ドイツがようやくウクライナへ戦車供与を決定

欧州ニュース

随分と迷ったよね。

独、レオパルト2戦車供与を決定 他国からの供給も許可=関係筋

2023年1月25日4:40 午前

ドイツのショルツ首相は、ウクライナにドイツ製戦車「レオパルト2」を供与し、ポーランドなど他国からの供給も許可することを決定した。事情に詳しい関係者がロイターに明かした。

独誌シュピーゲルの報道によると、ドイツからの供与については、少なくともレオパルド2戦車1台に関する決定であるほか、北欧諸国など、他の同盟国もドイツと連携し、ウクライナにレオパルド2戦車を供給する計画という。

ロイターより

これで事態はかなり動く訳なんだけど、ドイツがここまで手を拱いていた理由は一体何なのか、という話になるよね。

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恨みを買いたくないドイツ

国際協調が重要

何故なのか?ということに関して解説している記事を探すと、日本経済新聞のコレなんかがある。

最強戦車レオパルト2を供与へ なぜドイツは迷ったのか(写真=ゲッティ共同)
ドイツが「世界最強の主力戦車」とされるドイツ製レオパルト2をウクライナに供与する見通しとなった。しかし決断には時間がかかった。ウクライナが欧州各国に供与を求め、ポーランドやフィンランドなどが応じる意向を示したものの、肝心のドイツの対応は後手に回った。なぜドイツは迷ったのか。「いまのウクライナ情勢をみていると第2次世界大...

が、会員限定で読めない。

「いまのウクライナ情勢をみていると第2次世界大戦中の独ソ戦をほうふつさせる」。それがドイツ政界関係者の偽らざる心境だ。

日本経済新聞「最強戦車レオパルト2を供与へ なぜドイツは迷ったのか」より

読める部分に手掛かりがあるのだが、要はドイツが単独でロシアと対峙することになるのは是が非でも避けたいと言うのが偽らざる本音だったということなのだろう。

ウクライナへの主力戦車供与 マクロン仏大統領「排除せず」 ドイツは米仏との連携強調

2023/1/23 08:0

フランスのマクロン大統領は22日、ドイツのショルツ首相とパリの仏大統領府で会談した。ウクライナへの軍事支援をめぐり、マクロン氏は共同記者会見で、フランスの主力戦車ルクレールの供与を「排除しない」と述べた。ドイツなど、同盟国と連携する方針を示した。

~~略~~

一方、ショルツ氏は、ドイツの主力戦車レオパルト2供与について、「同盟国と緊密に話し合って決める」という従来の立場を改めて確認した。特に米国、フランス両国との連携を強調した。

産経新聞より

実際に、23日付け産経新聞の報道でもドイツ首相のショルツ氏は、アメリカ・フランス両国との連携を「強調した」とされる。

そりゃまあ、強調したくもなるだろうよ。

結局、ドイツは国際社会の要請に押されて「仕方なく決断をした」というポーズが必要だったという事である。

ドイツのお家事情

さて、ここでドイツの事情を少し書いておこう。

皆さんご存じな部分もあると思うが、ドイツは今でも随分とアカい国である。共産党の流れを汲む独裁国家との付き合いも深い。

昨年末2本ドイツ絡みの記事を書かせて頂いたが、帝国臣民(ライヒスビュルガー)が大暴れしたくなる理由が、今のドイツにはあるのだ。

実は移民大国のドイツ。ドイツの労働力として、移民を「上手く活用している」という事らしいのだが、そう簡単は話ではないことは、指摘するまでもないだろう。

ドイツの人口は8120万人で、うち移民をルーツとする人々は1640万人もいる。人口の2割が移民をルーツとする人々だ。

2014年には、134万人がドイツに移住しており、その数は2015年には中東からの難民も加わって200万人にまで増大。一方、2014年には76万6000人、2015年では推計で110万人がドイツから他国へ移住した。ドイツへの移住の数とドイツからの移住の数の差から純粋な増加をみると2014年は57万4000人、続く2015年は90万人と約1.5倍の定住率となっている。

