いや、それ、今やるの?
パンケーキのように倒れる… 耐震設計されていない違法建築、被害を育てる
入力2023. 2. 9. 00:01修正2023. 2. 9. 06:27
去る6日(現地時間)強陣でチュルキエとシリアの死亡者が1万1000人を上回った中でチュルキエの建物6000余余が力なく崩れたことに対して不良建築慣行が俎上に上がった。耐震設計を適切に備えていない建物が今回の地震で莫大な人命被害を育てたという指摘が出ている。
中央日報韓国語版より
余計なお世話かも知れないんだけど、既に検討されていないといけない話だよね。恐らく、検討はされても実行されない結果に終わると思うんだけど。
歴史は繰り返す
韓国は地震の少ない国だが
日本が多数の活火山を持ち、日本列島が複数のプレートに乗っかっていて、断層があちらこちらにあるような地震大国であるのに対して、韓国で地震発生は希であるようだ。
韓国南東部で観測史上最大規模の地震 余震91回、原発やKTXが停止
2016/9/13 01:25
韓国南東部の慶尚北道(キョンサンプクト)慶州(キョンジュ)市付近で12日午後7時40分ごろ、マグニチュード(M)5・1の地震が発生。午後8時半ごろにはM5・8の地震が起きた。M5・8は韓国の観測史上最大規模。韓国気象庁によると、震源地は慶州の南南西約8キロで、震源の深さは約10キロ。
産経新聞より
観測史上2番目の韓国地震、57人負傷1500人超が避難
2017年11月16日 17:37
韓国当局は16日、南東部の浦項で前日発生したマグニチュード(M)5.4の地震で57人が負傷し、1500人以上が避難したと発表した。被害家屋は1100棟近くに上っているという。
15日午後に発生した地震は浦項付近を震源とし、震源の深さは9キロ。大きな地震がまれな韓国では観測史上2番目の規模で、首都ソウルを含む全土で揺れが観測された。
国民安全庁の声明によると、これまでに分かった負傷者は57人で、1536人が自宅から避難した。建物の被害は家屋1100棟近く、学校100校以上に及んでいるという。また、公共施設や軍事施設、道路にも被害が出ているが、死者の報告はないという。
AFPより
が、2016年と2017年にそれぞれ地震が発生していて、2017年に発生した浦項地震(2017年11月16日)では結構な被害があった。
なお、歴史書に記載されている地震の報告を見ると、以下のようなものがある様だ。
- 慶州地震:779年 Mw 6.7~7.0
- 漢城地震:1518年 Mw 6.7
- 蔚山地震:1643年 Mw 6.7~7.4
- 襄陽地震:1681年 Mw 7.5
マグニチュード6以上の地震は、韓国では滅多に発生しないので、「地震の少ない国」という認識でイイとは思うが、浦項地震(2017年11月16日)ではそこそこ被害もあり、建物が結構倒壊して問題視された。
浦項地震の建物被害
この浦項地震で被害が大きくなった理由が、液状化現象が発生したことと関係しているようだ。

いやー、見事ですな。液状化現象でビルが横倒しになったという写真だ。
幸いにして死者は出ていないようで何よりなのだが、マグニチュード5.4程度の地震でこの被害というのは、なかなかスゴイ。


日本では、マグニチュード5.4規模だとこうはならない。年間で10回近くはマグニチュード5以上の地震が発生するからね(2022年は12回程度、2021年は9回程度)。
この地震が発生した結果、「耐震基準ガー」という話題が盛り上がっていたのだが、それがどうなったか?というところは気になる。
[社説]浦項地震で現れた手抜き工事疑惑は徹底調査を
登録:2017-11-19 21:40 修正:2017-11-20 08:02
韓国東南部の浦項の地震による被害住宅が19日時点で2千件に達すると集計された。取り壊しが避けられない所もあるという。政府はこの日、住宅160軒を無料提供するなど被災者の住居支援のためにいち早く対応している。ひいては一部の建築物で指摘されている手抜き工事の疑惑を徹底的に調べて責任を問う一方、工事の許可過程など制度的な不備がないかも確認すべきである。
~~略~~
一棟が完全に傾いた浦項市興海邑のマンションの場合、室内空間を最大限広げようとして内部に柱を設けずに壁だけで荷重を耐えるように設計されていたことが分かった。1987年12月に工事許可がおりた5階建て団地なので、耐震設計基準はいっそう適用されていなかったはずだ。1988年に6階以上の建物に初めて導入された耐震設計の基準は、2005年に3階以上、昨年の慶州地震以降は2階以上に強化されたのに続き、今年からすべての住宅にまで拡大した状態だ。古い建築物に対する点検と補強が急がれる。
