韓国海軍、マリンオン武装型の調達を決定する

海軍

あれ?マリンオンって修理の目処が立ったの?

海兵隊上陸攻撃ヘリコプターマリンオン武装型で結論

2020.3.29:06:00

海兵隊が導入を推進している上陸攻撃ヘリコプターの機種が韓国航空宇宙産業(KAI)のマリンきた武装型で決定されるものと思われる。

「asiatoday.co」より

そもそもスリオンの海兵隊仕様であったマリンオンって、武装型が存在したんだっけ??

スポンサーリンク

韓国型機動ヘリ海兵隊仕様マリンオン

海兵隊にも導入

さて、この記事は以前にも紹介したこの話の続きだと思われる。

韓国海軍も海上仕様のヘリの導入を切望していて、独島級揚陸艦などは未だに搭載するためのヘリを保有していないとかいわれている。

韓国海軍隷下にある韓国海兵隊は更に厳しい状況で、航空戦力を保有していない状態が長く続いていた。その期間は実に45年だという。

さておき、韓国海兵隊に第1航空大隊が創設され、マリンオンも配備されてメデタシメデタシという話だったんだよね。

海兵隊「航空戦力」を強化… 「マリンオン18機の配置」の航空大隊創設

2019.12.02 20:47

海兵隊が「マリンオン(MARINEON)上陸機動ヘリ」を主軸とする航空大隊を創設した。

海兵隊は先月29日、慶尚北道浦項の海兵第1師団の戦闘練兵場で1航空大隊創設式を開いたと2日、明らかにした。

「NAVER」より

慶尚北道浦項は随分と日本海側にある基地に海兵隊が配置されている印象が強いんだけど、どこを攻める部隊なんだろうね?

韓国が日本と中国を相手に全面戦争をする状況は現実的に考えにくい。しかし独島や離於島(イオド)など海上領有権紛争のため制限的な衝突は起こり得る。イ・ピョギュ檀国大海兵隊軍事学科教授は「米海兵隊の研究によると、海兵隊の攻撃は海兵隊が最もよく防御できるという」とし「上陸作戦ができる海兵隊の存在は周辺国に負担となり、武力の使用を避けるようになる」と述べた。

海兵隊は有事の際、北朝鮮に深く入り込んでいち早く大量破壊兵器(WMD)と関連施設に対応する「立体機動作戦」の核心戦力だ。また、韓国が国際社会の人道的支援と災害救助の責任を果たす場合、海兵隊を派遣することがある。海兵隊は米海兵隊が主管するカーンクエスト(Khaan Quest)とコブラゴールド(Cobra Golde)国際訓練に参加し、国際人道的支援と災害救助能力を高めた。

「中央日報」より

竹島を占領している韓国が次に目を付けているのは対馬だ。後は言及しなくとも解るよね?

事故機マリンオン

ところで、前回の記事ではマリンオンを海兵隊に配属することが決定して、既に2機配属されて痛ましい墜落事故を起こしていた。

2023年までに28機のマリンオンを配備するということなんだけど、問題は解決したのだろうか?フランスの部品のせいにしていた気がするんだけど。

ところが、マリンオンの同系列機であるスリオンも度々トラブルで運航停止ということがあって、メインローターに亀裂が入るだとか、根本的な部分の問題解決がなされていなかった気がする。

その辺りは何とかなったのだろうか?

ムン君、攻撃ヘリを買うとトランプ氏に約束する

そもそも、ムン君がアメリカとの外交カードに、攻撃ヘリコプターを購入するなんて話しをしていた様な気がするんだ。

F-35A及びグローバルホーク… アメリカ武器購入増やし、防衛費引き上げ相殺カードに

入力2019.09.24 16:20 修正2019.09.25 00:04

ムン・ジェイン大統領が23日(現地時間)、米ニューヨークでドナルド・トランプ米大統領との韓米首脳会談で、今後3年間韓国の米国武器を購入する計画を説明したものと知られいくつかの武器が導入されるか注目が集まっている。

~~略~~

さらに韓国が今後3年間に米国から購入する兵器に挙げた中には、F-35A 40機(約6,644億円)、無人偵察機RQ-4 4機(約800億円)、対潜哨戒機P-8A 6機(約1,700億円)、KF-16 134機のアップグレード費用(約1,500億円)、F-15Kのアップグレード、統合多用途ヘリMH-60R、電子攻撃機EA-18G、早期警戒管制機E-737、弾道ミサイル迎撃弾SM-3導入などが含まれていると言われているが、これも誇張が激しい。

「hankookilbo.com」より

この時の交渉で、「色々買うニダ!」と説明しており、総合多用途ヘリMH-60を買うという事も言及していたハズなのだが、これがどうやら海兵隊用のモノだったらしい。確かに、マリンオンの対抗馬としてMH-60がリストアップされていた実績はあるのだけれど、この時点で「買う」ということは決まっていなかったようだ。

色々リップサービスしちゃった感があり、その後、アメリカから「買うといっていて兵器はどうするんだ?」と突っ込みを受ける羽目になる。

アメリカ、「誘導多連装ロケット」を韓国に販売促進… 防衛費に関するよう

2020.03.04

米国が新型誘導多連装ロケット(GMLRS)の韓国販売を推進すること、4日、分かった。

韓米防衛費分担金特別協定(SMA)妥結が遅れている状況で、米国が自国の武器を購入するように圧迫する信号弾ではないかという解釈が出ている。米国はSMA交渉と関連し、韓国が自国産武器を多く購入することを直接的または間接的に要求してきた。

