お笑い韓国軍(陸軍編第二部)

陸軍

K-11 複合型小銃

「K-11」は韓国陸軍が誇る新型の複合型小銃で、5.56mmNATO弾と、20mm炸裂弾を発射できる複合型ライフルだ。

複合小銃の基本

「銃弾と手榴弾が一緒の銃で撃てたら凄くね?」という発想で作られた、5.56mmNATO弾を撃つマシンガンと、20mm炸裂弾を撃つアサルトライフルが一体化された銃である。ある意味画期的な兵器だが(笑)

実は、アメリカでも「XM29 OICW」と言う名の複合型火器ががアライアント・テックシステムズ社によって開発されていた。が、計画は中止された。


XM29 OICW 概念図

何故中止されたかというと、メンテナンスの複雑化する上、軽量化が難しく、運用に難ありと判断されたからだ。

その派生武器である「XM25 IAWS」も、一時はアメリカ軍にグレネードランチャーとして採用の予定だったが(威力が足りずに40mm炸裂弾を採用)、事故の影響で2018年に正式に開発中止が決定された。

だが、韓国陸軍ではこの「複合小銃」計画は強行された。その栄えある「K-11」の雄志はご覧の通りだ。

結構でかいぜ!K11

結構でかい銃だな。

致命的な欠陥は、銃として重すぎること

重量は、空砲時で6.1kg、弾を装填するとなんと10kgを超える。

銃が重すぎるお陰で、「照準が著しく困難になる」なんて好評を博しているだけはある。

戦場の最前線で駆け回る事を求められる歩兵にとって、兵器の重さは重要だ。持ち運ぶならば軽いほど良い。

無論、簡単に壊れても困るが、重量が重すぎるのは運用に大きな支障を来す。特に、銃はその構造上、重量が取り回しにダイレクトに効くのだ。

更に不具合発覚

しかし、K-11の凄いところはそんなところでは無い。

韓国で開発され、正式に武器として配備されるはずだったのだが……、納入されるや全品リコールする事態に発展。

リコールの理由は、運用評価中に20mm炸裂弾が銃内部で爆発して、兵士が負傷する事故が発生したからである。どうやら、K-11に搭載している電子機器が不具合を起こす事がわかったのだ。

K11複合型小銃を11月にも戦力化、防衛事業庁

2011年3月7日11時5分配信 (C)WoW!Korea

【ソウル7日聯合ニュース】防衛事業庁関係者は7日、純粋な国内技術で開発されたK11複合型小銃の欠陥について、不具合の大部分を技術の変更と工程改善で解消し、11月ごろに戦力化する計画だと明らかにした。昨年末に普及されたK11複合型小銃39丁のうち15丁で不具合が見つかり、防衛事業庁と国防科学研究所が補完作業を行ってきた。量産体制への移行の過程で不具合を解消できたという。

WoW!Korea」より

いや、どんな武器でも最初は不具合がある。だから、リコールはある程度は仕方が無いよね。

「世界最高」と大声で宣伝したら、軍、K11全量リコール

2012-05-02 19:24 最終修正 2012-05-03 09:43

「世界初、世界最高」と軍が誇っていたK11複合型小銃(写真)が全量リコールされる。

防衛事業庁は「昨年10月に陸軍37師団で発生したK11小銃爆発事故の原因調査の結果、射撃統制装置と打楽器装置、弾薬起爆装置のプログラムの複合的問題が明らかになり、現在の軍に補給されたK11小銃246錠全量をリコールする”と2日明らかにした。

韓国メディア「世界日報」より

……でも「世界最高」って(笑)

韓国産「K-11複合小銃」また爆発…3人負傷

2014/03/12(Wed) 12:17

韓国の技術で開発して「名武器」と広報されてきたK-11複合小銃が、また爆発事故を起こした。国防部関係者は12日午前11時頃、京畿道漣川にある国防科学研究所で試験射撃したK-11複合小銃の信管が爆発して、正確な事故原因を調査していると明らかにした。

「innolifeニュース」より

んでもって、懲りずに再配備した後で再び爆発。調査すると色々深刻な事態が発覚した。どうやらヘルメットに仕込んだ通信用マイクの磁石で誤動作しちゃったんだとか。

K-11複合小銃、磁石近接させると暴発……事業推進強行

入力2014.10.20 21:17 修正2014.10.20 21:17

韓国軍が国産名品武器に誇りしてきたK-11複合小銃で致命的な欠陥が発見されました。
磁石を近づけると誤動作する問題があり、軍は品質保証期間まで書き替えながら事業推進を強行しました。