ドイツニュースダイジェストより

そして、元ドイツ首相のメルケル氏の移民推進政策によって、ここ近年になって相当数の移民がドイツ国内に流入している。

帝国臣民(ライヒスビュルガー)達の荒唐無稽とも思える主張が受け入れられている背景には、こうした積極的な移民政策が背景にある。移民に職を奪われた層の不満は、吐き出し口を求めて過激な行動に移る。そういう社会構造になっているのである。

好調なドイツ経済

そして、EU域内で経済的に成功している国ランキングのトップチームに含まれるのが、ドイツである。

ドイツ経済を巡る状況、春以降に改善=経済省

2023年1月26日12:00 午前

ドイツ経済省は25日、ドイツ経済を巡る状況は春以降に改善すると発表した。

ハーベック経済相は、リセッション(景気後退)が起こるとすれば、従来の予想よりも緩やかで短期的なものになると指摘。エネルキー不足や高インフレのリスクがあるにもかかわらず、深刻な経済危機は回避されたとした。

ロイターより

ドイツは世界有数の経済大国であり、製造業の各分野で高い技術料を有している。特に、自動車、電気・機械、化学産業などに強みを持っていて、身近にもドイツ製品は散見される。例えば、高圧洗浄機といえばケルヒャーだし、高級陶磁器といえばマイセンだろう。刃物でもゾーリンゲンは有名である。スポーツブランドのアディダスだって、スポーツカーのポルシェだって、大抵の方は聞いたことがあるハズだ。

ところがこのドイツ経済を支えているはずの製造業を揺るがす事件が起こった。それが、ロシアから供給される天然ガスのパイプライン停止だ。

更に、ドイツのお花畑電力政策も、ドイツ経済の足を引っ張ってしまった。脱炭素を加速させた近年、風力発電や太陽光発電を増やすことに心血を注ぎ、褐炭の利用を止める方針を打ち出してしまった。

アホなのかな。ドイツのエネルギー事情が、ドイツ経済を揺るがす結果になって、ドイツ政府は大きく信頼を損なった。メルケル氏が長きに渡ってトップの座を務めたことが、ドイツにとっては致命傷になってしまった。

ドイツ国民がそれを望んだので、仕方が無いことだけれども。でも、現状はそんな理想だけを語れるような情勢ではなくなってしまった。

経済が好調だった時期のドイツは、不満が鬱屈することは避けられていたのだけれど、武漢ウイルス感染症蔓延をトリガーに、その状況は大きく揺らいでしまった。そこへ来てロシア軍のウクライナ侵攻によるエネルギー問題が表面化。

……日本はドイツのことを笑えないんだけどね。

ロシアに脅されるドイツ

そして、ドイツの誇る好調な経済を脅かされると共に、ロシアの実力行使が疑われる事件も発生する。

ドイツの列車がロシアの工作員に狙われたと疑われる事件が発生したのである。尤もこの事件、続報が見当たらないので、果たして誰が犯人で、ロシアの関与があったのかどうかは分からない。

ただ、鉄道絡みの話で言えば、ドイツはロシアに恨まれるような事をやっている。

独大手シーメンスがロシアから撤退 高速列車に影響か

2022/05/13 03:35

ロシアによるウクライナへの侵攻を巡り、ドイツの産業システム大手のシーメンスが、ロシア市場からの撤退を発表しました。

シーメンスはロシアの高速列車「サプサン」や「ラストチカ」などの開発に関わっています。

テレビ朝日newsより

ロシアにおいて鉄道網というのは極めて重要な位置づけにあり、高速鉄道のメンテナンスからシーメンス社が撤退してしまったことは、長期的に見てロシア経済に深刻な影響を投げかける。

このこと1つとっても、ドイツはロシアに恨まれる要素は十分にあるといえ、その他、様々な分野でドイツはロシアへの技術的な影響を与えていたため、ロシアにとって西側諸国からの機械部品の調達が困難になったという事実は、ドイツから機械部品の調達ができなくなったという事に等しく、つまり、それについても恨まれる羽目になったというわけだ。

