【軽攻撃機】FA-50のアップグレード計画、空中給油能力や中距離空対空ミサイルまで統合!

空軍

あ、ハイ。

「イシュープラス」世界で認められた「K-防衛」、輸出促進

入力2021-08-03 19:49:50

「K-防衛」が世界市場で認められている。業界ではコスト、優れた性能を持つ製品として認識されているからと分析されている。

「SEN」より

そういえば、最近はタイにも追加購入するとか言うニュースを見たぞ。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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輸出は成功しているT-50高等練習機

インドネシアとタイ、T-50の追加購入を決める

買っちゃいましたねぇ。

韓国航空宇宙(KAI)、インドネシアに続きタイに「T-50」追加輸出

2021/08/02 13:48配信

韓国航空宇宙(KAI)がタイ空軍に約896億ウォン規模の「T-50TH」戦術入門訓練機2機を輸出する。今月だけでインドネシアに2744億ウォン(約261億円)規模のT-50を輸出したのに続き、2度目の輸出だ。

「WowKorea」より

えーと、インドネシア空軍はT-50を12機、TA-50を4機の合計16機を購入する予定であったはずだが、更に6機ほど追加で購入する予定のようだ。

タイ空軍はT-50を4機+8機で合計12機を購入しているハズだったが、2機追加購入を取り消すとかいうニュースもあって、追加で2機購入が復活した感じの流れかも知れない。

インドネシア空軍もタイ空軍も、老朽化した練習機の更新をする必要があって、適当な練習機となるとアメリカが導入したT-7Aレッドホークを買うくらいしか候補が無い。そして、T-7Aはまだ量産されていないので選択肢に上げるわけにも行かないんだよね。

記事を読むとタイ14機、インドネシア22機という数字になっているので、僕の認識も間違っていないかも。

この他にイラク24機にフィリピン12機という販売実績で、世界に72機輸出しているから優秀といえば優秀だ。韓国空軍も142機程度運用しているので、合計200機以上を生産する計算になってくる。今後も作られる予定なので、生産数で見ると「成功した機体」と言って良いんじゃないかな。

強化メニューは?

で、そんな感じなので、性能強化しても「商売になる」可能性はあるわけだ。数が出ているからね。

そのメニューなのだが、なかなか野心的だ。

優先的にFA-50を対象に空対地精密打撃能力を備えることができるよう性能改良の活動が完了したした。任務領域の拡張のための外部燃料タンクの統合と空中給油システムの開発活動を進めています。今後空対空武装の性能改良のための単一・中距離空対空ミサイルを統合する予定です。

「SEN」より

メニューをピックアップしてみよう。

  • 外部燃料タンクの統合
  • 空中給油システムの開発
  • 単一・中距離空対空ミサイルを統合

ちなみに、対地攻撃能力を高めるための照準ポットの統合作業は終了したようなので、アップグレードメニューは既にあるとも言えるのだが。

え?T-50は練習機なのに、何故ミサイルを?いや、同じシリーズでFA-50という軽戦闘機があって、仕様変更が可能らしいんだよね。

照準ポットは「AN/AAQ-33」のようで、これはF-15E(韓国ではF-15K)やF-16にも統合されているアイテムなので、アメリカにその技術をクレクレしたんだろうね。

韓国にとって対地攻撃能力向上は必須なので、このチョイスは悪く無いと思う。ただ、タイにしてもインドネシアにしても対地攻撃能力向上よりも空対空性能の方が欲しいだろうから、照準ポットが嬉しいかというとさほどではないと思うが。

狙いは航続距離の確保か

しかし、最も欲しいのは空中給油システムの開発だろう。外部燃料タンクも、最大2,500km程度の航続距離となっているT-50にとってはありがたいことだろうけれども、外部燃料タンクを使うと言うことは、即ちコンフォーマルフューエルタンクをぶら下げると言うことだ。

これはF-15Kだが、翼下のパイロンにぶら下げてあるのがコンフォーマルフューエルタンク(増槽)ドロップタンク(落下式補助燃料タンク)で、主翼付け根部分に設けられているのがコンフォーマルフューエルタンク(密着型増槽)のようだね。この中に燃料が詰められている。これ1個で2t程の重さになるようだ。

下から見たF-15Eでこちらも同様の装備がついていると説明されているのだが……、僕にはイマイチピンと来ないな。

これの方が分かり易いか。主翼付け根の上側左右に三角っぽいのが付いているが、これもコンフォーマルフューエルタンクだ。

非力なT-50にとっては、重い増槽をぶら下げてもたいして航続距離が伸びないし、兵器が積めなくなるのは困る気がするんだが……。そうすると、やっぱり空中給油システムがマストだろう。ただ、開発はかなり困難なんだけどさ。

まあ、野心的な目標に邁進することは、悪いことじゃないとは思うよ。

コメント

  1. コンフォーマル・フューエル・タンクは密着型増槽のことで、F-15Eでは胴体側面(エアインテークの外側側面)にくっついてるやつですね。主翼下のパイロンにぶら下がってるのはドロップタンクかと。

    T-50ではどちらか?は、自分にはわかりませんでした(翻訳してもよくわからず)

    • おっと、これは失礼しました。
      僕はどちらも増槽で呼び分けてないかと勘違いしていましたが、確かに調べて見ると「コンフォーマルフューエルタンク」は「密着型増槽」だと説明されていますね。

      記事も修正しておきます。ご指摘感謝。

  2. 既にT-50/FA-50のハードポイントにドロップタンクは装備できているので新たに開発となるとコンフォーマル・フューエル・タンクとなるのでしょうがF-15のように胴体側面に取り付けるのも難しそうだしF-16のように背中に載せるにもキャノピー後端から垂直尾翼までの距離が短いので実用的にどうかと思える。
    それにしてもT-50,FA-50を販売したときのKAIの取り分てロッキード・マーティンやGEやエルタとかの分を引いたらどれくらい残るのかな?

    • なるほど、ドロップタンクはT-50に取り付け可能なのですね。
      そりゃ、F-16ベースで開発していますから、その辺りを考慮するのは、言われてみれば当然ですね。