支那、人工太陽を公開

大韓民国

ふーん、加速している様に見せてはいるみたいだね。

中国の研究機関が“人工太陽”を公開

2019年4月11日 19時30分

“人工太陽”とも呼ばれ、次世代のエネルギー源として世界各国が開発を進めている「核融合実験装置」を、中国の研究機関が公開した。

「日テレニュース」より

だが、残念。取材が足りないようだ。

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各国が競って開発していると言われる核融合

韓国もホルホルしていた

支那の話をする前に韓国も3月頃にニュースをやっていたね。

世界初1億度達成の韓国型「人工太陽」…超伝導核融合研究をリード

2019年03月26日10時35分

13日、大徳(テドク)研究団地内の国家核融合研究所。韓国型超伝導核融合研究装置(KSTAR)改善作業が行われている。昨年プラズマ温度1億度を達成した装置だ。ヘルメットをかぶった作業員が太いケーブルを持って行き来していた。プラズマを長時間熱く維持する「中性粒子ビーム加熱装置(NBI)」を追加で設置するところだ。従来の1基から2基に拡充する。昨年1.5秒だった1億度以上の維持時間を今年10秒まで増やすためだ。最終目標は「1億度以上を300秒維持」という。

「中央日報」より

これも同じニオイのするニュースだ。

立派な写真が載っているが、この装置、KASARという名前が付いている。

気になるのはこの部分。

従来の1基から2基に拡充する。昨年1.5秒だった1億度以上の維持時間を今年10秒まで増やすためだ。最終目標は「1億度以上を300秒維持」という。

ほうほう。

KSTARは韓国の科学者と企業が政策した。2009年に完工して実験を継続し、ついに昨年、核融合が起こる領域の1億度に到達した。超伝導磁石を使った装置では世界初の記録だ。ユ・ソクジェ国家核融合研究所長は「かつては詐欺と非難されたKSTARが出した成果」と語った。

なかなかホルホルしている。

プラズマジェネレーターは日本からの無償貸与

しかし、このKSATRの1号機、一部が実はメイドインジャパンであることを、この記事には触れられていない。

ITERは現在フランスに建設している。2025年の完工が目標だ。KSTARで得たデータとノウハウがITER運用の核心となる。建設には韓国をはじめ、EU・米国・日本・中国・ロシア・インドの7カ国・地域が参加している。研究費と人員を分担する。施設も共同製作している。ここで韓国は核融合研究のリーダーとしてのメリットがあった。KSTARを製作した経験からITER装備を次々と納品することになった。2016年に現代重工業が1250億ウォン(約120億円)規模の核心部品を受注し、昨年末コスダック上場企業VITZROTECHが145億ウォンの設計・製造プロジェクトを引き受けた。累積受注額は5971億ウォンにのぼる。KSTARの建設費3090億ウォンのほぼ倍だ。

何となく、KSTARが国内で組み立てられたような雰囲気を感じる記事だね。

KSTARはトカマク実験装置で、韓国国内で実権をするにあたって日本原子力研究開発機構(JAEA)からプラズマ発生装置が無償貸与されている。

核融合研究所、日本からプラズマ発生装置を貸与

記事一覧 2008.06.27 19:08

【大田27日聯合】国家核融合研究所は27日、日本原子力研究開発機構(JAEA)から核融合発電研究に必要なプラズマジェネレーターの無償貸与を受けたと明らかにした。

「総合ニュース」より

実は、この分野では、日韓で積極的な技術交換(実際、鋼管になっているかどうかは知らない)が行われていて、日本からの技術情報も韓国側にわたっているという。

日本で核融合の実験設備が幾つかあると言う話は先日した通りである。

そして、日本にあるトカマク型の実験装置と言えばJT-60である。日本ではJT-60を改良してJT-60SAとして建設中である。JT-60SAは規模を大きくして建設しているわけだが、その理由はプラズマの維持時間を長くするためである。

【クローズアップ科学】日本の新核融合炉、建設大詰め エネルギー問題解決へ

2019.1.20 10:00

 人類のエネルギー問題を解決するともいわれる「核融合発電」を実現させるため、2020年の完成に向け世界最先端の大型実験装置「JT-60SA」(茨城県那珂市)の建設が大詰めを迎えている。

「産経新聞」より

そして、このJT-60SAの建設費は630億円であるという。

対して、韓国のKSTAR2号炉の建設費用は累計受注額で5971億ウォン(600億円相当)と。……大丈夫だよな?そして、プラズマジェネレーターの入手は??

