いいぞ、もっとやれ!
「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える
2023年2月9日(木)
「朝日」8日付社説は、日本共産党が、党規約に違反して党攻撃と分派活動を行った松竹伸幸氏を除名したことについて、「国民遠ざける異論封じ」などと攻撃しています。そして、日本共産党が党員の直接選挙による党首選を行っていないことに対して、「党の特異性を示す」などと非難しています。これらは、日本共産党に対する攻撃にとどまらず、日本国憲法第21条が保障した「結社の自由」に対する乱暴な攻撃として、絶対に見過ごすことはできません。
しんぶん赤旗より
しんぶん赤旗が顔を真赤にして反撃しているのは、なかなかに興味深い光景である。
しんぶん赤旗の論旨
結社の自由
さーて、「結社の自由」などを振りかざす団体が現れるとは思ってもみなかったのだが、しんぶん赤旗は、憲法21条に規定される「結社の自由」を掲げて反論している。
第二十一条
日本国憲法より
- 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
- 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
実は、憲法21条は新聞が大好きな「表現の自由」を規定する条文でもある。文字通り、集会、結社の自由を保証することを約束した条文ではあるのだが、当然無制限に自由が認められているわけではない。
過去の判例などに鑑み、破壊活動防止法などが合憲的に認められるのであるから、すなわち公共の福祉や公序良俗に反するような暴力的で破壊的な結社については解散が認められる。すなわち、制限はあるとの見解なのだ。
尤も、オウム真理教ですら即時解散とはならず、観察処分で済ませてしまったのだから、その適用のハードルは総じて高いものだと推察されるが、個人的には蓋然性が認められるのであれば犠牲者を出す前に解散できる程度の運用をすべきではないかと考えている。
ともあれ、赤旗が持ち出した「結社の自由」というのは、かなり強固に守られるべき権利だという認識で良いだろう。
乱暴な攻撃
さて、しんぶん赤旗が持ち出しているロジックだが、朝日新聞の社説が「日本国憲法と民主主義に対する乱暴な攻撃」にあたるという。
強い憂慮とともに指摘しなければならないのは、「大手新聞」をなのる全国紙が、その社説で、公党に対してこのような攻撃を行うということは、日本国憲法第21条が保障した「結社の自由」に対する乱暴な侵害であり、攻撃であるということです。
しんぶん赤旗「「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える」より
ふーん、しかし、表現の自由も又、憲法21条に規定されているんですがね。
朝日新聞の社説における論調が、公党への攻撃か。自民党には常にこれ以上の攻撃をしている朝日新聞社に対して随分と身内に対する攻撃には厳しい反論をするものだねぇ。
朝日新聞に限らず、特に故人となってしまった安倍晋三に対する苛烈な攻撃は、ややもすれば人格すら否定する論調であった。それはしんぶん赤旗とて同じ穴の狢である。
個人攻撃はOKでも、自分への攻撃は憲法違反とは、なんとも都合が良い話ですな。まあ、ここではどんな卑劣な手口だったかに関する話をしても仕方がないのでやらないが。
松竹氏への攻撃
なお、しんぶん赤旗は、同時に党員であった松竹氏にも苛烈な攻撃を加えている。
松竹氏は、「言論・出版の自由」を盾に、自らの党攻撃を正当化しようとしています。しかし、松竹氏は、自由な意思で、綱領と規約を認めて入党したのです。そうである以上、「自己の権利や自由に一定の制約を受けることがあることもまた当然」であり、「言論・出版の自由」を盾に、党攻撃を合理化することはできません。
また、日本共産党が、「政党の存立及び組織の秩序維持」のために、松竹氏の党攻撃に対して除名処分を行ったことをもって、「異論を許さぬ強権体質」と攻撃することは、政党の自主性・自律性に対する重大な侵害と言わねばなりません。
