KFXの出庫式が実施される

空軍

スゴイジャナイカ!

韓国国産戦闘機が出庫式

2021.04.09 16:02

韓国防衛事業庁は9日、南部の慶尚南道・泗川にある防衛大手・韓国航空宇宙産業(KAI)の工場で、韓国国産戦闘機(KFX)の試作1号機の出庫式を開催した。

「聯合ニュース」より

3月中には出庫すると言われていたけれども、準備が整った模様。書くことは多くないけれど、ニュースとしては注目していただけに、取り上げざるを得ない。

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ついに出庫

KFXかKF-21か

聯合ニュースを引用しているが、聯合ニュースは従来通りKFXと表記している。ただこのFXというのは正式名称ではない。

South Korea rolls out the KF-21, joining elite group of global supersonic fighter jet makers

Updated 0710 GMT (1510 HKT) April 9, 2021

Seoul (CNN)South Korea unveiled its homegrown supersonic jet fighter on Friday, joining an exclusive club of military aviation giants and setting the stage for a $5.2 billion program it hopes will be a top export driver and jobs creator.

Once operational, the KF-21 jet is expected to be armed with a range of air-to-air and air-to-surface missiles — and possibly even air-launched cruise missiles.

The twin-engine fighters will come in single- and two-seat versions, depending on the missions to which they are tasked.

「CNN」より

CNNではKF-21と表記している。21というのは2021年に完成したという意味なのかも知れないが、これが正式になるのかな。

Moon said after ground and flight tests are completed, mass production of the KF-21 will begin with a goal of 40 jets deployed by 2028 and 120 by 2032.

「CNN”South Korea rolls out the KF-21, joining elite group of global supersonic fighter jet makers”」より

どうやら、ムン君は120機も作るぜ!と鼻息が荒い。

韓国“次世代戦闘機”を披露 大統領ら出席

4/9(金) 15:30配信

韓国が開発を進める次世代戦闘機の試作機を披露する式典が行われていて、文在寅大統領らが出席しています。 韓国南部の泗川で公開されるのは、韓国の次世代戦闘機KF-21「ポラメ(若鷹)」の試作機です。この戦闘機は韓国が2015年からおよそ8600億円をかけて、インドネシアと共同開発を進めていたもので、式典には文大統領とインドネシアの国防相らが立ち会いました。

「日テレNEWS24」より

日テレなどは「ポラメ」と愛称まで公表している。そういえば、無人機でも同じ名前使っていたんだけど、これ、正式の愛称になるんだろうか?

というかまだ試作機の段階なんだけど、もう名前つけちゃう?

開発開始は2016年!

うーん。

防衛事業庁は、試作機の出庫はこれまで設計図面上にしか存在しなかった戦闘機に実体を与え、性能を評価する段階に入ることを意味するものだと説明している。同庁と韓国航空宇宙産業は、2016年1月の開発着手から5年余りにして試作1号機の出庫にこぎつけた。

「聯合ニュース”韓国国産戦闘機の試作機出庫式開催 26年以降に実戦配備より

あれ、計画発表は2001年だったハズなんだけど。

仕様が固まるまで、随分と時間がかかったんだな!まあ、良いけどさ。

KFXは、設計から製作まで全プロセスを韓国の技術者が主導している。「戦闘機の目」に当たるアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーをはじめとする主要装備の国産化に成功した。

防衛事業庁は量産1号機の国産化率65%を達成する計画だ。その後の量産プロセスでさらなる国産化も図る。

「聯合ニュース”韓国国産戦闘機の試作機出庫式開催 26年以降に実戦配備”」

そして、現時点での国産化率が65%の予定なんだとか。

まあ、期待しているので頑張ってくれたまえ。

既に海外に輸出する計画あり

何が凄いって、既に輸出する気満々なところだ。

“When full-scale mass production begins, 100,000 additional jobs will be created and we’ll have an added value of 5.9 trillion Korean won ($5.2 billion). The effect will be much greater if they’re exported,” Moon said.

「CNN」より

ムン君、雇用創出と52億ドルの利益を産むと鼻息が荒いのだが、まだ出来上がってもいないんだぜ?

As production runs are increased, it could also replace South Korea’s fourth-generation F-16s and F-15Ks, analyst Abraham Ait, chief editor of Military Watch Magazine, wrote in The Diplomat last year.

