ポーランド政府、韓国製K2戦車の大量調達に舵を切る

陸軍

えっ。

韓国K2戦車の大量調達をポーランド政府が熱烈要望 米M1「エイブラムス」だけじゃ足りない!

2022.06.03

韓国を訪問中のポーランド国防大臣が公式声明において、韓国が独自開発したK2戦車の調達を要求しました。なぜ、そのような「ラブコール」を出すに至ったのか、そしてなぜK2戦車なのか見てみます。

「乗り物ニュース」より

このブログの読者であれば、割と頻繁に登場しているK2戦車のことはご存じだろう。その韓国製パワーパックが未だに完成できていないことも含めて、だ。

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K2戦車、ポーランドが大量購入

未完大器・K2戦車

戦車にとって、パワーパックは心臓部品とも言える大切な部品である。

1995年から開発を開始して2014年に量産車両が納入されるまでに19年も費やしたK2戦車だが、この戦車開発でネックになっていたのがパワーパックと呼ばれるエンジンと変速器を一体化した部品である。

パッケージ化されていて、故障した時にはパワーパックごと載せ替えることで、故障車両の前線への復帰を早めることが可能だ。

K2戦車の重量は55t。鉄の塊のような車体を無理矢理動かす為には、エンジンによって巨大なトルクを発生させる必要があり、パワーパックは極めて精密に高強度に作られねばならない。

ところが韓国はこのパワーパックの国産化に失敗し続けている。

尤も、この手のエンジン開発技術を持っている国はさほど多くなく、戦車の国産化に成功している我が国日本以外で考えると、ドイツやアメリカ、ロシア、イギリス、フランスくらいなものだろうか。支那は韓国は……、作る事が出来なかったのでドイツから調達したという訳だ。支那の戦車はウクライナ製のエンジンを積んでいたような……。

まあ、詳しくはこちらを参照頂くとして、あまり上手い事いっていないことは事実である。

では、ポーランド政府は何故そんな戦車を買ってしまったのか?といえば、それが一番マシな選択肢なのである。

K9自走砲のライセンス生産

実は、ポーランド陸軍は、韓国製のK9自走砲を導入している。

いや、正確にはT-155Firtinaと呼ばれるトルコ版のK9自走砲を買ったようなものだが、しかしライセンス生産をする以上は韓国の企業と契約をする必要があり、このK9自走砲がそれなりの戦力として数えられることが、今回のK2戦車の購入に走った直接の動機だと思われる。

実は、ポーランドの採用したK-9自走砲は、155mm自走砲「AHS KRAB」という名前で配備されている。このAHS KRABはイギリス製自走砲AS-90Mをベースに作られる予定だったのだけれど、AS-90Mが本国でブレイブハートというバージョンにアップデートされる予定がキャンセルされるのに伴い、ポーランドも予定を変更。

韓国が自走砲「K-9」の車体だけを売ってくれたうえ、技術移転と現地生産まで認めてくれたことで、AHS KRABもK-9ベースで開発されるに至る。

こうしたセールスのやり方にポーランドはかなり好感を持ったようだ。

6月1日現在、K2戦車に関する何らかの声明に関して韓国からは出ていないものの、ブワシュチャク国防大臣率いるポーランド代表団は、K2戦車などを開発・生産する韓国の安全保障企業、ヒュンダイ・ロテム社を訪問し、李永百CEO(最高経営責任者)を始めとした同社経営陣と会談しているため、もしかすると今後、何らかの進展があるかもしれません。

「乗り物ニュース」より

やったね!

良くも悪くも、K9自走砲にしてもK2戦車にしても、現状、外国が購入可能な最良の選択肢として世界に理解されている。

K9自走砲はともかく、K2戦車はどうなんだろうと思いはするが、緊迫した情勢のヨーロッパにおいて、この2つは「無いよりマシ」であっても数を揃えたい兵器なのだろう。え?「最良な選択肢じゃないのか」って?いや、他に選べないんだよね。

エイブラムスを250両調達予定

2月頃にはこんなニュースがあった。

ポーランドに戦車250両売却 欧州安定へ結束強調―米長官

2022年02月19日06時01分

オースティン米国防長官は18日、訪問先のポーランドの首都ワルシャワで記者会見し、同国にM1A2エイブラムス戦車250両を売却する方針を表明した。関連機器を含む売却総額は、約60億ドル(約6900億円)に上る見通し。