しんぶん赤旗「「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える」より
なるほど、結社の自由をもって表現の自由は制限されると。その根拠としているのが日本共産党袴田事件の最高裁判決である。
この袴田事件も、日本共産党員であった袴田里見が、当規律違反(党外からの党攻撃)を理由に除名処分をうけた。が、袴田里見は、以前から党所有の家屋に居住しており、この除名処分を不服として居住を続けたため、党が家屋の明け渡しを求めて提訴。最高裁まで争う事になった事案である。
1988年12月20日の最高裁判決は、「結社の自由」について次のように判示しています。
「(結社の自由とは)各人に対して、政党を結成し、又は政党に加入し、若しくはそれから脱退する自由を保障するとともに、政党に対しては、高度の自主性と自律性を与えて自主的に組織運営をなしうる自由を保障しなければならない。他方、右のような政党の性質、目的からすると、自由な意思によって政党を結成し、あるいはそれに加入した以上、党員が政党の存立及び組織の秩序維持のために、自己の権利や自由に一定の制約を受けることがあることもまた当然である」
しんぶん赤旗「「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える」より
最高裁の判例としては、確かにしんぶん赤旗の言う通りだが、その前提として「政党が党員に対してした処分が一般市民法秩序と直接の関係を有しない内部的問題にとどまる限り、裁判所の審判権は及ばない」として、袴田里見の上告を棄却したので、除名処分は成立した格好になった。
つまり、裁判所は「知らんがな」「内輪揉めは勝手にやってくれ」とした上で、手続きに違法性はないから棄却したということだね。
まあ、ざっくり言えば、しんぶん赤旗は「結社の自由」によって「表現の自由」は制限され得ると、そのように言いたいんだね。
朝日新聞の社説のロジック
異論封じ
さて、一方だけを紹介するのはフェアじゃないので、朝日新聞の問題となった社説も引用しておこう。
(社説)共産党員の除名 国民遠ざける異論封じ
2023年2月8日 5時00分
党勢回復に向け、党首公選を訴えた党員を、なぜ除名しなければいけないのか。異論を排除するつもりはなく、党への「攻撃」が許されないのだと言うが、納得する人がどれほどいよう。かねて指摘される党の閉鎖性を一層印象づけ、幅広い国民からの支持を遠ざけるだけだ。
朝日新聞より
全文引用はしないが、要するに「言論の自由」を尊重しろという話だ。松竹氏排除は言論の自由の封殺に通じ、その結果、日本共産党から人心は更に離れるぞと。
いやはや全くその通りである。
委員長は現在、2、3年に1度開かれる党大会で選出された中央委員会が決めることになっている。松竹氏は、開かれた党首選を行うことで、「異論を許さない怖い政党」という国民の見方が変わり、共産党を含む野党共闘への不安感も和らぐのではないかと指摘。他の野党が懸念する安保・防衛政策についても、その機会に議論を深めることができるとした。
朝日新聞も昨年7月、共産党の結党100年にあたっての社説で、多様性を重視する若い世代をひきつけるには、「誤りを認めない無謬(むびゅう)主義や閉鎖的な体質から脱却する必要がある」として、党首選が「党を開く改革」になると主張した。
朝日新聞「社説」より
言っていることは真っ当だと思うのだが、しかしここの論理は少々甘い様には思う。
「変革しないと時代から取り残されるぞ」とは、それは事実その通りなのではあるが、異論を採用するか排除するかは日本共産党の裁量に任される部分が大きい。「結社の自由」と大上段に構える必要はないのだが、外野から攻撃される謂れもない。
言ってしまえば、カビの生えた社説を大事に抱える朝日新聞にもブーメランとして帰ってくる言説なのだから。
おそらく、朝日新聞としては日本共産党に少なからずシンパシーを感じているが故に、「改善を」という提案をしたくらいのつもりだったのだろう。が、日本共産党側はそうは捉えなかった。