問題は、この基準が導入された後の建築物も全ては信じることができないという点だ。
ハンギョレより
で、どうなったのか?というと、当時の韓国大統領だったムン君は何もしなかったようだね。何か発信したかも知れないけれど、少なくとも改善はされていないようだ。
パンケーキクラッシュが起きるぞ
そうこうしているうちに、今回のトルコ・シリアでの地震が発生して、その被害者数はまだまだ増えている状況にある。

被害を拡大させた一因であるパンケーキクラッシュと呼ばれる潰れ方が、なかなかに衝撃的だったようで。
「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か トルコの大地震
2023年2月8日 19時57分
トルコ南部の地震について耐震工学の専門家は建物が垂直に潰れるように崩れる“パンケーキクラッシュ”と呼ばれる非常に危険な現象がみられ、被害を拡大させた可能性があると指摘しています。
トルコで調査の経験がある東京大学地震研究所の楠浩一教授は、今回の地震による建物の被害について「低層から中層に至るまで多様な建物が倒壊している。中でも柱が瞬時に強度を失い、建物全体が真下に折り重なるように崩れ落ちる『パンケーキクラッシュ』と呼ばれる非常に危険な壊れ方がいくつかの地点で起きている」と指摘しています。
NHKニュースより
トルコでは震度6強から7相当を観測するようなレベルの揺れが起きたところもあったようで、日本で発生しても甚大な被害をもたらす可能性が高い。

まあ、こんな状況では助からない人が多くても不思議はないよね。
で、こうした惨状に驚いた韓国は、「耐震設計ガー」とか言い出したようだよ。
韓国も地震安全死角地帯… 国内建築物85%耐震設計でない
入力2023. 2. 9. 04:06
トルコとシリアを襲った地震で特に被害が集中したのは、トルコ東南部ディヤルバキルなどの古い建物だった。韓国の専門家らは、韓国に大型地震が発生した時も耐震設計が適用されなかったほとんどの小規模建物がトルコのように大きな被害を見ることができると指摘した。
8日、ソウル市地震安全ポータルによると、先月基準でソウル市内建築物59万3533棟のうち、耐震性能を確保できなかった建物は47万7709棟だった。全体の80.5%に達する水準だ。全国的にも耐震確保比率は大きく変わらなかった。ホヨンと共に民主党議員が国土交通部から受けた全国建築物耐震設計現況によると、昨年6月基準で全国建築物732万5293棟のうち耐震確保が成された建築物は94万2194棟で12.9%に過ぎなかった。
国民日報より
そもそも韓国の耐震基準がどうなんだ?という気はするのだが、取り敢えず作られている耐震基準すら満たしていない建物が多いことに嘆いている。それにしたって、12.9%が耐震基準を満たしているって、なかなかのデータだな。
年々耐震設計の建物が減る?!
しかし驚くには及ばない。
全国建築物の80%が地震に無防備…釜山の耐震設計わずか13.7%
入力 2017-11-16 17:52:39
昨年9月の慶州地震後に建築物の耐震設計への関心が急増したが、15日に発生した浦項地震はまだ地震の被害に無防備な国内建築物の現状を赤裸々に見せてくれた。建築物の安全性に対する不安が大きくなり、自分が住んでいるマンションや働くビルが果たして地震に安全なのか確認しようとする人々が急増している。
耐震設計がされているのかを確認できる最も確実な方法は建築物台帳を出力して見ることだ。マンションなどの共同住宅は集合建築物台帳、一戸建て住宅などの一般建築物は一般建築物台帳の発行を受けると確認できる。
~~略~~
ソウル龍山区の竣工してから41年経った5階建てマンションに住んでいる毎日経済新聞記者がソウル「建築物耐震性能自己検査システム」を利用してみた結果、地震発生時に崩壊する可能性が80%以上となり、耐震補完が急がれるという衝撃的な診断結果が出た。
もっとコリア!より
なんと、5年前と殆ど状況は変化していないのである。
というか、2017年にも「耐震基準ガー」と騒いでいたけれども、何も改善されず今に至るという訳なんだけど、幾度か説明した様に韓国では新築のマンションが結構建設されている。不動産バブルだったからね!
