まあ良いのでは無いでしょうか。
日英部隊間協力円滑化協定の署名
令和5年1月11日
現地時間1月11日(水曜日)(日本時間12日(木曜日))、英国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、リシ・スナク英国首相(The Rt Hon Rishi Sunak MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)との間で、日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定(日英部隊間協力円滑化協定)への署名を行いました。
外務省のサイトより
「日英部隊間協力円滑化協定」は、要は防衛協力をしようぜ、ということなので、これでイギリスは日本の準軍事同盟国という事になった。
日米同盟復活へ
仮想敵国は支那
何故、日本とイギリスが?と思われる方もいるかも知れないが、過去にも日本はイギリスと軍事同盟を結んでいる。日英同盟(明治35年:1902年1月30日~大正12年:1923年8月17日)は、ロシア帝国の脅威に対抗する目的で結ばれ、ロシアがどちらかの国に攻撃を仕掛けると、日本とイギリスの2正面で戦わざる得なくなるという状況を作った。
実際に、この日英同盟があったからこそ、日露戦争(明治37年:1904年2月~明治38年:1905年9月)に勝利することが出来た、といっても言い過ぎでは無いだろう。この時期に、戦費を賄うために随分とイギリスから外貨を引っ張ってきているし、バルチック艦隊撃破についても、イギリスが補給を妨害したことが大きく日本の勝利に貢献しているといって良いだろう。
強国・大国に対抗する為には、遠隔地との軍事同盟は意外に有効だということで、アメリカとの軍事同盟を歪ながら結んでいることも、敗戦後の日本の平和構築に貢献していること1つとっても、有効な手段と言えよう。
で、現在の仮想敵国は当然、支那であり、欧米は人権的な観点から問題視している相手でもある。
日英部隊間協力円滑化協定に中国「防衛協力は仮想敵を作るべきでない」
2023年01月12日11:30
外交部(外務省)の11日の定例記者会見で、汪文斌報道官が日英部隊間協力円滑化協定に関する質問に答えた。
【記者】英国と日本が11日、英国軍の日本配置を許可することを含む重要な防衛協定(日英部隊間協力円滑化協定)に署名する見通しだと報じられた。日本は中国の挑戦に対処するためとしている。中国はこれについて英側と日本側に正式な申し入れを行う用意があるか。
【汪報道官】アジア太平洋は平和と発展が盛んに行われる場所であり、地政学的な争いが繰り広げられる競技場ではない。中国は各国にとっての協力パートナーであり、いかなる国に対しても挑戦ではない。関係国間の防衛協力は各国間の相互理解・信頼・協力の増進に資するものであるべきで、「仮想敵」を作るべきではないし、ましてやブロック対立という古い思考をアジア太平洋地域に持ち込むべきではない。
人民網より
当然ながら、支那は今回の事に噛みついてきた。効いているようだな。
しかし、「中国は各国にとっての協力パートナーであり、いかなる国に対しても挑戦ではない。」って、よくもまあその口で言ったもんである。
イギリスにとっての同盟の意義
さて、日本にとってメリットのある日英準軍事同盟だが、日本は過去にオーストラリアとも似たような同盟を結んでいる。
日本とオーストラリアとの同盟は、支那やインドネシアへの牽制という意味でオーストラリアにも意味がある話で、その先にアメリカを含めた共同戦線構築の可能性までが見えてくる話となる。
オーストラリアにとってはインドまで巻き込んでの防衛構想は実に理に叶ったものに映るだろう。
では、イギリスにとってはどうか?というと、ロシア軍の動きを睨めば「日英同盟再び」というメリットは感じるだろう。何しろ、ドイツも結構危うい立ち位置にいて、何が間違えば第二次世界大戦の二の舞をやらかす可能性だってあるのだ。
それともう1つがこちら。
【詳しく】次期戦闘機 日本・イギリス・イタリア 共同開発へ
2022年12月9日 19時37分
