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白昼堂々とテロ活動で岸田氏を狙う容疑者が威力業務妨害?!

政治
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安倍晋三襲撃事件でマスコミは犯人をヒーローのように持ち上げた。それがこのような形でツケを支払わされる結果になったわけだ。

岸田首相の応援演説会場で爆発物 威力業務妨害疑い男性逮捕 和歌山

4/15(土) 11:54配信

15日午前11時半ごろ、和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田文雄首相が衆院和歌山1区補選の応援演説会場を訪れた際、何者かが筒状の物を投げ込んだ。筒は間もなく爆発し、白い煙が上がったが、首相は避難して無事だった。居合わせた人も逃げてけが人はいないとみられる。和歌山県警は、聴衆の中にいて取り押さえられた男性1人を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。

Yahooニュースより

何故、安倍晋三襲撃事件を単独犯による犯行と決めつけて捜査してしまったのか。今回、岸田氏は暗殺未遂で済んだが、一歩間違えれば大惨事につながりかねない。

テロリストを取り締まる法律を!

パイプ爆弾か?

犯行に用いられた武器が何だったのかは今の所分かっていないが、「爆発音」と「白煙」、そして「爆発」を目撃したことから考えると、使われたのは簡易な構造のパイプ爆弾だったのではないかと思われる。これに関しては続報を待ちたい。

岸田首相の応援演説会場で爆発物 威力業務妨害疑い男性逮捕 和歌山

2023/4/15 11:53(最終更新 4/15 13:19)

15日午前11時半ごろ、和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田文雄首相が衆院和歌山1区補選の応援演説会場を訪れた際、何者かが筒状の物を投げ込んだ。筒は間もなく爆発し、白い煙が上がったが、首相は避難して無事だった。居合わせた人も逃げてけが人はいないとみられる。和歌山県警は、聴衆の中にいて取り押さえられた男性1人を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。

毎日新聞より

流石に奈良県警のような失態を犯さず、犯人は取り押さえられたようだ。しかし、これは犯人が稚拙な行動をしたから、ということであって、和歌山県警が優秀だったからという事ではないだろう。

実際に、取り押さえたのは聴衆で、SPが動いて対処したという感じではない。

関係する記事も書いたので良かったら読んで頂きたい。さておき、この動画はなかなか衝撃的だった。

物騒な世の中になったものである。

岸田氏は演説を続けた

しかしそれにしても、その後も演説を続けた岸田氏、胆力があったと評価すべきか、事態を軽視していたと非難すべきか、少々迷う。

岸田首相はこの日午前、自民党公認候補の応援演説に訪れた。爆発物が投げ込まれたのは首相の演説直前で、演説は中止された。首相は会場を車で離れ、県警本部に移動。その後、JR和歌山駅前での演説は、予定通り実施した。首相は「皆さんにご心配おかけした。いま私たちの国にとって大切な選挙をしている。最後までやり通さなければならない」と述べた。

Yahooニュースより

言っていることはカッコいいようにも思えるが、その実、万が一のことが起こったらだれが責任をとれるのか、という話になる。

そして、安倍晋三が暗殺され、そのことを全く反省できていないこの国の体制にも困ったものだ。県警頼みにするのではなく、国家警察という仕組みを導入して警備すべき段階に来ているのではないか。

威力業務妨害

ところで、犯人は何で逮捕されたかと言えば、威力業務妨害である。意味が良く分からないのだが、恐らく演説をしていた漁港で犯行に及んだため、漁業を妨害することになったという理解なんだと思う。

しかし、演説中に爆弾を所持していたのだから、テロ等準備罪、爆発物使用罪、爆発物使用未遂罪、爆発物使用予備罪などの適用があって然るべきだと思う。現場に爆弾を所持して実行に移したのだから、目的が冠水できなかったとしても立派なテロリストだ。

威力業務妨害罪の刑罰は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」である。テロ等準備罪が適用されれば、刑罰は最高刑が死刑とかなり重い。が、このテロ等準備罪は、二人以上でテロを計画していないと適用できない法体系になっているので、今回のケースが単独犯であれば当てはまらない。

警察庁組織令第三十九条では、テロリズムの定義として、「テロリズム(広く恐怖又は不安を抱かせることによりその目的を達成することを意図して行われる政治上その他の主義主張に基づく暴力主義的破壊活動をいう。)」と規定されているにも関わらず、実は日本では単独犯を逮捕するような法体系になっていないのだ、残念なことに。

今回は爆発物使用罪などの適用も考えられるが、そうなると刑罰は死刑、無期若しくは7年以上の懲役または禁錮という事になっていて、威力業務妨害と比べて格段に罪は重くなる。

テロリストに断固たる対応をするためにも、威力業務妨害で終わらせてはいけない。

聴衆の女性「怖かった」 岸田首相に発煙筒?混乱の現場で何が

2023/4/15 12:40

衆院和歌山1区補欠選挙応援の街頭演説前に岸田文雄首相らに発煙筒のようなものが投げ込まれた事件。大混乱に陥った現場にいた女性は「怖かった」と声をふるわせた。

~~略~~

この混乱時に、現場周辺では大きな爆発音も1回鳴り響いた。

産経新聞より

ただ、今回の騒ぎで用いられたのが「爆弾」ではなく「発煙筒だ」という報道もあるようで、警察が威力業務妨害で立件する背景には、そういったケースも想定しているのかもしれない。

