対ドローン兵器の開発を進めたい韓国

陸軍

ホルホル。

ハンファ「対ドローン兵器」で世界市場へ

入力 2019-10-04 17:36:21

最近、サウジアラビアの主要な石油施設がドローン攻撃で被害を受けたことをきっかけに、世界的に「アンチドローン(Anti-drone)」技術に対する関心が高まり、ハンファグループが推進しているアンチドローンソリューション事業が注目されている。レーダー、複合対空火器、レーザー兵器に至るまでポートフォリオが多様なだけでなく、輸出可能性も高く評価されるなど、将来の有望事業として遜色ないという評価だ。

「もっと!コリア」より

なになに、新兵器?

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対ドローン兵器

ハンファの推進する兵器

一体どんな兵器なんだー(棒

と言うわけで、早速、想像図を拝見したのだが……。

あれ?何処かで見た気がする。えーっとナニナニ。

ドローン防御技術と関連して、次世代成長動力として最も期待が大きいのはハンファディフェンスとLIGネクスワンがともに生産している「ピホポクハプ(飛虎ハイブリッド)」だ。飛虎ハイブリッドは低高度で侵攻する敵航空機やヘリコプターを迎撃する対空兵器システムだ。有効射程3キロメートルで1分間に600発ずつ射撃が可能な30㎜口径双列対空砲「飛虎」に、LIGネクスワンが製作した短距離赤外線誘導ミサイル「シングン(神弓)」を4発搭載した。

「もっと!コリア」より

ヒホポクハブ……??

はて。

「飛虎」推しのハンファ

色々記憶を辿っていくと、どうやらコイツらしいと言うのに思い当たった。

装輪装甲型の兵器を作った話ではあったが、ベースはK-30「飛虎」である。シルエットからすると、コイツに違いないと思うワケだが、韓国軍には似たようなファミリーがいるので、油断は出来ない。

さておき、このK-30はなかなかお笑い要素満載の「名品」だ。

そして、ハイブリッド化が進んで短距離赤外線誘導ミサイル「神弓」を30mm対空自走砲「飛虎」にくっつけちゃった。

(株)ハンファは国防科学研究所(ADD)とともに小型無人機とマルチコプターを精密打撃できるレーザー対空兵器を開発している。光ファイバーで生成された光源のレーザービームで標的を直接撃ち、ターゲットを無力化する新概念の兵器システムだ。この武器は2013年に開発に成功したレーザー爆発物処理装置を土台とする。レーザー爆発物処理装置はレーザーを利用して、不発弾などの爆発物を迅速かつ安全に無能化する装置だ。 (株)ハンファの関係者は「レーザー対空兵器は目に見えず騒音がないだけでなく、別途の弾がなくても電気のみ供給すれば運用可能という長所がある」とし、「1回の発射費用も約2000ウォンに過ぎない」と述べた。

「もっと!コリア」より

へー、「レーザー爆発物処理装置」ねぇ、そんなもの開発していたんだ。

レーザー爆発物処理装置?

探してみたのだが、肝心のレーザー爆発物処理装置に関するニュースは見つけられなかった。

レーザー爆発物処理装置はレーザーを利用して、不発弾などの爆発物を迅速かつ安全に無能化する装置だ。 (株)ハンファの関係者は「レーザー対空兵器は目に見えず騒音がないだけでなく、別途の弾がなくても電気のみ供給すれば運用可能という長所がある」とし、「1回の発射費用も約2000ウォンに過ぎない」と述べた。