何であれ、党内部のことは党員にしかわからない世界なのである。外部のロジックを日本共産党内部に取り込めというのは、余計なお世話と感じたのだろう。
一方で、異論を排除する姿勢というのはまさにその通りなのだから、そこは日本共産党として甘んじて受け容れるべき批判だろう。
党規約の適否
その上で、こんな風に言及している。
もっとも、今回の除名は党首公選など主張の中身ではなく、「党に敵対する行為はおこなわない」「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」などの党規約に背く「重大な規律違反」が理由とされる。
小池晃書記局長は「共産党は意見を言う自由は認められている。問題は党の中で述べることなしに、突然攻撃してきたことが重要」と語った。しかし、党のあり方を真剣に考えての問題提起を、一方的に断罪するようなやり方は、異論を許さぬ強権体質としか映るまい。
朝日新聞「社説」より
この指摘は確かにそうで、日本共産党は除名処分の原因は手続き論だと片付けている。しかし、手続きを間違えただけで除名という重い処分をしたことこそが問題だとは思うんだが。
そして、「突然攻撃してきた」というが、実のところそんなことはないのだ。
問題とされた書籍は令和5年1月発行となっていて、確かにこれだけだと「突然攻撃」のように映るかもしれないが、実際には自分のブログなどにも書いている。

これが2021年11月19日の日付となっているし、翌年にはこんな記事も書いている。

この程度では日本共産党幹部の目に止まらなかったのかもしれないが、本を出版した上に記者会見をぶち上げちゃった。その結果の除名処分である。
党内で、正式な手続きに則って松竹氏が上申しなかったとも思えないわけだが、その辺りの異論を潰してきたからこそ、外部からの告発めいた記者会見になったのかもしれない。しかし、帯封には内田樹氏のコメント付きとは、サヨク界隈も派閥争いで忙しいな。
どちらが正しいかに興味はないが
言論の自由か結社の自由か
というわけで、日本共産党の主張が正しいのか、松竹氏、或いは朝日新聞の言い分が正しいのかは、はっきり言って更に外から見ている僕にとっては判断しようもない。割とどうでもイイことだしね。
ではなぜこんな記事を書いたかと言えば、「結社の自由」と「言論の自由」が対立する構造になっていることに興味を覚えたからだ。
果たしてどちらが優先されるべきなのか?
日本共産党の主張する「結社の自由」は日本においても、歴史的経緯から強固に保護される状況になっており、あの多数の人を殺したオウム真理教ですら、破防法の適用(つまり結社の自由の例外適用)はなかった。
しかし、現実に即して考えれば、日本国民の生命と財産を守る観点から、結社の自由はもっと制限されても良い様に思う。
一方で朝日新聞の振りかざす「言論の自由」、更に言えば日本共産党の実態を知らしめる「知る権利」に関しては、こちらも濫用気味な現状に違和感を覚えつつ、朝日新聞の社説程度の事であれば許容される範囲であると思われる。
なお、言論の自由の限界は、憲法第13条の「公共の福祉」による制限を受けることだとされるのが一般的な解釈である。
正直、日本共産党側の主張に少々無理がある気がしていて、朝日新聞の行使した「言論の自由」は日本共産党の「結社の自由」を直接損なうことはないから、間接的にそうなったとしても朝日新聞側に軍配が上がるのではないか?と、そう感じた。
この話は別に正解のある話ではないので、皆様がどのように感じられたのか?というレベルで結論としたいと思う。
ただ、「イイゾモットヤレ」と野次馬的な発言を書いたが、コレは本音であり、突き詰めても良い話なのだと思う。できれば訴訟を起こして、最高裁判例が出るところまでやって欲しい。
追記
コメント頂いて、「そういえば、党規約見ていなかったな」と。
第三条 党は、党員の自発的な意思によって結ばれた自由な結社であり、民主集中制を組織の原則とする。その基本は、つぎのとおりである。
(一) 党の意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。
