上海ディズニーランドに行ったっきり!帰れません

経済危機

中々すごいことになっているな。ニュース自体はちょっと前の話だが。

上海 ディズニーランド 31日から閉鎖を発表 コロナ感染対策で

2022年10月31日 21時25分

中国 上海にあるディズニーランドは、新型コロナウイルスの感染対策のためとして、10月31日から一時、閉鎖すると発表しました。

「上海ディズニーリゾート」は、中国版ツイッター「ウェイボー」の公式アカウントで、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策に沿って、10月31日から上海にあるディズニーランドを一時、閉鎖すると発表しました。

「NHKニュース」より

NHKニュースだけ読んだら、「ああ、まだゼロコロナ政策継続しているのね」という印象なんだが……。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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ゼロコロナ政策は当面続く

閉園は唐突に

支那のゼロコロナ政策の凄い所は、人権を乗り越えたところにある徹底ぶりである。

上海ディズニーランドは、過去にも閉園していたので、「ああまたか」という印象だけになってしまうのだが、その徹底ぶりは凄い。

上海ディズニー一時休園、SNSで来園者「出られない」「助けて」…当局の防疫強化が影響か

2022/10/31 19:26

中国の上海ディズニーリゾートは31日、新型コロナウイルスの感染対策として、メイン施設のディズニーランドを含む全施設を一時休園すると発表した。再開時期は示していない。

~~略~~

中国版ツイッター 微博などには、来園者と見られる人が「PCRで陰性にならないと出られない」「助けて」などと訴える書き込みがあった。

「讀賣新聞」より

讀賣新聞はもう少し具体的に書いてあった。SNSで「PCR検査で陰性にならないと出られない」と書き込みがあったというのである。

これの意味する所は、開園中に唐突に閉鎖されたことを意味する。

「全員のコロナ陰性確認」突如封鎖の上海ディズニー、来場客を約10時間後に開放

11/1(火) 19:56配信

ハロウィン当日のきのう、営業中に突如封鎖された上海ディズニーランドで園内に足止めされた客たちは夜遅くに全員解放された。

上海市当局によると、約2万人がPCR検査を行うため園内に足止めされたが、全員の陰性が確認されたため、封鎖からおよそ10時間後に解放されたという。

「Yahoo!ニュース」より

実際に、2万人が園内に閉じ込められ、検査をして「全員開放」されたという。公益性のために人権が制限されるのは、ある程度は仕方がないにしても、こんな力技を使えるのは支那ならではだ。

ここで日本のメディアの話をしだすと脇に逸れるので止めておくが、この腰の引けっぷりは記憶にとどめておいて欲しい。

検査は迅速

ところで、このニュースの凄い所は2万人分のPCR検査を、わずか10時間で終わらせたところにある。え?違う?

いやしかし、日本の場合はPCR検査をすると、概ね2~5時間かかる。1つの機械を最低でも2時間稼働し続けなければならない。まあ、検査試薬の改良によって35分程度で結果の分かる方法もあるようなのだけれど、原理的に採取したDNAを増やして試薬を使う関係で、どうしても「それなりの時間」がかかる。短時間で検査すれば検査精度に問題が出やすいのだ。

ところが、2万人の検体を採取し、10時間で検査を終わらせる。物量作戦を得意とする支那をもってすればこのくらいの芸当は朝飯前ということなのだろうか。

封鎖の原因は、27日以降にディズニーランドを訪れた上海市内に住む30代の女性1人から陽性反応が出たためだった。

「Yahoo!ニュース」より

封鎖の原因と来たら、27日以降にディズニーランドに訪れた女性1人から陽性反応が確認されたという恐るべき理由である。おそらく、上海ディズニーランド以外も、この女性が訪れたであろう場所は全て封鎖されて、検査が行われたのだろう。

およそ日本では考えられない対応である。

徹底していると言えば聞こえは良いが、常軌を逸していると言って良いレベルだと思う。どうやらその後、スタッフ2人から陽性反応が確認されたことがあってか、未だに営業再開されていないらしい。

