KF-21に艦載機能を求める声!そして中型空母も欲しい!

海軍

諦めたんじゃなかったのかね。

金昇謙合参議長、「KF-21艦載奇形」開発検討時事… 「軽空母→中型空母」の切り替え可能性

2022-09-19 14:08:45 2022.09.19 14:13:28

キム・スンギム合参議長が国産戦闘機「KF-21ボラメ」を航空母艦でも運用できるよう艦載型に改良する案を検討していることを示唆した。また、該当艦載型を搭載するために、ユン・ソクヨル政府が見直している軽航空母艦建造事業を中型空母として体級を育成したり、設計変更をする必要があるという趣旨の発言も添えられた。

「Sedaily」より

暗いニュースが多い中で、人々を勇気づけてくれるお笑い韓国軍カテゴリーのニュースは極めて貴重だと思う。嬉しいよ、うんうん。

スポンサーリンク
同カテゴリーの人気記事

この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

<同カテゴリーの人気記事>

スポンサーリンク

迷走!韓国軍

合同参謀議長が要望

さて、誰がこんなことを言っているのかというと、記事には合同参謀議長とある。

尹政権最初の合同参謀議長に韓米連合軍副司令官を内定、陸士出身の抜擢は9年ぶり

Posted May. 26, 2022 08:35, Updated May. 26, 2022 08:35

政府が25日、合同参謀本部(合参)議長と陸・海・空軍参謀総長など大将7人を全員交代させる人事を断行した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足15日で軍首脳部の大規模な入れ替えが行われたのだ。特に今回の人事で陸軍大将5人のうち陸軍士官学校(陸士)出身は4人で、軍内部では「文在寅(ムン・ジェイン)政権下で排除された陸士が復活した」という評価が出ている。

「東亜日報」より

韓国軍の指揮命令系統は、韓国大統領がトップで、その下の国防長官を通じて韓国軍統帥権を行使する構造になっている。国防長官の下には各軍の総長と、合同参謀本部議長が並んでいる。

韓国軍には戦時作戦統帥権がなく、米韓連合司令部が戦時の作戦統帥権を持つことになっている。その連合司令部の韓国側のトップが合同参謀本部議長ということになる。このため、戦時における韓国軍のトップはこの合同参謀本部議長ということになるようだ。「制服組のトップ」扱いになるのがこの合同参謀本部議長ということになる。

つまり、軍のお偉い様が、「KF-21は艦載機型も作れ」「中型空母も必要だ」と、その様に言ったことになる。

前面再検討=廃止だったはずなんだけど、どうしてこうなった?!

ユンユンの肝いり人事だったはずだが

この合同参謀本部議長は、韓国大統領のユンユン(尹錫悦)が、人事権を行使して選んだ人物だったはずだ。

同日、政府は新合参議長に金昇謙(キム・スンギョム)韓米連合軍司令部副司令官(59・陸士42期)を内定したと発表した。金候補者は26日の閣議決定後、国会人事聴聞会を経た後、軍統帥権者である尹大統領が任命すれば、合同参謀本部議長として業務を始めることになる。合参議長に陸士出身が抜擢されたのは、朴槿恵(パク・グンヘ)政府が鄭承兆(チョン・スンジョ)合参議長(2011~2013年)を任命して以来11年ぶりのこと。

「東亜日報”尹政権最初の合同参謀議長に韓米連合軍副司令官を内定、陸士出身の抜擢は9年ぶり”」より

陸軍出身の金昇謙氏は、ユンユンがミサイル防衛能力を重視する方針である事は十分に理解していたはずである。当然、そちらの方に資金を投入する為に軽空母計画が見直される流れになっていることも知っていたハズ。

そして、アメリカ側の軍部トップと直接意見交換する機会も多く、アメリカ側の意向も当然汲んでいるという風に見るべきだろう。

にもかかわらず、KF-21ネイビー計画と中空母を「検討」と言い出すとは思わなかった。

どうしちゃったんだ!