「CNN」より

で、生産が進むと、F-15KだとかKF-16に取って代わるだろうと、そういう風に自信を見せているところもなかなか凄い。

While the KF-21 might eventually replace hundreds of fighter jets in South Korea’s fleet, it also has significant export potential because its price tag is expected to be significantly lower than the F-35s the US sells to foreign militaries.Thailand, the Philippines, and possibly even Iraq “could be leading clients for the fighter,” Ait wrote, noting those countries all operate the same kind of aircraft the KF-21 will replace in South Korea’s fleet. They also have been customers for South Korea’s indigenously developed FA-50 light-attack fighter.

「CNN」より

そして、海外に販売する積もりだと。

タイやフィリピン、イラクにも売るつもりなんだとか。うーん、鼻息が荒いね。出庫式にはインドネシアの防衛相も呼んでいるらしいので、インドネシアに輸出する予定の48機は確実に売りつける積もりらしい。

うんまあ、完成したらね。

追記

どうやらKFXの式典は大々的に行われた様だ。

千の目・ステルス・毒針兵器…初の韓国製戦闘機「ポラメ」がついに姿を現した

記事入力 : 2021/04/10 17:24

初の韓国型戦闘機KF21「ポラメ」(若鷹)の試作1号機が、開発を進めて20年になる9日、初めて完全な形で姿を現した。世界で13番目に独自開発した戦闘機だ。限定的なステルス機能を備えた4.5世代戦闘機としては世界で8番目になる。

防衛事業庁はこの日、慶尚南道泗川にある韓国航空宇宙産業(KAI)生産工場で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と徐旭(ソ・ウク)国防相など韓国軍首脳部およびインドネシアのプラボウォ・スビアント国防相など内外の関係者およそ250人が出席する中、KF21試作機の出庫式を開催した。これまでKFXと呼ばれてきた韓国型戦闘機はこの日、KF21と公式に命名された。文在寅大統領は「自主国防の新たな時代が開かれ、航空産業発展の歴史的な里程標を立てた」とし、「2028年までに40機、2032年までに計120機を実戦配備する計画」と語った。

「聯合ニュース」より

2028年までに40機、2032年までに更に80機追加ということか。合計120機作り上げるのに一体どれくらいのコストを必要とするのかな。

KF21は長さ16.9メートル、高さ4.7メートル、翼幅は11.2メートル。米F16はもちろんF35ステルス機よりも大きく、F15およびF22よりは小さい。最高速度はマッハ1.81(時速2200キロ)、航続距離は2900キロだ。2026年までに空対空戦闘能力中心の「ブロック1」開発に8兆1000億ウォン(現在のレートで約7928億円。以下同じ)、26年から28年にかけて空対地能力を主に開発する「ブロック2」に7000億ウォン(約685億円)と、開発費だけで8兆8000億ウォン(約8613億円)に達する。計120機の量産費用まで含めると総事業費は18兆ウォン(約1兆7618億円)を超え、檀君以来最大規模の兵器事業と呼ばれる。試作機は、出庫式の後、およそ1年の地上試験を経て来年7月ごろ初飛行する予定だ。

「聯合ニュース”千の目・ステルス・毒針兵器…初の韓国製戦闘機「ポラメ」がついに姿を現した”」より

このブログでもKFXからKF21に呼び方を変えなければならないようだが、ブロックIの開発に8兆1000億ウォン(約8000億円相当)か。40機で8000億円なら1機あたり200億円という計算になる。そこから更にブロックIIの開発を続ければ、総額18兆ウォン(1兆7600億円相当)で120機ということになるのか。

1機あたり147億円という計算になるので、少々割高だね。

インドネシアが48機購入する話があったが、そこまで含めて1機100億円レベルとなる。なるほど、インドネシアに買って貰わないと困る理由はこの辺りにもありそうだ。インドネシア側は分担金も支払う気が無いらしいけど。

なお、KFXの出庫式の話は割と世界中で報道されて、軒並みに好印象の報道がなされたらしい。ネガティブな要因はあまり指摘されていなかったようだが、韓国にとってはたとえ65%しか国産化出来ていなかったにせよ、製造業が潤うという点は大きいだろうと指摘されている。