(二) 決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である。
(三) すべての指導機関は、選挙によってつくられる。
(四) 党内に派閥・分派はつくらない。
(五) 意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。第四条 十八歳以上の日本国民で、党の綱領と規約を認める人は党員となることができる。党員は、党の組織にくわわって活動し、規定の党費を納める。
第五条 党員の権利と義務は、つぎのとおりである。
(一) 市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす。
(二) 党の統一と団結に努力し、党に敵対する行為はおこなわない。
(三) 党内で選挙し、選挙される権利がある。
(四) 党の会議で、党の政策、方針について討論し、提案することができる。
(五) 党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。
(六) 党の会議で、党のいかなる組織や個人にたいしても批判することができる。また、中央委員会にいたるどの機関にたいしても、質問し、意見をのべ、回答をもとめることができる。
(七) 党大会、中央委員会の決定をすみやかに読了し、党の綱領路線と科学的社会主義の理論の学習につとめる。
(八) 党の内部問題は、党内で解決する。
(九) 党歴や部署のいかんにかかわらず、党の規約をまもる。
(十) 自分にたいして処分の決定がなされる場合には、その会議に出席し、意見をのべることができる。注:赤、緑の強調部分は当ブログにて
日本共産党規約より
なる程興味深い。
緑色で強調したところは日本共産党側の立場に関連するところで、赤色で強調したところが除名された松竹氏に関係するところだ。
党規約をしっかりと解釈していけば、松竹氏の立場の方が不利っぽいな。
この事は恐らく、「結社の自由」の範囲内で解決しうることで、しかし一方で、朝日新聞への反論は少々的ハズレと言わざるを得ない。松竹氏も、除名されたのだから、外部からの働きかけというのはこの規約を読む限りOKという事になろう。メディアを上手いこと味方に付ければ、戦い様はありそうだ。
コメント
ちょいと調べてみましたら、党規約の第3条の5項に、
5、意見の違いの為に組織的に排除してはならない てなのがありまして。
そもそも共産党、自分らの規約に反しているじやん🤣🤣🤣
まぁパヨクってのはこんなもんです🤣
そこは木霊様的な問題意識でなく、どんどんやって赤旗も朝日も読者に見捨てられてくれれば、私しゃメシウマだから、でんでん構わないって話であります!
彼らの唱える民主集中制って何?
それ旧ソ連のプロレタリア独裁と変わらないと想うですが。違うかな?
だいたい議会民主主義国家で、一党のトップが23年も居座る事じたい、民主的ではない想うですが? そこに矛盾を感じない人たちの集まりなのかな??
だいたい赤旗は、拉致問題を独自調査していた敏腕記者をクビにした過去があり、その時の主張が「間違っていた事」について、未だに国民はおろか、党員にも謝罪してませんね??
私はアカは嫌いだけど、共産党というのは間違っていても、それなりにブレない主張するので、敵ながら天晴と感じる部分はあったのですよ。でも、政治資金の流れの浄化とかで、献金を禁じるお触れを出しましたよね。志位さんは!
バカかと思った! 共産党に多額の政治献金する大企業など存在しないのですから、それは党員に負担を強いるに決まってる! 現に50万人いた党員は30万人へ激減してますよね?
そんだけ現役世代に受け入れられてない証拠ですよ。党内改革として、他メディアを用いても党首の公選を主張した人がいるのは、頭でっかちのレッドにも、きちんと現状把握する人がいた証拠ですが。それを切って捨てるんだから、彼らは「自らの過ちを認める度量の無い集団」とみなされても仕方ないですな。
ま、共産党が消滅しようと、別に構わないですけれどね。今はネットがあるから、彼らのように「異議提出する存在」は別に政党でなくても良い!
