答え合わせをいただきました。
中国、NATO日本事務所に反発 「歴史の教訓くみ取れ」
2023/5/12 23:50
中国外務省の汪文斌報道官は12日の記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)が日本に連絡事務所開設を検討していることについて「日本が真剣に歴史の教訓をくみ取って、地域の国家間の相互信頼や、平和と安定を損なうことをしないよう求める」と反発した。
産経新聞より
相変わらず、堪え性のない。
支那は何を恐れているのか
戦狼外交
これ、先日の記事の続報である。
日本に置くのは連絡事務所だ。NATOの連絡事務所が置かれたところで、日本がNATOに参加するという話になったわけではない。
汪氏は、アジア太平洋地域はNATOの地理的範囲には入っておらず、アジア版NATO創設も必要ないとした上で「NATOはアジア太平洋国家との関係を強化し、地域に干渉し続けている」と批判した。
産経新聞より
それなのに、なにか「アジア版NATO創設も必要ない」とか言い出す始末。なんなのこの戦狼外交は。ただ、なんか子犬がキャンキャン吠えているような印象が強い。
ロシアに似た反応
しかし、支那がなぜNATOを警戒するのか?というのは腑に落ちない。が、思い出してみると、ロシアもウクライナがNATOに加盟することを反対していた経緯があった。
中国、NATOのアジア「東方拡大」警戒 日本拠点開設報道で
2023年5月4日7:09 午後
中国外務省は4日、北大西洋条約機構(NATO)が日本に事務所を開設するとの報道を受け、NATOの「東方拡大」に「高度の警戒」が必要との見解を示した。
4日付の日本経済新聞は、日本政府とNATOの各関係者の話として、サイバー防衛などの分野で日本と協力を深め、2024年中に東京に連絡事務所を開設すると報じた。NATOは日本のほか、韓国やオーストラリアをインド太平洋地域のパートナーと位置付けるという。
ロイターより
支那も似たようなロシアと感覚なのかもしれない。
この記事では、支那がNATOの東方への勢力拡大を懸念していると書かれているが、何故、「NATOがアジア太平洋で東方拡大を進めると、地域の問題に干渉して、地域の平和と安定の破壊を試み、ブロック対立する」のか理解できない。
なにか、ヤクザの縄張り争いに似ている気がするな。
コメント
台湾を武力併合したい支那は、今のロシアに自国を重ね合わせ、侵略国が集団安全保障システムにボコられる現実を苦々しく観ているのだろうね。特に、米国が絡む場合ね。
まぁ、これもいつもの”支那の遠吠え”。支那は、承認欲求の強いカマッテチャンだ。
893のほうが、もう少し論理的だと思うけど、本質のところは似た者同士か。
効いてる、効いてる。
効いている証拠としては分かりやすいですね。
取りあえずは口にしないと気が済まないのでしょう。
そして、国内向けの報道という意味では、正しい戦略なのだと思いますよ。
ただ、国際社会との連携を模索するのであれば、悪手。彼らもぎりぎりの判断をしているのでしょうね。