迷うドイツ、支那寄りの姿勢を見せるショルツ氏

欧州ニュース

相変わらず親支那なんだな。

ドイツ最大港へ中国参入 連立政権内で賛否

2022/11/2 16:55

ドイツではショルツ首相の訪中を前に、ハンブルク港のターミナルに中国の国有海運大手「中国遠洋運輸(COSCO)」が資本参加することが決まった。国内最大の貿易港だけに、「安全保障上の危険を招く」として連立政権内で是非論が分かれ、対中政策の迷いが浮き彫りになった。

「産経新聞」より

2021年12月8日に、ドイツ首相に選出されたオラフ・ショルツ氏だが、外交面でロシアや支那との関係で一線を画す方針を示していた。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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だが、親支那派

しかし、ドイツも多くの国と同様に支那との関係を再考するという立場に向かっているのだが、ショルツ氏自身は比較的親支那派の人物である。そして、ロシアとの関係も容易に断ち切れないような状況らしいね。

ドイツ新政権の「脱・親中路線」見通しで、欧州経済が迎える転換点

2021.12.10 4:25

ドイツで、12月8日にオラフ・ショルツ氏が率いる新政権が発足した。総選挙では、アンゲラ・メルケル前首相が所属した中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)は第2党に転落。第1党となったショルツ新首相が所属する中道左派の社会民主党(SPD)は、連立相手だったCDUを排除し、環境政策重視の緑の党と、市場経済重視の自由民主党(FDP)と3党連立を組んだ。ショルツ連立政権では、「親中政権」といわれたメルケル前政権の路線を転換させる可能性をはらんでおり、ドイツと中国の経済関係も危ぶまれる様相だ。国際政治学者であり、欧州情勢にも詳しい国際基督教大学のナギ・スティーブン・R准教授に、独中関係が直面する転換点について聞いた。

「Diamond Online」より

ドイツ、中国への厳格発言続く ショルツ政権発足1カ月

1/7(金) 16:20配信

ドイツのショルツ連立政権が発足して8日で1カ月。中国の人権問題を批判してきた女性のベーアボック外相(41)が同国への厳格な発言を続けている。メルケル前政権は中国との融和を重視したが、ショルツ政権は政策綱領で中国の専制主義に厳しい姿勢で臨むと表明。ドイツの専門家は中国に対する姿勢が「確実に変わりつつある」と話す。

「yahooニュース」より

就任直後から、支那との距離を採るような方針を展開していたのだが、積極的にそういう事を言及すればするほど、本当の部分を覆い隠そうとしていると見られても仕方が無い。

ドイツ首相 来月 中国訪問 習主席と会談へ 経済優先との批判も

2022年10月28日 22時58分

ドイツのショルツ首相が来月4日に中国を訪問し、共産党のトップとして異例の3期目に入った習近平国家主席と会談することになりました。

ドイツで人権問題などを理由に中国への警戒感が高まる中、ショルツ首相は中国との経済関係を優先させているといった批判が出ていて、会談でどのような姿勢を示すか関心が集まっています。

「NHKニュース」より

実際に、支那皇帝となった習近平氏にご機嫌伺いに行くという決定をしており、ショルツ氏との繋がりについても色々と言われるようになった。

低迷するドイツ経済

しかし、ドイツの強みであったハズの経済が思わしくない。

ドイツでは人権問題や南シナ海への海洋進出を理由に中国に対する警戒感が高まっていますが、ドイツにとって中国は最大の貿易相手国で、政府は今月26日、中国の国有企業が北部ハンブルクの港に出資することを条件付きで認めました。

地元メディアは政権内で反対意見が出る中、首相府が決定を主導したと伝え、ショルツ首相が中国との経済関係を優先させたという批判が出ています。

「NHKニュース”ドイツ首相 来月 中国訪問 習主席と会談へ 経済優先との批判も”」より

どうやら、ショルツ氏はその打開策を支那に求める気らしい。どれだけ経済音痴なのだろうか?この人は。え?財務大臣を経験している?マジで?

