韓国、製造予定の空母の使い方に悩む

海軍

……作る前に悩もうぜ。

海軍が視覚化する2030年代大きな画像は「大洋艦隊」

記事入力2020.02.01 午前10:02

今から10年前の2010年2月1日、大韓民国海軍は創設65年ぶりに画期的な転機を迎えた。海軍初の機動部隊である第7機動戦団が誕生したのだ。海軍が海洋艦隊に向けた最初の足を踏み入れたのだ。

「NAVER」より

支那も「空母作ってる場合か!」と突っ込みを入れられる様な状況になっているが、韓国もかなりの状況を迎えている。

その辺りは別の記事にも書かせて頂いたので、そちらを参考にされたい。

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第7機動戦団誕生!

2010年に誕生した「画期的」な戦団

さて、話を戻そう。

まず、記事にあった第7機動戦団なのだが、2010年2月1日に誕生している。

第7機動戦団は「世界のどこでも作戦遂行が可能で、敵あえて見下げることができず、国の政策を強力に後押しする部隊」を目標に創設された。

「NAVER」より

ちょっと翻訳がおかしくなっている気がするが、第7機動戦団は韓国海軍初の機動部隊で、第5戦団と共に予備選力として運用される目的で作られた。

作戦範囲は、韓国沿岸部や、済州島南端からマラッカ海峡までの海上輸送路の保護も任務に含まれるとされている。つまり、海外展開も可能な構成でなければならない。

<第7機動戦団に所属の艦船>

  • 世宗大王級駆逐艦 3隻
    • 1番艦「世宗大王」、2番艦「栗谷李珥」、3番艦「西厓柳成龍」
  • 忠武公李舜臣級駆逐艦 6隻
    • 1番艦「忠武公李舜臣」、2番艦「文武大王」
    • 3番艦「大祚栄」、4番艦「王建」
    • 5番艦「姜邯賛」、6番艦「崔瑩」
  • 独島級揚陸艦 2隻
    • 1番艦「独島」
    • 2番艦「馬羅島」
  • 214型潜水艦 4隻程度(詳細は不明)
  • 補給艦 

とまあ、結構な確率でネタ兵器がラインナップされて……、いやいや、高額兵器がラインナップされている。

大型駆逐艦を中心に構成された機動戦団は、有事の際に迅速に紛争地域に移動し任務を遂行する。戦争の抑制と戦争の拡大防止、脅威勢力の軍事行動抑制、局地挑発対応、紛争の早期終結を可能にする戦略的柔軟性が不可欠である。これにより、機動戦団は任務の性格に応じて、大規模輸送艦、航空機、潜水艦、軍需支援などと一緒に、相当期間(遠海)で作戦活動が可能である。

「NAVER」より

これで遠洋での作戦活動が可能だとされているのだけれど、何れの艦も遠洋向きの作りじゃ無いという噂が聞かれる。

果たしてこれで大丈夫なのか?ゴミがぶつかって船体に取り付けられたセンサーカバーを破損するとかいう船もいたと思うんだが。

清海部隊としてソマリア沖に派遣

とはいえ、実際には遠洋で活躍しているというニュースを目にしたので、それなりに実力はあるのだろう。

ソマリア沖海賊対策の清海部隊、3陣「李舜臣」出発

2009.11.20 14:14

ソマリア沖で海賊から国内外の船舶を保護する任務に就いている海軍「清海部隊」の第3陣が20日、釜山の作戦基地からアデン湾に向け出発した。出港に先立つ歓送式には、丁玉根(チョン・オククン)海軍参謀総長や将兵の家族が出席し、将兵の無事帰還を祈りながら送り出した。

「聯合ニュース」より

実際にソマリア沖に派遣された部隊「清海部隊」は、持ち回りで第7機動戦団に所属していると思われる船が参加している。

また、今年からはホルムズ海峡に派遣されるという話も出ている。

清海部隊のホルムズ派遣、堂々と国会の同意を得よ

Posted January. 22, 2020 07:54, Updated January. 22, 2020 07:54

政府が21日、アデン湾に派遣された清海(チョンヘ)部隊の作戦範囲を一時的にホルムズ海峡まで拡大することを決めた。米国が要請していたホルムズ海峡への軍派遣をめぐって苦慮した末、アデン湾で活動していた清海部隊を投入する方法を選択したのだ。清海部隊は米主導の有志連合には参加せず、独自の任務を遂行し、必要に応じて協力すると、国防省は明らかにした。

