盗んだ技術を売りさばく韓国、ADDより退職し機密データ持ち出し

お笑い韓国軍

少し前のニュースだが、結構大きな問題に波及しそうな感じになってきた。

[単独] ADD退職研究者、史上最大の武器技術移転した

作成 2020.04.26 20:12 修正2020.04.26 22:1272,027

今日(26日)SBSニュースは単独報道で開始します。国防科学研究所というところがあります。小さくはライフルからタンク、ミサイル、軍用機が、最近では、最先端の電子技術までの50年間、韓国軍が開発した各種の武器の技術が積まれているところです。ところが、ここで働いていた研究者が多ければ一人が何十万件まで退職し、この技術を許可なく引き出した疑いが捕捉になりました。軍と国家情報院、警察が合同捜査を開始しました。

「SBSニュース」より

このニュース自体にはあまり驚きを感じないのは、僕自身が既に韓国ニュースに「マヒ」しているからなんだろうね。

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国防科学研究所ADDは韓国国防部傘下の研究機関

大規模な技術流出

ニュースのタイトルが「技術移転」となっているが、許可なく技術の持ち出しをしたというからには、技術移転ではなく流出か漏洩である。多分誤訳の類なのだと思うが。

さておき、この事件、かなり大規模な技術持ち出しであったようだ。

軍と捜査機関は、ハイレベルの研究60人余りが機密を取り出しADDを去った疑いを持って、このうち特に、大量のデータを流出した20人の集中的に調査中です。

昨年9月に退職し、ソウルのある私立大学AI研究所の責任者としての地位を移したA研究員は「ドローンのような無人システムは、将来全またAIと関連するソースコードを、設計機密など防衛産業企業が大きな関心を示す重要な技術が含まれている研究資料68万件を大容量ポータブルストレージデバイスに入れて行ったことで見られる」と軍関係者は言いました。

個人が68万件も持ち出したという事だから只事ではないのだが、韓国でのこうした軍事絡みの不祥事はそれほど珍しくない。

というか、A研究員だけで68万件なのだから、他の研究員(大量のデータ流出は20人だと報じられている)の分を合わせると、膨大な量になるのではないか。

軍と警察は、兵器開発関連の機密資料を持ち出した後、研究所を辞めた研究員がいたとみている。捜査対象は20人程度で、中には数十万件の資料を流出させた疑いが持たれている人も含まれるとされる。

~~略~~

研究所を退職後、大学や防衛機器大手に再就職した人が多いようだ。疑われる元研究員の中には、今後の研究のため資料を出力、保存したにすぎず、私的利益が目的ではないと主張する人もいるとされる。

「聯合ニュース」より

日本語版のニュースでは内容がぼかされている印象は強いが、そう簡単な事件ではない。

KFX開発もADD主導

何が簡単ではないか、というと、今回の舞台となったADDのやっていた研究開発の内容が問題だ。ADDでは、みなさんご存じ韓国次期型戦闘機KFXはもとより、様々な研究開発をやっている。

過去に取り上げたニュースの中にはこんなものもあった。

時速10キロで移動 筋力増強ロボット開発へ=韓国軍

2016.11.28 14:36

韓国の防衛事業庁は28日、2020年までに200億ウォン(約19億円)を投じ、国防科学研究所(ADD)やLIGネックスワンと「複合任務用着用型筋力増強ロボット技術」を開発する計画を明らかにした。

「聯合ニュース」より

いわゆるパワードスーツと呼ばれる類のもので、当然民間でも需要の高い商品だ。これがどの程度ものになったのかはわからないが、軍事技術の民間流出はあまり歓迎できる話ではない。

韓国軍潜水艦「張保皐3」の頭脳 戦闘システムが完成間近

2017.10.10 10:46

韓国防衛事業庁は10日、3000トン級潜水艦「張保皐3」向けに開発中の戦闘システムが国防部の運用試験評価で性能を認められ、このほど「戦闘用適合」の暫定判定を受けたと明らかにした。潜水艦の戦闘システムは戦闘と航行関連の情報を統合処理するシステムで、兵器システムを運用する上で頭脳のような役割を担う。