歴史的に見てもドイツとロシアの衝突は幾度となく起こっており、近い関係を維持しようとしていたとはいえ、一旦関係悪化すれば疑心暗鬼に陥る。ドイツにとってのロシアはそういう意味での脅威であり、ロシアにとってのドイツは憎悪を向ける対象なのである。

レオパルド2の有用性

ところで最近、韓国製の戦車が北欧に売れていて、韓国はホルホルしているのだが、基本的には北欧での戦車需要を一手に賄ってきたのはドイツだった。

最近はここに韓国も参戦しようとしているのだけれども、未だ信頼が足りない。ドイツのレオパルト2は、北欧の国々に、とにかく輸出されているのだ。

各国にコレだけ数が出ていると言うことは、即ちメンテナンスの面においても信頼がおけるという意味でもある。

まあ、「戦いは数だよ、アニキ」と言われるまでもなく、単純に「数」の問題もあるんだけど、米国製エイブラムスや、英国製チャレンジャー2など、出回っていない戦車をウクライナ軍が手に入れたとしても、メンテナンスの面で大きな問題を抱えることになる。特に部品の供給問題は深刻な問題になりかねない。

多くの国で運用されているという事は、そうした部品供給の面でも意味がある。ウクライナにとってのレオパルド2は、そういう意味で非常に関心の高い戦車なのだ。

新聞によっては、「最強戦車レオパルド2」とか書いているのだけれど、レオパルド2の「強み」は、その性能だけに留まらないのである。

戦局動かすゲームチェンジャーか ドイツ製戦車供与

2023年1月25日 18:00 (2023年1月26日 9:38更新)

ドイツ政府は25日、ウクライナに独製主力戦車「レオパルト2」を供与することを決めた。ショルツ首相はこれまで供与に慎重だったが、欧州安全保障の強化に向けて方針を転換した。侵攻するロシアから国土を奪還するため、ウクライナはドイツに同戦車の供与を強く求めてきた。重要な攻撃兵器の供与は戦局を大きく動かすゲームチェンジャーとなる可能性がある。

日本経済新聞より

どうも、経済に弱い日本経済新聞社には濃い目のミリオタがいるらしく、しっかりした記事がまとめられていて面白い。紹介の記事には、レオパルド2がゲームチェンジャーになる可能性を示唆している。

良くも悪くもウクライナの領土奪還には、戦車が必要なのである。そこに、レオパルド2というのは実に都合が良いのだ。

ドイツの防衛産業も大喜び

さて、そういった状況になって喜んだのはドイツの防衛産業だ。

[FT・Lex]「レオパルト2」供与、独防衛大手の皮算用

2023年1月26日 9:00

ドイツが、主力戦車「レオパルト2」のウクライナ軍への供与を決定した。これはレオパルト2を生産する独防衛大手ラインメタルにとっても有利に働く。同社は戦車の在庫を減らし、顧客が保有する戦車を改修し、高価な砲弾を戦車単位で販売できる。

日本経済新聞より

ドイツ軍の使える防衛予算がガリガリと削られて、国内の戦車のメンテナンスも十分できていないという為体になっている。そうすると、ラインメタル社などは経営的にダメージを受けるわけだ。

更に、上でも説明した様に韓国政府が戦車を売り込もうとしている。

韓国防衛産業、ウクライナの隣国ルーマニアに売り込み (下)

2022年12月29日 5:32

K9自走砲は155㎜52口径の長砲身を採用し、最大射程距離が40キロに達する。爆弾の爆圧や破片も防ぐことができる自走砲の名品だ。

競争モデルであるPzH2000、M109よりスピードが速く、世界の自走砲の輸出シェアで60%を占めるなど、広く普及している。

K9自走砲とともに注目されるのはK2戦車だ。

ルーマニアは、老朽化したT55とTR85に代わる戦車として、米国のエイブラムスM1A2とドイツのレオパルド戦車をてんびんにかけていたが、最近になってK2戦車も候補に上がっているとルーマニアメディアなどが伝えた。