航空自衛隊の次期戦闘機について、日本、イギリス、イタリアの3か国は共通の機体を共同で開発すると発表しました。防衛省は2035年ごろまでに配備を始めたいとしています。
防衛省は、航空自衛隊のF2戦闘機が2035年ごろから順次、退役することから、後継の次期戦闘機を開発するため、イギリス、イタリアと協力に向けた協議を続けてきました。
その結果、日本、イギリス、イタリアは9日午後、共同首脳声明を発表し、次期戦闘機について3か国で共通の機体を共同で開発することを明らかにしました。
NHKニュースより
夢のある次期戦闘機F3の構想だが、イタリアが絡むという話になってビックリである。
機体の共同開発には日本の三菱重工業やイギリスのBAEシステムズ、イタリアのレオナルド社などが参加する見通しで、エンジンも日本のIHIなどが参加して共通のものを開発する計画です。
NHKニュース「【詳しく】次期戦闘機 日本・イギリス・イタリア 共同開発へ」より
イタリアのレオナルド社は、イギリスの次期戦闘機テンペスト構想にも、センサーと通信ネットワーク担当で参加している航空機メーカーである。
イタリアのことはさておき、イギリスにとって日本との準軍事同盟の締結による軍事関係の強化は、装備品を共通のものとする意味でもかなり意義がある。戦闘機の共同開発にはデメリットも多いのだが、メリットもある。特に、日本とイギリスは島国である。イタリアも半島国家なので、似たようなニーズがあるはずで、したがって、要求する性能の統一化が図れるのではないかとの期待がある。

そして、製造数が増えれば単純にコストダウンに繋がる。
ああ、イギリスはTTPに参加したいという意向も示しているので、経済連携を更に高めるという狙いもあるはずだ。何処まで進むかは知らないが、イギリスがTPPに参加してくるようなことがあれば、面白くなるね。台湾、アメリカもココに絡んでくる可能性はたかいからね。
更にイタリアと
なお、岸田氏はイタリアとの防衛協力も進めるつもりであるらしい。
日伊首脳、外務・防衛当局協議創設へ
2023.01.11
岸田文雄首相は10日、イタリアのメローニ首相とローマ市内の首相府で会談した。両首脳は安全保障面での協力を推進するため、外務・防衛当局間の協議創設で合意。写真はメローニ氏(右)と共同記者発表する岸田氏。
香港経済新聞より
まだ、「協議を始めますよ」というアナウンスではあるが、どう考えてもF3戦闘機絡みの話まで繋がっているように思えるよね。
しかし、実績だけ見ると、岸田氏は超タカ派だな。これを安倍晋三の遺志を継いだと評価すべきか、岸田氏本人の資質であると評価すべきかは悩ましいところではあるが。この調子で頑張って欲しいものである。
コメント
こんにちわ。えーと……。米国が現実的な宗主国という視点から見ると、意味が深いですね。地質学的な繋がりではないですが、アラスカからアリューシャン列島、北方領土、日本列島、沖縄諸島への連なりは、新大陸からユーラシア大陸へ打ち込んだ楔ですからね。
そして北半球の反対側に打ち込んた楔が英国の島ですね。ユーラシア大陸を東西から挟むと。
ただ…ここて冷徹に見たいのが北朝鮮とロシアです。反発くらうかも知れませんが、日本の国益だけ考えると、組める相手と想うんですよ。この2国は。
ロシアの沿海州がある事で、実は東北や北海道方面にシナが「北へ進出」を防ぐ「落し蓋」になってる。
元寇だって蒙古は実は北方領土に押し寄せてきていた(アイヌ族連合軍により撃破された)
ついで金日成らの遺訓は「シナを信じるな」であり、奴らが日本列島方向に弾道ミサイルの飛距離稼ぎしているのは、逆に向ければ「北京に届く」て事です。
奴らのミサイルは北京に向けてるってのはジェーン年鑑に記事書いた人も言ってる。バカな!言う人もいましょうが、地政学的にはこの2国は利用価値あります。
なもんで、私しゃバイデンらの「ウクライナは善」みたいな言説に乗ってロシア制裁とか言わず、ロシアとのチャンネルを残しておき事を荒立てないの正解かと。北方領土に米軍基地を置かない事で、返還を狙う事は亡き安倍さんが狙っていた。でも、どうしても北方領土に米軍基地を起きたい米政府に妨害された。
必ずしも米国は「味方」じゃない!
それに、ウクライナを善にする報道って何だかなぁ。北朝鮮に核技術を売ったの奴らでっせ!!
