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誰も知らない地下道とシンクホール

ビルディング
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引っ越し前のサイトで人気があったシリーズ 「ヤバイ韓国建築物」第四弾である。第四弾は、少し編集したシンクホールの話である。

そもそも「シンクホール」とは、 地下に空洞が発達し表層が崩落して生ずる陥没孔のことを指している。これが韓国では割と頻繁に発生するようなのだ。

シンクホール、道路に登場!

シンクホールは、ビルのせい?

手始めに、道路に登場したシンクホールの話。

第2ロッテワールドタワーは、韓国巨大企業のロッテが、国の威信をかけて建設したアジア最大のビルなのだが、その近くにシンクホールができたという話。

ソウル市内に危険なシンクホール…「6車線道路に巨大な水溜り」

2014年08月05日14時57分

ソウル松坡区石村洞の往復6車線道路にシンクホール(陥没穴)が出現した。

5日、SNSには石村洞にシンクホールができたというニュースが現場写真と共に急速に広がっている。 

中央日報より

この手のニュースは、とにかく写真を見た方が早い。

シンクホールの大きさは幅2.5m、長さ8m、深さ5m程度らしい。

引用記事では、第2ロッテワールドタワーとの関連が噂されていると指摘されているが、シンクホールが出現した石村洞はまさに第2ロッテワールドタワーが建設されようとしている場所だ。

無関係とする方が無理がある。

シンクホールが出来たとされるのは、人工湖である石村湖の真ん中を貫通する6車線の道路で、「石村駅」周辺というから、まさに第2ロッテワールドタワー付近だ。

原因究明はしない!

この後、原因究明を、というニュースが流れた。

[総合]ソウル市「石村駅シンクホールの原因究明、7〜10日かかります」

登録2014-08-05 21:07:13   |  修正2016-12-28 13:10:36

5日午後12時10分頃、第2ロッテワールド建設現場近くのソウル松坡区石村湖地下車道ジョンジョムブにシンクホール(地が急にすっぽり消える現象)が発生した中で、ソウル市は「正確な原因を究明するために、7〜10日かかると予想する」と述べた。

「NEWSIS」より

当然、調査に乗り出したハズなのだが、何故かさっさと穴を埋めてしまう。

恐ろしいことに、8月5日に「調査には7~10日かかる」という話をしていたにもかかわらず、5日のニュースの時点で既に埋め始めている。おい、調査はどうした?!

ソウル市は、通行車両の安全性と上水道管の破損など二次事故防止のため埋め戻し作業を通じた緊急修復を完了した状態だ。

今後瞳孔部分を再掘削し、下水ボックス外の調査と地下鉄工事の影響なども専門家と合同調査を行う予定である。 

「NEWSIS」より

日本なら取りあえず鉄板などで蓋をするところだが、まずは埋め戻して、時期を見て再掘削をする模様。そして……。

第2ロッテワールド低層階、来月の臨時オープン不許可

2014年07月18日09時47分 

~~略~~

これに対しロッテ関係者は「ソウル市が指摘した事項について相当部分の措置を終えたが、正式に補完通知がくれば早急に措置する」としつつも、シンクホール問題については「石村湖水は人工湖なので自然に蒸発する水もあり地下に入り込む量が突然多くなることもある。芳夷洞(バンイドン)一帯の多様な穴は、ロッテワールドとは無関係だということはすでに調査された」と反論している。

中央日報より

臨時オープンは見送られた。何か問題があったらしいね。

地下道が発見されるソウル

誰も知らない

ところで、こんなほほえましいニュースがあった。

【取材日記】100年前の下水管、誰も知らなかった=韓国

2014年09月01日10時47分

  2012年9月。ソウル中区南大門路(チュング・ナンデムンロ)の下水管整備工事現場で1910年に作られた下水管が発見された。直径1.8メートルで大人1人が腰を伸ばして立っても十分な規模だった。

「中央日報」より

なんでも、ソウルで未発見の下水管が発見されたそうなのだ。

色々発見されたねぇ。

下水管を囲む赤煉瓦の一部ははがれた状態だった。一日の車両通行量が数十万台に達する慢性渋滞道路の地下から大型下水管を発見した市庁関係者たちは驚いた。市は大々的な調査を実施してソウル広場の下からも190.9メートルに達する下水管を確認した。100年以上埋まっていたのに誰も知らなかった下水管が姿を現したのだ。 

中央日報より

さて、この下水管を発見した韓国人達はどうしたかというと……。

昨年5月、市はこうした事実を公開して文化財指定を推進すると明らかにした。「国内で最初に文化財に指定される地下施設であり下水道施設になるだろう」。「近代下水道技術が初めて世の中に知られたことで、韓国の土木技術史にとって重要な意味がある」。地下空間に対するソウル市の無知は、派手な広報文の間に隠れてしまった。下水管は7月、市の記念物に指定された。

中央日報より

まて!色々待て!

