【韓国空軍】攻撃兵器を持たずに実戦配備か?KF-21の試練

空軍

まあまあ、この話は以前から言われていたことではあるが、さほど心配する必要は無いだろう。

[取材ファイル] KF-21の最終関門「長距離空対地」、「独自開発は難しい」… 進歩は?

記事入力2021.08.17 午前9:09 の最終修正2021.08.17 午前11:55

去る4月韓国型戦闘機KF-21 1号機が華やかに初登場しました。大統領が直接出庫式に出席し、「私たちの手で作った先端超音速戦闘機として、世界で8番目の快挙」と称賛しました。KF-21が真の快挙になる何よりも強力な武装、すなわち長距離空対地ミサイルと長距離空対空ミサイルを確保する必要があります。KF-21の成功の最終関門は同じです。

「NAVER」より

過去に似たような記事を書いたことがあるし、皆さんも「ああ、アレか」と思い至るのではないだろうか。ただ、今言うことでもないような。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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KF-21はどんな兵装を搭載できるか

韓国に戻るインドネシア技術者達

数日前に面白いニュースを目にした。

韓国型戦闘機開発でインドネシアがやりたい放題?負担金を滞納し撤収するも、実物確認後にあっさり復帰

8月12日(木)12時20分

2021年8月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国型戦闘機KF-21の共同開発事業から撤収していたインドネシアの技術者が1年5カ月ぶりに現場復帰することが分かった。

記事によると、同事業に参加するインドネシアの技術者33人は10日、韓国での勤務に必要なビザの発給を大使館に申請した。

「BIGLOBEニュース」より

引用した記事はBIGLOBEニュースからだが、そのソースはレコードチャイナであるようだ。で、そのソースは聯合ニュースであるらしい。記事は探せなかったけれども。

さておき、インドネシアの技術者が韓国に戻ろうとしているニュースである。何故戻るのか?インドネシアはKF-21の開発に参加しており、分担金も滞納しているが支払う意思はあるらしい。開発陣としては「してやったり」という認識かも知れないが、韓国のネットユーザーからは不評らしいね。

出庫式が終わってから戻ってくる辺りが現金なインドネシアらしいのだが、これはKF-21の開発が「順調である」ということを言うためのシグナルでもある。

KF-21の兵装は何が予定されているのか

さて、KF-21の本体がどの程度進んでいるのかはハッキリしない。順調だとはされているが、戦闘機開発に遅れは付きものなので、何かの切っ掛けで遅れることはままあるだろう。

では兵装は?というと、事前情報ではこんな感じだったはずだ。

  • 長距離空対空ミサイル「METEOR」:欧州製、射程距離100km以上
  • 短距離空対空ミサイル「IRIS-T」:ドイツ製、射程距離25km程度
  • 空対地ミサイル「タウルス」:ドイツ製(韓国国内で製造予定)、射程距離500km以上

一応、何れも統合のめどが立ったとか報道されていたはずだが……。

丸腰で実戦投入になるのでは?という観測も出ていて、確実に使えるかどうかという点に関しては胸を張って断言できない状況なのだろう。

冒頭紹介のニュースの中でもこれに関しては言及されている。

長距離ミサイルはKF-21に装着される単純な武器以上の意味を持ちます。ファーストルック・ファーストキルは4.5世代戦闘機の戦闘力そのものです。戦闘力のない戦闘機はただの飛行機です。量産初期から装着しない場合KF-21の競争力はありません。分担金を長期未納していじめるの株式20%の共同開発国、インドネシアも長距離武装統合の見通しが不明と言い訳をする名分にはできています。

長距離空対空ミサイルはメテオが選ばれました。問題は、長距離空対地ミサイルです。国防科学研究所ADDがLIGネックスワンと一緒に探索開発しているが、ADD代わりに企業が主導する側の開発方式が変更されました。ナビゲーション開発超え本格システムの開発に着手しても足りない開発方式おいて時間を集めました。

「NAVER」より

ふむ、長距離空対空ミサイルに関しては、「METEOR(ミーティア)」が予定されているとあり、これは確定っぽいのだが、長距離空対地ミサイルは、ドイツのタウルスを予定していたはずでは?

記事を読んでいくと、どうも確定ではない模様。技術移転は受けるとしているのに、何故、採用が出来ないのだろうか。

国内での独自開発

さて、記事では国防科学研究所(ADD)とLIGネックスワンが開発を続けていると書かれているが、それとは別に韓国国防研究院(KIDA)がメーカー主観開発を模索しているんだとか。

そして、「予算も時間も足りない」と弱音を吐いた状況になっている。

ADDはLIGネックスワンと一緒に2018年から今年10月までの長距離空対地ミサイル探索開発をします。本格的なシステム開発の前段階として、長距離空対地ミサイルの概念を確立し、開発の可能性を打診する段階です。ナビゲーションの開発に成功するかどうかは疑問です。

ADDの関係者は、「航空機の発射巡航ミサイル開発能力はあるが、衛星の誘導、軍用GPS、正確さ、貫通力などは難しい課題」と「ナビゲーションの開発が成功か、失敗かきっぱり言うことができない」と明らかにした。

「NAVER」より

LIGネックスワンの開発したミサイルは、魚雷にせよ地対空ミサイルにせよ誘導性能がイマイチである。そして今回の空対地ミサイルに関しても、誘導はダメだろうと言うことらしい。

結局ダメなんじゃない。

トルコ製巡航ミサイルに目を付けた韓国

で、海外のミサイルを検討していると言うことらしい。あれ?タウルスは??