金議長はこの日、国会国防委員会全体会議で艦載機の国内開発案がKF-21を念頭に置いたのかを尋ねるキム・ヨンベと共に民主党議員の質問に対して「はい」と答えた。続いてキム議員がKF-21は垂直離着陸ができず、軽空母が中空母に変わるのではないかと指摘すると、キム議長は「どうしてもシステム構造が変更にならなければならず、検討が一緒に必要だ」と明らかにした。ただし、金議長はこの日の会議の末尾に「国内開発艦載機と関連して説明を差し上げる中、中空母に行くことができるという部分は誤解の所持があるようだ」とし「研究用役の結果で空母の変更事項が決定されるので確定的に今申し上げられない」と慎重な立場を伝えた。

「Sedaily」より

とはいえ、今のところ艦載機を国内開発する方針を示し、ソレに連動して中空母計画も検討段階にあることを示唆した。まだ、「上手くいったら良いね」レベルの話に留まっている雰囲気ではあるようだ。

KF-21はSTOL

記事を読む限り、どうやらKF-21の短距離離着陸版を作る流れで話が進んでいるようだ。

防産業業界によると、国内研究陣が内部検討中のKF-21艦載型は垂直離着陸機ではなく滑走路離着陸機だ。軽空母は一般的な滑走路で離着陸用の艦載機が開いて降りるには滑走路が短い。したがって、これを補完するためには、艦載機の加速のために離陸時に飛行機を押してくれる射出機(キャッターフィルター)技術を適用しなければならないが、当該技術はまだ国内に無い。米国、英国などで関連技術移転や諮問などを受ければ比較的短時間で開発することができるが、これは最上位級の友好にも共有しない戦略資産の技術であり、協力の有無が不透明である。

「Sedaily」より

相変わらずスゴい事が書いてあるが、取り敢えずカタパルト技術を手に入れる目処が立っていないので、スキージャンプ台方式を採用するか検討している模様。

射出機(カタパルト)が作れるのは現状アメリカのみで、イギリスの空母もアメリカから技術を貰っていたはずだ(イギリス海軍で考案された蒸気式カタパルトだが、実用化したのはアメリカ)。当然、コウモリ野郎に売る技術は無いわけで、そうなってくると韓国上層部が考えるようにスキージャンプ台方式の採用というのを視野に入れる必要がある。

というか、恐らくだが、韓国海軍がカタパルトを搭載した空母を採用することは無いと思う。実のところ支那が電磁式カタパルトを採用した空母を実用化したらしいのだが、未だに戦闘機を発射出来たという話を聞かない。技術的には未だなのだろう。だから、いくらレッドチームに入ったからといって支那から技術を買うのも難しい。

そうなると、スキージャンプ台方式しかあり得ない事になる。韓国がVTOL機(垂直離着陸機)を作れるとも思えないしね。

そういえば、この記事には出ていないのだがアレスティングワイヤーはどうするんだろう?

北朝鮮に対する戦力?!

素人目にも、どうにもこの話はおかしなことだらけではあるが、しかし韓国軍は本気らしい。

ユン・ソクヨル政府は先月発表した2023年度国防予算の中で軽空母事業関連予算を完全に欠落した状態だ。これに対してキム議長は「警空母議論に艦載機国内開発について議論があり、もう少し慎重に検討しようと、北朝鮮の脅威に対応する優秀な戦力を作ろうと理解している」と答えた。

「Sedaily」より

予算がないのにどうやって検討しているのかは知らないが、韓国軍はいつも唐突だな。中型空母を作るといったり、KF-21の艦載機版を作るといったり。どちらかが成功したら次のステップという風にはいかないのだろうか。

いや、そもそもKF-21戦闘機の開発が、さほど順調とは言えない状況なんだが。

次の計画が持ち上がっちゃった。

というか、「北朝鮮の脅威に対応する優秀な戦力」という下りが理解出来ない。北朝鮮に対峙するのであれば、それこそ空母など必要は無いのだ。陸上から戦闘機を飛ばせば良いのだから。何を考えているのやら。

まあ、当ブログとしては、韓国軍には是非とも頑張って色々開発して欲しいと願ってはいるんだが、やっぱりアレかな、ポーランドに色々売れちゃったので浮かれているのだろうか?