防衛事業庁は国防部所管の国防科学研究所(ADD)や軍需企業と共に張保皐3戦闘システムの開発に取り組んできた。潜水艦に搭載する試作品が試験評価を通過すれば、最終的な戦闘用適合判定を受けることになる。

「聯合ニュース」より

更に潜水艦に関する技術に関してもADDが関与している。

これの何が問題かと言うと、どういった技術が流出しているかは今の所ハッキリしていないが、国際的に技術移転された内容まで漏洩している可能性があるという点だ。

例えばKFXであれば、多くの技術をアメリカから入手しているし、潜水艦であれば209型や214型はドイツからの技術移転、ヘリコプターならばKUH-1「スリオン」はフランスのヘアバスヘリコプターズ社からの技術移転と、いずれもADDが関与している。

ミサイルに関してもADDが関与していて、今の所、搭載できる兵器が決まっていないKFXが今後ミサイル選定するにあたってはこのニュースはかなりの不安材料となるだろう。

今後の武器調達にも影響か

こちらのニュースでは、今後の韓国軍の兵器輸入・輸出にも大きな影響を懸念している。

機密流出が「個人的逸脱」という国防科学研究所

記事入力2020.05.02。午後12:02

「研究の個人逸脱であっても自主的に技術の保護全過程を見て補完策を用意する。」

国防科学研究所(ADD)の元研究員の機密漏洩疑惑についてADDが先月27日、記者団に発表した冒頭の一部である。

~~略~~

技術協力、防衛産業輸出打撃の可能性ADDは、ロシア、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、オランダ、国際的な技術協力協議体を運営する。防衛事業青島米国、フランス、イギリス、イスラエル、インド、シンガポール、技術協議体を運営している。協力範囲も陸海空軍の分野の核心技術と無人戦闘システム技術、民軍兼用技術、エネルギー、情報通信分野まで様々である。技術協力課題も数十〜数百個に達する。 これらの国の政府は、年次総会のを介して、自国の研究機関や防衛産業企業が保有している技術をADDに知らせるなどの技術協力仲介をする。

~~略~~

機密を流出した元研究員が国内防衛産業企業に入ったことと関連し、韓国防衛産業企業が自分たちの技術を利用して新兵器を開発、海外市場での競争に出ることができないという懸念も多い。

「NAVER」より

そもそも国同士で兵器関連の技術移転を行う場合には、厳重な機密の管理ができることを条件に行われることが多い。

よって、それが守られなかったという事になると、「ごめんなさい」で済まされるかどうか。

韓国での技術流出疑惑に対する米国の見解は、2011年の夏と秋にかけて発生した「タイガーアイ」事件でよく表れている。

当時空軍はF- 15K戦闘機に搭載されている高性能センサーであるタイガーアイ維持のために、米国のタイガーアイを送ったが、米国企業が整備過程で封印が破壊されたことを発見した。問題の封印は、米国の武器を輸入した国が特別な装置の源泉技術を確保しようと装備を任意に破れ見ることを防ぐために納品当時つけたのだった。

「NAVER」より

実際に、韓国は既に何度かやらかしていて、タイガーアイ事件は結構有名である。ニュースでもそのことが指摘されているが、ブラックボックス化している技術に関して封印を破ってアクセスしてしまうというのは、本来あってはならないことである。

そして、このタイガーアイ事件にもADDが関与している可能性が指摘されていたが、今回はそこからの情報漏洩である。

こうした懸念は既に運用している兵器にも及ぶのではないかという観測も出ている。

実際FMSに導入されたF- 35Aステルス戦闘機は空軍内で「私たちの戦闘機当たる」という言葉が出るほど運用上の制約が少なくないことが分かった。すでに国内に搬入されたグローバルホーク無人偵察機や2020年代FMSに入るP- 8A海上哨戒機なども影響を受ける可能性がある。

「NAVER」より

というか、「影響を推し量ることも難しい」レベルで、ヤバイ案件なのである。それほどまでにクリティカルな話になってはいるが、海外の防衛産業でもすでに問題視されている様子。