F-35、トルコ製巡航ミサイル「SOM-J」を採用

配信日: 2014/10/23 22:10

ロッキード・マーティンとトルコのミサイルメーカーRoketsanは、2014年10月22日、F-35ライトニングII搭載用の巡航ミサイルとしてRoketsanのSOM-Jを販売することに合意しました。Reutersが報じています。

「Fly Team」より

今、韓国が目を付けているのは、トルコ製巡航ミサイルのようだ。

形状はタウルスに似ているね。

これ、ROKETSANというメーカーが作っているらしく、射程距離は180km以上のスタンドオフ性能を有しているミサイルと言うことらしい。

上に紹介したようにF-35戦闘機に搭載される話になっていたのだが、S-400を巡るトラブルでこれがどうなったかよく分からない。そこに韓国が目を付けたと言うことではないのかな?と予想している。

トルコの撃つ(SOM)、ドイツのタウルス(TAURUS)などと協議を開始しました。トルコの撃つはハンファと、タウルスもいくつかの国内メーカーとの共同開発を打診することが確認された。国産化率を最大化しながら射程距離と正確さ、貫通力などを極大化した韓国型長距離空対地ミサイルの共同開発を推進しなければならないことです。

「NAVER」より

ミサイルを買うだけならば結構色々な国が売ってくれるのだろうが、KF-21に搭載できるようにシステムに統合するという事になると、そう簡単ではないのだろう。そこで「共同開発」などといいつつ、外国からの技術移転を求めるというのが韓国の本音なのだ。

KF-21の長距離空対地ミサイルが性能を発揮するには、このような北朝鮮の高度のジャミングを回避することができる必要があります。そしてコンクリート数メートルをくぐって爆発する貫通力も求められます。航空機で安定的に発射されるのは基本です。単純な巡航ミサイルではありません。

「NAVER」より

んでもって、結構な要求をしているようだ。長距離空対地ミサイルで尚かつ貫通力が必要なのだと。いやー、この欲張りさんめ!

地下貫通弾(バンカーバスター)の機能を持たせる為には、ミサイルに重さか速度、或いはその両方が必要となる。GBU-28というアメリカ開発のバンカーバスターは、韓国でも運用されているが搭載できるのはF-15Kのみ。

韓国空軍としては、それでは困るのだろう。

このままだと丸腰就役

ただ、何れにしても開発するには時間が必要であり、莫大な開発費もかける必要がある事実は変わらない。時間短縮のために外国技術をそのまま導入するとなると、足下を見られる可能性は高い。

結局のところ、こうした状況に陥って締まった原因は、アメリカと手を組めなかったことに起因している。

そりゃ、初の国産戦闘機を作るのだから、外国の技術を沢山取り入れるとその分弱体化(政治的な意味での弱体化だが)せざるを得ない。また、自由に海外輸出できないことも問題となる。

そこまで織り込み済みで開発を始めたかと思いきや、どうやらそうでもないらしいことが露呈した。

そうなってくると、ミーティアだけ搭載した状態での実戦投入ということになりかねないが、ミーティアも無事にシステムに統合できるかは未知数である。さほど苦労しない可能性もあるが……、韓国だからねぇ。

そして、初期の予定では対地攻撃能力はなしの予定だった。

正義党キム・ジョンデ議員は12日、「防衛事業庁と国防科学研究所(ADD)などが報告した「KF-Xシステムの開発と量産計画」を見ると、2026〜2028年の生産とされているKF-X初期ロット(40台・BLOCK ⅰ)のアクティブ位相配列(AESA)レーダーは空対空モードのみ搭載された」とし「戦争勃発後3日間韓米連合航空機運用計画は、ミッションのほとんどを地上打撃に集中するが、現行計画では、戦闘機40台は空軍作戦計画をほとんどを行うことができないという話になる」と述べた。

「NAVER”キム・ジョンデ 「KF-X事業、戦闘機から作ろうという欲に主要な戦闘機能を除いて、量産計画」”」より

予定通りだな!

計画段階ではアメリカからも技術移転を強請る予定だったのだけれども、アメリカはインドネシアと手を組んだ韓国に本当に必要な技術について技術移転を認めようとはしなかった。そこがケチのつき始めなのかもしれないね。

ともあれ、丸腰でも良い、頑張って飛ばして欲しい。

ほら、F-35Aだって丸腰で軍に納入されていたし、大丈夫だよ!最初は武装が出来なくっても!そのうち導入出来れば良いから、先ずは飛ばすことから始めよう、な!

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