飛行試験中のKF-21に相次ぐ欠陥発生

空軍

開発中の戦闘機にトラブル発生はつきものだし、未だ開発初期なんだからそんなに気を落とすなよ。

[取材ファイル] KF-21飛行試験中に相次ぐ欠陥発生… KAI、リスク対応成功するか

入力2022.09.12。午前9時08分 修正 2022.09.12. 午後3時01分

去る7月19日と29日力強く滑走路を離陸して飛行試験の序幕を知らせた韓国型超音速戦闘機KF-21がとげ畑に入った。飛行試験中に欠陥を吐き出し始めたのだ。比較的安定した初期低速飛行段階の欠陥発生であるため、軍や防産業業界で懸念の声が出ています。

「SBS」より

どうやら、初回と2回目は比較的に順調に飛んだようだけれど、3回目の飛行試験でトラブルが発生したということらしい。

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初期低空飛行段階

僕は全く詳しくないのだが、戦闘機開発の初期段階ではタキシングと呼ばれる地上移動訓練の後、低速にて飛行する訓練に入る。

エンジンを点火して動力を得て、地上をタイヤで走行する試験が行われた後に、速度を上げて離陸、次第にエンジンの出力を上げて高速飛行のテストを行う。

で、初回の飛行試験自体は成功した模様。

その事自身はめでたいと思うんだよね。

SBS取材を総合すると、KF-21試作機は1、2次飛行試験の成功以来、降りて3回正しく飛ばなかった。総飛行時間が1時間余りに過ぎず音速以下速度で飛行する時期に欠陥が現れたのです。

「SBS」より

ちょーっと、記事の日本語がおかしいがGoogle先生が翻訳した内容なのでご容赦を。要は3回目は低速飛行中に滑走路でシステムエラーが出て離陸も出来なかったらしい。

複数のKAI役員によると、KF-21試作機は3次飛行試験に突入すると問題を引き起こしました。滑走路走行中、特定システムの異常が検出されたものです。飛行に危険だという判断に離陸もできませんでした。4次飛行試験では離陸に成功しました。しかし、飛行中にアラームが鳴りました。3回目と他のシステムのエラーが出て飛行不可判定が続いた。試作機はすぐに着陸した。5次はテストパイロットのコロナ19感染で順調になりました。

「SBS」より

トラブルは早いうちに洗い出すに限る。別に悲観的になることじゃないよな?

開発計画は若干遅れ気味?

更に、欠陥の解決に時間を要している模様。

KAIのある中堅職員は「詳細内容を公開することはできないが深刻な問題として認識している」、「欠陥を解決するために日程が遅れて約2ヶ月間、合計7回の飛行試験にとどまった」と明らかにしました。米国のある戦闘機開発業者役員は「飛行試験中欠陥は超音速飛行に入ってこそ本格的に出てくる」、「だから飛行時間が少なくとも100時間以上になってこそ欠陥が浮き上がる方なのにKF-21の欠陥は少し早く発生した」と指摘しました。

最初の欠陥が出た3次飛行前まで、 KF-21試作機は1時間余り飛んでいました。飛行速度は時速400km程度でした。音速すなわちマッハ1は時速1、224kmだからKF-21は音速の30%対速度までしか飛んでいない。KAIのある従業員は「5次飛行からは離陸、飛行、着陸中のような欠陥が再発しなかった」、「毎飛行試験が肉氷板のようだ」と吐露しました。

「SBS」より

アメリカの開発者の話は参考までにしておくべきで、KF-21は韓国国内で開発される機体である。韓国特有の問題が出てきて当たり前なので、7回程度の飛行試験で色々トラブルがあったからといって焦る必要はない。

薄氷の上にいる気分であっても、戦闘機開発は大変誇らしいことなのだから、気にする必要はないよ。

KAIからの反論

ちなみにこの報道に、戦闘機開発に関わっている張本人のKAI(韓国航空宇宙産業)がクレームを入れたようだ。

「欠陥を注ぐKF-21」?KAI「歪曲報道申し訳ありません」

登録 2022-09-12 午後 3:31:08

韓国航空宇宙産業(以下KAI)は12日「欠陥吐き出し始めたKF-21」関連報道について、航空機飛行試験を全く理解できなかった誇張された記事だと反論した。

~~略~~

KAIはこの日の入場資料を通じて「現在KF-21が実施する初期飛行試験は航空機が安全に飛行可能であることを検証する段階」とし「航空機と各種センサー類が互いに安全に相互作動および運営されることを確認する段階で航空機開発過程で必須」と強調した。

続いて「飛行試験過程で検証し改善する過程を、まるで大きな問題があるかのように歪んだ記事を報道することについて非常に残念に思う」と明らかにした。

「韓国メディアe-daily」より

大した反論はしていないが、センサーテストの段階なので、トラブルが出ても仕方がないという主張のようだ。

大筋で正しいんだろうね、恐らく。ただ、これを記事にして反論しちゃう精神がちょっと理解できない。

別に、メディアに騒がせておけば良いのに。

とはいえ、期待されている戦闘機開発が「順調とはいえない」とKAIも口が裂けても言えないだろう。ただでさえ予算が逼迫してきているし、失敗できない事業なのだ。とにかく順調にこなして、韓国人に夢を与えることが大切である。