対案を出さずに異論ばかり唱える奴らは嫌いですが、その異論が日本に必要な時もあると、黙認してきたんですが、今回の事で、こいつらが政権を取ると、
将軍様とか首領様とかが出てくるだけな事が解った気がします。
日本共産党における「民主集中制」は、反対政党の存在、個人による組織批判も許さないプロレタリアート独裁のための制度ですから、ご指摘の通りでしょう。
「民主」と名前を付けても、結局の所は独裁者に都合の良いシステムであるという本質には違いありません。
そして、志位氏は今の地位に固執するあまり批判を許さない党体制を構築しています。
集金システムとしてのしんぶん赤旗は、これを批判することはありません。
結局の所、共産主義の向かう方向というのは、一緒と言うことでしょうね。
ありがとうございました。
追記させていただきました。
木霊さま 皆さま こんばんは
1.新聞社との憲法基本権を論旨とした争い
我々外野としちゃ
「中小企業のワンマン社長が気に入らない役員を排除した」「へ~」
ぐらいで多分法的にもの問題ないくだらない他人事ですよね?
2.ただ政治結社・公党としては共産党は自ら墓穴を掘った。
松竹氏の当初の主張のひとつ
「共産党って異論を認めないコワイ政党って思われてるかも?私がそうじゃないと風穴を開ける提案をしたいと思います」
「問答無用!除名!」
「共産党ってコワイ政党であることを証明してしまいました」
あちこちで言われているけどこれだけのハナシ
なのですが、不思議なのが
3,同じアナのムジナのはずのマスゴミがいつも通り
「報道しない自由」を行使するどころか何故「挑発するのか?」
うろ覚えですが、確か日本共産党は不思議と反中ソ(ロシア)、で最近のコラボ、ナニカグループ問題で判ってきたのが
ナニカグループA(コラボ・赤い羽根・小池・共産党・etc) — 正義連・北朝鮮系
ナニカグルーくB(マスゴミ・??) — シナ系
の争いなんだろうか?
それともさすがにコラボ問題、隠しきれなくなったマスゴミ、別に公金チューチューしなくても経済的には困らない集団なので、良識働かせ始めた、、だったら良いのだけどなあ。
あ、それともマスゴミは こら共産党!日和って、コラボ・ナニカグループのこと口を割るんじゃねぇぞ! と脅しをかけてるのだろうか?だとしたら最悪で凹む
日本共産党と松竹氏の話に関しては、まさに「中小企業のワンマン社長が、気に入らない社員をクビに」という表現で良いと思います。
正直、どちらの主張のにも大した違いはありません。
クビを切られた松竹氏も、共産主義を否定するつもりは無さそうですし。
マスコミはどうか?というと、志位氏の肩を持つのではなく、松竹氏の肩を持つ感じになってはいますが、トーンは弱いですねぇ。
今回の記事は、非常に過保護になっている「結社の自由」が揺らぐのでは?という所に興味を覚えたので、書いてみました。
マスコミの良識は、期待出来なさそうですよ。
こんにちは。
左翼って、
1.自分達の理想(たいがいは、好き勝手出来るお花畑)を阻む何かを主敵と定め、これを倒すため、同志が団結する(主敵を倒す≒自分達の好き勝手が出来る世界)
2.主敵がことのほか強いor自分達がことのほか弱い(人手が集まらない、理解されない、人気がない≒そもそも言っていることが間違っているのだが……)
3.活動が上手く行かず先鋭化する
4.先鋭化の挙げ句、内部で主導権争いが発生、複数の先鋭化集団が先を競ってさらに先鋭化する
5.内ゲバが始まる
6.細分化して烏合の衆と化し、塵芥と成り果てる
7.最初に戻る
のパターンを外れる事がまず無いですよね。
自己批判とか声高に叫ぶ割に、自分達がひとっつも反省も自己批判してないんじゃないかな?
なんというか、共産党のあり方って宗教に似たものを感じますよ。
従って、自らの主張を既存されることを極端に恐れ、他者を攻撃する傾向に。
自己批判は必要なんですね。
七面鳥様のモデルは納得し過ぎるほど説得力ありました。
そして木霊様の御意見にもろ賛成!
もともと私ゃ、宗教のそういう胡散臭さが嫌で、カトリックやめて緩い
神道に鞍替えしましたから。