韓国、3万トン級の軽空母を欲しがる

海軍

軽空母を作るんですか、ソウデスカ。

韓国軍、垂直離着陸機を搭載する軽空母建造へ

記事入力 : 2019/07/23 10:20

 韓国軍が、垂直離着陸(VTOL)型のF35Bステルス戦闘機およそ10機を搭載できる3万トン級の軽空母の建造を推進する。今回の決定は、このところ韓日関係が最悪へと向かう中、日本の軽空母保有の動きに対応しており、注目される。

「朝鮮日報」より

しかし、3万トン級の軽空母って、独島級揚陸艦はどうすんのさ。

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独島級揚陸艦の悲哀

漂流する独島級揚陸艦

このブログでも大人気、独島級揚陸艦の話を少し紹介しておこう。

この艦は、様々なお笑いを提供してくれたので、こちらのリンク先に目を通して頂くと、分かり易いかな。

簡単にまとめるとこんな感じだ。

  • 艦上用ヘリコプターを確保出来ていない
  • 艦載レーダーにゴーストが発生する
  • 「オウンゴール」仕様の迎撃システム
  • 発電機が燃えて火災発生し、漂流する
  • イベント艦扱い

流石だな!

なお、この独島級は2番艦と3番艦の製造が決定しており、2番艦は進水したような気がするぞ。2020年就役予定のハズだ。

韓国軍、大型輸送艦3番艦「白リョン島」事業に着手へ…F-35B搭載すれば軽空母に

2018年05月28日14時56分

独島(ドクト)級大型輸送艦3番艦「白リョン島(ペクリョンド)」(仮称)を建造する事業が近く始まる見通しだ。2010年の韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」襲撃と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件で李明博(イ・ミョンバク)政権が保留した「大洋海軍」もまた前面に出てくるとみられる。

複数の政府・軍消息筋によると、国防部と軍当局は最近、独島(ドクト)級大型輸送艦3番艦の建造事業に関する検討を始めた。ある消息筋は「海軍が3月に検討に入った」とし「来月の合同参謀本部に公式要請を送る計画」と述べた。別の消息筋は「指揮部の意志が非常に強い」とし「前向きな結果があるだろう」と述べた。

「中央日報」より

で、この独島級揚陸艦の排水量は1万4千トン級の船で、全長は199mだった。一応、ヘリコプター揚陸艦扱いなので、ヘリコプターを満載して移動する、みたいな事になるはずが、専用のヘリコプターすら用意されていない状態である(別の記事で説明しているが、マリンオンやリンクス辺りを載せる予定らしい)。いずれも満足な数を調達できていないね。

大型輸送艦II計画

さて、こんな状態で、大型輸送艦建造の話が出てきてしまった。

今月12日、韓国軍の朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長および陸海空軍の参謀総長、海兵隊司令官などが出席した合同参謀会議で、「大型輸送艦II」事業を長期需要として推進すると決定した。この事業は、VTOLl戦闘機を搭載できる事実上の軽空母推進事業だという。韓国政府の消息筋が22日に明らかにした。今回決定された「大型輸送艦II」事業は、排水量3万トン級以上の艦艇といわれている。これは、従来の「独島」および「馬羅島」(1万9000トン級)の1.5倍近い大きさだ。この消息筋は「国防中期計画に反映された後、およそ10年経てば艦が建造されるだろう」と伝えた。

「中央日報」より

えーっと、更にデカイ輸送艦を作る積もりらしいんだけど、3番艦はどうするのさ。

 韓国海軍の既存の「独島」および「馬羅島」は、ヘリは離着艦できるもののVTOL戦闘機の運用には難がある。逆に「独島」級3番艦(別名『ペンニョン島』艦)となる「大型輸送艦II」事業の艦は、サイズもはるかに大きく、F35BのようなVTOL戦闘機を搭載する方向で計画されている。F35Bステルス戦闘機16機と海兵隊の兵力およそ3000人、上陸用装甲車20台を搭載できるように設計するという。

「中央日報」より

と、思ったら、どうやら独島級3番艦を大型化するって話のようだ。あれ、ちょっとマテよ、そう言えば以前にもこんな話を取り扱った気がするぞ。

韓国軍、大型輸送艦3番艦「白リョン島」事業に着手へ…F-35B搭載すれば軽空母に

2018年05月28日14時56分

独島(ドクト)級大型輸送艦3番艦「白リョン島(ペクリョンド)」(仮称)を建造する事業が近く始まる見通しだ。2010年の韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」襲撃と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件で李明博(イ・ミョンバク)政権が保留した「大洋海軍」もまた前面に出てくるとみられる。

「中央日報」より

この記事だ。

あれって、本気だったんだ(呆)

軽空母はF-35Bを搭載するぜ!

