【韓国】支那との外相会談で得られたのは5NOの約束

大韓民国

あらー。

「韓韓令解除」要求したら… 「3不→5不」に要求事項を増やした中国

入力 2022-08-10 14:17 |修正 2022-08-10 14:28

去る9日、中国で韓中外交長官会談が開かれた。韓国は「THAAD配置を理由にした韓韓令(韓流制限令)を解放し、北朝鮮の挑発抑制および非核化のために出て行く」と中国側に要求した。中国側はしかし、既存の「THAAD3不の約束」に台湾問題不干渉と「チップ4同盟」など米国中心の経済協力に参加しないよう要求を出した。

「Newdaily」より

外交的には敗北した感じかしら?

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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外交的敗北

5NOの内容

さて、韓国の外相は支那に呼びつけられた時点で、外野から見ていると「嫌な予感」はしていたのだが、彼らにとっては韓流制限令と呼ばれる韓国のコンテンツを支那が取り締まっている現状の解決をお願いすることと、朝鮮半島の非核化を目指したらしい。

ところが、その結果どうなったかというと、振るわなかったようだ。

王部長は韓韓令解除要求に「中国は韓中関係の重要な部分である人的・文化的交流強化に積極的な態度を取っているので、このために努力していこう」とのみ対応したと伝えられた。北朝鮮問題に関しても、王部長は「中国は朝鮮半島の平和のために可能な努力を続けていく」という原論的回答だけを出したことが分かった。

「Newdaily」より

1つ目の「韓流制限令解除」に関しては「努力はするよ」と。2つ目の「朝鮮半島非核化」に関しては「可能な努力を続ける」という内容だったらしい。

端的に言えばゼロ回答だったようだ。

で、逆に押し付けられた内容はというと、こんな感じである。

王部長は、「韓中両国が守らなければならない事項」とし、▲自主独立を堅持し、外部の障害と影響を受けない。 ▲互いに重大な関心事に配慮すること▲安定的で円滑なサプライチェーンと産業網を守護すること▲相互に内政に干渉しないこと▲多注意を堅持し、国連憲章の趣旨と原則を守ることなど5つを要求したと知られた。

「Newdaily」より

こ、コレは不味いんじゃないの?

  1. 自主独立的であること → アメリカの言いなりになるな(米韓同盟の危機)
  2. 互いに配慮すること → 支那に配慮してくれ
  3. サプライチェーンを共に守護すること → TPP、IPEF、チップ4などに入るな
  4. 内政干渉しないこと → 台湾問題、チベット、ウイグル、内モンゴル、香港に言及するな
  5. 国連憲章の趣旨と原則を守ること → 国連利用はこれからも続けるぜ

一応、僕の解釈も入れて5つの項目を並べてみたが、支那に不利な項目が1つもないところがスゴイ。そして、韓国外交がコレで手を縛られると、宗主国様に尻尾を振るより他にやることがないという情けない状況になりそうである。

韓国メディアの解釈

こういった状況であったことに対して、韓国メディアはどう反応しているのだろうか。

これをめぐって国内では「中国が「3不」をあきらめるどころか「5不」を要求したもの」と解釈している。▲自主独立を堅持し、外部の障害と影響を受けないこと ▲互いに重大な関心事を配慮すること ▲多主主義を堅持し、国連憲章の趣旨と原則を守るのは「3不約束」と変わらない。米国のミサイル防御体系(MD)に編入されず、THAAD砲台を追加配置せず、韓・米・日軍事同盟を作ってはならないという内容の延長線という解釈だ。

▲安定的で円滑なサプライチェーンと産業網守護 ▲相互に内政に干渉しないことは、インド・太平洋経済フレームワーク(IPEF)と半導体供給のための「チップ4同盟」など米国が主導する経済ブロックに編入されないことと両岸問題で台湾と米国側に立ってはいけないという分析が支配的だ。

「Newdaily」より

概ね僕の解釈と同じではあるが、何というかそれぞれの項目に関してかなり受け止め方が甘い様に思う。

この「5不」を全て守るとなると、韓国は完全にレッドチームの子分である。残念な事にレッドチームの一員にすらなれず、一方的に東側に所属することを要求される恰好だ。

流石に具体的にアレをやれコレをやれと言われた感じでもないので、直ちになにかに影響する話かというと、恐らくアメリカが新たに立ち上げたIPEF関連の所に韓国が加わることはなくなったという風に理解するのが正しいだろう。

つまり、アメリカはチップ4路線を諦めてチップ3で連携を進めていくしか無くなったわけで、日本は支那や韓国に半導体製造装置や検査装置といった機器を売ることを止めるところを覚悟せざるを得なくなった。結構なビジネスにはなっていたんだけど、仕方ないね。

THAADの本格稼働を「予定」

今月末には

ちなみに、こういった外交的敗北について、ユンユンをトップとする韓国政府は認めない方針のようだ。

韓国大統領室、THAAD「三不一限」に真っ向から反論…「今月末、基地正常化」

登録:2022-08-12 09:50 修正:2022-08-12 10:02

大統領室は11日、慶尚北道星州(ソンジュ)の在韓米軍THAAD(高高度防衛ミサイル)基地が今月末に正常化すると明らかにした。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権では、THAADの臨時作戦配備を正式作戦配備に変えることを「基地正常化」と呼ぶ。韓国と中国のTHAADに関する約束と中国が主張する「三不一限」のうち、「一限」はすでに配備されたTHAADの運用を制限するという意味であるため、「基地正常化」はこれと衝突しうる。

「ハンギョレ」より

在韓米軍基地のTHAAD配備決定は、2016年7月。翌年3月には装備が到着しているため、装備が韓国に揃ってそろそろ5年になる。

未だにシステムが稼働していないことに驚くしかない。

THAADは車載式のシステムなので、在韓米軍基地に到着してから稼働させるまでにさほど時間を要する事は無い。それが5年もの歳月をかけている理由は、韓国内の活動家を野放しにしていたからである。

大統領室の高官はこの日、龍山大統領室で記者団に対し「THAADの基地正常化は現在進行中であり、早いスピードで(基地)正常化している」とし、「運用面で8月末ごろにはほぼ(基地)正常化するものとみている」と述べた。韓国と中国の間で「三不一限」論議が起きた翌日に、韓国政府が8月末という具体的な正式配備の日程を初めて明らかにしたため、注目を集めている。「THAAD基地正常化」は尹錫悦大統領の大統領選挙公約だった。

「ハンギョレ”韓国大統領室、THAAD「三不一限」に真っ向から反論…「今月末、基地正常化」”」より

何が「早いスピードで正常化」かは知らないが、これ、何か突っ込まれる前にさっさと正常化してしまえと言うユンユンの決意なのか、無謀なのかはよく分からないが、姿勢だけは「やることはやるよ」という感じになっている。

前回みたいに、報復を受けることにならなきゃ良いけどね。

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