犯人が所持していたものが、殺傷能力のある爆弾であったことを確認できれば、恐らくは再逮捕という流れになるはずだ。

……発煙筒は爆発音を出さないんだけど、どういう事なんだろうね。

追記

追加情報が出てきた。

爆発物は「パイプ爆弾」か 自作も可能、ネットに情報も

2023/4/15 19:09

衆院和歌山1区補欠選挙応援で、和歌山市の雑賀崎漁港を訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物のようなものが投げ込まれた事件で、現場で爆発した物体は形状などから、手製された「パイプ爆弾」の可能性が浮上している。「素材は容易に入手でき自作も難しくない」と専門家。悪用を防ぐには限界があると指摘する。

産経新聞より

追加情報としてはしょぼい内容だった。鉄パイプ爆弾だったことは、動画見たらすぐに分かったハズ。あれを発煙筒というのはやっぱりオカシイ。

今回の事件では、投げつけから爆発までに時間差があった。「無線により手元のスイッチなどで発火させたのでは」(津田氏)。おもちゃのラジコンカーなどに使われるリモコンの仕組みを流用すれば、遠隔操作もさほど難しくないとするが、ライターなどで着火した可能性も捨てきれない。

産経新聞より

……鉄パイプ爆弾で、リモコンスイッチ?

バカも休み休み言えよ。まあ、そのうち詳しいことは分かるんだろうけれど。

追記2

また、火薬自作か?

岸田首相襲撃、容疑者の自宅から火薬のような粉末など押収…爆発物を自作した可能性

2023/04/16 21:58

岸田首相が応援演説に訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された〇〇容疑者(24)の自宅から鋼管や工具類、火薬のような粉末を和歌山県警が押収したことがわかった。県警はこれらを使って、爆発物を自作した可能性があるとみて捜査している。

注:本ブログでは捜査中のテロリストの名前は引用しない方針なので伏字にしてあります。

讀賣新聞より

模倣犯か。

火薬を作ることはさほど難しいことではないし、パイプ爆弾の自作だって容易だ。しかし、それにしたって、模倣犯の登場にため息が出るな。一人二人ではあるまい。

コメント

  1. アバター けつあな民 より:

    やはりマスゴミと官僚は知能に深刻な障害を抱えているようですね。
    テロを取り締まる為の法律が存在せずにだらだらとしているのだから。
    日本の歴史においてテロや暗殺が存在しなかったのはごく短い期間でしかないという歴史的事実すら理解できないとは。
    関係ない話ですが竹中平蔵は安部元首相が暗殺されて以降表に出なくなりましたね。
    死んだ方が良い人間は須らく逃げ足だけは早いですね。

    • nekodama nekodama より:

      今回のことは不幸中の幸いであったと思いますが、安倍晋三という人物を犠牲にしてなお、システムの改善が出来なかったのは残念でなりません。
      テロリストとして取り締まれなくとも、威力業務妨害で逮捕というのはいただけません。
      容疑の切り替えは行われると思いますが、今回の行為に対しても既に擁護論が出ているようですね。

  2. アバター 砂漠の男 より:

    首相暗殺未遂?が発覚して“威力業務妨害”罪とは、
    日本の病み(闇)具合を端的に表しているね。
    しかも犯人を取り押さえた人が、一般の聴衆とは…???
    日本の警察力も地に墜ちたということか。

    一昨日の郵便局強盗の捕り物(福島)では、二人の局員がさすまた
    とロープで強盗犯を捕縛し、訓練の成果を見せた快挙だったが。

    警察がなめられると犯罪が増えそうだ。

    • nekodama nekodama より:

      そもそも県警に警備を依頼という体制に問題があると思いますし、選挙のやり方にしても要人警護の在り方は見直されていなければなりませんでした。
      これで、岸田氏の命が奪われていたら、政治家はどう責任を取るつもりなんでしょうね。
      国民はもっとこのことを真剣に訴えていくべきだと思います。自分たちが国政に送り込んだ代表者を殺されるなんてことがあってはならないと思います。

  3. アバター 七面鳥 より:

    こんにちは。

    ネットでは、「テロリストには何も与えるな、名前もだ」派と、「テロは否定するがそこに至った事情を云々」派で二分されている感じですね。
    当方はもちろん「バイバイテロリスト…この世の中が嫌いなら二度とあの世から出てくるな!」派です。

    安倍元総理殺害犯をちやほやしたツケ、と言いきって良いかどうかは疑問もありますが、いずれにしろテロとスパイに関する厳重な法秩序の確立が急がれる、というかとっとと国会通せと。
    「次の戦争の準備期間」のうちに。

    • 木霊 木霊 より:

      色々な考え方はあるのですが、お涙ちょうだいの報道をして、「世の中を変えなければ!」という風潮を作り、実際に色々な対策がなされた。
      安倍晋三という人物を一人のテロリストが暗殺し、その結果、統一教会などの宗教法人に対する締め付けが厳しくなったとう構図になってしまいました。
      これ、テロリストの「目的」である「世の中を変える」ということを実現しちゃってますよね。
      どうあってもテロリストに利するような世の中であってはいけないと思います。マスコミに果たしてその認識があるんですかね。

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