F-35Bを16機搭載するために

で、以前の記事でも突っ込みを入れたのだが、なかなかこの計画は気合いの入ったモノのようで、結構前から検討されていた形跡がある。

うーむ、妄想の類だと思っていたけれども、意外に本気らしい。

F35Bステルス戦闘機16機と海兵隊の兵力およそ3000人、上陸用装甲車20台を搭載できるように設計するという。

また、新しい大型輸送艦の全長はおよそ250メートルで、日本が軽空母に改造しようとしている「いずも」型ヘリ空母よりやや大きい。

「朝鮮日報」より

ふーん。16機のF-35B戦闘機を搭載するのね。良くそんなお金があるなと、感心するけれども、そんな交渉してたっけ?ここで「そもそもF-35B戦闘機って、アメリカから売って貰えるのかよ?」という突っ込みをして良いかどうか悩むところだが、F-35A戦闘機は4月頃に手に入れていたので、アメリカは簡単に韓国に売るかも知れない。

予定通りであれば、韓国には次のF35Aが納入されるハズなんだけど、それらしいニュースは見当たらない。戦力化できたというニュースも見ないのだが、どうしちゃったんだろうね。買って満足しちゃった?

北朝鮮、「特別兵器を開発」=韓国のF35導入を非難

2019年07月11日17時08分

北朝鮮外務省米国研究所の政策研究室長は11日、談話を発表し、韓国が今月中に最新鋭ステルス戦闘機F35Aを米国から2機追加導入することについて、「朝鮮半島情勢を追い込む危険千万な行為」と非難した。

「時事通信」より

いや、報道が無いだけで、購入は順調みたいだな。

さておき、F-35B戦闘機が購入出来れば、後は載せる艦を作るだけだな。

2030年が戦力化の目標

なるほど、10年後には戦力化する積もりらしいのだが、しかし、韓国軍の予算って、そんなに潤沢なのかねぇ。

韓国国防部が来年度予算8%増額要求へ 初の50兆ウォン超

記事一覧 2019.07.03 14:00

韓国国防部は3日、2020年度(1~12月)の国防予算として前年比8%増の50兆4330億ウォン(約4兆6400億円)を国会に要求すると、国会国防委員会に報告した。国会の審議で認められれば、国防費が初めて50兆ウォンを超えることになる。

~~略~~

国防部は50兆ウォン超の予算を要求する背景として、全方位からの安全保障脅威に韓国軍主導で対応できるよう陸海空の中核的な軍事力を確保し、国の経済発展と好循環する防衛事業を育成することなどを掲げた。北朝鮮の核と大量破壊兵器への対応、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管、将来の主要兵器体系の国内開発に必要な先端技術研究などが核心という。

「朝鮮日報」より

4兆6500億円相当ということは、日本の防衛費にほぼ匹敵する額(平成30年度予算で約5兆円)になっているが、部隊規模は韓国軍の方が大きい。

陸軍が約50万人(常備軍)、海軍が6万8千人(うち海兵隊が2万7千人)、空軍が6万5千人とされていて、全体で63万人規模の軍隊を抱えているのが韓国だ。自衛隊は25万人規模なので、倍以上の軍人を抱えている。真っ当に人件費が支払われていれば、この規模の軍隊をこの予算で維持できるハズも無いのだが、そこは徴兵制を駆使して誤魔化している。

とはいえ、韓国軍はそれなりの予算をかけてはいるが、大規模な軍備増強はこの状態ではほぼ不可能だ。にもかかわらず軽空母を作りたいというのが意味不明だな。

そもそも韓国軍に軽空母は必要か?