チベットのラサではロックダウン3ヶ月継続中

だが、上海ディズニーランドならまだかわいいレベルだ。

チベットで異例の大規模デモ、映像が浮上 中国政府のコロナ対策に抗議か

2022年10月28日

中国のチベット自治区の中心都市ラサで26日、厳しい新型コロナウイルス対策に抗議する異例の大規模デモが起きた模様だ。当時の状況を撮影したとみられる映像が浮上した。

ラサは感染対策で3カ月近く封鎖状態が続いている。チベットは中国で警備が極めて厳重な地域のひとつ。

抗議デモは26日午後に始まり、夜まで続いたとされる。

「BBC」より

この記事も10月末の話ではあるが、チベットのラサは10月末の時点で既に3ヶ月間近くロックダウンが続けられているらしく、一部では餓死者が出るような状況のようだ。

そしてついに大規模なデモが行われ、治安部隊が投入され、人民解放軍によって封鎖された模様。

ウイグルでもロックダウンで食料配給なし

悲惨なのはチベットだけではない。

記事によれば、新疆ウイグル自治区ではゼロコロナ政策で中国政府が住民の外出を厳しく制限しているが、ウイグル人家庭には、1カ月にわたって食料が配達されていない。新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州のグルジャ市に住むウイグル人から、UHRPに送られた複数のテキストメッセージと動画から分かった。さらに、餓死を報告するメッセージも複数人から送られているという。

そのほかにも、16 歳の少女が泣きながら「アパートに一人で閉じ込められている。極度の痛みに苦しんでいる。私は死にかけている」と話すメッセージや、「重要な薬を入手するため、あるいは医療上の緊急事態のためにすら、外出が許可されていない」といった趣旨のメッセージも送られているという。また、ある母親からは、「子供たちが高熱を出しており、病院に連れて行くためでも家を出ることができない」とのメッセージも届いた。UHRPによると、こうした内容の動画とテキストメッセージの数は、数十に上る。

新疆ウイグル自治区のこうした現状を外部に知られることに中国政府は過敏になっているのか、SNSから新疆ウイグル自治区での食糧や医療ケアの不足に関する内容の投稿を削除する動きもみられる。

「SAKISIRU」より

これは9月の記事だが、11月に入ってもこの状況は改善せず、90日移譲ロックダウンが続けられているらしい。

狂気の沙汰である。

中国、海南省・新疆でコロナ感染拡大 チベットで大規模検査

2022年8月9日2:45 午後

中国では南部海南省と北西部の新疆ウイグル自治区で新型コロナウイルス感染が拡大しており、西部チベット自治区の一部では9日に住民の大規模検査が行われる。

9日公表の公式集計によると、8日に本土で報告された新規感染者(渡航者除く)は828人で、7割強が海南省と新疆で見つかった。

「ロイター」より

最初の記事はおそらくこのあたりの話だと思うが、ロックダウンなんぞ長期間続ける政策ではない。

極めて毒性が強く、致死性の高い病気であれば、ロックダウンという措置もありだと思うが、武漢ウイルスの場合は、すでに世界中で「ロックダウンは有効ではない」ということが明らかになっている。

FOXCONNでも大混乱

更に、iPhoneを作っていることで有名になったFoxconnでも混乱が起こっているようだ。

フォックスコン、iPhone中国工場で厳しい制限=香港紙

2022年10月21日10:58 午前

台湾の電子製品受託生産大手、鴻海科技集団(フォックスコン)は中国・鄭州市にある米アップルの「iPhone」組み立て工場で、新型コロナウイルス対策として厳しい制限を設けていると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が21日に報じた。

「ロイター」より

10月下旬にこんなニュースがでて、「何かが起こっているな」という感じの空気が流れたものの、当局は否定。

ところが、どうやら大規模な感染が発生して、従業員の中で混乱が起こったのだとか。

終了どころかさらに強化、中国人を絶望させる「ゼロコロナ文革」という大厄災 餓死を恐れて封鎖から脱出、凄惨な事件も続出 | JBpress (ジェイビープレス)
 10月22日に閉会した第20回中国共産党大会後、中国ではゼロコロナ政策がますます徹底され、そしてますます暴力的になっている。 ユニバーサル・スタジオ北京や上海ディズニーランドでは、(1/5)

こちらの記事には詳細が書かれているが、そのソースとなりそうな情報は大紀元くらいなので、詳細は不明。

ただ、箝口令が敷かれる程度には酷いことが起こったというふうに理解すべきだろう。

ゼロコロナを誇る

そもそもこうした流れになってしまった背景には、習近平氏の実力の無さを浮き彫りにしないために、「ゼロコロナは素晴らしい成果を収めた」という風に宣伝してしまった辺りに問題がある。

おそらく、共産党大会で「失敗だった」と言えれば引き返すことは出来ただろうに。しかし、それは習近平氏のメンツにかけて出来なかったらしい。

中国ゼロコロナ政策、堅持揺るがないと衛生当局者-緩和の期待くじく

2022年11月6日 14:15 JS

中国での新型コロナウイルス感染拡大は深刻度を増しており、ゼロコロナ政策堅持の方針は揺るがないと国家衛生健康委員会の当局者が発言した。複数の生産拠点を規制下に置くロックダウン(都市封鎖)長期化を招いた政策緩和への期待をくじくものだ。