「東亜日報」より

そして、作戦開始から直ぐにこんなニュースも。

ホルムズ海峡に派遣中の韓国駆逐艦がイラン船籍タンカーを救助

記事入力 : 2020/02/03 11:59

ホルムズ海峡にまで作戦区域を拡大した韓国海軍清海部隊の駆逐艦「王建(ワン・ゴン)」が、オマーン沖合で漂流中のイラン船籍の船舶を救助した。イランと対立する米国の要請を受け、事実上の「派兵」に応じた韓国軍がイランに人道支援を行った形だ。

~~略~~

高速艇でイラン船に乗り込んだ作戦要員、機関士、電気技師など14人が船の状況を確認し、最初に燃料、米20キロなどの食料、水を提供したが、後に燃料1300リットル以上、飲料水やチョコパイなどを追加で提供したという。

「朝鮮日報」より

ヤラセでは無いか?と、心にも無いことが頭を過ぎったが、それはさておき、韓国らしく「チョコパイ」を提供しているのに苦笑い。

何れにしても、第7機動戦団は遠洋で活動が可能であり、実績もあるという事になる。作戦が滞りなく遂行できているかどうかは定かでは無いが。

独島級揚陸艦3番艦

さて、この第7機動戦団に追加で配備される予定なのが独島級揚陸艦3番艦「白リョン島」である。

その「白リョン島」号こそが、韓国軍が切望している軽空母になる予定である。

韓国軍、大型輸送艦3番艦「白リョン島」事業に着手へ…F-35B搭載すれば軽空母に

2018.05.28 14:56

独島(ドクト)級大型輸送艦3番艦「白リョン島(ペクリョンド)」(仮称)を建造する事業が近く始まる見通しだ。2010年の韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」襲撃と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件で李明博(イ・ミョンバク)政権が保留した「大洋海軍」もまた前面に出てくるとみられる。

「中央日報」より

なかなか凄い話だな。

何が凄いかって、この「大型輸送艦」と表現されている独島級揚陸艦だが、もともと上陸作戦用に作られた手前、空母として運用するには色々と都合が悪い。

それは大々的に設計を見直して運用できる様にすると言うから流石だ。

この場合、「白リョン島」は3万トン水準になるというのが関係者の説明だ。海軍第1艦隊司令官を務めたキム・ジンヒョン予備役海軍少将は「同じ級の船が3隻あってこそ1隻を常に海に出すことができる」とし「独島級3隻は海洋主権と海上交通路を守るうえで大きな力になるだろう」と述べた。

「中央日報」より

「同じ級の船が3隻あってこそ」と書かれているのだけれど、1隻だけ大きさも機能も異なるので、果たして3隻で1ペアの運用ができるのか?という事になる。

だって、F-35B戦闘機が運用できるのは3番艦だけなんだが。

なお、ここに搭載される予定のF-35B戦闘機は、未だ購入出来るかどうかハッキリしていない。アメリカ議会が許可を出せば、という段階だね。それでも3番艦の建造は始まっていると言うから、見切り発車との指摘は免れまい。

そして、この様な3隻の揚陸艦(大型輸送艦)を運用する為には、これをガードする船団を構築する必要があるんだけれども、世宗大王級駆逐艦(イージス艦)3隻と忠武公李舜臣級駆逐艦6隻だけでは心許ない。

迎撃ミサイルも搭載の次期イージス艦

そんな訳で、更にこの手の船を増やす予定にしている韓国軍。

システム開発段階である次期イージス艦は、2020年代半ば以降、3隻が戦力化される予定である。次期イージス艦には弾道ミサイル迎撃能力を備えたSM- 3ミサイルが搭載される見込みだ。

「NAVER」より

え?なんで?