世界的に見て、実は空母を保有し運用できる国はそれほど多くない。

多数の空母を運用できる資金力を持つアメリカは別格として、フランス、イギリスは1隻の空母をだましだまし運用するような状況だ。

ロシアですらアドミラル・クズネツォフ1隻を運用するのみで、支那が4隻目の空母を建造しようとしているが、実際に運用できているのは1隻のみ。それも、ロシアから偽って購入したヴァリャーグ(事実上のアドミラル・クズネツォフ級空母2番艦)を動くように改造したヤツで、まともに運用できるかどうかは怪しいとされている。

他に空母を保有しているのはブラジルとインドで、それぞれ他国から購入したものを1隻ずつ持っているに過ぎない。いや、インドではヴィラントと呼ばれる空母が建造され進水までは漕ぎ着けたが、無事に就役できるかどうかは未だよく分からない。それでもヴィラント2隻と次級1隻の3隻体制を構築するような話があるので、なかなか意欲的だな。

ともあれ、こうした国々で共通するのは、何れも外洋に面していて、それなりに強大な軍事力を保有している点である。資金的にも恵まれていることが多いな。ブラジル辺りはかなり無理した印象が強いが。

おっと、正規空母では無く、軽空母であればイタリアとタイがここに加わってくるのだが、イタリアはともかくタイはかなり無理をしている印象があるな。

……ところで、韓国は外洋に面していたんだっけ??

揚陸艦「独島」に乗った文大統領「平和を守ることを越えて作り出さなければ」

2019年03月05日17時54分

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日「われわれが意志を持って一様に平和を追求すれば、韓半島(朝鮮半島)の非核化と恒久的平和は必ずやってくるだろう」とし、「『平和経済』の時代が続くだろう」と述べた。

~~略~~

文大統領はまず「平和を作る軍隊」として海軍の役割を呼びかけた。文大統領は「われわれの周辺国に目を向けると、今は南北間軍事的緊張緩和が最優先課題だが、同時に世界4大軍事強国が韓半島を取り囲んでいる」として「平和を単に守ることを越えて平和を作り出すためにはさらに強い国防力が必要だ」と強調した。

さらに、「新しい韓半島を守る海軍」を強調した。文大統領は「今年は三・一独立運動と大韓民国臨時政府100年の節目の年で、新しい100年は真の国民の国家、平和な韓半島を完成する100年」とし「100年前も今も変わったことはない。われわれが強い海洋力を土台にわが海を守り、大洋に進むことができる時になってこそ強い国になるだろう」と話した。

「中央日報」より

そういえば、独島級揚陸艦にのってホルホルしていたムン君は「大洋にす進む」とか抜かしていたっけ。

なるほど、やる気なんだな?ムン君は「やる」と言ったら実行するタイプだ。

コメント

  1. マスメディア反乱軍 より:

    まあ、次から次にお笑いネタを提供してくれますねェ~。

    >われわれが強い海洋力を土台にわが海を守り、大洋に進むことができる時になってこそ強い国になるだろう」と話した。

    普通に考えればお莫迦な指導者の頭の悪い冗談でしかないんですが、これって南北統一後の朝鮮国家=文クンの理想と考えると(無論、核兵器装備引き継ぎが前提)、日本は絶対に放っとけませんね。

    5月のインスカデルミサイルを含めて中距離弾道ミサイル・巡行ミサイルが残れば、西日本全てが射程に収まるのですから。
    アメリカ抜きで緒戦を制する予防的先制攻撃とでも称する戦略、そして法整備を本気で考えないとヤバイと思う、マジに!!

    しかし計画段階で「改造いずも型」なんて目じゃないほど凌駕する、超妄想豪華スペックの様で...。
    F-35B×16機、海兵隊員3000人、戦車20両搭載って、アメリカ海軍現主力LHD(ワスプ級=満載41000t))のほぼ1.5倍近い搭載スペック...、小学生低学年の足し算レベルがあるのかを疑っちゃいますね。(爆笑)

    ちなみに、最新鋭次期LHA(アメリカ級=満載46000t)でも、固定翼機は20機で海兵隊員1800人前後、戦車+歩兵戦車を含めても20両くらいじゃないかな?(他にAVVや軽車両は100両ほど積めますが)
    そして、ワスプ級でも総員1000名以上必要なんですが、ほとんど稼働していない飾り物のドクト級で未熟な経験者300名ですから、ドクト級2番艦とこの艦で少なくとも1500人くらい増員しなきゃならないんですが、50mすら泳げない海軍兵士がゴロゴロしている現実で集めれるんでしょうかねェ~。(冷笑)
    巨大艦が寄港できる港があるかも心配...。

    • 木霊 より:

      その、出てくるスペックまでもうちょっと検証しておけば面白かったかも知れません。
      ただまあ、今のところは妄想レベルの話なので、これから詰めていく話だと思います。
      そもそもなんですが、韓国って未だかつて空母を運用した実績のない国なんですよね。それをいきなり空母を手にしたら使えるのかというのは甚だ疑問であります。お花畑になるのも仕方が無いですね。

      • マスメディア反乱軍 より:

        木霊さん、コメントが前後しましたがレスさせて頂きます。

        >そもそもなんですが、韓国って未だかつて空母を運用した実績のない国なんですよね。それをいきなり空母を手にしたら使えるのかというのは甚だ疑問であります。
        >お花畑になるのも仕方が無いですね。

        がたいをを造ればいいってもんじゃない、最高の打撃戦力&長期運用能力を要求される戦略兵器が空母ですよね。

        まず、正規空母(最新のジェラルド・R・フォード級)なら省人化が進んとはいえ操縦要員2000人以上+航空要員2500人近く、計4500人の人員を要しますから。
        アメリカは冷戦時代を含め正規空母×10隻前後で、総計50000人近い空母要員を常に維持してきたからこそ世界最強なんでしょう。

        さらに、WWⅡ~冷戦末期から軽空母に分類される強勢揚陸艦×8隻前後運用し、その操縦要員だけで1隻1000人前後で総計8000~10000人。
        つまり、70年以上も常に60000万人以上の空母要員(航空要員含む)を継続し維持してきている訳です。

        これに必要な膨大な予算無しには夢事である維持システム自体が、旧ソ連を追い落とし史上最強の空母打撃群のノウハウの固まりって事ですね。

        さて、いずも型の軽空母改修なんですが、現在の操縦要員470名にプラスされる航空要員が、実際にどれほど必要かの議論はあまり見かけません。
        いずも・かがと合わせて何名になるのか...、そしてその目途はついているのか?

        僕は次期「いずもⅡ」建造にも直結する話なんで、実は一番興味を持っているんですけどね。

        P.S.
        肝心のレスの内容から脱線してしまい申し訳ありません。

        まあ、南朝鮮は3隻合わせて最低でも2000人以上、そしてまずはちゃんと50m以上泳げる海軍兵士を徴用し鍛えないとね、道は険しい!!(爆笑)
        ドクト2番艦のマラトウも問題解決されているか怪しいもんですから、せめて訓練艦くらいの機能は果たさないとねいけないですよェ~。

        威信を懸けてヘリ空母建造→悲惨過ぎる大失敗でお飾り状態→何とか使えるシロモノに改修を頑張るけどこれも失敗し搭載ヘリすら迷走中→そして過去の経緯をなかった事にして、いきなりSTOVL搭載の新型艦を建造...、一体アタマの中のカラクリがどうなっているのか、マジで興味が増加していますが、超ヒマな医学者がいればぜひ研究して欲しいもんです。
        解明できればノーベル賞も夢じゃないぜ!!(大爆笑)

  2. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    お笑い南朝鮮はさておき、対支那に対するには本格軽空母「いずもⅡ」を計画すべきじゃないかな?
    DDHひゅうが型2隻の退役は2040年前後だと思いますが、F-35B×16機搭載可能なDDM(僕の勝手な命名)を早急に2隻建造開始し最低6隻体制にして欲しい。(これに加え現いずも型DDHの増強版×2隻を海外派兵用に建造)
    建造費より乗員の確保が難しいので防衛費は国際標準GDP2%にUPし、自衛官の待遇改善やソフトパワー有効利用による民間人も積極的に登用に充てないとね。

    仮称DDMの就役目標は予算獲得から8年として2027年頃、これに2025年頃配備予定のイージスアショアでBMDが一旦完成、その間に国際的に当たり前の自衛権行使=予防的先制攻撃可能な法改正を進める事は必須と考えています。(その為の攻撃ミサイル開発と早期配備)
    合わせて「みちびき」の軍事活用を認可。

    これでギリギリ支那の邪な野望を躊躇させ、ちょっかい出させない最低限の防衛網じゃないかな。

    • 木霊 より:

      そうですねぇ。
      「いずもII」という名前になるのかは分かりませんが、軽空母は欲しいところですね。
      そのためにもいずも改修を進めて、実績を積むのが先決だと判断したのでしょう。
      あと、防衛費を増やすのはもはや避けられませんね。安倍政権、最後の仕事として2%くらいに上げて欲しいと思いますよ。その前に憲法改正が必要ですが。

  3. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

    マスメディア反乱軍様
    木霊様

    >F-35B×16機搭載可能なDDM(僕の勝手な命名)を早急に2隻建造開始し
    >最低6隻体制にして欲しい。(これに加え現いずも型DDHの増強版×2隻を
    >海外派兵用に建造)

    あくまでも個人的意見ですが、DDHの速力を持つ「軽空母」でなければならないのでしょうか?