それがソ連崩壊後のマフィアの仕業か、ウクライナ政府の組織的犯行かは?です。しかし、マフィアの仕業としても、
軍の中枢が関与せねば売れるような代物ではなく、現在のウクライナ政府に「犯人」が残ってる事ははぼ間違いないと思われます。別にプーチン庇う訳じゃありませんけどね。
太平洋で英米と歩調を合わせるのはアレとしても、ウクライナ問題まで英米の口車に乗る義理はないのではないかなぁ?
山童さま 木霊様 皆様 こんばんは
ウクライナが善とは言いませんし、下記リンクの本「ロシアを決して信じるな」 はウクライナ人も含むロシア人のメンタリティーでK国に相当近いですし、
米国は常に味方ではない。ことにも同意しますが、、、
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%92%E6%B1%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%AA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E9%80%B8%E9%83%8E/dp/4106108968
>ロシアと組めるか?
去年2022年2月上旬までならギリギリ、、、でも今は無理と言い切れるでしょう。
2022年2月下旬の行い、やらかしでロシアへの評価・信用は決定的に変わりました。具体的には
・世界の警察役であるはずの常任理事国・大国・軍事超大国という地位・立場の国が
・宣戦布告なしで
・欧州西側先進国の「首都」を
・戦車の大軍やミサイルで攻撃した
・これを命じた大統領の支持率が現在でも7~8割
偶発事故でも末端の領土争いでも防衛でも追い込まれた小国のあがきでもない国民がだまされあ訳でもない、そういう言い訳や擁護もしたくても出来ない。なんでそこまでした? し続ける?
すなわち今のロシアの評価・信用はISIL(自称イラク・レバントのイスラム国)以下の「ならずもの国家」に落ちぶれたのです。タテマエでしかないとしてもルカシェンコやキンペーでさえ正面切ってロシアを正義として擁護できない。ドローン援助しているイランも表向きは対ロ輸出を否定。
組むなら米との同盟やFOIP、QUADへの関与度見直しまで必要。そこまでの価値あります?今の基準で考えませんか?
>北朝鮮と組めるか?
個人的に悪質と思える順で以下の韓国の団体(ほかにも多数)の大元締めが北朝鮮ですよ? 日本が北朝鮮と組むのは無理じゃないです?
・自称元慰安婦の支援団体(正義連だったっけ?)
・自称元徴用工の支援弁護士団体
・福島処理水排出への言いがかり学生団体
僕もBOOKさんの意見に賛成ですね。
山童さんへの回答にも書きましたが、ロシアや北朝鮮って、トップがアレでは信頼できません。
独裁主義国家と付き合うのはなかなか難しいので、状況によって手を組む選択肢は出てくることがありえますが、今現時点で、あれらの国の手が取れるかというと、寄生されて利用されるだけの関係になるように思います。
BOOK様と木霊様»
結論から申しますと米国は敵に回せませんね。イランやキューバを想い出すと、米国は味方から敵側へ転じた国を絶対に赦さず、必ず凄まじい報復をしてきてます。現状で最も怖い国が米国ですから。なので撤回ですが、あげた理由を述べさせて頂きます。
北朝鮮については同盟とかでないです。半島の連中など信用できない。
ただ、彼らを条件交渉する事でシナを疑心暗鬼にするのが理由です。
これはミサイル水中発射型潜水艦を持つ事とセットでして。日本が核を持ってなくても、この潜水艦を複数配置しておくとシナは疑います。
核実験場を持つ印度へ支援したりして、「核開発してるかに見せる」しても構わないのですが、核を密かに持って潜水艦に配備している可能性を疑わせれば良いかと。この合わせ技だとシナは疑心暗鬼になり、そうそう出てこれなくなるかと。
ロシアに関しては農業問題なんです。ウクライナとロシアの穀物輸出量の合計は米国のそれと同じ位なのですね。つまり世界の25%くらいを輸出してます。これストップしてる。そして化学肥料に必須な燐鉱石でしたか鳥の糞の堆積したもの。アレは8割がロシア産なんですね。
これ供給途絶えるのはマズい。そういうと有機肥料にしろとか言う方が出てくるんですが、有機肥料での収穫量はケミカルの半分以下で、到底、世界の穀物需要に満たない。
この穀物輸出をストップさせたままだと、中東は必ず食糧不足で不穏な液状化すると想うんですね。それはシェールガスがある米国は痛くはないだろうけれど、日本には重症に?
