【韓国防衛】韓国型アイアンドームの自主開発へ

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なぜ、ここでアイアンドームなのか。

北韓の長射程砲を迎撃する「韓国型アイアンドーム」 独自開発へ

Write: 2021-06-28 15:21:49/Update: 2021-06-28 17:33:28

韓半島有事の際に、北韓の長射程砲を迎撃するシステム「韓国型アイアンドーム」が独自開発されることになりました。 防衛事業庁によりますと、徐旭(ソ・ウク)国防部長官は28日、防衛事業推進委員会の会議を開き、このなかで長射程砲の迎撃システムを独自で研究・開発することを決めたということです。

「KBS WORLD」より

まあ、前々から韓国版アイアンドーム開発の話は出ていた気はするし、韓国にとって首都防衛はずっと放置されてきた課題でもある。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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アイアンドームを開発するぜ!

去年も出ていた

えーと、探してみたら2020年8月にも扱っているね。随分前から議論はあるようだが。

この時も「長距離砲」にアイアンドームかよと、呆れた記憶がある。

以前は、イスラエルから購入する話もあったようだが、売って貰えなかったのか、或いは別に理由があるのか。とにかく実現しなかった。

Flickr - Israel Defense Forces - Iron Dome Intercepts Rockets from the Gaza Strip.jpg

さて、イスラエルが開発したアイアンドームだが、2011年にイスラエルに配備されて現在も運用されている。米軍も興味を示しているという話もあったな。

155mm砲弾やロケット弾、対空ミサイルなども迎撃できるシステムだという話で、過去には韓国が購入を交渉したという話もあった。1台のレーダーと各20発のタミルミサイルを装填した3台のランチャーが基本単位であり、ミサイルを使って迎撃する。

そして、アイアンドームの活躍は先日も報じられた。

4000発のロケット弾を無力化した「アイアンドーム」の弱点

2021.6.10(木)

イスラエルは、5月10日に始まったハマスとの11日間戦争で、4000発のロケット攻撃を受けたにもかかわらず、死者はわずか12人だった(イスラエルは13人と発表)。その背景には、世界最高とも言われる迎撃性能を持つ迎撃ミサイル「アイアンドーム」の活躍があったことを知る読者も多いだろう。

「JB Press」より

ただ、火砲を迎撃するのに使うなどという話になると、対費用効果に見合わない様にも思える。ロケット砲を撃ち落とすのも、対費用効果的にどうなのよという話があったくらいだしね。

とはいえ、人命を守るために使うシステムで、それなりに効果があるとなれば「無駄」ということはない。割高なだけでね。

高コストなアイアンドーム

ちなみに韓国が購入を断念した理由にコストがあったようだ。

ガザ地区からのロケット弾、迎撃費用は20億円以上=イスラエル

2012年11月23日4:37 午後

イスラエルは22日、パレスチナ自治区ガザからのロケット弾を迎撃した対空防衛システム「アイアンドーム」について、8日間続いた戦闘での迎撃ミサイル発射費用が計2500万─3000万ドル(約20億─25億円)に上ったと発表した。

~~略~~

イスラエルは現在、5基の「アイアンドーム」を保有しているが、国防システムを十分にするには13基が必要があるとしている。「アイアンドーム」の配備には米国が資金援助を行っている。防衛関係者は、1基当たりの設置費用が約5000万ドルだと述べた。

「ロイター」より

値段は色々な説があるが、1発4万ドル(約440万円)とも言われているので、北朝鮮から火砲による飽和攻撃を想定すると、かなりの数のシステム導入が必要である。ちょこっと導入する程度では、実際に攻撃を受けようものならあっという間にミサイルが尽きてしまうこと請け合いである。

そもそも、火砲の砲弾をきちんと探知できない可能性もあるんだけどね。

防衛事業庁によりますと、徐旭(ソ・ウク)国防部長官は28日、防衛事業推進委員会の会議を開き、このなかで長射程砲の迎撃システムを独自で研究・開発することを決めたということです。