    「軽空母」ではなく、もう少し速力などを落とした、LHA(Landing Helicopter Assault):強勢揚陸艦のほうが使い勝手がよいように考えます。

    米海軍のアメリカ級では、F-35Bを最大20機程度搭載できるようです。これで十分なのではないでしょうか。

    それに「軽空母」を建造したとして、護衛隊群に配属するのでしょうか?
    本来、外航船団護衛を主任務とする護衛隊群に、固定翼機を運用する「軽空母」を配属するのは、いかにも無駄が大きいと考えます。
    航空打撃戦闘を考えるのであれば、別艦隊とし、DDGやDDの追加も必要ではないかと考えます。

    ※時間切れなので、中途半端ですみません。

    • マスメディア反乱軍 より:

      あるけむさん、レスありがとうございます。

      >本来、外航船団護衛を主任務とする護衛隊群に、固定翼機を運用する「軽空母」を配属するのは、いかにも無駄が大きいと考えます。

      DDHとしたのは哨戒ヘリでの警戒&護衛を重視したからで、逆にLHAやLHDの持つ陸上戦力搭載こそ無駄と考えるからです。

      >航空打撃戦闘を考えるのであれば、別艦隊とし、DDGやDDの追加も必要ではないかと考えます。

      先日も(記事名:案外効果あり?台湾へのM1A2戦車配備)僕の構想を書きましたが、あくまで海外派兵を主任務とする第5護衛隊群(2個護衛艦隊)の新編成が目的ですから、当然DDG・DD・FFM+潜水艦を含みます。
      現状では足りませんので全て増艦を前提にしています。

      DDH(哨戒ヘリ主体)+DDG(艦隊の管制&防空任務)+DD(対防空戦・対水上戦)+FFM×2隻(対潜水艦&退位防空に1隻、掃海専用に1隻)、という編成ですね。
      緊張が大きな場合はDDとFFMがタンカーを直接エスコートし、護衛艦隊は広範囲の海域を日本単独でも警戒カバーする能力を持たせる構想です。
      つまり、自己完結できる海外派兵隊という事です。

      これは、ホルムズ海峡・アラビア海だけに留まらず、マラッカ海峡を軸にしたインド洋・南シナ海警戒も作戦範囲に含まれます。
      課題は補給路ですがアラビア海・インド洋ならインドの協力を得ればいいし、南シナ海ならベトナムやシンガポールと共同作戦も可能でしょう。

      ただ、新造する護衛艦10隻+潜水艦2隻ですから莫大な予算を必要としますけど、インド太平洋戦略・中東の重要なシーレーン安全確保と考える時に、日本の国力ならこれくらいは当たり前に揃えていいと考えています。
      自衛権発動による国の財産保全と幅広い国際貢献なんですから、一部の極左以外に反対する理由はないと思う。
      艦艇だけで1兆円以上になるでしょうが、10年計画とすれば年1000億円程度です。

      もちろん、自衛権を主幹にした憲法改正による自衛隊のROE見直し等も、並行してやらないと意味はありませんけどね。

      • あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

        >DDHとしたのは哨戒ヘリでの警戒&護衛を重視したからで、逆にLHAや
        >LHDの持つ陸上戦力搭載こそ無駄と考えるからです。

        強襲揚陸艦で対潜ヘリや掃海ヘリを運用できないわけではないですよ。
        というか、揚陸作戦には(輸送ヘリに加え)それらのヘリ運用が前提です。

        速力を取るか、陸上戦力輸送能力を取るかの選択において、陸上戦力輸送能力を取るほうが有効ではないかと考えます。

        >あくまで海外派兵を主任務とする第5護衛隊群(2個護衛艦隊)の
        >新編成が目的ですから、

        護衛隊群(DDH・DDG×2・DD×5)では、逆にデカすぎると考えています。
        1個隊の編成は、もっと小さく出来ると考えます。それよりも、ローテーションを考慮すべきでしょう。