「Bloomberg」より

ゼロコロナ政策は、この期に及んで継続かぁ。

ドイツの手をとれるのが

いつも間違えるドイツ

支那との関係で最近話題になったのがドイツである。

ドイツ首相のショルツ氏がG7の裏で支那に詣でて、僕は信じていなかったのだが、ビオンテックのワクチンを持ち込むのではないかという話があった。

ドイツは、経済的な問題で、渦中の支那と手を結びたいという「色気」を出している。そのための手土産を持っていく感じだった。

ドイツのショルツ首相が、独ビオンテックが開発したコロナワクチンを中国に居住する外国人が接種できるようになると明らかにしたことも、中国当局が経済再開を準備しているとの期待をあおった。

「Bloomberg”中国ゼロコロナ政策、堅持揺るがないと衛生当局者”」より

この話は5月くらいにも噂があって、ワクチン校長が建設されるという話もでていた。ただ、支那の技術ではmRNAワクチンの製造ができないという事情があったらしく、進まなかった。

【更新】独ビオンテック、中国製薬大手とワクチン合弁会社設立。外資初の進出、年間最大10億回分を生産へ

May. 10, 2021, 04:00 PM

米製薬大手ファイザー(Pfizer)と新型コロナウイルスワクチンを共同開発したドイツのバイオンテック(BioNTech、日本ではビオンテックと呼称する場合も)が、中国での同社製ワクチンの供給開始に向けて、同国の製薬大手・上海復星医薬(シャンハイ・フォサン)と合弁会社を設立する。

「Business Insider」より

ワクチンの話は定期的に湧いては消えるのだが、支那としては国産ワクチンを全否定する話になることと、ゼロコロナ政策を真っ向否定することになる(ワクチンを推進するということは、感染抑制ではなく症状緩和を狙うことを意味する。つまり、感染拡大を甘受することを意味するのだ)ので、決断ができないらしい。

方針を切り替えれば済む話なんだけどね。

ドイツの手をとることが出来ない習近平

したがって、ドイツはブンブンとしっぽを振っている感じなのだけれど、おそらくは習近平氏がドイツと共に歩むことはなかろうと思う。

独首相と大手企業CEOが北京訪問、かつてないほど中国を必要とするドイツの実情

11/4(金) 18:48配信

香港/ロンドン(CNN Business) ドイツのショルツ首相が4日、大企業のトップからなる一団を引き連れて中国に到着した。そこには、世界2位の経済大国とのビジネスは今後も続けなくてはならないという明確なメッセージが込められている。

~~略~~

主要7カ国(G7)の首脳が中国を訪れるのは約3年ぶり。今回のショルツ氏の訪中は、ドイツがリセッション(景気後退)に滑り落ちようとするタイミングで行われた。

ロシアによる今年のウクライナ侵攻以降、ドイツは長年にわたるロシアへのエネルギー依存を断ち切る必要に迫られている。ただ現在、連立政権の一部にはドイツが中国との関係を深めることについて一段と神経をとがらせる向きもある。

「Yahoo!ニュース」より

ドイツとしては支那との関係改善は死活問題となる。

ドイツのリセッション入はほぼ確定で、ドイツの産業はかなりやばい状況を迎えている。尤も、ドイツの製造業は底堅い技術力があるため、そう簡単にくたばったりはしないが、電力事情がねぇ……。

どうして、再生可能エネルギー発電に全振りしてしまったのやら。この流れをショルツ氏も止める気はないらしいのだが、この方針は製造業には極めて深刻なダメージを与える。

実際、ロシアに天然ガスを締め上げられたことで、ドイツのエネルギー政策は立ち行かなくなってしまったので、支那に「ロシアを止めてよ」と泣きついたらしい。ドイツはいつも空気が読めないらしい。

いや、無理っしょ。習近平くんにはそんな力はないよ。そして、ゼロコロナの看板も下ろせない。さらに言えば、ドイツの国内で人権弾圧をした支那共産党への嫌悪感があって、ドイツも独裁敷くくらいやらないとついていかないんじゃないかな。

まあ、支那には「対等に組む」という概念が無いので、ドイツの努力は実らないんですが。

コメント

  1. 木霊さん みなさん こんばんは

    >ところが、2万人の検体を採取し、10時間で検査を終わらせる。物量作戦を得意とする支那をもってすればこのくらいの芸当は朝飯前ということなのだろうか。

    技術的には、支那方式は100人分ぐらいの検体をマジェマジェして検査するので2万人=200検体、2時間で検査できる自動PCR検査装置が40台あれば、40×10/2=200検体 陽性者ゼロなら、10時間で終えても大したことはない(笑) (陽性者が出ると、確定のための再検査が増えて 面倒だけど)

    >チベット、ウイグル
    これロックダウンを言い訳にした人権侵害やりまくってるハナシですね。

    >ビオンテック・ワクチン
    もともと支那ワクチン有効性50%は判っているハナシなのでゼロコロナのためにはmRNAは絶対必要、だけどしなかった。 これ技術と言うより、ロックダウン・ゼロコロナを個人統制に使い続けるためじゃないでしょうか?