ところが、比率は殆ど変化がないどころか悪くなっている。5年毎に耐震基準が更新されるらしいので、基準が上がった結果、耐震基準を満たさない建物が増えた可能性もあるのだが。
韓国の建築物は16%のみ耐震設計に対応
2011.03.14 15:31
韓国の消防防災庁によると、08年末基準で韓国の建築物のうち地震に対応した設計をしなければならない建築物は101万152棟だった。 3階以上または床面積が1000平方メートル以上の建築物がこれに相当する。 しかし耐震設計をしたのは全体の16.3%の16万4321棟にすぎない。
中央日報より
なお、2011年の記事を見ると、更に耐震設計の率は高い。年々低くなっている疑いが?!
冗談はさておき、日本も地震が起きる度に耐震基準を見直してきた経緯があって、世界有数の耐震基準を求める国になってしまっている。これは建築コストを押し上げる要因になるので、一概に良い事ばかりとも言えないのだが、安全のためには必要であると割り切るしかない。
地震の少ない国では、直ぐに忘れ去られるとしても仕方が無いよ。何しろ、日本と韓国とでは地震の頻度が二桁ほど違うし、その規模も比較にならない。寧ろその事は建築コストを抑えるという風にプラスに働く面もあるワケで。
……あーあー、知ーらないっと。
追記
別の記事でしっかりやるのも良かったと思うのだけれど、コメント頂いたことだし、引用記事に実は記載があったので、追記という形で少し解説したい。
何を?トルコの地震被害の拡大の理由について、だ。
【解説】 トルコ・シリア地震、規模は? なぜこれほどの大惨事に?
2023年2月7日
シリア国境に近いトルコ南東部で6日未明、マグニチュード(M)7.8の大きな地震が発生し、これまでに両国で4000人近くが亡くなっている。
BBCより
……あれ、引用したのは別の記事で、だった。
まあいいや。
直下型地震だったということ
先ずは、Mw7.8(1回目)、Mw7.5(2回目)という大きな地震が2つ立て続けに起こったことが、被害拡大の最大の要因だと思うのだが、これが直下型地震だったということにも被害を拡大した理由として重要なポイントだったと思う。


震源となったのはトルコを貫く東アナトリア断層の中央部辺りに位置する部分で、1回目の地震と2回目の地震の場所に挟まれた中央部分。つまり、直下型の地震だったことが大きな被害をもたらした要因となっている。
被害は断層に沿って広がる
恐らく断層がずれる形での地震発生メカニズムで、震源の深さはおよそ10km程度とされている。東日本大震災の時の震源は三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)で深さは24km程度だったことを考えれば、更に浅い。阪神・淡路大震災の時は震源の深さが16km程度だった。

震源の深さが浅いと、対象地域は狭くなるが地震の揺れは激しくなる傾向にある。これは地形・地質の影響もある為に一概には言えないのだが。
そして、地形・地質についてだが、残念な事に震源となった東アナトリア断層は複雑な地形で、断層に沿って強烈な揺れが発生した事が確認されている。図3を見ればその様子はハッキリと分かるはずだ。
断層に沿った被害拡大と、震源の深さが10km程度と浅かったことが相乗効果となって、今回の地震の被害を拡大した要因となっている。
地震の頻度は少ない
そしてもう1つ問題だったのは地震の頻度。
断層に詳しい八木勇治・筑波大教授(地震学)は「今回の震源付近には複数の断層があり、複雑な構造になっている。今後も何回かに分けて、同規模の地震が発生する可能性がある」と話す。東アナトリア断層付近では2020年1月にM6・7の地震が発生し、建物の倒壊で死者が出た。
トルコ北部を東西1000キロ・メートル以上にわたって横断する「北アナトリア断層」では、1939年に東部エルジンジャンでM7・8の地震が発生し3万人以上が死亡、99年には西部コジャエリ県でM7・6の地震が発生して約1万7000人の死者が出た。
yahooニュースより
既に報じられているように、過去に何度も多数の死者を出した地震が発生している地域なのではあるが、一方でその頻度は少ない。