長射程砲の迎撃システム「アイアンドーム」は、複数の場所に迎撃ミサイル発射台を設置してドーム型の防空網を形成し、長距離砲の砲弾を迎撃するものです。

この開発事業で、北韓の長射程砲の脅威から国の重要施設や軍事施設を守り、対応能力を強化するほか、韓国の技術力の向上や雇用の創出を図るとしています。

事業費は、合わせて2兆8900億ウォンで、事業期間は来年から2035年までとなっていますが、2年以上前倒ししたい考えです。

「KBS WORLD」より

でまあ、韓国の常道として、外国兵器は高すぎるから自国開発するニダ!とかいって、結局開発出来ずにオリジナル兵器を売って貰うとかそんな流れになる。

韓国軍当局は、軍事境界線の北韓側には長射程砲1000門あまりが配備されていて、このうち、射程距離54キロの170ミリ自走砲大隊、射程距離60キロの240ミリ放射砲大隊など330門あまりがソウルと首都圏を標的としているとみています。

「KBS WORLD」より

ソウルが330門の火砲に狙われているのが分かっているのに、今まで無策だったのもどうかと思うんだけどさ。

まあ、やってみれば?としか言いようがない。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    前から検討はしてたんでしょうけど、余りにも急にしかも高額な予算まで決めてしまうとは南朝鮮らしいですね。

    イスラエルのハマス飽和攻撃にたいする迎撃成果が世界中で喧伝されましたから、マネっ子大好きな血がウズウズしちゃったでしょうか。

    ご指摘の対費用効果ですがイスラエルでは1人犠牲者が出ても、政府は厳しい目で見られる様で4000発の攻撃(実際に迎撃したのは少ない)に対して25億円なら安いもんでと割り切っているんじゃないでしょうか。

    しかし、ソウルの場合はロケット弾だけでなくただの砲弾による攻撃もあるわけで、もし今回のハマス並みの飽和攻撃を受けたら、あっという間に迎撃ミサイルが尽きてしまうと僕も思いますね。
    つまり、北朝鮮の安価な無誘導ロケット弾相手に焼石に水って事になりかねない、そんな迎撃システムに3000億円近い金を掛けるのですから、いやいや太っ腹なもんです(好きにすりゃいいけど)。

    今からウハウハ喜んでそうな連中が大挙出てきそうですが、木霊さんが以前から指摘されてた遷都が一番合理的だと思いますよ。
    遷都なら莫大なインフラ需要が見込めるし、建設等の仕事が増えるのだから内需拡大・失業率改善に繋がりますけどねェ~。

    • 北朝鮮の火砲が330門程度も並んでいることは分かっていますし、コレの他にロケット砲もあるといわれています。
      北朝鮮の財政状況から、どこまでシステムが生きているかは不明ではありますが、2割程度システムが使えるとして、それでも同時に60発以上の砲弾が飛んでくる様な事態になれば十分に脅威です。
      そこでアイアンドームという話なのでしょうけれど……、コストが高すぎるというは北朝鮮の火砲が330門程度も並んでいることは分かっていますし、コレの他にロケット砲もあるといわれています。
      北朝鮮の財政状況から、どこまでシステムが生きているかは不明ではありますが、2割程度システムが使えるとして、それでも同時に60発以上の砲弾が飛んでくる様な事態になれば十分に脅威です。
      そこでアイアンドームという話なのでしょうけれど……、コストが高すぎるというところがネックになったと。
      それでも、首都防衛の為ですから、金をかけても導入すべきという結論になれば良いのかも知れません。そこで自主開発の道を選んでいる辺りが、コレまでの実績を考えeteのことなのかと疑ってしまいます。

  2. ソウルの防衛用なら艦載用CIWS各種転用する方が手っ取り早いんじゃないかなという雑感。ファランクスとか、テキトーな車両にポン付けできたりしたらそれはそれで面白そうな気はします。

    • CIWSですか。
      韓国は確か陸軍にVADS(Vulcan Air Defense System)を備えていた気がします。
      それにATACMSや天弓も備えていて、若干毛色の違うアイアンドームを既存の兵器とどのように補完して運用するのかはイマイチよく分からないんですよね。
      また、その辺りの情報は出にくいのか、探してもイマイチハッキリしない部分もあるんで、僕も分からないんですけど分からないんですけど

  3. 韓国が開発したら、ペーパータイガードームになりそう。
    買っても、実弾不足で直ぐにモニュメントになりそう。
    ただ、誰かのポケットは、ふくらみそうです。

    • 韓国軍は、防空防衛には自信を持っているなんてニュースも、偶に見かけるんですけど、PAC-2の二の舞にならないと良いですよね。