さらにウクライナの黒土は、肥料0でも穀物が収穫できる唯一無二でして。これが劣化ウラン弾や化学兵器、戦術核などで汚染されると、食糧不足が数十年に渡る恐れが出ます。それを危惧してるんですね。米国は旱魃と地下水の枯渇で食糧輸出大国から転げ落ちつつあるし。
そして、ロシアがボロ負けして敗退、大国から転落した時に、沿海州にシナが食指を伸ばす可能性ある。
プーチンが沿海州からシナ人を追い払ったのは一昨年でしたか。沿海州はネルチンスク条約で清朝が奪われた地域で、清朝の領土復活を主張するシナは奪還を目指してます。台湾ほど注目はされませんが。ここの港湾施設をシナ軍が利用できると、日本は尖閣や沖縄だけでなく、北海道や東北、北陸もシナの軍事的脅威に晒されるかと。左様に考えると、ロシアが完全敗退してしまうのは怖いと想うんですよ。
バイデン米国が何をどうする気なのか解りませんが、終わらせる気ならウクライナ戦争は簡単に終わります。CIAやNATOの支援交渉でぜレンスキーを誘き出し、その位置情報をプーチンにリークすりゃ良いと。
それでロシアに爆殺させれば、手を汚さずに始末できる。プーチンはウクライナ東部での領有については「後日の交渉」として撤退できます。「非ナチ化」の目的を、その親玉を倒したから達成したという名目が出来ます。ぜレンスキーがTVドラマで売り出した時のTV局オーナーは
アゾフ連隊のパトロンで、そういう背景が元々あるからぜレンスキーは強硬な姿勢を崩せない。でも彼の暗殺にロシアを成功させれば、あとは交渉でウクライナ東部のクリミアへの陸路を開けば、プーチンは戦闘に敗北しても戦略的な目的は果たした事になる。でも、やらない。やらないのは戦争を終わらせたくないのでしょう。ウクライナも米国も。
ウクライナの国家予算の10倍を超える支援を貰ってますからね。当然に中抜きする奴は、ウクライナにも米国にもいるでしょう。その利権で終わらせられないのが実情では??
別にプーチン好きじゃないですが、
食糧問題とシナの沿海州への野心を考えると、とっとと終わらせて欲しいものですが、ロシアをボロ負けのまま敗退させるのは如何なものか?
と考えてる訳です。
これ地政学と言うのですか? 位置と地理から来る相関関係で考えている事でして、カリアゲ豚を含め、彼らの犯罪行為や、それに対する国民感情や、国際的なモラル問題……そういう事は全て配慮の範疇に入れずに考えておりました。以上です。
なる程、先のことまで見据えると、ということですか。
確かに、ご指摘の部分は一理あって、アメリカもそうなのでしょうけれど、ロシアを完全に殺してしまうのは宜しくないと考えていると思いますよ。何とかソフトランディングできないものか?というところではないでしょうか。
本当は、ロシアが分裂してサハリンを含む極東地域を治める国家と交渉ができるようになれば良いのですが、そもそもロシア人と交渉をするというのがなかなかハードな話だと思っています。国力差が相当あって、「日本とは上手く付き合った方がプラスだ」と考えてくれる状態であれば、支那に対抗する上ではメリットも出てくるんですが小国に分かれてしまうと、それはそれで厄介です。
昔はロシアの牽制があってこそ、支那も大人しいという状況であったわけですから、上手いこと利用できれば良かったんですが。安倍氏もそういった発想からプーチン氏との付き合いを深めていたハズですしね。しかし今や状況が変わってしまいました。どの勢力とどうやって付き合い国益を守っていくのかは、時々刻々と変化する状況だと思います。それを見通す慧眼が日本の国会議員にあれば良いんですが。
木霊様》
私しゃずっと前に書きましたように、安倍さんは、上皇陛下の御勇退の時の陛下に対する態度が嫌いです。それでも惜しい方を亡くしたとは思っています。
岸田さんよりは菅さん、菅さんより安倍さんがリーダーとしてふさわしいと思ってますので。御冥福をお祈りいたします。
ロシアと北朝鮮と組む、ですか。
トップに座っている独裁者二人がそれぞれ失脚すれば或いは、とは思いますが、正直気が進みません。
アメリカが絶対的な味方とはとても言えませんが、日本の利益を考えればアメリカから攻められないことこそが重要であると思います。
ウクライナはどうか?