頑張ってくれたまえ。応援しているぜ!なーに、大変なのはこれからなんだから。今は未だほんの入口だよ。

コメント

  1. おはようございます、

    木霊さんの言うように、まだまだこれからいろいろな難題にぶち当たっていくのだから、深刻になりすぎてもいけないよ。試験飛行で墜落しても、当たり前くらいの気持ちでケンチャナヨ。

    • 意欲的な機体ですから、色々と気になっちゃいます。
      でもまだ、エンジンふかして真っ直ぐ飛ぶだけですから、実績のあるエンジンをそれなりに制御できれば行けるということなんですよね。これからですよー。

  2. こんにちは。
    墜ちさえしなければ、試作機なんぞトラブル出してナンボ。
    そこは頑張って、張り切って乗り越えていただきたい。いや本当に。
    まかり間違っても、いつものホルホルパリパリケンチョナヨだけはしないように。

    少なくとも、エンジン自体は折り紙付きなんだから、あとはまあガンガレ!としか言えないですね。

    ……そう考えると、本邦のX-2は、目的そものもが違うとは言え、トラブルらしいトラブルは聞かなかったですよね……

    • 先ずはエンジンテストやっているような状況ですからね。
      T-50である程度は経験があるはずですから、当面は心配する要素は無いはず。
      ただまあ、ソフトウェアなどがどうなっているのかは気になります。

      X-2ですか。
      アレはもっとしっかりテストして色々データ出しをやって欲しかったと思っていますが、仕方がないのでしょうかね。寿命設定も短かったようですし。

  3. 木霊さん みなさん こんばんは

    これ「修正を要する重大な欠陥を」「フェイルセーフシステムが正しく機能し」「惨事に至らず検出できた」ってことで

    何らかの公開お披露目ならともかく初期飛行試験としては、大成功と言えなくても成功の部類に入るのが工業製品開発での常識と思うのですが

    KTXの例等「何で馬鹿正直にフェイルセーフシステムに従うのだ」ってのがK国人・マスゴミ感覚なのですかねぇ。

    KAIさんに対しては、マスゴミやK酷特殊感情に負けて「重大な欠陥」の修正より「フェイルセーフシステムごまかし」に振られないように願うばかりです。

    • 記事を読む限りでは、「正常な範囲内でのエラー」だと思うんです。
      飛ばなかったと言いますが、十分に安全に飛んだと思いますよ。そして、しっかり降りてきました。
      不満な部分はあるかもしれませんが、許容範囲だと思うんですよね。

  4. 木霊様、皆さま、今晩は

    私の経験なんですが、韓国人の仕事は本当にいいかげん。
    ある時、アメリカの規格(厳しい)に適合しているかのテストをやったのです。テスト基準は「・・の条件を変えながら最悪値を測定し、それが○以内であること」だったのです。国内の検査会社に依頼したら、数時間もかけて最悪状態を探り出して【不合格】。韓国で検査したら?と言われたのでやってみました。十数分間最悪状態を探って【合格】。
    全く同じ物だったのですけどね。

    この飛行機の構成要素、ソフトなどの品質基準や検査も「韓国基準」だったのでは? と思ってしまいます。

    • 「韓国基準」ですかぁ。
      日本の基準はかなり厳しいと聞きますが、韓国の基準はいろいろな意味で甘いですからねぇ。

      以前にもどこかで書いた気がしますが、空圧機器メーカーの特殊バルブ(半導体用)を韓国の某巨大企業に納入。その後、リピートがあるかと思っていたら音沙汰なし。数年後に「動かない!」とクレームが入って現地に行ったら、なんと現地企業に作られたコピー品がそこにはあったというオチが。
      コピー品のメンテナンスをさせようという根性もなかなか凄いのですが、コピーできなかった部分がバルブの形状と制御部分だったというところがポイントです。彼らにはものをコピーできても設計思想を理解することは出来なかったということなんですが、恐ろしいことに某巨大企業が予備品を横流しして子会社に作らせたことが後に発覚。訴訟を起こしたら日本メーカーが敗訴という恐ろしい結果になりました。
      全てにおいて、斜め上の出来事で、呆れたという話でしたなー。

      • 横合いから失礼します。

        バルブのお話し、本田宗一郎に「同じものが作れるようになったからもう来なくて良いです」って言った話とか、「ブラックボックス開けちゃいました」事件と同じ文脈を感じますね……
        そして判決については、まさにOINK。
        ローンスターのOINK案件は先日判決が出たわけで、ちょっと前の、嵐で走錨したタンカーのOINK案件もあって、それぞれの業界では知れ渡ってると思いますが……

        こうやって見てみると、全てが同じ根っこに繋がってる感があって、感無量というか、底が浅いというか、根本的に信義とかそういう面でダメな民族なんだなと痛感する次第です。

  5. 何なら、ウィドウメーカーというお決まりの称号を得てからが本番というモノで。どんな名機も辿って来た道。その道に踏み込む覚悟があるか否か、という話なんでしょうなぁ・・・少なくとも今のところは極めて順調そうで、正直ちょっと羨ましくもあるところです。
    ・・・F3はどうなりますかね、ホントに。

    • 戦闘機は危険な挙動をしてなんぼ、というモノですから、まだまだ普通に飛ばしている段階で色々文句を言うようでは話にならないでしょう。
      そして、順調に形になって空を飛んだというだけで、羨ましく思うのは僕も同感であります。
      素直に頑張ってほしい!そして、韓国ならばその上でやらかしてくれる筈です。