【アーカイブス+】韓国企業が建設した「インドネシアの証券取引所ビル」の2階床が崩落

ヤバイ韓国建築物

アーカイブスも13回目である。よくもまあこんなにネタがあるモノだな。でもまだ続くんだけど。

インドネシア証券取引所で天井崩落 77人けが

2018/1/15 15:26

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシアの首都ジャカルタ中心部の「インドネシア証券取引所ビル」で15日正午ごろ(日本時間午後2時ごろ)、出入り口付近の天井が崩落し、警察当局によると、77人がけがで病院に運ばれた。死者は確認されていない。証券取引所は午後の取引を通常通り行った。警察のこれまでの調べではテロの可能性は低いという。

「日本経済新聞」より

さて、韓国で天井が崩れるネタは珍しくは無い。

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崩れ落ちる通路

インドネシアの証券取引所の悲運

しかし、外国の建物でこれをやっちゃうのが困った話。

ジャカルタの証券取引所ビルで崩落、75人が重軽傷:朝日新聞デジタル
 インドネシアの首都ジャカルタで15日正午(日本時間同日午後2時)ごろ、ジャカルタ証券取引所ビルの中2階が崩落した。警察によると少なくとも75人が下敷きになるなどして重軽傷を負った。原因は不明。警察は…

配信された動画もまだ残っているのでご覧あれ。

映像を見ると分かるが、中2階の廊下状になっているところ。多数の人間が乗っている状態で急に崩れ落ちている様子が分かる。

キャプチャーした画像がこちら。

そして、衝撃的なのは写真を見て貰うと分かるのだが、破断面に鉄骨どころか鉄筋すら見当たらないことである。

破断面からで垂れ下がっているのは、鉄骨ではなくケーブルっぽい。いや、よく見ると上の写真には落下した複数の鉄骨が見える。鉄骨の端部にはボルトで固定されていたであろうことが想定されるわけだが……、弱くないかい?

もう一つ気になるのがこの部分。梁になるような太い功罪が見当たらないし、床の割れ方が不自然に三角形になっている。こういう形のタイルだと思うのだが、形が残っていると言うことは、一気に全体的に落ちたことを意味している。

もう1枚。

鋼材が見えるのだが、恐ろしい事に枠だけしかない。一番上の写真の通路の外側に設けられた細い円筒状の柱で吊られる構造であった可能性はあるが、あのスパンと太さでは、あれは飾りなんじゃ無いかと思う。

そして、梁をボルト固定をする相手は鉄骨であるはずなのに、その相手の鉄骨は破断面にどこにも見当たらない。

映像を見ると、見学者なのか、多数の人が一斉に廊下に人が出てきて、突如として廊下が落ちる。重量に耐えられなかったと見るのが正しいと思うが、そりゃ、こんな構造では仕方が無いかも知れない。

誰だよ、こんな設計したヤツは!!!

完成は1998年

犯人捜しをする前に、じゃかるた新聞の記事を紹介しておく。

バルコニーが崩落 証券取引所 ロビー騒然、77人負傷

2018/01/16 01:12:36

15日午後0時10分、南ジャカルタ・スディルマン通り沿いにある証券取引所(IDX)ビルのタワー2で、1階ロビーの吹き抜けにある中2階のバルコニーが崩落し、会社員や同ビルの見学に訪れていた大学生ら77人が重軽傷を負った。日本人の負傷者は報告されていない。昼食時でロビーには大勢の人がおり、外に負傷者を運び出したり、パニックになって飛び出したりして一時騒然となった。同取引所では通常通り取引が行われた。 

~~略~~

 証券取引所ビルのタワー2は1998年に完成。タワー2では2000年9月、地下3階で爆弾テロがあり、10人が死亡した。現在は世界銀行や国際金融センター(IFC)などが入居している。17年5月に建物全体の点検が実施され、安全性に問題はないと報告されていたという。

「じゃかるた新聞」より

誰だよ、点検したヤツ……。

そもそも作ったのは誰だよ。

ジャカルタ証券取引所

位置  Jakarta

竣工日 1997/09

発注先 Artha Graha Group

工事の概要 1棟/ 33階

規模 69,000㎡/ 20,873坪

インドネシアの商業中心地であるスディルマン(SCBD、Sudirman Central Business District)に位置するジャカルタ証券取引所は、双竜建設がインドネシアでグランドハイアットジャカルタホテルをはじめ、タマラ銀行、バリインターコンチネンタルなど、大規模な建築工事を正常に遂行してき名声をもとで受注したプロジェクトである。