「もっと!コリア」より

レーザーで爆発物処理の理屈は記事からはよく分からないが、何かスゴイの作った感は出ているね。

問題は、それが車両の載せられるサイズか?ということと、レーダーの性能、及びピンポイントを狙える照準装置の性能だと思うのだが、その辺りは明らかにされていない。

が、レーザーと言えば、確かサムスンテックスウインだったかが、何かを開発していた気がする。

Here Are The Samsung Products Apple Won’t Dare Compete With

Published On: Dec 12, 2018 | Last Updated: Dec 12, 2018

~~略~~

Killer Robot SGR-A1

While its South Korean compatriot LG is busy making cute robots for home, Samsung has built a mean machine for its border with the hostile regime of North Korea. Samsung’s SGR-A1 is a robot soldier with surveillance, tracking, and attack capabilities. It uses multiple cameras including Infrared to detect and track the targets. It can also record surveillance footage for up to 60 days. The SGR-A1 can be mounted with various weapons and can make use of the laser rangefinder and Infrared light to lock onto targets. The SGR-A1 is 1.2-metre tall and weighs in at 117 kilograms. It uses voice recognition tech to identify approaching individuals. In standard configuration, it comes equipped with Daewoo’s K3 machine gun that uses NATO 5.56 mm ammo. The permission to engage in combat comes remotely from a human operator. But the machine also has an autonomous system, which stirred a controversy due to the obvious comparisons with sci-fi movie Terminator. The only difference is that Samsung’s killer robot doesn’t look cool.

「mysmartprice」より

ちょっと想像図が笑ってしまうが、なかなかの技術だ(苦笑

しかし、実物はこっち。

どうやら、レーザー距離計測器と赤外線ライトを組み合わせてターゲットをロックし、レーザーを発射するというようなシステムらしい。

 昨年5月14日付米NBCニュースや9月15日付英紙デーリー・メール(いずれも電子版)などによると、この韓国の“殺人歩哨ロボット”は、あのサムスンのグループ会社で、軍事機器や航空エンジンなどの開発・製造を手がける「サムスンテックウィン」と韓国の高麗大学が2006年に共同開発した「SGR-1」と呼ばれるものです。

「産経新聞」より

……この辺りを採用する可能性が。

やったぜ!!

だが、飛んでくるドローンを見つけ、照準する技術に関しては、それらしいモノは発見できなかった。キット何かスゴイ技術があるとは思うんだけどさ。

え?ドローンは飛ぶスピードが遅いから大丈夫?

いやいや、複数同時に狙えないと多分、意味が無いからね。

コメント

  1. Rodney より:

    レーザー爆発物処理装置(레이저 폭발물 처리 장비)に関しては韓国では2015/07/09のYTNニュース(https://www.youtube.com/watch?v=i8Kb7pDskWA)で「米軍、爆発物除去用レーザー砲実戦配備」として取り上げられてたりしていて韓国ではわりと話題になっていたようです。

    韓国のSciencetimesでも「地雷除去に最適の技術が、レーザー?」として米軍の爆発物除去用レーザー砲を取り上げていて、いつもの最新兵器への憧れからか興味津々みたいですね。(この癖が複合銃等お笑い韓国軍ネタの原因にもなるのですがね)
    *https://www.sciencetimes.co.kr/?news=지뢰-제거-최적-기술이-레이저

    • 木霊 より:

      おー、動画はノーチェックでした。
      何しろ、韓国語がさっぱりでして。

      まあ、新しいモノが欲しくなっちゃうのは、韓国軍らしいですな。

  2. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    これを対ドローンだけの為に配備する必要があるのか...、「対空兵器システム」と言っても所詮は「自走高射砲」の範疇ですよね。
    それに、地雷除去用のレーザー砲も兼用とか、いつもの通り基本目的(これもいつもながら変な感じ)と求められる仕様がてんでバラバラ感満載。(冷笑)

    >問題は、それが車両の載せられるサイズか?ということと、レーダーの性能、及びピンポイントを狙える照準装置の性能だと思うのだが、その辺りは明らかにされていない。

    この手の地対空兵器は割と大掛かりなシステムになるのが普通で、指揮車・レーダー車はこれでやるつもりなんだろうけど、少なくともレーザー用電源車が必要じゃないかァ~。
    スタンドアローンが可能だったとして、フットワーク重視なら広範囲な迎撃は無理がありそうですし、かなり数を揃えなければならないんじゃないでしょうか。(歩兵に目視で監視・スティンガーを持たせた方がマシなような...)

    有事勃発初動のミサイル・ロケット砲からのソウル防衛が先だと思うし、それには「アイアンドーム」導入しかないはずなんだけど、対ドローン攻撃対策は別の次元じゃないのかなァ~?(侵入経路を塞ぐレーダー網強化とか必要じゃね?)