よく考えて見れば、親支那政権だったメルケル政権下でショルツ氏は財務大臣を担当していたのである。そして、このショルツ氏、ドイツ社会民主党の党員でもある。中道左派政党で、その考え方も共産主義よりのように思う。

ドイツ0.3%成長 7~9月GDP、マイナスは回避

2022年10月28日 18:56

ドイツ連邦統計庁が28日発表したドイツの7~9月期の実質国内総生産(GDP)は速報値で前期比0.3%増だった。ウクライナ危機に伴う資源高でインフレが急激に進むなか、新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた個人消費の持ち直しが下支えしたもようだ。マイナス成長は回避したものの、先行きは景気後退の可能性が高まる。

「日本経済新聞」より

ただ、行くら左派でも経済が順調で無ければお金を配れないわけで。ドイツ経済が低成長しはじめてしまったことは、ドイツ社会民主党とはいえ困ったものである。支持が得られないのだから。

一方、急激なインフレで逆風は強い。ロシアのウクライナ侵攻に伴う供給不安で、今夏には天然ガスなどの資源価格が高騰。ドイツの消費者物価指数(CPI)は9月に10%台に達した。インフレや金利の上昇で企業収益は圧迫されやすく、ドイツ企業の景況感は急激に悪化している。

「日本経済新聞”ドイツ0.3%成長 7~9月GDP、マイナスは回避”」より

ドイツの景気低迷の理由は、エネルギー高騰の影響を色濃く受けているからである。この問題を解消するのはドイツにとっては非常に難しい。何やら、節電要請だけではなく停電をするという話もチラホラと聞こえてきている。

ドイツ経済にとっては深刻な問題と言える。

アジア訪問

で、その糸口を探すためか、ここ数日でドイツの要人がアジアに来ている。

岸田首相 独大統領 対ロ制裁とウクライナ支援の継続を確認

2022年11月1日 21時35分

岸田総理大臣は、G7=主要7か国の議長国、ドイツのシュタインマイヤー大統領と会談し、ロシアがウクライナ侵攻を続け、核兵器使用の威嚇を行っていることへの強い懸念を共有し、強力な対ロ制裁とウクライナ支援を継続していくことを確認しました。

岸田総理大臣は、日本を訪れているドイツのシュタインマイヤー大統領と1日夜、総理大臣官邸で会談しました。

「NHKニュース」より

ん?大統領?

余り名前を聞かないドイツの大統領だが、それもそのはず。ドイツの大統領は政治的権力は殆どない。やっている事は国王と似たような立ち位置にあるようだ。

つまり、お飾りの大統領が日本と、次いで韓国に向かうとか何とか。

なお、ドイツ大統領のシュタインマイヤー氏、ウクライナも電撃訪問しており、日本の訪問と合わせて考えれば無意味という事でもないのだろう。

が、本命は支那だろう。

ドイツ首相 来月 中国訪問 習主席と会談へ 経済優先との批判も

2022年10月28日 22時58分

ドイツのショルツ首相が来月4日に中国を訪問し、共産党のトップとして異例の3期目に入った習近平国家主席と会談することになりました。 ドイツで人権問題などを理由に中国への警戒感が高まる中、ショルツ首相は中国との経済関係を優先させているといった批判が出ていて、会談でどのような姿勢を示すか関心が集まっています。

~~略~~

今回の訪問にドイツ企業の幹部も同行する予定で、ショルツ首相が習主席との会談でどのような姿勢を示すか関心が集まっています。

「NHKニュース」より

ドイツ企業幹部を引き連れて支那にご機嫌伺い。当然ながら、経済的な連携の模索である事は言うまでもない。世界的には支那を経済連携から締め出そうという動きがある中、ドイツも本来であればそこに足並みを揃えていく必要がある。