「時事通信」より

ポーランドには米軍4000人以上が巡回駐留していて、このニュースが報じられた際には更に4700人の増派を決めている。

ウクライナ情勢 緊張高まる 米軍部隊がポーランドに相次ぎ到着

2022年2月7日 5時04分

ウクライナをめぐる軍事的な緊張の高まりを受けて、アメリカのバイデン政権がヨーロッパ東部の防衛態勢を強化するためとして派遣を決めたアメリカ軍の部隊が、ポーランドに相次いで到着しています。

~~略~~

陸軍第82空てい師団の指揮官は記者団に対し「われわれは、ポーランドとともに即応能力や互換性を高めるとともに、必要となればNATO=北大西洋条約機構を守るため、ここに派遣された。派遣はすべての同盟国の防衛を確実にするためのものだ」と述べ、攻撃を目的としたものではないと強調しました。

「NHKニュース」より

ウクライナに広がった戦火をヨーロッパ全土に類焼させないために、米軍は派遣された。ポーランド陸軍としてもこれまで使ってきたレオパルド2戦車やT-72シリーズだけでは戦力的に不足を感じていた。自国を守る為の戦車は、それなりの数が必要なのである。

  • T-72M1 – 382輌
  • PT-91- 232輌
  • レオパルト2A – 130輌(全車両がレオパルト2PLへとアップグレードされる)
  • レオパルト2A5 – 105輌
  • レオパルト2PL – 12輌
  • レオパルト2N – 2輌(訓練用)

Wikipediaを見ると、ポーランド陸軍の主力戦車はT-72M1である。

しかし、こちらの記事で言及したが、ロシア製のT-72はウクライナ侵攻によって無様な弱点を晒してしまった。この弱点は湾岸戦争の時にも指摘はされていたが、割と深刻なレベルの問題として捉えられており、多分、2月の時点よりも更に積極的にT-72戦車の更新の気運は高まっているのだろう。随分とウクライナにT-72戦車を供与してしまったしね。

そして、アメリカ軍と共同戦線を張るためには、同じ兵器を使っている方が都合が良いのである。総合運用性を高めるためにも、アメリカ製のエイブラムス調達は理に叶っているのだと思う。虎の子であるレオパルド2に不満があるのかは不明だが、レオパルド2を増やすのではなく、エイブラムス調達に動いた背景にはそうした事情があったのだろうと予想される。

問題は、それとは系統の異なるK2戦車を選んだ理由だが、単純に大量購入するエイブラムスを更に増やす事が短期では難しかったことと、やはり国内でライセンス生産可能な点が大きかったのだろうね。それと、K2はエイブラムスとの相互運用性が高い点も評価されたのだろう。パワーパックは、ドイツ辺りから買う事ができれば問題無いハズ。

こうしたセールスを見るに、韓国はそれなりに上手いことやっているなという印象が強い。

日本だって最新式の10式戦車はともかく、90式戦車など売れる商品を持ってはいる。が、武器輸出に強い規制があるためになかなか外に兵器を出すことが難しい。今後は国防力を高める意味でもその辺り、見直すべきだと思うよ。

追記

コメントを頂いたので、追記しておきたい。

これ、K2戦車のポーランドモデルK2-PLバージョンらしい。

韓国製戦車、ポーランドへの輸出目指す…国際防衛産業展示会に参加 

2020.09.09 11:53

現代ロテムが国際防衛産業展示会でK2戦車のポーランド向け輸出モデル「K2PL」を展示し受注に出た。

現代ロテムは9日、ポーランドのキエルツェで8~10日の3日間にわたり開かれる第28回国際防衛産業展示会(MSPO)に参加すると明らかにした。

~~略~~

ポーランドは軍近代化事業の一環として新規戦車開発と量産事業を推進している。これに対し現代ロテムはK2戦車をポーランド向けオーダーメード型モデルに改造したK2PLを前面に出してポーランドの戦車事業受注に挑戦する。

