現代重工、バブコックと軽空母受注や建造に関する協定を締結

海軍

殊更記事にする必要も無い内容ではあるが、記録のためにも記事にしておく必要があるだろう。

Babcock International Group and Hyundai Heavy Industries sign a Memorandum of Understanding in Republic of Korea

1 9月 2021

Babcock International Group, the aerospace, defence and security company, has signed a Memorandum of Understanding (MoU) with Hyundai Heavy Industries Co Ltd (HHI), affirming the strong relationship between the two companies as focus builds on the Republic of Korea’s CVX Aircraft Carrier Programme opportunity.

「babcockのサイト」より

これでカードが出揃ったことになる。

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初の軽空母は外国技術を導入して

軽空母建設はイタリアVSイギリス

韓国が計画している軽空母建設計画だが、韓国企業である大宇造船 (DSME) と現代重工業が入札するとされている。しかし、韓国の企業は空母建設の実績がない。

敢えて言えば、強襲揚陸艦建設の実績があるわけだが、「ホテル独島」と揶揄される程度にしか使えない艦であり、戦闘機の離発着にも使えない。

そんな訳で、大宇造船 (DSME) も現代重工業も外国企業と手を組んで、ノウハウを教えて貰うという運びになっている。

先に報じられたのが大宇造船 (DSME) で、イタリア企業フィンカンティエリ社と契約を結んでこんな感じの構想図に基づく空母の建設を提案している。

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一方の現代重工は、イギリス企業のバブコック社と手を組むと言われていたが、この度正式に契約を交わしたというわけだ。

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こちらはスキージャンプ台アリだね。

フィンカンティエリ社仕様

イタリア企業のフィンカンティエリ社は、イタリア海軍向けに強襲揚陸艦「トリエステ」を建造している実績があり、全通飛行甲板を備えた4万5千tクラスの排水量を誇るヘリ空母を提案している。

もちろん、アメリカが販売するかどうかは未だ不透明ではあるがF-35B戦闘機を運用する機能もあって、モデルとなるであろう強襲揚陸艦「トリエステ」が左舷側前方に備える予定のスキージャンプ台も場合によっては備えられるかも知れない。現段階ではその予定は無さそうだが。

興味深い事に、フィンカンティエリ社の提案もクイーンエリザベス号と同様に2アイランド方式等を採用している。流行らしいな!

ちょっと詳しいスペックは見当たらないのだが、それなりに自信はあるのだろう。

バブコック社仕様

イギリス企業のバブコック社は、イギリス海軍向けに空母「クイーンエリザベス号」を納入していて、こちらも空母建造に関するノウハウをお持ちだ。

Babcock has firmly reinforced its commitment to the Republic of Korea and its support to the Korean Ministry of National Defence (MND) through investment in an assembly, maintenance, repair and overhaul facility in Busan, where Babcock currently assembles equipment for a growing number of Republic of Korea naval programmes.

「babcockのサイト」より

はいはい、頑張ってー。

そう言えばバブコック社、実は3000t級潜水艦の建造にも関わっているという話があった。

バッチ1向けの装填装置を設計および製造すると報じられていたが、多分それだけでは無いんだろうね。ともあれ、現代重工はバブコック社との連携が今回が初めてじゃないので、意思疎通に関してもさほど問題はあるまいと言うことが予想される。

飛行甲板の後部には無人航空機(UAV)専用の発着スポットを設けて艦尾には水上無人艦(UUV)や水中無人艦(USV)を収容するためのドックまで備えている贅沢仕様になっているようだが、どの程度のコストがかかるのかは見ものだな。

ともあれ、これで大宇造船と現代重工業の何れが受注しても、それなりにノウハウのある企業がバックアップ刷る態勢になるので、少なくとも独島級揚陸艦のような失敗作になってしまう事はあるまい。むしろ、フィンカンティエリ社VSバブコック社のガチ対決が見られるので、見所が多い対決になりそうだ。

それでも斜め上の結果に辿り着くのが韓国なんだけどさ。

コメント

  1. 余裕なんて無いだろうにお隣さんは景気が良いね。
    しかし潜水艦にミサイルに今回の空母といい着実に対日兵器を揃えつつあるのは不気味です、絵空事とは言え核を保持したままの南北統一を果たせば深刻な脅威となるのではないでしょうか?
    アフガンの例に有る様に米軍さえ居なければ将棋倒しの様に一気に北に制圧される可能性も有るわけですし。

    • 随分と軍事費を積んでいる、という記事は別の日に書きましたが、韓国としては「無理のない範囲」で軍備拡張やっているんでしょうかね。
      GDP比で2.5%というのはそれなりの額になっているわけで。夢の3%台突入も時間の問題だと言われていますよ。
      核戦力を持つ高麗連邦、というのも可能性としては十分に有り得る話で、それは支那よりも随分と質が悪い気がします。