    いかに探知が難しい小型ドローンとはいえ、何故、サウジアラビアがあれほどの大規模なドローン攻撃を探知・阻止できず許したのか? 僕は未だその理由というか事情がよく判りません。
    レーダー網の穴が敵対国に筒抜け状態? そもそも国が広すぎて不可能? もしくは最初から小型飛翔体に対して能力不足?
    しかし、ドローンはともかく一緒に使われた巡航ミサイルは探知できていたのかもウヤムヤですから、軍事費世界ランキング3位でGDP比10%以上とか言われる国でも苦慮しているのかな。

    領海の広い日本も他人事ではないので対策は必要ですが、朝鮮半島から(例え釜山からとしても)爆弾を積むほどペイロードのあるドローンが飛来するとは、現時点では考えられないと思っています。
    今は弾道ミサイル・巡航ミサイル対策=BMD強化が優先でしょう。

    • 木霊 より:

      ドローンが青瓦台にまで飛び込んできますから、韓国軍としては至上命題として何とかしたいと思っているのでしょう。
      だからといって、意味不明な兵器を作っちゃうのはどうかと思います。

      日本としては確かに朝鮮半島からドローンが飛んでくるというような事を考えるくらいなら、ミサイル防衛の方に力を入れるべきでしょう。
      ただ、最近のドローンは凄く飛行距離を伸ばしているので、バカに出来ないんですよね。

  3. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

    自走対空機関砲の「ハイブリッド化」って、てっきり駆動系に「電動機+二次電池」を導入することかと思ってました。

    自走対空機関砲で有名なのは、ドイツの「ゲパルト」だと思います。
    ゲパルトも、ヘリからの対戦車ミサイル対策として、砲塔側面にスティンガーを装備できるように改造したようです。
    (ただ、すでにドイツでは現役装備から外されてますが)

    自走対空機関砲の「ハイブリッド化」は、対ドローン兵器とは違う気がします。

    ※87式自走高射機関砲への対空ミサイル追加装備は、要検討だと思います

    • 木霊 より:

      通常「ハイブリッド」というと、駆動系のことかと思っちゃいますけれど、韓国のこの兵器はミサイルと機関砲という2つをくっつけるのをハイブリッドという事らしいですね。
      今回の話は、更にレーザーもくっつけちゃおうという欲張り仕様です。

      さておき、87式に対空ミサイルの追加のお話ですが、実現できれば良いですね。
      ただまあ、それが効率的か?という点も含めてしっかりと検討すべきだと言うのはご指摘の通りですが、色々と足枷もあるようで。

      • マスメディア反乱軍 より:

        木霊さん、おはようございます。

        >通常「ハイブリッド」というと、駆動系のことかと思っちゃいますけれど、韓国のこの兵器はミサイルと機関砲という2つをくっつけるのをハイブリッドという事らしいですね。

        ハイブリッド化はあながち間違った方向ではないようですね。(By Wikipedia)
          ↓
        >海外では自走高射砲に携帯式防空ミサイルシステムの車載型など小型SAMを追加装備し単独でガン・ミサイルコンプレックスをなし得るハイブリッド方式とする改修が行われている

        ただ、各国調達数が少ない兵器なので、コストメリットと実用面の葛藤があり苦労しているんじゃないかな?

        >今回の話は、更にレーザーもくっつけちゃおうという欲張り仕様です。

        論外な妄想お笑い仕様としか言えませんねェ~。(爆笑)

        >さておき、87式に対空ミサイルの追加のお話ですが、実現できれば良いですね。

        87式は車両の生産が終了しているため、中々苦労している様ですよ。
        何しろ、僅か52両しか調達していないのですから...、新型開発も難しい状況みたいな感じがします。

        素人考えですが16式軌道戦闘車をベースに、次期87式自走高射機関砲・89式装甲戦闘車を加えシリーズ展開できないのかなァ~?
        装輪式とキャタピラ式の違いがあるので、運用方法に縛りができ難しいのかもですが...。