「中央日報」より

韓国の地道なセールスが、今回の大量受注に結びついたのだろう。

軍事研究や武器輸出の厳しく制限される日本では到底考えられない事態ではあるが、羨ましくもある。

追記2

パワーパックについてコメントを頂いたので、ちょっと補足しておきたい。過去に詳しく説明した気もするのだけれど……。

韓国陸軍採用分には韓国製パワーパックの採用見通しは暗い

先ずはこちら。

【ヤンナクギュの Defence Club】K2戦車追加量産… 国産パワーパック

最終修正2021.06.26 08:00 記事入力 2021.06.26 08:00

韓国軍がK2戦車4次量産を準備していることが知られ、国産パワーパックを搭載できるかに対する関心が集まっている。黒票という別名を持つK2戦車は、1次量産(100台)、2次量産(106台)、3次量産(54台)が推進されたが、国産パワーパックの開発に続き失敗し、外国産パワーパックを使用してきた。

~~略~~

国防部と防衛事業庁は、国産パワーパック開発の相次いで失敗で国防規格まで改正した。耐久度基準を「試験中欠陥があってはならない」という曖昧な表現から抜け出して欠陥を具体的に定義した。欠陥を変速・操舵・制動など変速機基本機能を喪失したり、深刻な性能低下が発生し、これ以上試験を進めることができない場合に規定したものである。企業に対する特恵論議が浮上した理由だ。

政府関係者は「現在では4次量産が進行されても国産パワーパックを使用する可能性は希薄だ」とし「また、国産パワーパックの装着を推進する場合、10年以上にわたって戦車生産の足首をつかんできた企業に再び引き寄せられるという批判も出てくる。できる」と話した。

「韓国メディア」より

まず、韓国のK2戦車開発に当たって、完成の足を引っ張ってきたのが韓国製パワーパックであったことは事実だ。

そして、2021年6月の段階で、第3次生産分までは外国製のパワーパック(ユーロパック、または韓国製エンジンに外国製のギアシステムを組み合わせた物)を採用してきた。そして、第4次生産分も絶望的だろうという観測が出ていた。

トルコのアルタイ戦車に韓国製パワーパック搭載?!

ところが、外国へのセールスが成功したのか、こんなニュースが。

アルタイタンクエンジンについて韓国と合意

2021年10月22日12:12

アルタイ戦車の量産プロジェクトの元請業者であるBMCは、韓国の2社とアルタイ戦車のパワーパッケージに取り組むことで合意に達したとのことです。トルコのメヴリュット・チャブシュオル外相が発表したように、アルタイタンクエンジンの供給に関する意向宣言は韓国の対話者によって署名されました。チャブシュオル大臣は声明の中で韓国の重要なパートナーを強調した。チャブシュオル大臣は次のように述べています。

「defenceturk」より

トルコが採用したアルタイ戦車が、K2戦車の弟分、トルコ製生産版のK2戦車であることはよく知られているわけだが、採用当時、韓国制パワーパックを搭載する予定だったが出来上がっていなかった。

で、日本の三菱重工に声がかかったりもしたが、紆余曲折あってドイツ製のユーロパックを採用することになった。ところが、トルコの政治的理由によって、ドイツからユーロパックが供給されないことになって大騒ぎ。

結局、2021年10月に韓国製のパワーパックを採用する流れになったというのがこのニュースである。ただし、これは韓国製パワーパックの成功を意味しない。「アルタイ戦車のパワーパッケージに取り組むことで合意に達した」とあるので、完成したのかな?と勘違いしがちだが、記事を読むとこんな下りがある。

韓国のK2ブラックパンサー戦車がローカルパワーパッケージを開発するまで、それは最初にドイツの会社MTUのエンジンとRENK会社のトランスミッションで生産を開始しました。しかし、ローカルエンジンとトランスミッションが開発作業中に十分な性能(寿命と耐久性)を提供しなかったという事実のために、パワーパッケージに関する規制は緩和されました。その後、K2ブラックパンサータンクのローカルエンジンの使用が舗装されました。ただし、ドイツの会社RENKは、引き続きトランスミッションのサプライヤーとして使用されています。

「defenceturk」より

うーん、国内で解説しているサイトでは韓国製パワーパック完成によって、アルタイにも採用される等という解説をしているところもあるんだけど、どうにもそうは読めない。

トルコのアルタイ戦車は韓国のパワーパックを搭載することで量産を開始します
トルコは国産の主力戦車アルタイのパワーパックの問題で韓国製エンジンを調達することを決定し、韓国と軍事協力協定に署名しました。

一時期はトルコは国産パワーパックを採用するという話をしていたんだけどねぇ。

海外調達に失敗したトルコ、主力戦車「アルタイ」に国産パワーパック搭載を決断
トルコは昨年末に主力戦車「アルタイ」のパワーパック問題を解決するため韓国企業と協議を重ねていると報じられていたが、どうやら交渉は不発に終わり国産パワーパックの搭載を決断したようだ。

