【韓国軍】年内にステルス無人機の生産を始めるぜ!

陸軍

あ、ハイ。

韓国軍、ステルス無人機開発中…「国内ですでに技術開発、年内に生産可能」

2023.01.05 06:56

尹錫悦大統領は4日、監視・偵察・電子戦などを遂行する合同ドローン部隊を創設し、探知が難しい小型ドローンを年内に大量生産できる体系を構築するとともに、ステルス無人機を年内に生産できるよう開発に拍車を加えることを指示した。

中央日報より

何か、何回かは「無人機の開発成功」というニュースを見た気がするんだけど、気のせいだったのだろうか。今回はステルス無人機だしね。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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無人機対策を求められる韓国軍

カオリX

記事にも出てくるが、国防科学研究所(ADD)はカオリXと呼ばれる無人機を既に開発済みである。序でにこの無人機、ステルス機だとされている。

……あれ?やっぱり開発成功しているよね。

ステルス無人機と小型ドローンなどは国防科学研究所(ADD)が現在持っている技術を活用するならば尹大統領の年内生産の指示を守れるだろうと国防部は予想した。ADDは尾翼がない無尾翼ステルス無人機「カオリX」を開発している。カオリXは人工知能が搭載され、有人戦闘機と協同作戦を展開できる機能も備えるのがADDの目標だ。国防部関係者は「世界的に小型無人機が大きな関心を集めておりすでに開発を検討していた。小型無人機は製造期間が中・大型より短くなるだろう」と話した。

中央日報「韓国軍、ステルス無人機開発中」より

えーと、どう言うことだろう。

ちなみに、カオリXの記事はこちらで触れている。

ああ、2020年の段階で70%開発が完了していたようだ。ふむふむ。

今回、韓国大統領のユンユンが求めているのは、どうやら無人機を編隊飛行させる技術と、その機能を搭載した機体と言うことらしい。

だけど、その方向性についてももう報じられていたハズ。

この記事によれば、2022年8月の時点で基本設計が終了していたとなっている。とすると、現時点では詳細設計を詰めている段階なので、今年中に生産が可能ではないかと期待できる。

韓国軍部を震撼させる事件

ちなみに、ユンユンがこんなことを言い始めた背景には、先日の北朝鮮の無人機事件がある。

この騒ぎに韓国軍は手を拱いているしかなかった。

いや、戦闘機とか色々動員したんだけど、無人機の撃墜には至らなかったようなんだ。もちろん、これは世界的に問題になっているので、韓国軍が撃墜できなかったことそのこと事態は問題はないのだと思う。

北朝鮮無人機、韓国大統領府を撮影か 脅威論高まる

2023年1月6日 18:21

北朝鮮が2022年12月に無人機を韓国に侵入させた際、大統領府を撮影したとの見方が韓国内で出ている。情報機関の国家情報院は5日、国会で「可能性を排除できない」と説明した。今回機密情報が奪われたわけではないが、安全保障上の重要施設を簡単に偵察される恐れが露見し、無人機に対する脅威が高まっている。

日本経済新聞より

ただ、北朝鮮の無人機に韓国政府の心臓部まで侵入されたことがかなり問題で、これに対して韓国政府が過激に反応しているようなのだ。

まあ、北朝鮮との国境から首都ソウルが近すぎるのが問題なのだが、そこは今議論しても仕方が無いのかな。ユンユンが大統領執務室を青瓦台から移動したのだから、思い切って首都から離れても良かったのに。

まあ、今更である。

無人機対策は今後どの国でも必須

さて、この話は韓国に限らないのだが、特に韓国では北朝鮮がかなり無人機に力を入れていることから考えても、対策を求められている。

国防部と軍当局は北朝鮮の小型無人機に対応する能力を早期に確保する案も明らかにした。まず先月26日に北朝鮮の小型無人機を探知した局地防空レーダーTPS880Kなど探知資産を増やし広域監視体系を積み上げる。国防部関係者は「今回も航跡を探知したが、無人機を風船や鳥の群れなどと見分けるのに時間がかかった。探知と同時に識別できるように補完したい」と話した。