おっしゃられる事、懸念は分かるのですが、今この時点でロシアの行為を容認するというのは、日本にとって完全な悪手です。国境を超えて侵略してきたのはロシアなのです。そして、それは日本が他人事とするのは違うと思っています。ウクライナが厚かましい主張をしているところは引っかかっていますが、しかしそうでなければ生き残れない状況であるのもまた事実でしょう。
日本は日本の国益のために判断が必要ですが、組むべき相手がロシアや北朝鮮というのは、ちょっと同意できません。状況によってはそうした判断が必要になるかもしれませんが。
山童さま 木霊様 皆様 こんばんは
>沿海州
知りませんでした。確かに安倍さんの苦労とか、今日本がサハリン2から手を引けないのは支那に取られないためとか、色々ありますねぇ ありがとうございます。
木霊さま>それを見通す慧眼が日本の国会議員にあれば良いんですが。
山童さま>これ地政学と言うのですか?
去年4月頃に匿名で新宿会計士さんのところに上げた内容とダブルポストになって恐縮なんですが
日本の国策シンクタンクには慧眼があると思います。すなわち、このロシア・ウクライナ問題に関する地政・歴史・時勢を総合した分析が以下で読めることを見つけました。(私見ですが、恐らく安倍さんや菅さんはこのレポート読んでなくてもサジェストは受けてるはず。岸田さんはワカラン)
公益財団法人 日本国際問題研究所
(初代会長 吉田茂元首相 wikipediaによるとアジア地域1位の研究機関らしいですね、(笑)
研究レポート 「岐路に立つNATO-米欧同盟の国際政治-」平成22年3月 【—何と14年前の資料ですね】
https://www2.jiia.or.jp/pdf/resarch/h21_nato/natostudygroup20100331.pdf
第11章 :ロシア及び旧ソ連諸国、中国 河東哲夫 (pp227-267)
【—すっごい先見性、興味ある方は全部読んで欲しいけど、今回の話題に関係する部分を以下ピックアップ】
p.236 3(2) NATOの拡大とロシアとの摩擦
p.238 3(3)既に多岐に渡るNATO・ロシア間の協力
、、、まあ確かにプーチンもNATOと融和を謀ってたけど、のらりくらり、と言うか お互い思ったように運ぶのは難しかったようで
p.243(2)中期的には石油大国でも、長期的には見通しのないロシア経済 p.246(4)ウクライナ
、、、河東哲夫さん からすると、
今回のロシア軍の「ていたらく」は予想の範疇だったようで
すね。恐らくそれはプーチンも同じ」。
、、、資料読後の私見ですが、天才プーチンの力量を持ってしも、
、、、ロシア没落を食い止めるにはウクライナの国力を手に入れる
ことが必要。な状況になったこと。
と、14年前、すなわちクリミア紛争以前に日本のシンクタンク、(すなわち恐らく欧米も)プーチンがウクライナを翼下・配下とするために動くことまでは読めていた。
だからクリミア紛争は適当な制裁でお茶を濁した(なぜなら予定調和だから)。
読めなかったのは、皆がクレバーな男、と思っていたプーチンが、言い訳も擁護もお茶を濁しもできない、プランBもない、乱暴な博打に出たこと。(& ゼレンスキーの天才度合?)