どうしてSM-3ミサイルを搭載するのか。

そりゃ、イージス艦としてはSM-3を備えている方が望ましいとは思うよ。弾道ミサイルを迎撃できれば戦略に幅は広がると思うのだけれども、韓国海軍がそれを必要とするかは不透明だ。北朝鮮が盛んに弾道ミサイルの開発や実験を行っているのだけれど、これが韓国に撃ち込まれるリスクは極めて低い。少なくとも僕はそう感じる。

そして、支那に擦り寄っている現状で、支那からの弾道ミサイルを迎撃ということもちょっと考えにくい。もちろん、友好国に対して備えるのも大切な事ではあるが、優先度は低くなるはずだ。韓国経済はかなり疲弊しているので、ここでそんな無駄な装備に金を使うというのは、余り効果的とは言い難いと、そう思う。

そういえば、次期イージス艦には「SPY-6」レーダーを導入するなんていう話もあったな。

SM3搭載といい、SPY-6レーダーの搭載といい、「与太話」と切って捨てるレベルのネタなんだけど、それでも本気で彼らは言っているんだろうね。

とにかく空母が欲しいニダ!

理由は何でも良い

さて、そんな訳で、空母打撃群を増強すべく色々計画しているようなのだが、肝心の独島級揚陸艦3番艦が思わしくないようだ。

鼻息荒くF-35Bの載る空母を作る計画を推進しているのだが、肝心のF-35Bの購入は見送ってしまった。

購入スケジュールを考えても、今回F-35Bの購入を見送ると、軽空母が出来上がった段階でも載せる戦闘機が無いという状況になりかねない。

その辺り、どう考えているのか。

そういえば、1番艦も回転翼機を用意しない状態で就役してしまって、未だにまともな回転翼機が配備されていない状況らしい(ブログでは紹介したが、マリンオンが配備される予定)。3番艦もそんな運命を辿る可能性が高く、当面F-35Bの配備は先送りされることになるだろう。

つまり、「前科あり」だ。

どこをメインで防衛する気か

ともあれ、この手の軽空母を作っておいて、どこで運用するのかと言えば、メインは近海限定である。

今のところの計画だと、空母打撃群を形成できるだけの実力がないので、当面、外洋に出すことは難しかろう。

朝鮮半島情勢が海洋艦隊構想を遮ったのは、過去にも何度も繰り返された。2010年、天安した襲撃事件当時海軍は「沿岸も守らないのに何大洋海軍のか」という非難世論に直面した。ここで李明博大統領(当時)が「君が現実よりも理想に偏って国防を扱ったではないか反省しなければならない」と叱責しながら、海軍の海洋艦隊スローガンは、2011年1月アデン湾黎明作戦が成功するまで水面下で沈んだ。

1990年代半ば海軍が軽空母建造を推進すると、当時の軍首脳部は、「海軍は、北朝鮮の脅威から沿岸を安全に守る方向に電力を建設しなければならない。韓国の空軍地価ので軽空母は必要ない」と主張して、海軍の計画を挫折させた。

「NAVER」より

しばらくF-35Bを購入出来る見込みが無い上に、活躍の場も用意されていないのが独島級揚陸艦3番艦なのだ。

その1点だけでも運用に不安となるのだが、韓国が使っているイージスシステムにも良い噂を聞かない。

果たして、将来的に軽空母として使えるのか?という疑問は今のところ払拭できない。

1990年代半ば海軍が軽空母建造を推進すると、当時の軍首脳部は、「海軍は、北朝鮮の脅威から沿岸を安全に守る方向に電力を建設しなければならない。韓国の空軍地価ので軽空母は必要ない」と主張して、海軍の計画を挫折させた。

「NAVER」より

冒頭に紹介した記事でも、幾度もそうした「空母不要論」が持ち出されたことが指摘されている。

米海軍が「警察」の役割から手を離すと、韓国の海洋艦隊に中東で済州島に至る海上交通路を保護する必要がある。しかし、これは不可能に近い。「莫大な費用をかけて建設した海軍が自らの役割ができない」という批判が渦巻く懸念が提起されている部分だ。

ホルムズ派兵のように、米国が韓国海軍の役割拡大を要求する可能性もある。9.19南北軍事合意に休戦ラインとNLL一帯が安定し、海軍戦力増強が計画通りに進めば、米国の艦艇派遣ニーズを避けるのが難しい。しかし、「米国が行く所はどこでも行く」という風に軍隊を派遣すれば、中国やロシアとの対立を駆り立てていく可能性がある。これに対して、「海洋艦隊を作ることも重要ですが、これをいつ、どのように活用するかの悩むべき時点だ」という主張も出ており、軍当局の長期研究が必要性がさらに高まる見通しだ。

「NAVER」より

そして、今なお、「空母が必要ですか?」「海洋艦隊は必要ですか?」という疑問は渦巻いているようだ。

……要らないよね?