ドローンガン(携帯用電波妨害装置)、レーザー、防空砲、ミサイルなど対ドローン攻撃システムを早期に備え、探知システムとリアルタイムで連動することにした。また、無人機の情報を統合するシステムを作ることにした。

中央日報「韓国軍、ステルス無人機開発中」より

特に、北朝鮮の無人機事件では、侵入されたことにしばらく気が付かなかったことに危機感を抱いている模様。

鳥と間違えて出撃する事件も後日にあって、やはり、小型機の探知、無人機の探知の能力は今後強化していきたいらしい。

ただ、正直、高高度を小型無人機で飛ばれると、アメリカ軍で会っても探知は難しいし迎撃も難しいと思われる。どの国もコレに対する有効な手段を持たないのだ。

似たような話として、コンピューターウイルスの話があるのだが、結局、侵入を防ぎ、侵入されたときに迎撃することが難しいことを考えると、偵察目的で無人機を使われるのはもう防ぎようがない。北朝鮮はどちらも力を入れているので、よくよく戦略的には考えているのだろう。

韓国としては無人機に爆弾を抱かして特攻する使い方をされた場合に、ピンポイントで攻撃されるのは困る。特に要人警護の観点からは防ぎたいところ。とはいえ、大型の爆弾を運ぶことが難しいので、破壊力はたかが知れているから、多少の被害は甘受して迎撃するってことになるのかな。

対費用効果を考えると高価な兵器で迎撃することも躊躇われるしね。

そうすると、無人機を使って高高度で迎撃することや、電磁波を使った迎撃手段などの研究も並行して進める必要があって、ユンユンはその方向で考えるようだ。

北朝鮮のミサイル開発戦略も費用的に限界が来ている(ハズなんだけど、ここ数年は活発で、今年もその傾向は続きそうだ)ので、無人機を使った威嚇も今後増えてくるのでは無いか?と予想される。韓国軍としては、嫌が応にもこの方向で開発を進めざるを得ないだろう。

自衛隊もこの方向での検討を求められている

最後に話はちょっと逸れるが、日本も他人事では無いのだ。

無人機対策、研究急ぐ 防衛省 サウジ攻撃で拍車

2019年10月1日 1:30

防衛省が無人機による攻撃対処の研究を急いでいる。サウジアラビアで起きた石油生産施設への攻撃で脅威を改めて認識し、小型化で探知しにくい特徴などへの対応策を強化する。高出力レーザーで機体に熱を当てて落下させる方法や、妨害電波を出し飛行能力を無力化する技術を開発中だ。

河野太郎防衛相はサウジの石油施設への無人機攻撃を巡り「無人機の技術が進んでいる。価格が安くレーダーにも映りにくい」と語る。「ゲームチェンジャー的な要素もある」とも指摘し、形勢を一変させる要素をはらんだ技術だとみる。

日本経済新聞より

サウジアラビアで起きた石油生産設備へのドローン攻撃を契機に、国内開発を急いではいるのだが、日本はこの分野では後発組で、恐らく韓国よりも遅れている。

一方で、北朝鮮が無人機の飛行距離を伸ばすことは比較的容易だと思われるので、早急に対策が必要なのである。韓国の実情を他山の石として研究開発を進めていく必要がある。尤も、日本海があるので、気候に大きく影響を受ける小型機を飛ばしてくるとしたら、かなり思い切った決断をした場合に限られるのだろうと思う。

コメント

  1. こんにちは。

    >日本も他人事では無いのだ。

    チラ見しただけでソース貼れないのですが、韓国の民間人がドローン飛ばして対馬の映像取得したとか何とか。

    レーダで捕らえられなかったのか、捕らえたけど公にしなかったのか(ドローンの大きさや形式にもよるけど、レーダの性能がばれる)。

    ちょっと、気にはなりました。

    • 初耳ですが、調べて見たらコレっぽいですね。

      https://korea-economics.jp/posts/23010707/

      なるほど、自分で書いておいてアレですが、日本も他人事ではありませんね。特に対馬は拠点となり得るわけで、しっかりと防衛する必要があります。