だってロシア、今から勝っても人心や国土をこれだけ破壊したあとでは、もうウクライナの国力は手に入らない。賭けにはすでに負けてる
結果、NATOも米も、プーチンの考え読めねえ、、ちゅうか病気じゃないの?、戦後どうするべぇ? と頭かかえてる、
我らが日本国際問題研究所も、もう少し出そろってからレポート読もうかな(大変だし (笑)
更に、、支那は台湾を「無傷で手に入れる」のがベストのはずだが、
キンペーの理性・正気を信じるのはリスクが高すぎることが明らかになった。状態でしょうねぇ
—————————–
敵国条項: 死文化してるなどといいう説もありますが、公式にそうした記録はなく、、、、だから日本は犬・奴隷とあざけられようと屈辱のんで米国を味方・親分とし「北朝鮮への反撃に他国の同意など不要」とハッキリ明言までしてもらう必要がありますよね。
、、、、でないと北に反撃すれば南は大喜びで敵国条項に従い、日本の人口密集地帯に弾道ミサイルの雨を降らせることでしょう。彼らの弾道ミサイルはクラスター弾ですから核じゃなくても被害甚大です。
……つくづく、安倍晋三という政治家を失ったことは、日本の損失であり世界の損失でした。
無念です。
こんにちは。この日本国際問題研究所の初代会長が吉田茂首相と。
ほほう。この機関は結構に古い創設ですね。原型は服部卓四郎のクーデター未遂疑惑があるかと。
警察予備隊を国防軍にする硬派か、文民統制下の軟派かで吉田茂は服部卓四郎と激しく争いましたね。
その時に旧軍人派の代表である服部に対して吉田は情報戦を仕掛ける。
クーデターを起こす可能性の指摘、
日本が過剰武装する必要がない事の証明。前者が噂にある児玉誉士夫ら
戦後GHQのG2(参謀二部)の仕事(主に民政部の追い落とし)に従事していた元特務出身者や、中野学校OBとくに皇統護持作戦に参加した者。これらを集めて服部の失脚を狙った。と、同時に国防軍の用意は必要ない事を証明する研究機関。
その2つを作ったとか聞きます。後者の系統の団体でないすかね?
実際、1961にも三無事件など自衛隊内部の旧軍人派によるクーデター未遂(大した事が無かったとされている割に、未だに市ヶ谷は沈黙)とか起きてますからね。日本から戦争を遠ざけようとした吉田茂なら礎を作っておりましょう。
それは戦後の日本の繁栄と70年以上の平和をもたらしました。その事が今になってスパイ防止法もなく、法的に自衛隊を張子虎にしているという点で、皮肉とか言いようないです。
おはようございます、
今回の新しい協定は、以前に日本と豪州で締結されたものとほぼ同じ。
それでメディアも準同盟と表現しているのでしょう。
日本が先進諸国と軍事協力協定を結ぶことは、内外からの軍事力整備への反対の封じ込めや、9条の修正、スパイ防止法の制定など、本質的に重要な安保政策の推進に寄与するでしょう。
“検討使”岸田首相はこの外遊中に、韓国との歴史戦を進めることや、IAEAで原子力開発を推進すること、支那へビザ発給停止のクレームをつけるなど、目立たないが日本政府として必要な意思表示をしていることは評価したい。(国会ではなにも言わないヘタレ首相ではあるが。)
国内の法整備は待ったなしでしょう。
外圧を利用して改革に手を付ける、というのは日本が昔からよくやってきた手法なので、今回のこの判断は良かったようには思います。
岸田氏は、いつまで経っても頼りない感じはしちゃいますけどね。
木霊様 皆様 こんばんは
国連敵国条項が排除されない(ソ連・ロシアの千島占領の言い分)以上、日本はドンパチすれば自動的に世界の敵なわけで、日米同盟のような常任理事国・大国との同盟は大事、ただ米国はちょくちょく裏切るので同盟国は多角化できるならしたい。
残る常任理事国だと消去法で英・仏となりますが、歴史的にも現在の情勢からもWin-Winとなりうる英国は、現在ベストパートナーと思われ、よい流れですね。
しかし、イタリアですか
、、、、我が国も対支那ハイブリッド戦、ヤバイですが
独:ひっそり対支那ハイブリッド敗戦国 (ほとんど焼野原)
伊:一帯一路の欧州窓口
、、、伊は見直すようなこと言ってたけどそのあと実際の動きを聞かない。どうなってるのかなあ?
がんばれ戻ってこい、と手をさしのべ交渉するにも故安倍さんならともかく岸田さんだと不安、テンペストも大丈夫なんだろうか?