    • あー、マジェマジェですか。
      確か韓国が同じ方式でやっていましたね。
      何十人と混ぜて検査して、陽性が出なければOK、陽性がでたら纏めて陽性者扱いするか、更に細かく検査するか。この検査方法の利点は、陽性者が少なく強権発動がし易い国の場合に切り分けやすいことですね。

  2. こんばんは、

    数日前、ゼロコロナ政策による都市封鎖のために、救急搬送を拒絶された複数の急患(子どもを含む)が在宅死亡したというニュースをみた。実際には、そういうことが支那全土と占領地では”たくさん”起こっているんだろうと思うといたたまれないね。

    こんな状況では、経済再生もあったものじゃないだろう。世銀は今年の支那の経済成長率予想を5.0%→ 2.8%に引き下げたしね。https://www.risktaisaku.com/articles/-/72784

    中共大会で習氏が事実上の皇帝位に就き、また支那が米国主導のグローバル・サプライチェーンから外されていくことで、これからの支那には、毛沢東時代のような、人民が生きていくだけで精一杯のようなカツカツの時代がきそうな予感がするね。

    中共の長老たちが習氏の皇帝就任を看過したのも、「お前が国を滅茶苦茶にしたのだから、お前の責任ですべて面倒を見ろ」というメッセ―ジにも見て取れそうだね。知らんけど。

    • 都市封鎖で、女性の飛び降りとか、死体がバラバラになって上の階から降ってきたとか、怪しい話が一杯ありますけど、概ね「噂」レベルで終わっていますから、何が正しいのかはよく分かりません。
      しかし、おかしな噂が出るほどには無理のある政策だということなんでしょうね、「ゼロコロナ政策」は。

  3. こんにちは。

    一党独裁って、共産主義って、こんな事出来るんだ。良いなぁ……

    これが、真っ先に思いついた感想でした。

    これが出来るなら、もっと早くにコロナ押さえ込めたよね?
    隠したりしないで、正直に淡々と最初っから対策打っておけば。
    っていうのは言わないお約束で。

    >いつも間違えるドイツ

    ドイツさん、偉そうな感じだけど、対外戦争で近年勝ったことないですからね。
    「次はイタリア抜きで」が、ちょっと前の合い言葉的なアレでしたが、当方、事情を知ってからは「次はドイツ抜きで」だと思ってます。
    タコ食う奴らは信用していい。
    メシが旨い国は仲よくするに限る。

    • イヤ本当にスゴい国ですよ。
      アレが出来ちゃうって事が。

      人民も不満を抱えているハズなんですが、何処で解消しているんでしょうかねぇ。
      「慣れている」という風にいわれていますが、不満は絶対たまるわけで。

      ドイツ抜きで、というのは僕も賛成ですよ。頭のいい人達が揃っている印象ではありますが、おかしな選択肢を選んでしまうというのは最悪です。運の悪い人間を仲間にしたくは無いですよね。

      • 重ねレス失礼します。

        >人民も不満を抱えているハズなんですが、
        「中国人は、王朝は永遠でないことを知っているから、嵐の間は頭を低くして耐える」
        「自分が食えているウチは立ち上がらない」
        と、どっかで読んだ記憶があります。
        そして、今は、自分が食えなくなったとしても、昔みたいに鋤や鍬、薪雑把握って地方行政官の館取り囲めば良い時代でもなくなりましたから……ちょっとでも不穏な動き見せたら、監視カメラで見つかって武装警察のお縄。大規模集会がよしんば出来たとしても、戦車の履帯の下敷き。

        本当に我慢が出来なくなる頃には、経済も何もかも国の体を成してない、そんな事になるんじゃないかと。
        それが、習近平が天寿(?)を全うするか、誰かに寝首をかかれるか、いずれにしろ、彼の治世では「絶対に」反乱は起こさせないでしょうね。

        何をやっても人は必ず衰えるし死ぬ。だから、今のウチから禅譲を考えておくべきなのですが……

        ※話違いますが。その意味で、今の上皇さまが禅譲されたのは、これからの皇室にとって大変意味のあることだと思ってます。

      • 黄巾党の乱が起こる……。
        蝗害が発生した時は、「本気でヤバい」と思いましたが、疫病、洪水、蝗害でリーチがかかりつつも、習近平政権は華麗に回避。

        ただ、経済的な激震が発生いていますから、どこでどうなるかは。