何も、韓国の歴史を否定するつもりは無いのだが、色々と調べてからの方が絶対良いぞ!だって、100年前だぜ?

思い出して欲しい韓国の歴史

外国人の僕が言うのもアレだが、韓国の歴史はかなり悲惨だ。そして、この時代に韓国に立派な建築技術があったか?というと何というか……。

  • 1886年 露朝密約事件
  • 1888年 露朝陸路通商条約
  • 1894年 甲午農民戦争勃発
  • 1895年 下関条約成立(棚ぼた独立を果たすぜ!)
  • 1896年 露館播遷
  • 1897年 日清戦争開始
  • 1904年 第一次日韓協約を結ぶ
  • 1905年 桂・タフト協定が結ばれる。外交権を失い、日本の保護国となる
  • 1906年 韓国統監府設置
  • 1907年 国債報償運動
  • 1909年 韓国統監府初代統監伊藤博文が暗殺される(併合反対派、殺害される)
  • 1910年 日韓併合条約を結び、日本に併合される(韓国側からお願いしてね)
  • 1919年 三・一独立運動(ただの暴動だったけどね)
  • 1920年 産米増殖計画が始まる(朝鮮内で米の自給自足を目指す)
  • 1929年 光州学生事件(日本人学生が朝鮮人学生に殴られたことから喧嘩勃発)
  • 1931年 朝鮮排華事件(朝鮮人による中華街襲撃事件)
  • 1934年 朝鮮農地令施行(小作人に土地を分け与える政策)
  • 1937年 白白教事件( カルト教団「白白教」によって314人が大量殺人された事件 )
  • 1941年 大東亜戦争勃発
  • 1942年 朝鮮語学会事件
  • 1944年 朝鮮徴兵令施行
  • 1945年ソビエト連邦軍が朝鮮半島東北部に侵攻
  • 1945年8月15日 第二次世界大戦で大日本帝国敗北
  • 1945年9月6日 朝鮮建国準備委員会が朝鮮人民共和国樹立を宣言
  • 1945年9月9日 朝鮮総督府が降伏文書に調印
  • 1945年9月11日 アメリカが在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁を宣布
  • 1946年 通化事件発生(日本人と朝鮮人が支那人に虐殺された事件)
  • 1947年 北朝鮮人民委員会樹立。
  • 1948年 済州島四・三事件が起こる。
  • 1948年 米ソ両国が、南北にそれぞれ自国の傀儡政権を立てる  ← 大韓民国建国(ただし、韓国はそれを否定)
  • 1950年6月25日 朝鮮戦争勃発。

色々抜けているが、こんな感じの歴史があって、2014年の100年前と言えば、日本が統治していた時代である。

先月、松坡区石村(ソンパグ・ソクチョン)の地下車道の下から発見された長さ80メートルの巨大空洞は、南大門路の下水管と似たような形だ。南大門路の下水管が整備工事の中で偶然発見されたように、石村の地下車道の空洞もやはりシンクホールを原因調査する過程で「運良く」発見した。清渓川(チョンゲチョン)覆蓋工事(1958年)以降に放置されてきたと推定される南大門路の下水管を探し出せていなければ、再び崩壊などの大型事故につながる可能性もあった。石村地下車道も変わらない。

 中央日報より

それが、シンクホールの調査をしていて偶然発見された下水管を喜び勇んで歴史的な記念物に指定されてしまったわけだが……。

1906年には韓国総督府が置かれていたので、どう頑張っても大韓帝国が主体で下水管を作った!という主張は苦しい。

文化財指定してしまった後で、大日本帝国の指導で作られた地下下水道施設なんて資料が日本の国会図書館辺りから出てきたら、もはや言い逃れが出来ないぞ?

調べたからの方が良かったのに!!

シンクホールとの絡みでも、他に地下道や下水管に類するものがあるかどうかを、資料として調査する意味はあるはずだ。でも、ソレをやらないのが韓国なのかもしれない。

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