ああ、同じニュースをこのサイトでも取り扱っていたな。

で、このカラクリは一体どう言うことなのか、ということなのだが……。

要求仕様を満たさなくても搭載

こちらの記事が参考になる。

トルコ戦車に国産パワーパック搭載…トルコ外務「輸出承認を受けて」

2021-10-22 23:01

トルコが韓国K2黒票戦車の技術を導入して開発した戦車に韓国産パワーパック(エンジンと変速機)が載るものと見られる。

~~略~~

最近は斗山インフラコアとS&TがK2戦車に搭載するために開発したパワーパックに関心を示した。

両社が開発した国産パワーパックは、変速機の性能が韓国軍の要求水準に及ばず、結局K2戦車には国産エンジンとドイツ製変速機を混合したパワーパックが搭載された。

しかし、トルコは防衛事業庁に韓国産パワーパックが韓国軍要求性能の70%程度だけ満たしてもアルタイ戦車に搭載できるという意向を明らかにしたという。

「韓国メディア」より

な、なんと、トルコは韓国産パワーパックが感国軍要求性能の7割程度を満たす能力だとしても、アルタイ戦車に搭載できると判断しちゃったのだ。

おそらく、斗山インフラコアとS&Tにトルコは「完成するまで開発を続けろ」というような契約を突き付けた上で、大量購入を決定したのだと思われる。

実際に、韓国製パワーパックでも能力は要求仕様を満足出来なくても動く事は分かっているのだ。改良を続けながらも使うという判断なんだろう。

……これで「パワーパック完成」というのは、ちょっと無理があるかなー。

コメント

  1. K9もK2も、価格は同世代の中では安いんでしたかね?
    トルコみたいにガワだけ買って、中身は信頼のある他国製品にするとか、ライセンス生産にして自国工廠で製造するなら、十分選択肢に入るんでしょうね。
    ……韓国で全て製造した完成品の輸出って、どのくらいあるのだろうか……

    • K9もK2も、割安なんです。
      そして、他の同等スペック品はほぼ手に入らないというのが実情であります。
      導入国でのライセンス生産をOKにしたうえ、カスタマイズをやっちゃう厚遇っぷりですから、多少の問題には目を瞑る感じですね。

  2. K2のポーランド仕様なのですが砲塔や車体各部が全面的に再設計されているのか、かなりオリジナルのK2と違っているようです。
    転輪の数が増えるなど別物といっていいかも。
    ポーランド仕様のK2とされるもの。
    https://defence-blog.com/wp-content/uploads/2020/09/2_10-scaled.jpg

    オリジナルの似たようなアングル。
    https://brickshelf.com/gallery/Sariel/K2BlackPanther/original3.jpg

    • カスタマイズ性が高いというのは、メリットですよね。
      使い物になるのかは、今後分かるのでしょう。

  3. こんにちは。
    M1エイブラムスは、新規生産車両は存在しませんし、言ってもレオパルトII(ツヴォー)もエイブラムスも’80年代の第三世代なんですよね。
    その意味では、第三世代最後発のK2は、カタログ上は最も優れていてもおかしくないですし、お値段お手頃で手に入りやすいという意味では間違った選択肢ではないと思います。

    ドンガラだけもらって、PPと主砲(及び制御系)はドイツから直でもらえるなら、その方が良いものが出来るかも?

    • M1エイブラムスの「新規生産」って、やらないんですかね。
      台湾も多数買っていたし、ポーランドも買っています。まだまだ輸出出来るスペックであることを考えると、発展型を作るのもアリだとは思います。

      K2戦車のドンガラ買って……、でも、パワーパックを組み込んでも色々とアラがあるようなので、自国開発で何処までやれるかがポイントでしょうね。

  4. おはようございます

    韓国政府が武器輸出に積極的で、現代ロテムも(いまのところは)ぶっちゃけライセンス料だけでもいいという販売体制を取っているため、ポーランドなどにとっては渡りに船的な存在感があるのでしょう。

    ポーランドは今回のウクライナ戦争に、ウクライナの同盟国的な立ち位置で”参戦”していて、ウクライナに膨大な量の弾薬や火器、200数十輌のT-72型戦車を供与していますが、ドイツがウクライナに軍事支援をするポーランドに、レオ2戦車を提供する(補填する)という事前約束を反故にした(ポーランド政府談)ことで、”戦争している”ポーランドのドイツに対する信用がかなり傷ついたようです。