このブログとしてもクリティカルな話だな。今後、お笑い韓国軍の記事が書けなくなるかと思うと、とても残念である。……残念である!え?残念そうじゃない?そんなことはないよ。

追記

さーて、きな臭い話が。

[取材ファイル] ADD機密流出事件のプライマーUAEハリファ大と牛歩捜査

作成 2020.05.03 10:17 修正2020.05.04 14:30

一昨日(1日)大田地方警察庁保安捜査隊が国防科学研究所ADDの退職研究Aさんの自宅やオフィスを家宅捜索しました。彼は退職前ADDの各種資料68万件を出力したり、ダウンロードした疑いを受けています。ADD機密流出事件の強制捜査の信号弾です。

~~略~~

実際、ハリファ大学付属研究所に転職したADDの退職研究員は資料の持出しが疑われている容疑者1人だけで無く、5~6人以上いる。今回の機密漏洩事件とは関係無く、ADDの退職研究員5~6人が2~3年前からハリファ大学付属研究所に転職し始めていた事が確認された。

「SBS NEWS」より

UAEのカリファ大学付属の研究所に就職ということらしいのだけれど、当然ながら情報漏洩先としてはかなり深刻な相手だ。

UAEといえば韓国が原発を売りつけた相手でもある。そして、その原発が上手いこと稼働しているかというと、3月にようやく燃料棒が入れられた状況である。

UAEバラカ原発1号機の燃料装填が完了 韓国の輸出第1号

記事一覧 2020.03.04 11:02

韓国が海外に輸出した初の原子力発電所であるアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発1号機が、運転開始に向けた燃料装填(そうてん)を完了した。バラカ原発事業を手掛ける韓国電力公社が4日、伝えた。

「聯合ニュース」より

何とか運転にこぎつけた状況だとはいえ、3年ほど遅れている状況にあるのだ。その遅延した分は損害賠償として支払う話になっていたが、支払ったという話は聞かない。

……あれー?

UAEハリファ大学は難なく誘導兵器のコア技術にアクセスできるようになりましハリファ大学は難なく誘導兵器の核心技術を入手出来るようになった。2.75インチ ロケットの独自開発は時間の問題と国内の防衛産業業界は見ている。他の兵器システムの研究開発専門家もハリファ大学に転職している。資料の流出が疑われる退職研究員が持出した技術は何か?が気になる。

「SBS NEWS」より

誰が手引をしたのかなぁ?

既に情報が渡った先はハッキリし、それを韓国政府は把握していたフシがある。むしろ主導した疑いすらあるのだ。

意外と大きな問題になりそうである。

追記2

コメントで教えて頂いたのだけれど、UAEに情報流出というのは結構ヤバい話になりそうだ。

ロシアと次世代型戦闘機開発 UAEで全工程、7~8年後配備 

2017.2.22 06:10

アラブ首長国連邦(UAE)はロシアと共同で次世代型戦闘機の開発に取り組むことが20日、分かった。7~8年後の配備を目指すという。

~~略~~

ロステックによると、共同開発機は第5世代の機能を有する見通しで、米ロッキード・マーチンの第5世代機「F35ライトニング2」や「F22ラプター」と同じカテゴリーだが、同等のステルス性能となるかどうかは不明。

「産経Biz」より

これで「F-35Aの技術なんかが流出していましたー」なんて話になると……。KFXの話は絶望的な気がしてきた。

コメント

  1. 韓国はパクるのが得意ですがパクられるのも得意ですね。
    こう言う話を聞けば思い出すのは、方向性電磁鋼板の技術流出事件ですね。
    推測ですがこの流出した機密の中には、日本由来の技術も何割かは含まれるのではかいかと思えてなりません。

    • パクるのが得意、パクられるのが得意というのは、即ちコピーが容易な分野でしか戦えないという事でもあるのでしょう。

      ……方向性電磁鋼板といえば、新日鉄(現日本製鉄)の話でしたね。
      ポスコと新日鉄の関係から言えば、技術が渡っても不思議が無いのですが、日本の技術流出対策が不十分であることを示す事案でもあります。そういう意味では、日本由来技術も含まれている可能性は十分考えられますね。