「Daum」より

現場で使ってみないと分からない点はあるものだけれど、しかし、味方に被害が出るばっかの銃って、どうなのよ。

そして振り出しに戻る

はい、そして振り出しに戻るぅ~。

K-11ライフルまた欠陥… 信じられない「名品武器」

入力:2015-01-22 20:51:56修正:2015-01-22 23:33:32

K-11複合小銃(写真)が、昨年末の品質保証検査で欠陥が発見され納品が全面中断された。
韓国軍が名品武器に自慢していたK-11ライフルの欠陥が後を絶たないの品質論議が続く見通しだ。 

「世界日報」より

まあ、正確には納品が中止されて、製造された品がチェックされるってな話になるんだけど……、今のところロット単位でマズイって話になっているようだ。

何やら、使っているとネジが緩んだり亀裂が入る脆弱性が発見されたらしい。4000発撃つとそうなるらしいのだけれど、規定が6000発ということらしいので予定の2/3程度の品質と言う事になる。

更に弾薬にまで問題発覚。

K-11複合小銃弾15万発廃棄危機… 損失額だけ240億ウォン

登録2015-04-01 17:53:24  |  修正2016-12-28 14:47:56

最近相次ぐ爆発事故を起こし品質論議がおきているK-11複合小銃20㎜炸裂弾15万発が廃棄される危機に置かれた。

「niwsis」より

いいかげん、諦めろって(苦笑

さらに再設計して出直すらしい

イイカゲン諦めれば良いのだが、そういうワケにも行かないらしく、再設計してちょっと軽量化したのだとか。

K-11複合小銃改良型が登場

2017-09-07 19:19:43

レーザー距離計と照準が円形に比べてスリムなり、銃自体の小さな変化も見られています。

「chosen.com」より

再設計したって事は、コレまで納入された分は全部破棄かな?1挺150万円相当なんだって。900挺くらい作られたそうだから、14億円相当を破棄だ。まあ、爆発するような銃だから、再設計も仕方は無いと思うんだけど、高すぎるよね。

上が新型、下が旧型
上が新型、下が旧型

そして、あまり大きさが変わっていないような……。

韓国軍:不具合相次ぐK11複合小銃に「戦力化中断」決定

記事入力 : 2018/08/04 09:33

 幾度もトラブルを起こしてきた韓国軍のK11複合型小銃にまたも問題が生じ、防衛事業庁(防事庁)は3日、「戦力化中断」決定を下した。K11複合型小銃は、既存の5.56ミリ小銃と20ミリ空中炸裂弾発射装置を一体化して火力を強化した新兵器で、第一線部隊に1分隊あたり1丁ずつ配分するというのが本来の計画だった。

朝鮮日報より:リンク切れ

なお、最新の情報だと、この再設計後にも問題が出て、調達は停止されているようだ。

K11命中率22.5%、わずか… 倉庫に積んであった 「名品武器」

作成 2018.10.05 21:42 修正2018.10.05 22:08

10年前、国産名品武器として開発が始められた複合型小銃K11をめぐって雑音が多いです。SBSが監査院プライベート文書を確認してみる80%と広報した命中率がわずか22.5%と記載されていました。また、実戦配備ヘ向かった物量も全量武器に積まれていることが確認されました。

「SBSニュース」より

そして、倉庫に山積みにされているのが報じられたわけだが、命中率は22.5%とか書かれちゃった。でも、記事をよく読むと80%といわれた命中率が22.5%というのは、前提が違うので仕方が無い話のようにも思える。

もともと20mm炸裂弾は敵を直接攻撃するように設計されていないもんね。

さておき、どれだけの額が誰かさんの懐に消えたかは知らないけれど、まだまだ完全に諦めたというわけではなさそうだから、続報は期待できそうである。

あ、そう言えば、「中止」というニュースがあったな。

……未だ決定ではないのね。ちょっと残念だ。

K2 ライフル

陸軍の基本装備である小銃もなかなか残念な事になっている。まあ、K11程では無いんだけどね。

M16A1ライフルの後継機

基本的には韓国陸軍もアメリカ陸軍からの兵器供与、というところからスタートしているので、M16ライフルを使うというところに至ったのは至極真っ当な事であった。

M16A1 ライフル

M16ライフルといえば、自動小銃のラインナップの中では名器として知られる、世界的シェアを持つ小銃である。

とはいえ1960年代に開発され、様々な改良が行われてはいるが、現代の作戦にあわない部分が出てきているのも事実。

韓国ではM16A1をライセンス生産(1974年スタート)していたが、1972年にスタートした小銃開発計画が進められ、M16A1のノウハウをパクリながら韓国の防衛の為にカスタマイズされた仕様のK2ライフルが1984年に生産開始に漕ぎ着けることができた。