少なくとも、空母は不要だろう。日本ですら「不要」と言われる時代が長く続いた。とはいえ、日本の場合には海岸線が長く、本土から離れた島嶼を多数抱える現実を感じると、正規空母はともかくF-35Bが離発着できる軽空母が運用できる意味は大きい。

F-35Bでの作戦海域が広がるからだ。空中給油だけではカバーしきれない部分も結構あるからだ。空中給油だとパイロットは戦闘機から降りて休憩できないからね。

韓国軍はそんな事情はないんだけど……、どこで使うつもりなのか。

コメント

  1. SM3 Block2は、日米共同開発なんですよね。「No Japan」じゃなかったのかな?
    今さら、SM3 Block1じゃないと思うし・・・

    そもそも、日本側がOK出すのかな?・・・

    • 言動が一致しないのが韓国の特色ですから、SM3の入手はBlock2を念頭においているのでしょうね。
      ただ、アメリカが売るかどうかも怪しいのですが、日本も許可を出さない可能性はありますね。

  2. 木霊さん、おはようございます。

    >……作る前に悩もうぜ。

    船内断面の構想図を見ても強襲揚陸艦と軽空母がごちゃ混ぜのテンコ盛りですねェ~。
    まるで南朝鮮料理の焼肉ビビンバ型軽空母が出来そうです。(冷笑)
    よく判らないのがスキージャンプ台になっている事で、F-35Bを想定していたなら不要なはず...、ひょっとして本音は支那のJ-15だったりして。

    早々とアメリカが拒否してオシャカになったF-35B購入をハッキリ記載しているのも笑えるけど、ウィルドッグに揚陸艇LFS-2×2艇(LCACのライセンス生産コピー)となっていますが、一番艦で訓練でも運用された様な話はあまり聞かないですよね。
    まあ、未だに係留され海上ホテル化している噂もありますから仕方ないけどね。

    今年就役予定の2番館「馬羅島」がIOC(初期作戦能力)を問題なくすんなり(不安感でワクワク-笑-))獲得できるのか、期待の国産ヘリであるマリンオン配備は何時になるのか...、お笑いネタ期待感が高まります。(爆笑)

    そして、艦載機もなし・用途も意味不明・将来展望は霧の中って状況で、いきなり3万トン級の揚陸艦建造ですかァ~。

    >これで遠洋での作戦活動が可能だとされているのだけれど、何れの艦も遠洋向きの作りじゃ無いという噂が聞かれる。

    13年経っても戦力と見做されない独島は論外なんですが、世宗大王級3隻は一応リムパックには参加している様です。(恥を晒したエピソード付ですけど)
    忠武公李舜臣級は一応30次に及ぶ「清海部隊」として、各6隻は3回以上の遠方派遣実績があるようですね。
    214型潜水艦 4隻程度→この問題だらけの潜水艦に関しては戦力として運用できているかも怪しい訳で、「第7機動戦団」構想時の妄想で終わってる気がします。

    そもそも、アメリカの「空母打撃群」の構成が原子力空母×1隻、ミサイル巡洋艦・駆逐艦×5~6隻、SSN(攻撃型原潜)×2~3隻、補給艦×1~2隻のMAX11隻という大規模な艦隊です。
    これをマネできる国は世界中でも着々と狙っている支那くらいでしょう。

    これに対し揚陸艦を主体とした「遠征打撃群」があります、南朝鮮はこれを模倣するつもりなんでしょうけど、アメリカ海兵隊の上陸作戦を前提にした打撃群ですから、洋上警戒を目的とするなら端からピントがズレていますよね。
    ちなみに、「遠征打撃群」は3000人超の海兵隊員を編成できる揚陸艦(LHD・LSD・LPD)×3隻、ミサイル巡洋艦・駆逐艦×3隻、SSN(攻撃型原潜)×1隻、のMAX7隻の編成で、主力のLHDには制空作戦優先時にはF-35B×20機搭載可能で、遠海防衛・警戒とはちょっと意味が違うと思いますね。

