「旧統一教会」絡みの倒閣運動が激しくなる

報道

政教分離という原則があるのは知っているし、その方が望ましい気はするのだが、世界中を見渡しても明確に分離できている国は無いように思われる。では、今、日本のメディアが大騒ぎしている「統一教会」の問題とは一体何なのだろうか?

あ、先にお断りしておくが、現在、「統一教会」という組織は存在せずに「世界平和統一家庭連合」という組織名になっている。つまり「旧」とつけるのが恐らく正しい。しかし、「世界平和統一家庭連合」と書くのはいちいち長いし、「旧統一教会」を組織名として文章内に使うのも違和感がある。よって、このブログでは以降、家庭連合という略所を使っていくこととする。

岸田首相、リセット狙い裏目に 旧統一教会問題、強まる逆風

2022年08月21日08時02分

10日発足の第2次岸田改造内閣と自民党新執行部で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題が後を絶たない。岸田文雄首相としては、人事刷新で世論の批判をかわす狙いだったが、結果は裏目に出た格好で、かえって逆風が強まっている。

「時事通信」より

岸田政権が内閣改造を行ったが、家庭連合問題がメディアによって増幅されている。だが、これ、事の発端は安倍晋三暗殺事件の犯人が、家庭連合系の宗教団体に恨みを持って犯行に及んだと供述したことが発端となっているのだと思われる。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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あっちこっちにあるカルト教団

家庭連合というカルト団体

確かに、家庭連合という組織が、朝鮮半島系の宗教団体で、日本から集金して韓国やアメリカにお金を流すようなあくどいことをやっていた時代があったのは事実だ。メディアは積極的に報じていないが、霊感商法と呼ばれる壺を買わせる手口は一時期有名になった。

そして、恐らく現在もその根本部分は変わっていはいない。

高価な物販で信者から金を巻き上げる、献金させる、マインドコントロールで判断力を鈍らせる、麻薬関連のマネロンにまで手を染める。とまあ、様々な悪事に手を染めた組織であり、日本でも社会問題となったほどだったが、現在もその組織は名を変え、分派などが生まれつつ存続している。

まあ、詳しくはWikipediaなどで見ていただければ、ソース付きで色々解説されている。真偽の程を確認するほど暇ではないが、火のないところに煙は立たない。そして、面白いことに支那では邪教扱いであり、欧米ではカルト教団扱いである。

こうした組織が、政治活動に加担していたら危険なのではないか?というような感想を持っても不思議はない。

ただ、宗教家が政治に参加していけない、などというルールは存在しないし、信教の自由は憲法でも認められている。問題は他人に被害を及ぼすような事例が、家庭連合では多々見られ、世界的にも被害報告が多い問題組織であるという点だ。

自民党との結び付きが強いのか?

こういった悍ましい過去のある組織ではあるが、そもそもの成り立ちが反共連合で、共産党に対抗するための組織という性格を持っていたために、立ち上げの段階から自民党の政治家が関与するなど、政治との関連性は深かったのは事実だ。

おそらく、現在メディアで取り上げられている自民党議員の多くも、実際この教団との関わりがあったのだろう。

だが、こういった宗教団体との結びつきの強い政治組織は、他に幾つもある。与党を名乗っている公明党の支持母体が創価学会であることはあまりに有名だし、創価学会がお行儀の良い宗教組織であるとは、僕には信じられない。僕自身、実際に幾度も勧誘をされて不愉快な気分にさせられた。

そして、立正佼成会はかつては自民党との関連が深かったが、今は民主党系、特に立憲民主党との関係が深い。

議席は持っていないが幸福実現党は、ガッツリと幸福の科学が関わっていて、地方の議員に会員を送り込んでいる状況にある。

更に言えば、日本共産党など、ほぼ宗教組織といってもさほど間違いではないだろう。

自民党という日本の舵取りをしている政党に、怪しげな宗教組織が関与しているのは問題と言えば問題だが、どの議員が何を信仰していようと自由だろう。一体、何が問題だというのか。

「特異集団」は旧統一教会 公安庁報告書、安倍政権下で項目消える

2022年8月15日 17時58分

政府は15日、公安調査庁が国内外の治安情勢をまとめた報告書について、2005年と06年の発行分で「特異集団」と記載したのは旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の辻元清美参院議員の質問主意書に答えた。

「朝日新聞」より

朝日新聞は、毎日新聞と一緒になってこんな語法を垂れ流していたが、きっちりとツッコミを入れている人がいた。

[ファクトシート]「安倍政権下で公安調査庁報告書から統一教会の記述が消滅」報道をめぐる事実を整理する

~~略~~

まとめ

◯ 公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」は、いわゆる白書と異なり、閣議で報告、配布、了承されるものではない。

◯ 2000年版以降、「特異集団」への言及は5回で、その多くが刑事事件を起こした団体であった。統一教会に関しては、05、06年版に新組織設立について匿名で言及されていた。

◯ 2007年版(第一次安倍政権下で発表)以後、オウム真理教を除き「特異集団」や国内で刑事事件を起こした宗教団体への言及はなくなった。この点は民主党政権下でも同様であった。

「Yahooニュース」より

なんとかして安倍晋三という政治家を貶めるために、色々な工作をしてやろうという魂胆が透けて見える。

そもそも、「何がいけないのか」を、マスコミは丁寧に説明したのだろうか?そして、安倍晋三暗殺事件と、政治と宗教の問題は全く別問題である。

パチンコと何が違うのか

そもそも、被害者が多数いて、全財産を取り上げられて貧困にあえぐ人を作り出していることや、外国に送金するシステムの一部となっていることは、宗教に限らずパチンコも同じではないか。