    また、ドイツ・ショルツ政権がウクライナへの重火器供与を”渋っている”ことも、ポーランドのドイツ感情を悪化させているようにもみえます。(ドイツがウクライナへの重火器供与に消極的なことについては、ドイツ政権内にも国内世論にも相当の批判があります。)

    今後ポーランドは対ロシアに備えて国防力を増強するとともに、軍事に関してはドイツから距離を置き、非ドイツ製兵器の調達や兵器の国産化を進めていくことが予想されます。一連のK2型戦車やK9型自走砲の取得交渉は、そのような潮流のなかの出来事にみえます。ポーランドは韓国とT/A-50の調達も交渉しているという噂もあります。

    • 韓国は上手くやりましたよね。
      それが商売になるのかは分かりませんが、売れる環境を整えたということは素晴らしいと思います。
      ドイツの事情は詳しくは知りませんでしたので、ご指摘頂き感謝します。
      なるほど、ドイツは武器輸出大国ですがウクライナへの兵器供与には消極的ですからねぇ。ポーランドとしては不信感が募っているのかも知れません。

      あと、FA-50の話も書こうとは思いましたが、又の機会と言うことで。

  5. エイブラムスって、主機がガスタービンじゃありませんでしたっけ…まずそこから特殊すぎて、単機種一括で大量調達・運用できるならまだしも、世界中から取り急ぎ色々掻き集められるだけ掻き集めて混成運用となると、外れちゃうんでしょうかね。やっぱり。

    • そうなんですよ、主機はガスタービンなので他の戦車との併用というのはなかなかハードル高いと思うんですが、その辺り、ポーランドは気にしないのでしょうかね。
      (注:コメントの趣旨は、エイブラムスを止めてK2戦車採用という感じがするのですが、今のところ、エイブラムスも採用するみたいな感じですよ、続報を待ちたいですが)

  6. 失礼しました。エイブラムスにも前向きなのを見落としてましたorz

  7. 韓国製パワーパックは既に完成しており、トルコの戦車アルタイに正式採用されてますよ
    先日エンジン部分のインテグレート試験が終了し、これからトランスミッション部分のインテグレート試験に進む段階です

    • 「完成した」=「アルタイ戦車に採用される」ではないと、僕は考えています。
      追記で説明した様に、韓国製パワーパックは、形は出来上がったけれども要求仕様を満足出来ない状況が続いているというのが実情だと思います。
      「既に完成」というと、K2戦車に搭載できそうな印象がありますが、現実はそうなっていないのですよね。

  8. 韓国製パワーパックが韓国防衛事業庁の要求を満たしていないのは確かですね
    しかし、ドイツ製ユーロパワーパックにすら課されて居なかった「9600km無整備走行試験」の妥当性については疑問があっても良いかなと
    韓国からポーランドまで行けてしまいますから
    トルコ側も上記試験で7400kmまでは無整備で走行できたなら十分だと評価したでしょうし

    まぁ、加速性能について要求仕様を妥協したのは確かではありますが

    • ご指摘の韓国陸軍要求仕様は「1,500馬力相当の出力と8秒以内に停止状態から32km/hまで加速でき、テスト中に一度も整備を行うこと無く9,600kmの耐久走行テストをパス」というモノだったと記憶しています。結果的には、どちらも仕様に満たなかったということで、加速性能の方は妥協したと聞き及んでいます。

      この基準はそもそも韓国がパワーパックの開発実績がないために、ユーロパックの試験基準をそのまま採用したということのようで、試験基準の妥当性について疑問があるにせよ、ドイツ製のユーロパックと同等の製品を求めたということのようです。ただ、結果的にはこれが韓国の誤解だったらしく、「9600km無整備」ではなくて「9600km深刻な故障が発生しないこと」だったという話も聞きました。
      尤も、誤解を誤解のまま第4次生産分まで韓国製パワーパックキャンセルしたのか、別の理由があってキャンセルしたのかは分かりませんが、韓国陸軍でも未だ韓国製パワーパックの採用はされていないと言うが事実であります。

      トルコ側にはトルコ側の要求仕様がありますが、こちらはどのようなものかは伝わっていません。
      確かに可能性としては、基準を下げてくることは考えられますね。