支那が進めるEAST計画

EAST計画は、支那の安徽省で

まあ、韓国の話はさておき、支那はこの流れからちょっと外れた感じで独自で研究を進めているようである。

いや、世界的な計画であるIETAの方には支那も参画しているので、全く無関係というわけでは無さそうだが、この源流はロシアからのようだ。

中国は世界初の「人工太陽」実験装置を構築する

更新:2006年1月21日、10時52分

~~略~~

この新しい装置は、1990年代初頭にロシアと共同でプラズマ物理研究所によって建設された、HT-7と名付けられた中国初の超伝導トカマク装置の改良となるでしょう。HT-7は中国をロシア、フランス 、そして日本に次いで世界で4番目の国にしました。

「人民網」より

ちなみに、IERA計画には日本、欧州連合、アメリカ、ロシア、支那、韓国、インドと複数の国が手を挙げているが、実際にこの計画を推進できている国はそれほど多くない。

欧州連合といっても、実際に計画に参加しているのはほぼフランスだけで、アメリカは計画が途中で頓挫してしまった部分もあって、あまり積極的な参加ではない。実際に1999年にはIETA計画から離脱、2003年に再び復帰しているが、一時的な離脱の影響によって計画に遅れが出て、周回遅れで研究を継続している感じだ。

フランスは計画に積極的に参加しており、ITERの実験施設を国内に建設する方向で動いているが、反対派も活発に動いているようで、建設は遅れ気味らしい。

それでも、ITERの建設費は半分をフランスが、EUとその他のメンバー国が10%程度をそれぞれ拠出するような計画になっているらしい。ただ、韓国は金を出さない方針のようだが。(EUが4/11、日本が2/11、アメリカ、露西亜、インド、支那、韓国で1/11が求められたが、韓国だけは「知的な面での貢献」なんだとか)

支那の計画はITERとは若干外れている

しかし、どうやら支那で進めている研究はITERとはちょっと外れていて、独自に研究がやりたいような雰囲気だ。

中国の核融合実験装置(人工太陽)で太陽の約7倍にあたる1億度を達成

2018年11月20日(火)16時15分

~~略~~

中国東部の安徽省合肥市にある中国科学院合肥物質科学研究院は、2018年11月13日、独自に設計開発した核融合実験装置「EAST(東方超環)」で高温プラズマ中心の電子温度が初めて摂氏1億度を達したことを明らかにした。これは、摂氏1500万度の太陽の中心部の温度のおよそ7倍にあたる。

「Newsweek」より

去年末にはこんなニュースが流れていたが、支那が「独自に設計開発」となっている。あれ?ロシアの技術……。

記事を読むと、どうやらロシアと共同開発した HT-7 を元に発展させたのがEASTということらしい。 世界で初めて超伝導技術を用いたトカマク装置がEASTなので、頑張っていると言える。

2018年6月には、独マックス・プランク研究所の核融合実験装置「ヴェンデルシュタイン7-X」でも、ヘリウムのイオン温度を4000万度まで加熱することに成功しているが、「EAST」の記録はこれを大きく上回り、地球上での核融合反応に必要な温度レベルに達したものであることから、核融合発電の実用化に向けた大きな一歩として注目されている。

どう言うことなんですかね?

--電気を作るには高温のプラズマが24時間維持されなければいけないが、300秒で十分か。

「科学的に見ると300秒がカギだ。これを超えれば24時間運営が可能だ」

--中国はKSTARより1カ月前に1億度に到達したと発表した。

「それは電子の温度だ。核融合は電子でなく原子核が起こす。電子でなく核の温度が重要だ。KSTARは核の温度1億度を達成した」

「中央日報」より

こちらは韓国のメディアに韓国の研究所の所長が応えたものだが、どうやらこの1億度というのには、からくりがありそうな感じである。

進んでいる部分もあるが

色々と記事を探していたら、こんなレポートが。

現地調査報告・中国の世界トップレベル研究開発施設(その1)
核融合研究施設「EAST」

2012年 8月8日

~~略~~
 しかし、中国は、先進国と比較して実験装置の開発の着手が遅れたため、プラズマ加熱技術、プラズマ計測診断技術などの基盤的な要素技術で10~20年遅れている、ともいわれる。
 プラズマ物理研究所によると、EASTの製造部品の9割は研究所の自主開発技術であり、残り1割のうち、装置の設計はプリンストン大学と米GA社の協力を得、超伝導材はロシアから導入してケーブルにしたという。EASTは今でも、プラズマ条件の大幅な実験変更にはプリンストン大学の支援が必要といわれているように、完全に自立した装置とは言い難い。