ユニヴァーシティ・コレッジ・ロンドンのリスク・防災研究所を所長を務めるジョアナ・フォーレ・ウォーカー教授は、「この10年で同程度の地震はわずか2回、その前の10年にも4回しか起きていない」と説明する。
BBC「【解説】 トルコ・シリア地震、規模は? なぜこれほどの大惨事に?」より
大きな地震が思い出したように時々発生するという状況なので、人々の「地震の備え」というのが十分ではなかったという。
英ポーツマス大学で火山学とリスク・コミュニケーションを研究するカーメン・ソラナ博士は、「残念ながら、トルコ南部や特にシリアでは、耐震性のあるインフラはまばらにしかないため、人命救助の大半は、救助活動にかかっている。生存者発見には次の24時間が重要だ。48時間以降には、生存者の数は大きく減ってしまう」と述べた。
BBC「【解説】 トルコ・シリア地震、規模は? なぜこれほどの大惨事に?」より
米国の構造エンジニアのマティス・レビ氏はニューヨーク・タイムズ(NYT)に「倒壊した建物の様子を見ると、耐震設計が全くなっておらず、コンクリートを支える鉄筋の強度も不十分だとみられる」とし「このような条件下では、地震によって床が落ち込むと同時に建物全体が崩壊する」と指摘した。英国ボーンマス大学災害管理センターの地質学者であるヘンリー・バン博士はガーディアンに「多くの多層建物がフロアが丸ごと落下して下の階を押しつぶすように崩れた」とし「これは多くの建物が地震発生時に安定性を提供する関連機能を備えていなかったということを示している」と話した。
トルコは1999年に1万7000人以上が命を落としたイズミット地震以降、2007年耐震設計の義務化など建物安全措置を強化する内容を盛り込んで建築法を改正した。一部では建築法改正以降も政府の黙認の下、基準を満たしていない施工や資材使用などの不良建築慣行が続いていたという指摘がある。トルコ出身の土木技術者エロル・キルタス氏はNYTに「トルコ東部都市マラティヤなどでは最近建てられて耐震設計が適用されたと言われていた多層建物も地震で一気に倒壊した」と指摘した。 建築法改正前に建てられて耐震設計条件を満たしていない建築物も一定の手数料を出すと遡及して使用を許可する法案が2018年から施行されたという。この法によりトルコ全域の不法建築物1300万棟が合法化されたと推算される。ガーディアンによると、建築物不良管理でトルコ政府が得た利益が30億ドル(約3942億円)に達するという観測もある。
yahooニュースより
不幸なことに、過去の地震の影響で耐震基準は見直されていたのだが、現実問題として耐震設計が適用されたとされる建物ですら、一定の手数料を出すと合法となってしまう状況であった。
コストのかかる耐震設計を満たした建築物なんて、バカバカして建てていられないというのが実情であったのだろうと予想される。政治の腐敗、独裁政権の弊害というのはこんなところで歪みを生み出す結果になったのだろう。
耐震基準など「ナニソレ美味しいの」という建物が多かったことが、パンケーキクラッシュと呼ばれる悲惨な倒壊の仕方を招き、被害者を増やす結果に繋がってしまったのだと、そう思う。
初動が遅れた
この話は別の記事にも書いたが、初動の遅れが被害拡大に繋がったという指摘もある。
トルコ・シリア地震、死者1.2万人超 エルドアン氏「初動に問題」
2023年2月9日4:21 午前
トルコのエルドアン大統領は8日、南東部のシリア国境付近で6日に発生した大規模地震の被災地を初めて訪問し、初動対応に問題があったことを認めた。
トルコとシリアを合わせた死者数は1万2000人を超えた。トルコの死者数は9057人、シリアでは少なくとも2950人に上っている。
エルドアン氏は震源地に近いカフラマンマラシュ県で記者団に対し、道路や空港に問題があったとした上で、「日を追うごとに状況は改善するとの見通しを示した。
ロイターより
トルコは現状、政情がやや不安定で、国内でPKKなどによる反政府テロの発生に苦しんでいる。トルコ大統領のエルドアン氏の独裁的な手法によってある程度統制がとれているのは、幸か不幸か。