コメント

  1. KF-21の艦載機版とか本気なのですかね?

    艦載機を陸上運用するのは問題ないですが陸上機を艦載機にするとなると機体強度(機体構造の強化、脚の強化等)、低速時の安定性確保(翼面積拡張等)とか陸上機と仕様を変えなくてはならなくてF-35CもF-35Aとは共通化は図られていても実態は別物と言えるくらい異なるくらいですからKF-21の艦載機化は新規に開発するのと変わらない。

    艦載機の開発経験の多いアメリカが最初から艦載機仕様もありでスタートしたJSF計画でもF-35Cではアレスティングフックの位置みたいな初歩的に思えるような問題を起こしたりいろいろ開発に難航したのに、KF-21にアレスティングフックでもつければOKみたいな感覚でいるのかな??

    • アノ国はいつも本気ですよ。
      そして、何だかんだと形にしてしまいますから、それなりの努力もするのでしょう。
      ただ、まだ開発が始まったばかりにKF-21をいきなり艦載機に、といわれてもビックリするしかないわけで。

  2. こんにちわ、

    韓国の軍部は、また曖昧プランで議会を煙に巻き、予算だけでもとか考えている?
    現在戦えるVSTOLはF-35Bしか無いに等しい世界で、未開発国が最初からVSTOLをR&Dすることは無理ですね。(今までと全く異なる技術仕様なら、ひょっとして可能性は有るかもしれませんが。)
    韓国の夢と現実の妥協点は、トルコが開発中のドローン空母ではないでしょうか?

    • 予算を獲得してしまえば「こっちのもの」ということかも知れません。

      ドローン空母の構想はおそらくあると思いますが、KF-21の開発を進めている以上は、当面は実際に空母を作ることを夢見るのだと思います。

  3. 日本が買っちゃってたイージスシステム(イージスアショア)のやり場の顛末。も、影響してるんでしょうかねぇ…
    陸上を運べもしないものを陸自が運用するのは、やっぱなんかちょっと違うのかな?とも思うので、結局ソレ積めるだけのデカい艦造る事になったのは、結果オーライだったのかも…とも思わなくもないですが。

    • イージス・アショア計画の話を頂いたので、ちょっと記事にしてみました。
      ただ、巧いこと着地できなかった感じの記事になってしまったので、その辺りはご容赦を。もうちょっと情報が出てこないと何とも言えない部分はありますから。

      実際、新造イージス艦は巧いこと使える様な目処が立つんでしょうかね?
      なんとなく、足を止めて撃ち合うスタイルの艦を想定している気がするんですが。

  4. こんにちは。
    この件に関して言えるとすれば。
    「行けー!力の限り、行けー!根性見せてみろー!」
    「停まるんじゃねぇぞ……」
    ですね(どっちもアニメネタですみません)。

    と同時に、「艦載機舐めるなよ?」という常識による忠告もムクムクと……

    陸上機でも、緊急制動用にアレスターを持っている場合がありますが、艦載機のそれとは月とすっぽんですし、降着装置周りも同様。
    夢を追うのは大事だし、むしろ追って欲しいですが、足下はちゃんと固めておいてからにしてほしいものです。

    ※作ったは良いけど、何に使うのか(輸出?希代のベストセラーF-35B/Cに勝てる?)なんて聞いちゃダメ。

    • 陸上で運用する戦闘機すら満足に作ったことがありませんから、「夢の又夢」という段階だとは思います。
      まあ、何処かから技術移転して貰うつもりなのでは。