だが、このままドイツがアメリカに付いていく事は、ドイツにとっての死活問題になりかねないと思われる。「大胆な方針転換」でもしないと前に進めないのである。今回の支那訪問はドイツかそんな選択をしたのでは無いか?という懸念がある。

ショルツ氏自身は、結構、支那の事は好きそうだしね。

港を明け渡すドイツ

正確には「明け渡すおそれがあるドイツ」なのだが。

ドイツ最大港へ中国参入 連立政権内で賛否

2022/11/2 16:55

ドイツではショルツ首相の訪中を前に、ハンブルク港のターミナルに中国の国有海運大手「中国遠洋運輸(COSCO)」が資本参加することが決まった。国内最大の貿易港だけに、「安全保障上の危険を招く」として連立政権内で是非論が分かれ、対中政策の迷いが浮き彫りになった。

「産経新聞」より

何しろ、ドイツ最大の港であるハンブルグ港のターミナルに支那の国有海運大手が資本参加する流れとなった。よくもまあ、そんな判断をしたものだと感心したが、ショルツ氏はキッパリとこう言ったそうだ。

ターミナルをめぐっては9月、港湾運営会社とCOSCOの間で、35%の権益獲得を認める計画で合意していた。ショルツ氏は2018年までハンブルク市長を務めており、この計画を支持した。「ギリシャやベルギーの港にも中国企業が参入している。特別なことではない」と主張した。

「産経新聞”ドイツ最大港へ中国参入 連立政権内で賛否”」より

いやー、思い切ったね。

これで「問題がない」と言える辺りがスゴイ。ドイツは判断を間違えることで有名だが、さて、どう言うことになるのやら。

コメント

  1. こんばんは、木霊さん、そして皆さん

    ドイツが、というよりも、ショルツ首相がひとり逆噴射しているように見えるね。
    EU全体が経済対策で苦しんでいるところ、ドイツのこの独走ぶりは如何なものか。

    ただ、ドイツの2022年度の実質GDP成長率は+1.4%、2023年度のそれは-0.4%の予想で、
    数字だけ見ればドイツ経済は相当に厳しいようだ。
    https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/10/b3b7ee10af2f844e.html

    またショルツ首相は、明日から経済代表団を引率して訪中するそうだが、
    ひょっとして支那市場を最後の希望とみているのか…?
    習氏に会ったら「戦争だけはヤメロ」とご注進してもらいたいもの。
    支那まで戦争を始めれば、ドイツ経済は破綻するだろうからね。

    • ドイツもなかなか思い切った決断をしましたよね。
      G7会議の裏で、支那にすり寄る。
      アメリカやフランスには話を通してあったという噂ですが、本当でしょうか?
      ドイツが支那を説得する役割を、という考え方もありますが、国際社会からショルツ氏に信用があるかというと、ちょっと怪しいですよ。

  2. https://jp.tradingeconomics.com/germany/indicators
    ドイツの統計情報ですが、どうも製造業関係の数字がよろしくないようですね。
    自動車生産量はコロナ真っ只中の2021よりは増えているので、それが掃ければ多少持ち直せそうな気が微粒子レベルでありますが。
    ですが、JETROの記事を軽く漁ったら。

    中国の2021年の乗用車販売台数のメーカー国別シェアを見ると、中国系が44.4%、ドイツ系20.6%、日系20.6%、米国系10.2%、韓国系2.4%、フランス系0.6%だった(注2)。ドイツ系の販売台数は443万1,192台、日系の販売台数は442万9,462台と、ドイツ系がわずかに日系を上回った。