~~略~~


 一方、日本側から希望する協力課題としては、超伝導トカマクEASTに日本人研究者が参加して、超伝導方式特有の炉心制御技術を習得すること、超伝導方式で真空断熱容器に装置全体が覆われているため困難度が増す配管類・ケーブル類などの修理、真空漏れなどの保守技術を習得することなどが想定され、世界初の超伝導トカマクであるEASTでの共同研究を通じてこれらの技術ノウハウ習得に期待がかけられている。

「サイエンス・ポータル・チャイナ」より

この記事は2012年のものなので、今では更に技術が発展している可能性が高いだろう。だが、この時点では支那の本性は表れてはいなかったが、いまやむき出しの世界征服の野望を隠していないからなぁ……。

日本から技術流出した事は間違い無いわけだが、協力できているというのであればそれでも構わないだろう。

……でもなぁ。

日本も負けてはいられない

というわけで、何となく国際協調をしている感じになりつつ、それぞれの国の事情によってバラバラなことをやっている印象の強い核融合開発なのだが、プロパガンダ合戦っぽい様相の部分を無視出来ない。

そして、以前とは国際環境が大きく変わりつつあり、こうした技術を協力しながら開発していくことが国家にとってのリスクになる可能性が出てきてしまっている。

支那はもとより韓国もすでにレッドチームだからなぁ。

幸いにして、日本はこの分野では一歩先んじている感じなので、日本で粛々と実績を積み上げていくべきだろう。

が、この手の研究ですら国際協調というのは困難なんだなと、素人ながらそんな印象を持った次第。そして、核融合研究の研究者リストを眺めると、かなりの割合で特亜の方々の名前が……。過去には北朝鮮の方もいたとかいなかったとか。

国際的に協力するより、切磋琢磨の方が未だマシなのかも知れないけれど、研究者達は脇が甘すぎる。

コメント

  1. お笑い韓国軍好き より:

    この分野では日本はかなり進んでいると思うんですけど、ヘリカルでの低温核融合では駄目なのかな。
    結局お湯湧かす式発電なんですよね。自分が子供の時は核融合時に電子が放出されるのでその電子を電力化するって構想だったと記憶しているんだけど、結局今目指しているのってお湯発電なんでしょ。
    だったらヘリカルでお湯湧かせばいいと思うんだけど。今、ヘリカルでTも使っているってどこかで読んだんだけどまだ実用には遠いのかな。
    湯沸かし装置にそこまで高温を求めるのっていつもの日本の悪い癖の気がする。過剰な投資、過剰な要求性能、コスト無視の高性能。
    かけるべき予算は何を目的にしているのか明確にしないともんじゅの二の舞になる予感。

    • 木霊 より:

      国際的にヘリカル型で研究が進んでいないのは、ちょろっと書きましたが構造が複雑で普通の国では作れないという問題があるからでしょう。

      一方で、複雑な構造の高価な湯沸かし器を作る話に批判があるようですが、取り出した電子を直接電気として使える様に捕捉するためには、特殊な技術が必要になるようで、現実的では無いと思いますよ。それを実現しているのがある意味太陽光発電で、こちらもまた効率が高まらずに四苦八苦しているようです。
      ヘリカル型を実現するのに一体どの程度の技術的ハードルがあるのかはハッキリ理解していませんが、効率的にはトカマクに劣る様なので、その辺りもトカマクの方が先に進んでいる要因なのかも知れません。

      研究には結果が求められますが、結果を出せる研究など1割もありません。
      目的がハッキリしていないのは論外ではありますが、強いリーダーシップとやらがないと、色々前に進まないのでしょう。

  2. 山童 より:

    ハリボテ…って事はないですかね?
    あの国の科学技術がどんどん進んでいるのは(盗みでも)解りますが。
    ハリボテなら、理論だけで組み立てられる気がするのですよね。
    データーは幾らでも改竄できるし。西側でもそうなのに、あの国のデータは……

    • 木霊 より:

      ハリボテの可能性も十分あり得ます。
      ただまあ、国旗をはためかせて頑張っていることを考えると、本人達は大まじめなのかも知れません。