AFPより

韓国にマーケットを奪われるのではないか?という危機感を募らせていたドイツの防衛産業にとって、今回のドイツ政府の決断にはまさに恵みの雨。胸を撫で下ろしたことだろうと思う。

このドイツの決断が、ウクライナ戦線にどのような影響を与えるのかはまだ分からないが、ドイツにとっては多くの国と足並みを揃えるような恰好になったことは、戦車供与のタイミングが遅れたことを加味しても良かったのでは無いかと思う。

ウクライナにとっても、多くの国が足並みを揃えて支援してくれる事の意義は大きい。

追記

ウクライナ大統領のゼレンスキー氏も、未だか未だかと待っていることだろう。

コメント

  1. こんにちわ。なるほど!と納得。
    チャレンジャーとかエイブラムスとかあるのに、なんでレオポルトなの?
    と思うていたのですが、ああパーツとメンテ慣れの問題があったのかと。
    もちろん、性能も良いかと。
    比較評を見るに、エイブラムスより4トンも重いのに最高時速70kmで、エイブラムスに劣ること2kmのみ。さすがドイツ野郎の戦車だけあるかと。
    アラン・ムアヘッド「砂漠の戦争」を読むと、ドイツ軍はレーションも被服も雑だが、武器だけは良いものが揃っていた…
    とあるし、元Mi6のイアン・フレミングも
    んな事を書いてましたね。(逆に戦争に無用なものだけ品揃え良いのがイタリア軍🤣)
    しっかし、なんでK戦車が顔出しするのだろう? 安いから?? 負けたいから?
    日本も武器を輸出できるようにしないと、有事に役に立ちませんよ!
    そこが木霊様のレオポルト評価で良く解りました! 武器は性能だけでない!!
    例えば、米軍が大口径弾にアサルトライフル弾を全面改変してます。
    ところが自衛隊の20式だかは従来の5.56㍉弾。んでね、国内で弾薬製造工場あるのは豊和工業とあとナントカ社の2社!
    つまり有事になって、弾が尽きても、2社しかないから、全力生産供給しても追いつかないんです。もともと自衛隊は米軍から補給受けるの前提なんで。
    その前提なのに口径違う銃を使おうしている。まぁ、米国でとうぶんはM4の弾が余るから、すぐには困らないでしょうけれども。結局、死の商人と言われようが、兵器を輸出できないと、自国の国防力を削ぐんですよ。その多くは木霊様の
    レオポルト評ごとく「汎用性」で!

    • K2戦車がEUの市場に売り込めたというのは、ムン君の仕事なのかユンユンの功績なのか。
      ともかく、EUの要求に柔軟に対応できる事が評価されたことは間違い無いでしょう。
      問題は、K2戦車が実戦に投入されたときにどうなのか?というところでしょうかね。

      しかし、K2戦車が実戦で使えな事が分かったにせよ、それは韓国にとっては財産になるハズです。
      そういう意味で、ご指摘の通り自衛隊にとっては後塵を拝する結果になります。兵器の輸出は日本にとっては必要だと思います。デメリットも大きいとは思いますが、実戦経験を積んで貰えるというのは、非常に大きな財産になりますよ。

  2. しかし……ここに来て米国がアサルトライフルを5.56㍉弾から6.8㍉弾に変えたのは何故なのだろう?
    やはり米国兵器を台湾や日本に売りたい? どう考えても小口径高速弾の5.56より携行性は悪いです。
    好意的に見れば、高分子ポリマーのプロテクターが発達して、従来の弾での貫通力が足らないか、或いは弾頭を重くすると弾のジュールは増えるから、貫通できなくてもダメージは多くなるからか?
    でも高速弾なら弾頭が小さくてもジュールは変わらない気が……薬莢がデカくなるだけ装薬量が増えて、ジュールが大きくなるのだろうか?
    そう言えばロシアは未だにカラシニコフの後継器を用いてますから、NATOの標準弾より口径は大きいはず。
    するとロシアへの対抗で口径を大きく変えたのか……。
    金か威力か……判然としないんですねぇ。
    ただ冷戦崩壊頃とは、兵器の質が変わりつつあるのは間違いないように思います。