ご指摘のように「アメリカは、自らの国益のために平気で掌を返す」というようなことは、結構あります。
そういう意味でも、アメリカを完全に信用するというのは愚かな選択で、同盟国を増やすという選択は日本にとって悪くないのかと。
で、イタリアなんですが……、正直、技術力はそれなりに評価してはいますが、信用できる相手かというと、なかなか。
まあ、付き合いを続けていく必要はあるのでしょうが、手を組んでメリットのある相手かどうかは見極めないといけませんね。
BOOK様》敵国条項か……痛い処を突かれますね。確かにアレは残ってるんですねぇ。現在にどれだけ効果が残るかは不明ですが、蓋を開かないと分からない話しである訳で。
リスクとしては見逃せませんね。
山童さま 皆様 こんばんは
>原型は服部卓四郎のクーデター未遂疑惑
>警察予備隊を国防軍にする硬派か、文民統制下の軟派かで吉田茂は服部卓四郎と激しく争いましたね。
>戦後GHQのG2—-後者の系統の団体でないすかね?
知識バックグランドが薄っぺらすぎてお答えできません。偉そうに資料ならべて ごめんなさいm(__)m
余談およみ頂ければですが
私は長年ノンポリ・エンジニアで、地勢・時勢・政治哲学、軍事理論に興味をもち始めたきっかけは、塩野七生女史の「マキアヴェッリ」「ローマ人」が文庫化されてることを知って読んで嵌ったのがコロナ騒ぎのちょっと前、まあ駆け出しです。
で古代ローマ+ルネサンス、薄い文庫本だけど50巻近く読んだら西洋はおなかいっぱい。次は東洋・日本だよね。から支那は古代から近代簡単に選定できるけど
、、、でも肝心な日本が、、やっぱ資料が多すぎて躓いてました。でもいま大事なのはGHQから主権がこちらにきた近・現代史ですよね、、、ここで勉強するためのキーワードだけでもお教え頂けてありがとうございます。 これからもご指導ください >山童さま 皆様
山童さま 皆様 こんばんは
>原型は服部卓四郎のクーデター未遂疑惑
>警察予備隊を国防軍にする硬派か、文民統制下の軟派かで吉田茂は服部卓四郎と激しく争いましたね。
>戦後GHQのG2—-後者の系統の団体でないすかね?
知識バックグランドが薄っぺらすぎてお答えできません。ご容赦をm(..)m
私は長年ノンポリ・エンジニアで、地勢・時勢・政治哲学、軍事理論に興味をもち始めたきっかけは、塩野七生女史の「マキアヴェッリ」「ローマ人」が文庫化されてることを知って読んでまったコロナ騒ぎのちょっと前、まあ駆け出しです。
で古代ローマを次は東洋だよね。から支那18史とか、、、でも肝心な日本が、、やっぱ資料が多すぎてシロートには、、、ここで勉強するためのキーワードだけでもお教え頂けてありがとうございます。
タブ閉じミスでダブル投稿、木霊さんごめんなさい。
こんにちは。別に薄ペラじゃありませんよ。私は貴兄のSF的近未来型の兵器理論とか大好きで、そこに関わるお話の展開は愉しみにしてます!
面白いもの!
むしろ文系(いちおう医療免許者ですけれど、解剖学とか生理学は、発展の余地がない古い学問で盛らねぇ……)の私には眼からウロコな話が多くて助かってます。今でも文系の嫉妬で、木霊様の「理系」を看板から外させてしまった愚行を恥じています。木霊様は寛大な方ですので一言と怨み言を仰りませんが。
あと戦後の現代史は闇が多いんです。学問分野とくに歴史学がマルクス史感の左巻きに(近年まで)牛耳られていた事もあるので。
私がクーデター未遂事件を知ったのは、たまさか埋蔵金探し(真似事)を趣味にしていて、オウムの早川や児玉誉士夫が追っていたという財宝(M資金詐欺の元ネタ)を探していて、そこでぶつかったのですよ。
北海道の某空自基地に、シベリア出兵時にロマノフから奪った金塊を資材にした「黄金のゼロ戦」が眠るという……わははは。金閣寺かっての!
まぁ、そういう怪しい親父なので、
眉に唾つけて観て下さい☺