表記が「インドネシアの証券取引所」ではなく「ジャカルタ証券取引所」となっているが、一緒のビルであるようだ。そして、杜撰な工事をしたのはやっぱり韓国の企業だった。双竜建設というトコロらしい。

あのマリーナベイ・サンズを作った会社

……双竜建設って、何処かで見た会社だな。

828メートルの最高層ビル、52度傾いたホテル…施工は韓国が最高

2015年03月11日09時33分

2013年6月、双竜(サンヨン)建設に国際電話がかかってきた。マレーシアで最先端ホテルを作っていたインドネシアの会社だった。当時は図面上に存在するだけで、1度も建てたことのない建物だった。インドネシアの会社では実際に設計通りに施工が可能なのかの検討が切実だった。双竜建設は同年8月から年末までの検討作業を経て、設計図に合う施工法を考案して出した。するとインドネシア会社は経営再建中だった双竜建設に8100万ドルの工事を快く任せた。

「中央日報」より

双竜建設といえば、他にもシンガポールでビルを作っていたというニュースがあったよ。

これだよ、これ。

流石にこれは最初から傾いているデザインなので、歪んでいるから不安に思うようなシロモノではあるけれど、多分問題は無い。それだけの施工技術がある会社だ、という事にはなるのだろう。

しかし、韓国のビルというと、あの三豊百貨店事件(1995年6月29日)を思い出してしまう。

三豊百貨店の悲劇

この話は有名なのでさらっと触れておくが、一応、これに触れたニュースも紹介しておこう。

韓国・デパート崩壊から19年 死者502人、沈没事故との共通点とは

2014年06月29日 23時18分 JST | 更新 2014年07月01日 01時10分 JST

1995年6月29日は、韓国・ソウルの繁華街にあった三豊(サンプン)デパートが崩壊した日だ。死者502人、負傷937人、行方不明者6人の大惨事だった。

「ハフィントンポスト」より

1989年12月1日開業で、三豊建設産業が設計、施工した百貨店であったが、僅か6年で完全に崩壊してしまった。

原因は、度重なる設計変更と、屋上で87tもある大型冷房装置をローラーを付けて移動させるなど、本来の設計の予定に無いことを幾つも行ったのが原因だと言われている。

この事件で驚くのはこの後日談である。

事故後の政府による緊急の全国高層建築調査では、建て替えが必要な物は全体の7分の1、修理が必要な物は全体の5分の4に達し、韓国全体で実に98%の建物が何らかの欠陥を抱えていた事実が明らかになったという。

資金繰りが悪化して投げ売りされる双竜建設

何が言いたいかというと、1997年竣工、1998年開業のビルは、果たしてこの様な手抜きをされていなかったのか?と言うことだ。

そして、建設技術はともかく、無理な建設計画を続けた結果、赤字で倒産寸前になり、外国の投資家に買収される憂き目に遭う。

双竜建設、ドバイ投資庁に買収される

2015年01月30日16時57分

  韓国建設業界に中東投資家の「ラブコール」が相次いでいる。アラブ首長国連邦(UAE)の国富ファンドであるドバイ投資庁(ICD)とサウジアラビアの国富ファンドであるパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が相次いで韓国建設業者を買収したり持分買取に乗り出した。ICDは施工能力19位である双竜(サンヨン)建設を買収することを決め、29日に本契約を交わした。買収金額は2000億ウォン(約215億円)前後となる。ICDはアブダビ投資庁(ADIA)に続くUAEの2大国富ファンドで、運用資産が1600億ドルに達する。手続きが順調に終われば、ICDは3月頃ごろ双竜建設の新しい主人になる。中東資本が国内建設業者を買収するのは今回が初めてだ。

「中央日報」より

これは最近の記事だが、以前にもこんな事が。

大宇・双龍建設売却、ホットマネーによるM&Aに要注意

Posted December. 13, 2004 23:30

売却を進めている大宇(テウ)建設と双龍(サンニョン)建設もホットマネー(投機性資金)によるM&Aの可能性が濃厚だ。
建設産業研究院のペク・ソンジュン副研究委員は「建設会社は、工場もなく、装備も直接保有していないので、買い手の思惑によって見掛け倒しの売却になりかねない」と慎重な売却をすすめている。

「東亜日報」より

大掛かりな建築物を作る一方で、色々な所に売られたり買われたりしているのが、双竜建設という会社のようで。

資金繰りが厳しいのだろうね、きっと。それ故に手抜き工事も横行してしまうと、そんな感じなのだろうか?

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