    • 米軍が6.8mmを採用する話は注目しておりましたが、一般的には5.56mmよりもストッピングパワーの向上が期待できるからなんてことが言われていますよね。
      ただ、SIG SAUER社のXM5は、携行弾数でM4A1よりも70発減少する一方で、重量は1.8kg増えるとされていますから、果たしてこれが現場に受け入れられるのかは。
      採用される.277 FURY弾は高い薬室圧力に対応することで、銃口初速を高める事ができるので、結果的に6.5mmクリードモアより着弾点におけるエネルギーは20-25%高める事ができるのだとか。6.5mmクリードモアは7.62x51mm NATO弾より高性能だと報告されていますから、より殺傷能力が高まったという事が言えそうですね。

      よって、選択されたのは恐らく「威力」と言う事になるのかと思います。

  3. 木霊さま 皆さま こんばんは

    >要はドイツが単独でロシアと対峙することになるのは是が非でも避けたい

     そりゃそうでしょ。ドイツが意外とアカ とかロシア依存とか、、、広く言われてるけど、失礼ながら個人的には些末なことをすり替えた議論としか思えない

     それ以前にドイツは枢軸国、日本と同じ「旧敵国」なので「国連敵国条項」に照らせば、単独軍事行動・類する行為でさえ、自動的に世界の敵認定される。リスクがある。
     今回のような軍事支援でさえ「NATOの集団的自衛権の行使に協調して行う」以外の方法は自殺行為。

     教訓としては、台湾有事の時も支那が日米に全く手を出さず、しかも米が先に何もしない、などと言うことが「もし」あったら日本の軍事行動は世界を敵に回す自殺行為。素早い判断・米の裏切りをさせない法制度・国際的な、は、軍事費増強より必要性が高いかもしれない。

    • ドイツがアカいのもロシア依存しているのも、地政学的にロシアの侵攻を受けやすい位置にいることと、歴史的経緯から考えて避けられない部分があるからなのでしょうね。
      そういう意味で、ドイツは今回相当リスキーな決断をしたのだと思います。そして、恐らくそのためにアメリカとの何らかの密約はあったのかと。

      敵国条項に引っかかる話は忘れていましたが、確かにご指摘の通りですね。

  4. おはようございます、

    木霊さんのご指摘の通り、ラインメタル社はある意味ホッとしている思います。

    ショルツ政権が数か月間決断できなかったため、反ロシアで連帯する北・中・東欧
    諸国から忌避されて、欧州武器市場を韓国勢に荒らされてしまいましたから。

    ところが、ラインメタル社に別の問題が起こっているとドイツ紙が指摘しています。
    ショルツ政権が、レオパルト2提供の条件に、アメリカのエイブラムスの提供も要求
    しましたが、アメリカが応じたことで、今度はアメリカに欧州武器市場への参入
    チャンスを与えてしまったと。
    アメリカは、レオパルド2をウクライナに提供するNATO加盟諸国に、身代わり補償を
    提案しているらしいのです(詳細は不明)。
    各国はウクライナのためとはいえ、自国の防衛力を相当割くわけですから、とうぜん
    なんらかの穴埋め(補償)が必要なので、アメリカの提案はとても魅力的でしょう。

    でもラインメタル社にとっては、さぞ面白くない展開でしょうね。

    • けん様 みな様 こんばんは

       どうなんでしょう?
      今話題になっているドイツのレオパルト2の凄さが分かる動画 https://twitter.com/RichardSoviet/status/1618224025469345795 の動画なんて見ると、いくら供給補償されても米英戦車なんてほしいと思わないような、

      戦車≒特殊自動車 と考えると上記動画の圧倒的に足回りの良いドイツ車てのは結構納得、燃費500m/Lいかないアメ車、自分なら選ぶ気になれそうにない。 やっぱりドイツの背中押すための米国の、基本セレモニーじゃないのかなあ?