10万人の雇用を生み出すらしいからね。

国家の威信にかけて、このプロジェクトを成功させたいようだな。先ずは飛ばして貰わないと、次に進めないのだけれど。

追記2

……タイトルの「毒針兵器」の意味が分からなかったのだが、後の方に書かれていたのに気が付かなかった。

さらにKF21には、北朝鮮の核ミサイルの脅威や中・ロ・日など周辺大国の軍事的脅威に対応できる韓国製「毒針兵器」が搭載される予定だ。国防科学研究所などが既に開発中か、もしくは今後開発する「毒針兵器」としては、超音速巡航ミサイル、極超音速ミサイル、長距離空対地ミサイル、そしてブーストフェイズ要撃ミサイルなどが挙げられる。韓国製超音速巡航ミサイルは、有事の際KF21から発射され、中国の空母や水上艦艇などを撃沈できる兵器だ。極超音速ミサイルはマッハ5以上の超高速で飛行し、ソウルから平壌上空までわずか1分15秒で到達できる。

「聯合ニュース」より

「超音速巡航ミサイル、極超音速ミサイル、長距離空対地ミサイル、そしてブーストフェイズ要撃ミサイル」……って、コレまでの報道を加味すればIRIS-Tが「超音速巡航ミサイル」にあたるのかな。すると、「極超音速ミサイル」はMBDA社のミーティア、「長距離空対地ミサイル」はKEPD-350タウルス、「ブーストフェイズ要撃ミサイル」はなんだろう?該当するものが思いつかない。

「毒針兵器」に関しては、国防科学研究所などが既に開発中か、もしくは今後開発するとあるんだけど、全く存在しないモノを取り付けるのは難しくないか?そもそも、ミサイルは半埋め込み式を採用しているらしいのだけれど、機体の凹みの形状に合わせたミサイルを後から開発するという意味だろうか?

なかなか素敵な写真になっているが、さて、これらのミサイルは果たしてFKX改めKF21に搭載可能なのだろうか?そして、何故毒針……。やっぱり意味が分からない。

なお、「お笑い韓国軍」のネタがそもそも気に入らない方もいる様だ。

多分このブログも「お笑い韓国軍」をネタとして取り扱っているので、「ゴミ情報」の部類に含まれると思う。非常に申し訳ない。

ただねぇ、「ウェポンベイの開発の難易度が高いから、あとからやろう」という発想は韓国側もその様に言っているので分かるのだけれど、設計的にウェポンベイを搭載できるだけのスペースを持っていないと、そもそもこの機体にウェポンベイをくっつけるのは無理だよ。

ステルス戦闘機は、形状が重要視されるだけに、後から追加でつけるようなオプションはそもそも望ましくない。況してや、改造してウェポンベイくっつけましょうって、寧ろそっちの方が難しいような。

コメント

  1. > 日テレなどは「ポラメ」と愛称まで公表している。

    「キメラ」の誤りでは??

    • 座布団1枚!
      ポラメ(若鷹)と言うことらしいんですが、確かにキメラですな。

  2. デジタルメモの商品名はポメラ
    完成した!それはホラだ
    爆発した!ホラネ

    今日はかの国にとって良いニュースばかりですね(棒
    KFX出荷! インドネシア「50億ドル貸して!」
    拿捕されたタンカー解放! イラン「70億ドルはどうにかしろ!」

    https://news.yahoo.co.jp/articles/6a0cdecfe08283600c7a83fc9ba8c103bbae6032

    絶対何か約束されられたでしょw

    なお3月末のかの国の外貨準備の預金は247億ドルの模様w

    • 大喜利になってる!

      タンカーの件に関しては別の記事に言及させていただきましたが、なかなか韓国という国の舵取りは難しそうですね。
      何を約束させられたのか?イラン核合意でしょうかねぇ。

      彼の国の外貨準備高は、額面通りというわけでは無いようなので、あまりアテにならないのですよねぇ。

  3. KF-X、これまでの開発経緯を見ていてふと思ったのですが、電子戦装備はどうなって
    いるのでしょうね。エンジンは米国から、FCSはイスラエルからと聞いていますが、
    ECMなど電子戦装備はどの国も機密性が高くて早々売ってもらえないでしょうし。
     ECMというのはちょっと考えただけでも自機のFCSなど電測機器を妨害せず相手から
    の電波を妨害するというのは相当なノウハウが必要に思えます。
     台湾のF-16はF-16V相当にアップグレードされましたが、電子戦装備は本来の
    F-16Vでは機内装備されているECM関連機材がアップグレードした機では納める
    ことができず、機外装備するにも一から様々な計測をやり直す必要があり、
    この作業に10年かかるとも聞いています。
     非ステルス機が現代の戦場で生き残るには電子戦装備がキモになるはずですが、
    さて、KF-Xはちゃんとクリアできているでしょうか?