~~略~~

韓国軍と政府はSMA交渉過程で韓国が米国産の武器を最近40兆ウォン近く購入したと説明する一方、今後推進される兵器の導入計画も発表されたものと伝えられた。

米側は、地上監視偵察機(J-STARS)、SM- 3艦対空ミサイル、海上作戦ヘリコプター(シーホーク)、空軍の電子戦機、アパッチ攻撃ヘリコプターなどの韓国販売を希望することが分かった。

「NAVER」より

まあ、仕方が無いよね。

こういった「買う買う詐欺」は、支那が得意戦術としていて、アメリカに対して「ボーイングの飛行機を沢山買っちゃうよ」などとやった時期もあった。あの話は一体どうなったのか?

コスト分析で有利

韓国軍としては、コスト的に有利になる方を選ぶということは当然であろう。

28日、軍当局と業界関係者などによると、昨年1月から1年余りの間、国防技術品質院が進めてきた上陸攻撃ヘリコプターの効率的な獲得のためのコスト分析で海外導入よりも、国内の開発がより優れていると結論を下した。

総事業費は8000億ウォン〜1兆ウォンがかかるものと分析された。

「asiatoday.co」より

普通に考えたら、国産に拘るよりもアメリカから既に出来上がって実績のある装備品を買う方が、コスト的に有利になるとは思う。

そして、ムン君が「アメリカ製兵器を沢山買っちゃうぜ」といったのは、在韓米軍の防衛負担金交渉をする過程で出てきていた。

だからこそ、普通に考えればアメリカから調達という話でスムーズに決まるはずなのだが、そうは問屋が卸さないらしい。「国内産業を育てるためには、少々コストが高くても」という判断は、諸外国や日本でも良く行われる。韓国でそう判断することそのものは、悪い話では無い。

ただ、アメリカとの約束を反故にしたという事になるので、ムン君はもはや外交的には同じ手は使えない。

航空専門家は、「海兵隊の上陸攻撃ヘリを国内開発の場合、海外の導入に比べて2〜3年以上の時間がかかりますが、国内の航空産業の発展のためには機会費用であることになる」とし「今回の決定は、韓国の航空産業に新たな機会がなるだろう」と期待した。

「asiatoday.co」より

また、海兵隊としても「これから開発する攻撃ヘリコプター」の導入を決めた以上は、入手が遅れることに繋がるハズ。

幾ら多少安く手に入るからといって(本当に開発出来るのであれば、だが)、国内開発を選んでしまうと、2~3年の遅れの予定が5年10年先送りされることは、韓国ではザラである。その間は韓国海兵隊のヘリコプター就役がお預けになる。

良いのかねぇ?そんな決定で。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    >普通に考えたら、国産に拘るよりもアメリカから既に出来上がって実績のある装備品を買う方が、コスト的に有利になるとは思う。

    問題だらけの国産ヘリに拘ったり(実際は国産とはいえない劣化模造品)、アメリカの主力ヘリに手を伸ばしたりお金が余ってんでしょうかねェ~。

    さて、今回は我が陸自のヘリも南朝鮮を笑っている場合じゃない状況でして、何故未だに解決策が出てこないのかについてです。

    UH-X(多用途ヘリ)はベル社とSUBARUの共同開発機412EPXの選定が決まり、1機約12億円で150機導入予定だそうです。(試作1機は2019年受領済)
    対してAH-X(攻撃型)は主力のAH-1S(コブラ)配備数が50機程度、ライセンス料含め90億円以上と高額がネックとなり、タイミング的にも大失敗のAH-64D(アパッチ・ロングボウ)が12機、国産大失敗作のOH-1(オメガ)が37機と危機的状況です。

    各国で生産・実績のある攻撃ヘリは選択肢が少なく、日本が選べるのはAH-1Z(バイパー)かEC665(ティーガ)くらいしかないんじゃないかなァ~。
    従来の空対地戦だけでなく空対空戦にも対応していますからね。
    ただユニットコストだけでも1機30億円以上ですし、日本でライセンス生産とかするなら50億円くらいになりそうなのがネックですけどね。

    OH-1の代替えは412EPXとなるようですし、既に40機以上退役が進むAH-1Sの代替えとすると50~70機、予算としては2500~3500億円くらい必要でしょうか。
    とはいっても今更国内生産なんか到底無理なんですから、トットと決めてしまえばいいのにと思っています。

    • 陸自の次期ヘリコプターUH-XもAH-Xも随分と迷走たうえに、UH-Xはベル社との共同開発機で何とか決着が付きましたが、AH-Xは未だに音沙汰無しという状況ですね。
      412EPXも設計が古いという点であまり評判が良いとは言えないのですが、枯れた技術でそつなく纏まっているとも言えるので、未だマシですが、AH-Xは官製談合事件発覚でケチが付いてさっぱり前に進めない状況。
      AH-1Zを選定する案は魅力的ですが、OH-1の重武装型の案をもう一度考え直して見るのもアリなんじゃ無いかと。
      ……412EPXの重武装かが一番現実的かも知れませんね。