  2. 流出先のUAEですがロシアと次世代戦闘機の共同開発を計画しています
    ここに韓国からパクった技術を使うかもしれません
    だから韓国に技術移転した欧米は激オコなのです

    • UAEが組むのがロシアというのが、アメリカの逆鱗に触れることは言うまでも無いのでしょうが、タイミングとしては非常に不味い話ですよね。

  3. 木霊さん、おはようございます。

    二度の大戦を経て防衛機密、特に新兵器のスパイ合戦は冷戦期以降も各国が躍起になっているは続いているのですね。
    現在は従来からあるヒューミント情報に加えてサイバーテロによる情報盗みもありますから、その量は膨大でしょうしその質も比例して増えている状況なのかな。

    日本でもイージス艦の重要情報がヒューミントにより漏れたとか事件もあったし、アメリカが最重要機密譲渡に警戒感を強め自衛官(技官レベル)の管理にまだ不信感を持っていると思います。

    >ニュースのタイトルが「技術移転」となっているが、許可なく技術の持ち出しをしたというからには、技術移転ではなく流出か漏洩である。

    想像するに元々使えない・陳腐化している技術が大半なんでしょうけど、問題はヒューミント(=事案によってはスパイ罪で重罪のはず)による漏洩が膨大であり、それをADDを辞めたからと放置状態な事じゃないでしょうか。
    ADDの管理規定=守秘義務がザル状態である事を証明していると言っていいでしょう。
    つまり、今後も続くって事。

    >これの何が問題かと言うと、どういった技術が流出しているかは今の所ハッキリしていないが、国際的に技術移転された内容まで漏洩している可能性があるという点だ。
    >例えばKFXであれば、多くの技術をアメリカから入手しているし、潜水艦であれば209型や214型はドイツからの技術移転、ヘリコプターならばKUH-1「スリオン」はフランスのヘアバスヘリコプターズ社からの技術移転と、いずれもADDが関与している。

    南朝鮮政府に目に見える形で厳しい懲罰・制裁を課さないと、一時的にでも防ぐ手段はないと思いますが、最も情報を盗まれた恐れのあるアメリカが動かないとね。
    とはいえ、アメリカも情報流出は予想した上で、最初からモンキーモデルを高額で売りさばくビジネスを確立しているのかも...。

    • 歴史的にも戦争における「情報戦」というのは非常に重要な位置を占めるわけですが、何も戦争の形態は弾をドンパチ撃つのだけに限るわけではなく、現代では更に多様化してきていますから、情報戦の位置づけは更に重くなっている気がします。
      そして、日本は常にそれを軽視しがちであると……。

      韓国もそういう意味では情報の価値について、軽視ししているのかもしれません。

  4.  支那朝鮮人にどんなに厳しい懲罰・制裁を課しても無駄、背任横領泥棒横流しでしか生き延びられない人種だから。
     

    • 歴史的に哀しい宿命を背負ったのが、朝鮮半島ですからねぇ。

      日本は正しく朝鮮半島を理解すべきでしょう。

  5.  大韓民国の会社がインドに作った工場から毒ガスをばらまいて
    5キロ先までインド人が死屍累々とのこと。
     これも横領背任横流し泥棒人種が、超先端技術人種からパクってうわべも真似られないグズだから
     基本がないから、うわべだけの劣化工場を作ってばかり。
     だから毒ガスをばらまくこととなる。

     理系の初期技術をいじくり回して誰もやっていないことに成功しても理系の技術は複雑化する。
     一瞬でもう無理と諦めた。←馬鹿(団塊)
     この程度を感じる頭すらない大韓民国人種が作った何処もかしこも劣化しまくり工場だから大量殺戮を繰り返けしては、何度も何度も殺しまくる んじゃないでしょうか。
     

    • 大変な騒ぎになっているようですね、これ。

      韓国では国内でも似たような事をやらかしましたが、外国でも……。