    元々、独島級はLHD(アメリカ級)の半分以下の満載排水量なので、3番艦の白翎島をアメリカ級に近い設計とするなら全く別の新型艦クラスにすべきでしょう。

    これに対して日本のいずも型改修は島嶼防衛を目的とした護衛艦隊群構想であり、揚陸艦相当は護衛艦(=戦闘艦)に分類されない輸送艦のLST(おおすみ型)×3隻です。-90式戦車や1隻当たりMAX約700人の陸上隊員乗船可能-
    つまり、南朝鮮の様に総花的かつ妄想ではなく、最悪島嶼奪還の様な有事の際には護衛艦隊群+LSTの大規模投入があるでしょうけど、東シナ海・南シナ海を中心としたシーライン警護にはいずも型+イージス艦+DD型汎用護衛艦×1~2隻+潜水艦という構成で十分と考えているんじゃないかな。

    >ともあれ、この手の軽空母を作っておいて、どこで運用するのかと言えば、メインは近海限定である。

    「日本には負けたくないニダ!!」という幼稚なメンタルの呪縛から解放されない限り、現実に即した真に合理的で有効に運用できる軍は夢のまた夢じゃないかと思っています。

    • マスメディア反乱軍さん、本当「日本には負けたくないニダ!!」というだけで肝心の対北朝鮮に対する防衛力に関して低下してるんじゃないかという軍事費の無駄遣いには呆れますね。

      あと「よく判らないのがスキージャンプ台になっている事」ですがハリアーもそうでしたがジャンプ台がないとVTOL機は垂直離着陸できるとは言え垂直離陸の際は武器の搭載量を減らさないといけなくなるのと離陸だけで燃料を大量消費し作戦行動時間が短くなるのでVTOL機を運用する場合でもジャンプ台を装備します。
      支那のJ-15の場合はカタパルトを装備できなかったためのジャンプ台でしたね。

      • Rodneyさん、レスありがとうございます。

        >あと「よく判らないのがスキージャンプ台になっている事」ですがハリアーもそうでしたがジャンプ台がないとVTOL機は垂直離着陸できるとは言え垂直離陸の際は武器の搭載量を減らさないといけなくなるのと離陸だけで燃料を大量消費し作戦行動時間が短くなるのでVTOL機を運用する場合でもジャンプ台を装備します。

        普通はそうなりますよね。
        ただ、排水量が違うとはいえ「いずも型」と変わらない全長のアメリカ型・ワスプ型揚陸艦は、たしかスキージャンプ式でもなくカタパルトも装備していません。
        いずも型改修の諸元にもスキージャンプ式はあまり見かけませんので、僕は全通平坦甲板でF-35Bの発艦を予定していると思っています。

        南朝鮮の予定軽空母で「よく判らないのがスキージャンプ台になっている事」と書いたのは、ワスプ級に迫る3万tを計画するなら全長は250m規模のはずなので、カタパルト無しでもF-35Bを発艦させれるのに、何故わざわざスキージャンプ式の構想図になっているのか...? それがどうしても判らないのです。(苦笑)

        航空隊員の練度不足をあらかじめ予測していて、250m級甲板でも発艦は無理と考えているのでしょうかねェ~。

        >支那のJ-15の場合はカタパルトを装備できなかったためのジャンプ台でしたね。

        レッドチームに寝返った場合も想定してJ-15を引き合いに出しました。
        案外こっちの方が楽だったり...。(怖ァ~)

    • 色々見ていると、韓国版イージスに関しては、外洋に出るミッションを熟せているようですね。
      あと、209型潜水艦、214型潜水艦もリムパックに参加したとか何とか。

      まだまだ、記事の段階で妄想の域を出ていませんから、眺める分には呆れながらで問題無いのでしょうが、実際にやるとなると色々と問題が見えています。
      どうするんでしょうね。

    • 日本にも、F-35B運用可能な強襲揚陸艦の導入構想があります。
      2014年には、当時の小野寺防衛相が佐世保に配備されている米国のタラワ級強襲揚陸艦を視察しています。

      この構想、たち消えたという話は無いので、復活するかもしれません。
      (可能性として考えられるのは、いせ級DDHを旗艦とする護衛隊群に配置できるよう、二隻のLHAを建造する案があります)

      ※いせ級DDHは全通甲板ですが、いずも級より小型のため、同じF-35B運用能力はないと考えられます。

      ただ・・・LHAを空母的に運用すると、輸送能力(ウェルデッキなども含む)がデッドウエイトになることですね・・・という意見を見かけました。

      • マスメディア反乱軍さん,アメリカ級はF-35B、AV-8の運用能力向上のためスキージャンプ式の採用を検討したのですが本来の強襲揚陸艦としての能力低下(ヘリの発着スペースの減少によるヘリボーン能力低下等)が見込まれるので採用を見送った経緯があります。