    • ラインメタル社は、実に前向きな話をしています。
      https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-leopard-rheinmetall-idJPKBN2U300J
      輸出を拡大することで、今後の需要を広げようという腹なのでしょう。

      そして、エイブラムスですが……、これがラインメタル社の脅威となり得るのかは、ちょっと分かりません。結局、運用出来る環境を構築できるか?がキモですからね。先ずはお手並み拝見と言ったところでしょう。

  5. こんにちは。

    欧米の戦車は60t以上あるのですね。
    日本がどこぞから侵略を受けて北海道なりに上陸され、反撃のために戦車を供与されても橋梁が使えない可能性が高いですね。
    まあ、侵略軍としても使えないことの裏返しでもありますが。

    • 日本は、90式から10式にする時に随分とダイエットしましたからねぇ。
      その結果がどうだったのかは、実戦を知らない戦車に聞くのは野暮というものでしょう。
      ……輸出して実戦経験が積めると、良いかも知れないですが。

  6. こんにちは。

    レオパルト・ツヴォーの供出が決まって、後は日付の問題だけ……ではなくて。
    レオパルト・ツヴォーは改良型が多くて、今回供出されるのも、A4~A6まで国によって結構違いがありますよね。
    もちろん、基本部分は同じはず、弾薬も共通規格のはず……
    >120mm KE DM53および改良型のDM63はラインメタル 120mm砲用の新式の弾薬であり、従来の44口径型と長砲身55口径型の両方で使用可能である。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB_120_mm_L44
    そのあたりが兵站に負担をかけないことを祈るのみです。あと、一刻も早く(でも教育も大事)提供出来る事を。

    • ウクライナに供給されるレオパルド2もA4やA6の混成チームになりそうですね。
      そういう意味では、「本当に使えるのか」という懸念は残ったままでしょう。
      短期決戦が可能となれば、その辺り気にしなくとも良くなるかも知れませんけど。

  7. ロシア大統領専用車アルウス・セナートの開発にもボッシュとポルシェエンジニアリングが関わっている。

    • ほほう。ソレは興味深い。

  8. スーパー主力戦車大戦かな?な、錚々たる顔ぶれで、不謹慎ながら楽しみでもあり、これで一気に片付くことを祈りつつ…車体ごとの違いもそうですが、もしかすると、メートル法とヤード・ポンド法が混在することになるんだろうか。と、思うと、それはそれでまた別種の地獄が顕現しそうな…整備兵さんたち頑張って。超がんばって。とエールを送るしか。
    米英戦車も教材にしつつ、実質的にはドイツ外から供出されたレオパルトにほぼ統一(ハードはともかくソフト面での仕様の違いとかもそれなりに高いハードルにはなるのでしょうけども)、てとこに落ち着くんでしょうかね。

    • 恐らくは、レオパルド2A4辺りが主力になっていくのではないかと予想しています。
      現状、ウクライナ軍はロシア軍から鹵獲したT72、T62を使っているようですが、一部報道で、同じT72でもバージョン違いで部品の使い回しが難しく、戦力増強には繋がりにくいという話がありましたから、きちんと整備されたレオパルド2A4が届けば、戦局を大きく変える可能性はありそうです。
      ただ、ウクライナ大統領の主張するように、数は欲しいでしょうけれど。

  9. こんにちわ。BOOK様のご推薦GIGAZINEで、チャレンジャー2がなかなか凄い事になってますね。
    ゲーム内のチャレンジャー2の動作が不正確であると、機密文書の内容をアップしたオタクさんいるそうで。そのゲームやると国家安全保障上のリスクとされるらしいんです(笑)
    シナでも似た事が起きてるとか……。
    私しゃ昔、オタクの方々をバカにして他読者にお叱り受けた者ですが、今じゃ
    ゲームとアニメが大好き爺です。木霊さん記事のコメント欄をガンダムネタにしてしまった黒歴史もある。
    そういう者としては悩ましい事件です。
    それだけ各々の国のミリオタさんは、自国の戦車に誇りを持っておられるのでせう。気持ちは解る。解るが…それって?