そしてあれ、完全に違法なんだが……。

結局コレ、家庭連合の何かが悪いとか言う話ではなく、メディアと野党によるモリカケサクラと同様の倒閣運動の一環なのである。

旧統一教会系に会費9万円 自民・萩生田氏が支出

2022年08月18日18時39分

自民党の萩生田光一政調会長は18日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体に会費を支出していたと記者団に明らかにした。金額は計9万円。同党の生稲晃子参院議員と共に関連施設を訪問したことについては、教団系と認識した上で自身が引率したと説明した。

「時事通信」より

ここのところ、萩生田氏が集中砲火を浴びて火だるまになっている。しかし、このニュースもおかしい。萩生田氏が「お金をもらった」のであれば問題だが、ボランティア支援のチャリティーパーティーでお金を出しただけで叩かれているのである。

萩生田氏が家庭連合の信者であったとしても不思議ではないが、だから問題だという話になると色々と不都合な話になるのではないだろうか。

国土交通大臣の斎藤氏も、当然のように宗教団体の支援を受けているのだが。

この騒ぎで、自民党政治家と家庭連合とのパイプが切れ、政治と宗教問題の本質に切り込むのであればむしろ歓迎するが、恐らくそういう流れにはならないだろう。倒閣運動をやっておしまい。

その動機は、おそらく国葬を阻止することなのだと思われる。いや、どこまでメディアは安倍氏の事が嫌いなんだよ。

そして、暗殺事件の真相はどこかに行ってしまったが、それを明らかにするのはメディアにとって不都合なことなのだろうか。

コメント

  1. 暗殺の論点をずらしているようにしか見えないマスゴミさん。
    トランプ氏の再選をどうしても阻止したかった、
    (とある所への侵攻に)安倍さんがどうしても邪魔だった、
    そんな国があることを、かけらも日本人に考えさせないようにしているのでしょうか。
    なお、内閣支持率の低下は、
    新内閣の顔ぶれへの不信、とか、EEZ着弾対応への不満、とか、
    いろいろ可能性がありそうなのに、統一教会問題のせい「だけ」にするもようです。

    • マスコミが論点ズラしをするのはいつもの事ですが、「安倍憎し」は安倍氏が死去した今なお続いているというのが、異常に映ります。
      「全ては安倍が悪い」という世界観なんですかねぇ。
      寧ろここまでそれを貫く姿勢には感心してしまいます。統一教会批判はタブーではないので、その辺りでお茶を濁したいのですが、どう考えても他の問題と切り離して論じるのは不可解に映ります。どうなっているのやら。

  2. こんにちは。
    「わかりやすい、たった一つの解」を求める傾向があるのは「大衆」が「大衆」たる所以であり、そこに付け入るのがマスゴミである、と認識しております。
    ※当方、高校時代の教諭から「大衆」と「公衆」を分けて考えよ、と教えられ、いけ好かない教師でしたがこれは座右の銘とも言えます。
    さて、考えるに、
    ・統一教会信者の子が安倍元総理を討ったのは、あくまで家庭事情であって思想や宗教の問題ではない。
    ・統一教会の問題など、昭和生まれなら誰でも知っている(はず)。桜田淳子とか。
    ・政治献金に裏の意図が無いわけが無い。チェックが甘い秘書の責任か、あるいはあえてチェックしなかったか。
    ・同様に、綺麗な政治家など、そもそも居ない。白だろうが黒だろうが、ネズミ取るのが良い猫。
    ・特定の宗教団体を攻撃するのは、マスゴミが一番嫌う差別ではないのか?
    ・同様に、そこには別の宗教団体あるいは類似組織の意図は無いのか?
    etc……
    パッと思いつくだけでも、事象はこれくらいには色々な要素があるわけで、実際、報道という名のバラエティももはやとっちらかって何を言いたいのかわからない、というか、「とにかく与党が悪い」を言いたいだけでやっているようにしか見えません。
    んな事言ったら、西欧の政治は基本キリスト教が下地にあるし(アメリカの「聖書に手を置いて宣誓」が好例)、イスラムはいわずもがな。日本ほど宗教色の薄い政治も珍しいんじゃないかと思います。
    ※その弊害として、国旗国歌に対する不敬等の問題が発生する。これが相手が「主」であれば、不敬≒悪魔の所業ですから。

    「宗教の自由」を保証する国家としては、大変おかしな状況にある、と、マスコミ自体が警鐘を鳴らすべきじゃないかと思うのですが……(もちろん皮肉ですよ)

    • 「大衆」と「公衆」を分けて考えよ、ですか。
      サクッと調べて見たら、社会学的には、「大衆」は受動的・非合理的に判断して行動するのに対し、「公衆」は主体的・合理的に判断し行動するという事らしいですね。確かに、分けて考えるべき単語であります。至言ですな。
      今のマスコミは非常にバランスが悪い。これは、テレビ業界と新聞業界の癒着のせいであり、コレに手を付けようとした安倍氏が嫌われるという構図なのですから、死してなお安倍氏が嫌われ、その直弟子とも言える、萩生田氏や高市氏に火の粉が飛んでいるのは、当然の帰結なのでしょう。
      しかし、酷い話です。
      コレを批判するメディアがあれば良いのですが、メディア業界全体で結託しているので、どうしようもありませんね。