    • KFXの製造にはGE(米)、Cobham(英)、MartinBaker(英)、Elta(以)、Elbit(以)、Meggitt(英)、Curtiss-Wright(米)、MBDA(英)、タウルス・システムズGmbH(独)辺りが絡んでいるはずです。電子戦装備はどうだったかな、確か韓国独自のヤツを「既に開発したことがある」という扱いだったと思いますよ。
      使える装備が搭載されるかは、もうちょっと先になってみないと分かりませんが……、取り敢えず飛べるところまでは組み上がっているハズなんですよね。実際に飛行出来るかは飛ばしてみないことには分かりませんが……。

  4. 木霊さん、おはようございます。

    予想通りですがスタイルはF-35orF-22のコピー丸出しですね。

    スティルス機(第5世代)はウェポンベイが必須条件ですから、どうしてもずん胴型になるので形が似通るんでしょうけど、このKF-21とやらは所詮は第4.5世代なんですけどね。

    >CNNではKF-21と表記している。21というのは2021年に完成したという意味なのかも知れないが、これが正式になるのかな。

    120機配備とか輸出で稼げるとか鼻息荒いんですが、計画発表(20年)~開発着手(確か10年以上)なのに、いつも間にか5年で完成したとちゃっかりとかさば読んでいつもながらの捏造してますね。(冷笑)

    さて、次は初飛行のニュースを待ちましょう。

    • >>21というのは2021年に完成したという意味なのかも知れないが、
      どうなんでしょうねこれ
      飛べない試作機とはいえ、とりあえず世に出したから21なのか…

      まさかかの国特有の『21→統一』でKF-21にしたんじゃ…と邪推しちゃってるんですが…
      …いくら北大好きな皇帝大統領様でも戦闘機のナンバリングを自由にする権利までないとは思いたい…

      • すみません、間違えてぶら下げちゃいました
        申し訳ないです

      • 彼の国のネーミングルールはかなり自由ですから。
        練習機なんていきなりT-50とかですよ?どうして50になったのか謎です。

    • ベビー・ラプターと呼ばれるとか書かれていました。
      F-22にしてみたらイイ迷惑だと思いますけど。
      ウエポンベイ搭載は取り敢えず見送って半埋め込み式を採用するようですが、そもそもハードポイントを使って吊り下げる前提みたいなことを聞いたことがありますから、ステルス性に関してはそこまで重視していないんじゃないでしょうか。

  5. ステルス形状の飛行制御にはフライ・バイ・ワイヤが必須ですが、韓国はそんな技術あるのかな?
    日本はF-2の時にアメリカがソースコード出してもらえなかったんで、自力開発したけどCCVなんかの研究成果があったんで何とかなったとか。
    ガワが出来ても本当に飛ぶのかコレ?
    「操縦するのが不可能な、キチガイ飛行機」2号機の臭いがプンプンします(笑)

    • フライ・バイ・ワイヤ仕様になっているとは思うのですが、なにぶん(苦笑
      ただ、T-50の製造経験がありますから、ソースコードはこの辺りをちょっと失敬している可能性も否定は出来ません。そんな事ができるのかはよく分かりませんが……。

      とにかく飛んで欲しいですね。

  6. おぉ、組みあがったのですね。
    後はいつものお笑い路線になるか、意外にきちんと飛ぶか……は、続報に期待しましょう。

    そして日本の政治家サンたち
    半島も支那も軍備増強路線まっしぐらなわけで、もうちょっと危機感を持って議論と整備を進めてほしいところ。

    意外にトランプの対中強硬路線を継承する印象の米のアジア政策を見ると、日本もこのままだとねぇ……
    ttps://www.newsweekjapan.jp/glenn/2021/04/post-60.php

    • 機体が重すぎて、ブロックIだけでなくブロックII仕様まで刃確定しているようです。
      そしてブロックIIIまで決まっているという噂も聞きますが、ブロックIIIはステルス仕様でウエポンベイ搭載らしいですよ。
      更に、マリン仕様まで囁かれる始末です。どうやら、空母にコレを載せたいらしいのですよね。
      夢が膨らむのはいつものことですが、果たして開発を進める事ができるのやら。