    と書いてあったので国内生産した地元車のシェアが伸び始めている現状自動車で食っていけるのかはちょっと疑問です。

    https://www.global-marketing-labo.jp/country/?ca=10

    ちと古い情報(2018~9年)ですがグローバルマーケティングラボで見つけた記事で、ドイツのGDP構成や輸出対象別金額とかがあります。
    これから更に対中貿易に依存していたと仮定しても、アメリカより支那に鞍替えしたら経済的に死ねそうじゃないですかね?
    まぁ財政黒字化なんていう馬鹿政策する奴がどの程度の知性しかないのか私には理解できかねますが。

    • ドイツはエネルギー問題で詰んでいるので、ロシアに下るか支那にすり寄るしかないという最悪の状況なんですよね。
      自動車産業はそれなりに儲けている分野だったはずですが、商売が完全に支那依存だったのが裏目に出たようです。
      ドイツが生き残ろうとするのであれば、案外日本が邪魔なのかもしれません。なかなか厳しいですよね。

  3. こんにちは。

    >ショルツ氏自身は比較的親支那派の人物である。そして、ロシアとの関係も容易に断ち切れない

    ……だめじゃん。
    メルケルもダメでしたが(東側出身だし)、やっぱりその後継者もダメダメでしたか。

    >ドイツは判断を間違えることで有名

    これですよね……
    日本人は、とかく「ドイツ凄い!偉い!」ってなりがちですが(森鴎外とかの影響?)、近代ヨーロッパ史を軽く撫でただけでも「……マジ?」ってなる事ばっかやってますからねぇ。

    あと、日独伊三国同盟とかしておきながら、その裏で支那に武器売ってたことは割と知られてないので拡散希望かと。
    ※こちとら名誉アーリア人なのに(笑)
    ※あと、余談ですが、森林太郎は、私が嫌いな軍人です。脚気で何人殺したと小一時間。ライバルを陥れることもするし。森鴎外は、作品は評価します。

    • ドイツは一体どこで間違えてしまったのか。
      過去の記事を見ると、ドイツ経済一人勝ち!みたいな記事が多いわけですが、結構、支那と産業がかぶっている部分が多くて、食われていった感じなんでしょうかね。IT分野に弱いことが足を引っ張った感じもしますけど。

      • 木霊さん みなさん こんばんは

        >ドイツは一体どこで間違えてしまったのか。

        色々とありますが「トドメ」は「自ら世界一技術・産業を投げ捨てた」以下の事件じゃないでしょうか?

         ①VW社のクリーンディーゼル不正、大スキャンダル(①’たかだか数馬力のミエのために、何やってる?)
         ②地道に信頼回復を計るのではなく「内燃機関」を切り捨て、SDGs利権グループに走った
         ③世界最高の機械技術国というアドバンテージを自ら放棄

        (①’ カタログ数馬力落とせば、インチキしなくても排ガス規制はクリアできてた、
          クリーンディーゼル+ハイブリッドが環境のためには最も正解でしょうに)
        (② SDGsは、無理が通れば道理が引っ込む、技術的には矛盾だらけの規制・利権ですから、
          今後10〜20年以内には破綻するでしょう)
        (③ ドイツの最大の強み&人類の財産でもある。 完全ロストテクノロジー化する前に、道に戻ってくれ!

        余談、、、ハイブリッド、、、トヨタはやりすぎた
         例えば2-3代目プリウスのインバーターの効率は、、PC電源で言う80plusTitanium電源が低効率に見えるような超高効率、走行パターンの90%領域で電力効率>99.9% キーパーツ(半導体含め)はトヨタグループ内製。

         競合他社のやる気をなくす、やりすぎ、
         競合品開発を命じられたら私なら「ムリ!トヨタから特許&技術一式買った方が圧倒的に安いよ!」と言う

      • VW社のアレはつまらない話でしたね。
        そもそも、あの排ガス基準、本当に適切なのやら。

        ドイツが「割り切った」様々な話が、結構、ドイツ経済にダメージを与えています。
        SDGsもヨーロッパは日本ほど真面目に取り組んでいないとも聞きますが、どうなってしまうんでしょうね。