形状はAR-15に似ていて、その内部構造の多くはM16に使われるコンポーネントが採用されているといわれている。見た目はそれ程大きな類似点があるとは思えないが、開発費をケチるためにも、外見を変える必要はあったのだろう。

AR-15 ライフル
K2 ライフル

そして、生産業者となった大宇精密工業は、M16A1のライセンスが切れた辺りから必死にK2ライフルの生産を始めた。K2ライフルは30年間ほぼ形を変えず、年間数万台のライフルが作られ続け、韓国国内ではK2ライフルがだぶつく結果になる。で、結構の数が安値で輸出されているというから、何がどうなっているのやら、という話だ。

ただまあ、M16A1で評判が悪かった部分は改善されている点で、それなりに優れた銃だとは言えるのかも知れない。

K2C1の残念な仕様

さて、30年ほど形の変わらなかったK2だが、流石に旧式で長く取り回しがしにくいという問題点と、アクセサリーをとりつける余裕が無いということもあって、上部レシーバー/ハンドガードピカティニーレールを採用する等、流行を取り入れた設計が採用されモデルチェンジに至った。

K2C1 アサルトライフル

ところがこれの評判が宜しく無いというニュースが。

韓国軍の新型小銃に「100発撃つと熱くて持てなくなる」欠陥

2016年10月14日 9時40分

2016年10月12日、韓国・SBSなどによると、韓国軍で使用されている新型小銃K2C1に致命的な欠陥が見つかり、軍当局が部隊への補給を一時的に中断し対策を講じることになった。

韓国軍関係者は同日、「前方部隊に支給されたK2C1小銃を100発以上発射すると銃身のカバーが熱くなり不便だと、兵士らから不満の声が上がった」と明らかにした。

K2C1は韓国軍の代表的な小銃であるK2の改良版で、軍は今年から前方部隊などに約1万8000丁を支給している。K2と性能面で大きな差はないものの、銃身カバー部分にレール装置を設けることで照準鏡などを新たに装着できるようになった。当初はプラスチック製だった銃身カバーがアルミニウム製に代えられて以降、使用時の発熱の問題が発生したという。

「レコードチャイナ」より

……ま、まあ、韓国は寒いので、あったか仕様は悪く無いんじゃ無いかな。

それに放熱の問題だろうから、多少改良すれば大丈夫だと思うよ。

何より、改善されない自衛隊の89式よりはマシなんだろう。そこは、日本企業の努力不足と開発環境の悪さを嘆くより他無い。

むしろ、こっちのニュースの方が問題だと思うぞ。

「イスラム国」が韓国製ライフルを使用、国防部も認める=韓国ネット「ISでも韓流ブーム」「まさか誰かがISに売ったんじゃないだろうな?」

2015年6月18日 18:49

2015年6月18日、韓国・ノーカットニュースは、韓国で製造された輸出用K2カービン(K2C)ライフルを過激派組織「イスラム国(IS)」が使用していると伝えた。

「レコードチャイナ」より

流石テロ支援国家!

K3 分隊支援火器

分隊支援火器というと、軽機関銃と呼ばれるアサルトライフルよりもデカイ火器の事を指す。

韓国陸軍も、当初はK2アサルトライフルと同様の経緯でM60機関銃を使っていた。

K3分隊支援火器はベルギー産

ただまあ、やっぱり国産化したかったようで、ベルギーのファブリックナショナル社(FN社)に依頼して、設計して貰った模様。

FN社といえばミニミの製造・販売も行っている世界的なメーカーであり、アメリカ軍が採用したM249軽機関銃もミニミの改造版だと言う事を考えれば、別におかしな話では無い。

出来るだけ多くのK2ライフルの部品を使える様にお願いした点も、悪い話では無いと思うんだ。

K3分隊支援火器

実際に1989年以降、韓国陸軍で使われていたM60機関銃に代えてK3分隊支援火器が採用されるようになったようだ。

50発撃ったら使えなくなる……

ところがこちらもそれなりに問題を抱えている模様。

なんと、60発程度撃つと1回の頻度で機能障害が生じるのだとか。

どんな機能障害かはハッキリしていないのだが、アメリカ軍の基準だと1600発撃って1回以下の機能障害にしてくれという仕様らしいので、それよりは随分と緩い感じだな。

まあ、銃を作るのは案外難しく、日本も苦労しているようだから、韓国のことを笑えないんだけどさ。

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