        アメリカは世界最強の正規空母部隊があるので本格的な航空戦力はそちらに任せて空母的な航空機運用能力はスキージャンプ台搭載の軽空母より劣っても強襲揚陸艦としての本来任務を優先するという選択ができたわけです。

        あるけむさんのコメントにもありますように強襲揚陸艦(LHA)に空母の能力を求め過ぎると中途半端な兵器が出来上がると思いますが、韓国軍のこれまでの兵器開発を見てると強襲揚陸艦で世界一の航空機運用能力ニダとウリナラマンセーな中途半端な艦の建造に邁進しそうな気が・・・・。(能力とニダをつなげるとカニ(蟹)ダに見える)

        いずも型はヘリ、オスプレイの運用を優先するのであれば全通甲板、ヘリ、オスプレイは他の艦にまかせ将来的な空母運用能力獲得のため本格的な軽空母を目指すとかF-35Bの作戦行動時間を優先するのであればジャンプ台装備とかになるのかな?
        意外と垂直離陸による燃料消費上昇や甲板のメンテナンス回数が増えることによる運用コスト増加を嫌がってジャンプ台とかいうこともあったりして。(兵器購入予算でいっぱいいっぱいでトイレットペーパーも十分に支給できないなど兵站等の予算が不足しているのが自衛隊の実情ですからね)

      • あるけむさん、レスありがとうございます。

        >日本にも、F-35B運用可能な強襲揚陸艦の導入構想があります。

        ご参照頂いた情報を含めて大変参考になりました。
        F-35B×42機予定ですから、いずも・かがに各10機搭載でも残り20機です。(2機は航空開発実験集団配備で予備数機を追加購入かな)

        >ただ・・・LHAを空母的に運用すると、輸送能力(ウェルデッキなども含む)がデッドウエイトになることですね・・・という意見を見かけました。

        いずも型・ひゅうが型に共通するのは揚陸部隊を展開できるウェルドッグが無い事で、そもそも強制揚陸艦とは言えませんね。
        そして、共にDDHという艦種なんですが決定的な違いは、ひゅうが型は対潜戦を含めある程度の自己防衛能力を有し、いずも型は自己防衛武装は最低限の対空戦用CIWS・SeaRAMしか装備していない事でしょう。

        つまり、いずも型はイージス艦&DD艦に護衛を委ねる事を前提として設計されていたと推測される訳で、イージス艦本来の役割(艦隊防衛)復帰の意義と本土BMDはイージスアショアに任せるという構想は、切っても切り離せない関係にあると僕は考えています。

        現在のLHA能力は書いた通り補助的なLST(おおすみ型輸送艦)が担っているのが現実なんで、本格的LHAの導入はF-35B×20機も前提にすれば視野にあるのはご指摘通り間違いないと思います。

        でも万一、尖閣諸島を侵略される恐れが出た場合は、フィクションの「空母いぶき」ではないのですが基本として侵略を瀬戸際で防ぐ、制空権確保&艦隊防御でF-35B×20機満載で支那艦隊を威嚇すべき新たな艦種が必要になると考えます。(専守防衛に拘る現憲法がここで防衛出動の邪魔をしますが)
        防衛出動事案となる課題の「獲らせて獲り返す=島嶼奪還作戦」は、3隻あるLSTで何とか代用しながらやるしかなく、新造艦は制空・制海優先でDDV(軽空母)で未然の抑止力として使うのがいいと思う理由です。(野党・左翼は大反対でしょうけど)

        新DDVを主力とする護衛隊と哨戒専従のひゅうが型DDH護衛隊で、4個護衛隊群の一つを「有事近海機動護衛隊群」編成派遣できる様にして欲しいと考えます。
        もちろん、新編成された陸自の「水陸機動団」を最大限に活かすにも、LSTを含めDDV+DDHは必須の艦種となります。

        憲法の縛りも含めもはや非現実化したGDP1%以内と緊縮予算を、如何に有効に使うか今は知恵の絞りどころでしょう。

  3. P.S.です。

    >ゴミがぶつかって船体に取り付けられたセンサーカバーを破損するとかいう船もいたと思うんだが。

    これ、世宗大王級3番艦でしたかね。

    >そういえば、次期イージス艦には「SPY-6」レーダーを導入するなんていう話もあったな。

    メーカーが吹っ掛けたヨタ話に飛びついたって噂もあるんですが、SPY-6は未だ実戦化の目安は立っていないはずですよねェ~。
    何を考えているのやら?