        米海軍の空母打撃群の編成が、空母+CA(ミサイル巡洋艦)×1~2+DD(DDG)×2~4+攻撃型原潜+補給艦、 遠征打撃群の編成が、揚陸艦×3+CA×1+DD(DDG)×2+攻撃型原潜+補給艦 であることを考えると、以下の編成が考えられます。

        LHA/LHD×1+DDG×1+DD×3+補給艦 (要するに、1個護衛隊をつける)

        ※大型空母なら1個護衛隊群をつける意味はあると思いますが

        これを2隊編成し、ローテーションすべきだと考えます。
        (ローテーションに必要な3個目は、既存艦艇から臨時編成する)
        規模的には、1個護衛隊群+αの増強と変わらないはず。

        なお、護衛隊群に潜水艦は含まれません。水上艦隊に追随するのは原潜だから出来る芸当で、通常型潜水艦には無理です。

  4. マスメディア反乱軍 より:

    あうけむさん、おはようございます。

    >速力を取るか、陸上戦力輸送能力を取るかの選択において、陸上戦力輸送能力を取るほうが有効ではないかと考えます。

    あくまでも国際社会の地域性と日本の得意とする海上哨戒を考えて、「陸上戦力輸送」は優先ではないという話なんですけどね。
    それにいずも型はPKO&PKF等での陸自派遣のケースには対応していますし、それは僕が言ってる海上警戒とはまた別種の作戦となりますよ。(輸送機能・補給艦機能・病院船機能とバリエーションが豊富)

    LHA・LHDと改造前いずも型DDHの違いは、STOVL機運用ができるかどうかと搬送能力の違いに過ぎませんし、なぜ貴方がLHA・LHD拘られるか理解できませんね。
    せっかくなんで共同作戦にも備え、アメリカのSTOVL機着艦に対応する飛行甲板は備えておいてもいいでしょう。

    >護衛隊群(DDH・DDG×2・DD×5)では、逆にデカすぎると考えています。
    >1個隊の編成は、もっと小さく出来ると考えます。それよりも、ローテーションを考慮すべきでしょう。

    第5護衛隊群は2個護衛艦隊とちゃんと書いたはず。
    半年近い作戦期間となりますから2個護衛艦隊なわけで、当然ローテーションは考慮済みなんですけどねェ~。
    現在の4個護衛隊群とそれに隷下する8個護衛艦隊の編成は、DDHまたはDDGを旗艦にDDを含め4隻で護衛艦隊群としては8隻になります。
    僕の案は5隻×2でプラス2隻の10隻なんですけどね。
    キツイ言い方ですがちゃんと読んで頂きたいもんです。

    >なお、護衛隊群に潜水艦は含まれません。水上艦隊に追随するのは原潜だから出来る芸当で、通常型潜水艦には無理です。

    もちろん現状で潜水艦隊は別組織なのは百も承知、だからこそあえて全護衛隊群に潜水艦による防御能力を付加すべしで増艦が必要と提案しているのです。
    特に今後は島嶼防衛&東シナ海で支那を相手にするには、艦隊護衛の要となりますからね。

    海に囲まれた日本ですから、単独艦での哨戒作戦が最も重要な任務でそこから削るのは本末転倒、だからこそ護衛艦隊専用の新造艦増強まで考えての事。

    最重要機密なんで正式公開されていませんが、そうりゅう型の航続距離は12000km近くで連続潜航は45日の様ですから、十分に任務を遂行できると考えています。
    アラビア海には作戦計画に基づき先行発進させ現地合流すれば問題なし、燃料補給も途中インド等でやるのが前提ですよ。

    僕のこの私案は元々、莫大な予算追加と憲法改正による自衛隊の海外派兵改正を前提にしていますから(国益を守り自衛官の安全最優先)、それが解決されない以上は机上の空論でしかありませんけど、日本の国力ならアメリカ主導ではなく、「自己完結型」で重要なシーレーン安全確保という自主防衛%国際的な使命を果たす目的を主とした理想論です。

    失礼ながら些細な齟齬に着目するのではなく、論の全体を俯瞰して頂ければなと思いますよ。
    何故か貴方との議論は噛み合いませんよね、僕にも論の脆弱さがあるし他にも問題があるんでしょうけど、「異論反論」も大歓迎というのが僕のスタイル...、但し、反論為の反論は僕は最も嫌いなんですよ。悪しからず。