    • 山童さま おはようございます。

      https://gigazine.net/news/20230126-war-thunder-national-security-risk/

      ですかね^^;
      ファミコン時代に自分のゲームの才能は昆虫以下、自分はゲームをしてはいけない人間と悟って以来ゲームは鑑賞派なのですが^^;

      まあ確かに今時のリアルなゲームで自分が操縦したことのある戦車や戦闘機をプレイして操縦性に違和感があると騙されたような気分になる気持ちはわかりますが(笑)
       ゲーム作る側からすると、、、例えばグランツーリスモシリーズ等は、車の挙動は本当の物理シミュレーションだった時代もあったようですが、今のドライブbyワイヤ時代だと恐らくシミュレーションと実挙動はリンクしない。すると戦車や戦闘機、フライbyワイヤ機だと物理シミュレーション通りに飛ばすと墜落だし(フライbyワイヤ機:素早い機動を可能とするためわざと空力不安定な形状にしてあり、コンピューター制御で数十回/秒にも及ぶ細かな姿勢修正を行ってはじめてまっすぐ飛ぶ)ゲームの制御どうしてるのかな?

       とは言え、戦車の図面とかF16のフライトマニュアルとかをゲーム会社に出すって、出したヒトは軍人か退役軍人ですよね?下手すりゃ国家反逆罪?自分のイノチが危険にさらされるかも? て考えには至らなかったのかなあ^^;

    • チャレンジャー2ですか。
      僕もコメントを見て記事を探してきましたが、アレはまた何を考えているのやら……。
      軍事機密まで持ち出さなければならなかった案件なのかは、ちょっと。その後どうなったかも気になりますが。

      • 木霊様、BOOK様〉
        こんばんわ。ご丁寧に回答ありがとうございます。やはり威力か……
        それでレオポルト2のゲームの話ですが……空自ですが、私の兄貴分の息子さんがスクランブル発進多数経験の空佐でして。
        「何を考えてんだ? 銃殺!」と怒ってましたね。理由はお二人の仰る「まんま」にです。
        私は登録10〜20万人くらいのゲーム実況中継者の編集・構成やってますが、ライブ配信でも事前打ち合わせはしてます。その為に試走として私もFPSやRTS(リアル・タイム・シミュレーション≒まあ戦術もの)ソフトを体験します。
        で、配信者に
        山童「敵ラスト一機でミサイルは撃ち尽くしてね。後は失速反転でバックを取って、バルカンで始末ね…」
        配信者「ムリ言わねーで下さいよ」
        山童「それくらいでなきゃ再生回数稼げんでしょうが💢」
        などと注文します。ゲーム実況は、
        いわゆる二次創作ですが、「どう観せるのか?」は一次も二次も同じショーであります。なので究極リアルに作られても、動画配信関係者とては「扱い難いだけ!」ですね。

        同件をゲーム開発現場のディレクターにも聞きましたのですが……
        やはりリアル過ぎると「絵にならない事がある」だそうで、実はプラモの戦闘機を手に持って「ぶ〜ん」とか言いながら格闘戦して、その動きをトレースするんねすって🤣
        大の大人が「ブーン」「バババ」とか言いながらプラモで演じてる映像を見たときは、食ってたカップ麺を吹きましたブッ!(汚い)
        でも、そんなものですよショーは。
        もちろん、そこに熱いミリオタの知識と拘りがあってこそ活きる設定はあるんです!!
        ただ、この件、現実に国防の最前線にいた人から、ゲーム開発の最前線の人、さらに二次創作(実況配信)の我々まで全員が「あたまおかC」という感想ですねぇ。