  4. 南朝鮮が妄想し欲しがっているSPY-6についてもう少し。
    SPY-6(レイセオン社製)で連想するのが、イージスアショアに採用決定のSSRことSPY-7(LM製)ですね。
    SPY-7選定にはアメリカのチャチャ入れが疑われますが、あんがい開発納期なんかで優勢なのかもしれません。
    SPY-6は2020年代中盤の実戦化には間に合わない様な気がしていますからね。

    肝心の配備先予定地秋田県で揉めていますが、イージスアショアの大きな意義はイージス艦を本来の艦隊防衛の役割に専念させる事にあります。
    アメリカを守る為とかSM-3/SM-6も役に立たないとか、試射データーを無視した安易な批判が見受けられますが、日米共同開発中の最新SM-3・BloockⅡBはイージスアショアの為にあるようなミサイルです。

    BMDはイージス迎撃態勢だけでなく、監視衛星・レーダー索敵網そして空から迎撃管制するNIFCA等が相互に機能する事で、総合的威力を発揮できるシステムと考えています。(莫大な資金が必要ですけどね)
    アメリカ空軍とリンクしたNIFCAが完成すれば、SM-6が高速巡航ミサイルの天敵になると僕は期待しています。

    ゴチャゴチャ言ってる秋田県なんてサッサと切っちゃって、青森県の車力分屯地にアメリカ軍が配備中の移動型Xバンドレーダー(THAAD用AN/PY-2)と置き換え配備したらいい。
    Xバンドレーダーは台湾に移設配備すれば、支那が一番嫌がるでしょうから最も合理的かな。
    AN/PY-2の探知範囲は1000km以上、支那沿岸部はもちろん海南島まで監視できますからね。

  5. 匿名さん、レスありがとうございます。

    >マスメディア反乱軍さん,アメリカ級はF-35B、AV-8の運用能力向上のためスキージャンプ式の採用を検討したのですが本来の強襲揚陸艦としての能力低下(ヘリの発着スペースの減少によるヘリボーン能力低下等)が見込まれるので採用を見送った経緯があります。

    なるほどそうですか、二兎を追う者は一兎をも得ず的なジレンマですね。
    確かにスキージャンプ式にすれば発艦効率は向上するでしょうから、艦隊防衛を含めた制空戦には有利ですもんね。
    しかし、海兵隊の揚陸作戦の為には(特にアメリカ軍の場合)、輸送ヘリ用に少しでも広く甲板を確保しなきゃなりません。

    ところで、アメリカ原子力正規空母は337mと桁外れなのを除き、イギリス海軍のクイーン・エリザベス級でもやっと284mでスキージャンプ式です。
    カタパルトを装備したフランス海軍のシャルル・ド・ゴール級は238mなんですが平甲板式...、カタパルトの威力凄し!!って事ですかね。
    つまり、カタパルトの最大の効能は短時間での発艦だけでなく、艦載機の能力を引き出す肝心の武器・燃料満載を可能にしているのですね。

    さて、となると海自のいずも級改修に当たってカタパルトがないのですから、スキージャンプ式でないとF-35Bを燃料&・武器満載では発艦できず、極めて運用に制限が出てきそうですよね。
    まず、脆弱な武器だけでは艦隊防空の作戦時間が限られるでしょうし、下手すると着艦専用で燃料補給艦にもなりかねません。
    いずも改修を通じ、2番艦のかが改修にスキージャンプ式が導入されるかが注目されます。

    島嶼防衛で一番心配なのが尖閣諸島ですが、奪還作戦(獲らせて獲り返す)とするなら揚陸能力を優先しLHA、支那空母艦隊の機先を制し追い返す覚悟を決めるならDDVという、二者一択となるのでしょうか...?

    >(兵器購入予算でいっぱいいっぱいでトイレットペーパーも十分に支給できないなど兵站等の予算が不足しているのが自衛隊の実情ですからね)

    自衛官の皆さんに同情すると共に一国民として恥ずかしい話です、政治家の責任で何とかすべきですね。

    P.S.
    LHAではなく新DDVを建造するなら、絶対にカタパルト(それも電磁式)が欲しいなァ~(笑)