平面アンテナ技術は
https://www.jst.go.jp/impact/report/data/program13/h29/shs_2904.pdf
なんですが、理系でその方向に多少は詳しい人にしかワカンナさそうな資料なので、不肖私が下手なシロート解説を試みますm(__)m
北朝がミサイル発射準備を監視したいのなら、「写真の解像度だけ」なら「Google Earth」に毛が生えた程度で十分そうですよね? でもあの鮮明な写真って実際は「非常に良い条件のチャンス・タイミング」でしか撮れなくて、、、そういうのをかき集めたて合成したのがあれだから数日~下手すりゃ数年前の写真が混ざっていて「時間・時刻では不合格」
なので専用軍事偵察衛星は下手すりゃ1兆円越—-は、置いといて
、合成開口レーダー(衛星)。 地上の同じ場所を数機の人工衛星のマイクロ波レーダーで、1-2時間かけて違う場所から狙った数百枚のレーダー画像を撮って、あとでコンピューター合成—することで「非常に良いチャンス・タイミング」の写真に近いしかも3Dの地上情報を得る方法。
なんだけど、問題は、レーダーを1ー2時間、同じ方向にむけなきゃならない。はっきり言って超精密機械。パラボラだとメカが重くて衛星含めて1トン越え、アクティブフェーズドアレイ(APA)だと、40~80GHzぐらいを使うので汎用のGPUやGPUじゃは追いない。
そこで結構複雑&レーダーなのでハイパワーで調節も難しい非常にアナログ寄り化合物半導体を使ったのミックスドシグナル回路のオバケとなり、電気大食いだったり、そのくせ精密回路で宇宙環境のノイズに弱かったりと恐らくでかい。
すなわち、パラボラ・APAだと1トン級の衛星を30機打ち上げると イプシロンで1回1台しか打ち上げられず、打ち上げ費用だけで40億円×30機=1200億円。ちょっっと民間プロジェクトでペイするのは困難そう。
で受動平面アンテナで合成開口できる小型SAR衛星”StriX-α“衛星。 雑にしくみを解説すると、APAに似たアンテナ素子群につなげる「配線・プリントパターン」に接続点を多数作って切り替えて、アンテナと電子回路の距離を細かく変えて、パッシブ・フェイズド・アレイとしたもの。
複雑なミックスドシグナルを使わないので、小型・低コスト・耐宇宙線などを劇的に改善し、100kg以下と重量1/10 の衛星とできて、いろいろコストだうんできて、システム20億円/台と劇的に下がったようです。
これが「スゴイ・スゴイ」と感激するところ(笑)
>直接スペクトラム拡散方式
前のコメ、ちょっと間違い入れました。2023年現代においてテレビからWiFi,Bluetooth等「デジタル」と言われる無線は全て〇〇スペクトラム拡散方式となっていて、なってないのがAM・FMラジオぐらい
でこれらデジタル無線はほとんど「強固な暗号」となっています。
ロシア兵のスマホから通信内容や位置がばれる。と言うのは、単なる電波傍受じゃまず無理でです。
これは ウクライナが基地局・データセンターを素早く軍事管制下に置き、データ解析可能とした、法制やサイバー軍の優秀さに起因していると思います。
>合成マイクロ波兵器、、、やれるのであればアメリカ辺りがさっさと
流れで思い出したのですが、米国の支那半導体の封じ込めで、初期大規模ターゲットとなったのが HUAWEIの5G基地局側システム ですよね。
そろそろ実用化が始まった5Gのミリ波(マイクロ波)帯中継ハードって これは国産ですが、マイクロ波APAアクティブ・フェーズド・アレイそのものなんですわ
https://mmwavetech.fujikura.jp/ja/5g/
宇宙用途の信頼性は要求されないし小電力で最新半導体が使えるから、ほぼデジタル寄りのミックスドシグナル素子をつかったAPAで小型低コスト、
マイクロ波は直進性が高すぎて街中だと至る所に高密度に基地局設置し、スマホめがけて電波向ける方式となる。
陰謀論ぽっくなっちゃいますが、
上記の基地局群は制御しだいでは簡単にレーダーになりますし、小型ドローンぐらい落とせそう。
こんなのがバックドア経由で支那から操られると国防上の悪夢ですよね。米国サイバー軍が、その可能性に気付いてHUAWEIを優先的に潰したとも考えられる。 可能性の勝負でもありますからね。
逆に自衛隊が活用すれば、先の北朝鮮が韓国に飛ばしたようなドローンへの防衛手段として、ものすごく有効な気がする。