エルドアン氏の強権的な政治故に反発が強いという側面も有るので、良い面ばかりではないのだろうが。
そして、シリア内戦にトルコが口出しだけでなく行動を起こしていることも、影響している。
要は、軍事や治安維持に莫大な予算と人的リソースを割いていることが、今回の地震の初動の遅れに繋がったという皮肉な面があった。
更に、空港や道路が破損したことも、現場に救助の手を差し伸べることが遅れる原因となったのだけれど、もう一つ困った事が。
シリア・アサド政権が地震のどさくさに紛れて爆撃したというニュースに関する記事のリンクをまた貼るのだが、この記事に関して言えることは、地震発生とは無関係に内戦が続いているという点だ。
つまり、エルドアン氏としても、軍事や治安維持に割いているリソースを、災害救助に回すことは難しかった可能性が高いことを意味する。
こうした環境の整備を含め大統領の責任とは言えると思うのだが、それでも、被害拡大の原因になったという事もまた事実なのだろう。
コメント
安全審査を免除しよっかな。なんて言ってた矢先にまぁなんとも間の悪いこと(改善する気があるなら寧ろ学ぶ良い機会ですが)と言いますか。でもま、どうせこっちでは起きないから良っか。で、終わるんでしょうなぁ…たぶん。
おそらく「今回も」何もしないでしょう。
コリア驚いた! とか下らないダジャレを言うてる話ではなく…。
南小中華がデパートか何か手抜き工事で倒壊したの20世紀90年代でしたが。
前記事で、対策どころか劣化の方向へ進んでいるのを読み、呆れる他にありません。
しかし、気の毒なのは親日国のトルコなんですが……何で? とシンプルに想うんです。さすがにトルコあたりだと、日干しレンガ建築だらけではなさそうですし。今の軽量鉄骨を用いた建築物なら、
あそこまで(添付写真)被害でるもんなのでせうか?
いや、出てるんですが。コンクリの強度が弱いのかなぁ? 大地震なのは解るんですが。あそこまで……。
トルコ共和国には、イライラ戦争で取り残された父たちが、トルコ救援機で救って頂いた御恩があり、一刻も速い救援と、少しでも多くの方の救命。そして復興をお祈り申し上げます。亡くなった方の御冥福を。いや南小中華であっても、亡くなれば仏ですから祈りますがね。
三豊百貨店崩壊事件ですか。
あそこまで綺麗に崩れるのは、寧ろ奇跡的にすら感じます。
トルコの件に関して、耐震性の話を追記させていただきました。
たぶん、3日後にはもう誰も話題にしない
砂漠の男様〉
こんにちわ。砂漠の男様、シビアだなぁ。確かに私のように親族がトルコ共和国に救ってもらった人でなければ……。
でも真実を突いている。
さすがは「砂漠の男」だ。
記者「ロレンス中佐、貴方は何故、砂漠を愛されるのですか?」
ロレンス「清潔だからです!」
真理でしょうね。
ただ、僕は覚えておきたいと思いますよ。
こんにちは。
>「耐震基準ガー」という話題が盛り上がっていたのだが
まあ、毎度の事ですが、それくらいで「懲りる」国民だったら、「途上国型事故」がちょいちょい起こったりしないですよね>韓国
※「楽韓」さんの所でこんなの見つけて大笑い。
https://rakukan.net/article/465126186.html
シリアは論外ですが、トルコのエルドアン政権も、タイミングが悪かったというか。災害派遣の専門家になりつつある我が自衛隊を見ていると歯痒い限りですが、あれが普通なんですよね、外国では。
※エルドアン政権は、今回に限らず、もうちょっとやりようがあるだろう、とは思うのですが。アサド政権は論外。
※震災で言えば、仙台空港に降下ミッションかました米軍、「エンジントラブルだからここで荷物下ろす」と言って予定にない地点(避難民の拠点)に物資を置いていった米軍も、色々逸話がすごい。
※自衛隊も、神業のヘリ運用とか、何よりも米軍と自衛隊のシームレスな運用がすごかった。多分、あの共同運用のスムーズさが、レッドチーム的には一番怖かったのではないかと思ってます。
楽韓さんのところのその話、過去のブログで触れたつもりでしたが、アーカイブとして扱っていませんでした。
時間を見て掘り起こしたいと思います。