涙無しでは読めない、オーストラリア首相の追悼の辞

オセアニアニュース

日本は未だに無いよね、この手の決議は。

安倍晋三元首相の追悼決議

アンソニー・アルバニージー首相

2022年7月26日

オーストラリア連邦議会下院

オーストラリア連邦議会下院は、2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相の死に対する、深い哀惜の念をここに記録する。また安倍氏が地域や国際問題、及び日豪パートナーシップに対して行った著しい貢献を称え、ここに記録を残すと共に、彼のご遺族に心からの哀悼の意を表する。

「在日オーストラリア大使館のサイト」より

オーストラリア連邦下院の決議は、オーストラリアの現首相の名前での決議になっている。労働党の活動家なので、バリバリの左翼なハズだ。しかし、オーストラリアの防衛については真剣に取り組んでいるようで、就任間もない5月24日、クワッドの初会合に参加していた。

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オーストラリアの決議に見る、故安倍晋三の功績

クワッド初会合

このブログで取りあげた記事はこちら。

インド首相のモディ氏が故安倍氏と菅義偉氏に面会したという内容である。実際のクワッド初会合の内容に関しては外務省に公開されている。

日米豪印首脳会合共同声明

もちろんこれ以外のことを話したというところがポイントなのだが、そこは詳らかにはされなかった。しかし、前日に選挙に勝利したアルバニージー氏は、翌日日本で会合に参加している。幾ら航空機で3時間の距離にある国であるとはいえ、翌日に自国の国防に大きく関わる国際会議に参加する度量は立派だ。

涙無しには読めない

そして、下院で決議されたこの文章だが、是非全文読んで欲しい。

安倍晋三元首相の追悼決議

もう何か、涙無くしては読めない。

安倍氏が殺害された翌朝にお伝えしたように、彼について過去形で語っているのは信じ難い。あの恐ろしい日、日本は真の愛国者、真のリーダーを失った。オーストラリアも真の友人、盟友を失った。実際、安倍氏がオーストラリアにもたらした友情は、温かい気持ちと著しい成果に満ちたものであった。日豪関係のさらなる強化に力を入れた安倍氏は、首相としてオーストラリアに5回も訪問してくれた。

~~略~~

日豪両国には民主主義や人権といった共通の価値観があり、国際社会のルールを基盤とした秩序を支えることが、お互いの共通の利益である点を、安倍氏は本能的に理解していた。真の政治家にふさわしく、安倍氏のビジョンは、しばしば自己破滅的である今風の政治サイクルの短さを超越していた。これにより、安倍氏は持続的な違いを生み出してくれた。中でも肝要なのは、地域や世界の安全保障に深い影響を与えた、自由で開かれたインド太平洋地域という彼のビジョンであり、日米豪印の枠組み(クアッド)の実現に彼が果たした役割である。

「在日オーストラリア大使館のサイト」より

安倍氏の功績は、オーストラリアにとっても非常に大きな利益を生む可能性が高いと、彼は判断しているようで、今後、日本が今の路線を貫く限り、オーストラリアとしても同じ方向を向いてくれるであろう決意が見てとれる。

これ程の勇気と人格を兼ね備えた人物が、このような全くの臆病者の行為で命を奪われるというのは、何とも釈然としない。日本の友人の皆様に、再度呼びかけたい:日本が培ってきた貴重な民主主義は、こうした行為より強い。私たちが共有する、また私たちの社会をひとつにする価値観は、こうした行為より強い。暴力により挙がった手が、実に多くの手が平和裏に成し遂げてきた成果を力で圧倒してしまうのは、決して許されることではない。この残忍な行為が、こうした高い志と共に生きた人生に影を落とすようであってはならない。

「在日オーストラリア大使館のサイト」より

そして、日本人こそが安倍氏の真の価値を理解できていないのだなぁと、改めて感じた次第。アメリカ上院でも決議されていたしね。

米議会上院 安倍氏の功績たたえる決議案 全会一致で採択 | NHK
【NHK】安倍元総理大臣の死去を受けて、アメリカ議会上院に超党派の議員が提出していた、安倍氏の功績をたたえる決議案が20日、全会一…

この件に関して言葉を重ねる必要性はないように思われるので、記事は短く終えたいが、世界のリーダー達から同様の評価を受けているのだと言うことを改めて感じるし、日本のメディアが如何に安倍氏の実績をねじ曲げ、おかしな方向に誘導しているのかという事を残念に思う。

コメント

  1. テロ予告の脅迫も来ておる。などとふざけたことを本邦マスコミは平気で報じておりますが。脅迫までなら言論の内とでも思っておるのでしょうかね。あるいはテロに屈せば、外交どころか、それこそ氏の築き上げてきた安全保障も台無しにできて万々歳。と、いう魂胆でしょうか。
    怒りで世界を平和には出来んだろ。とは、思いますが…こう、沸々と湧き上がってクるモノ、やっぱりありますね…

    • パヨク界隈は寝言が過ぎて本当にヤバいっす。
      何なんですかねぇ。
      安倍氏に対する外国の評価なんですから、素直に受け取れば良いのに。

      • 「元極左」の私としては「理解」できます(決して同意ではありませんよ。念のため)

        マルクスでもレーニンでも、何ならゲバラでも、好きな「革命家」を【理想の革命家】と決め、その言葉を(恣意的に)引用して「自民党は人民の敵だ」と【決める】。決めたのだから、以後、自民党は「人民の敵」です。
        自民党員の中で力のある議員が「人民の敵」であるのは言うまでもないので、阿部氏は悪の巣窟、自民党の親分。極悪人になります。というわけで「アベ政治は許さないぞ~」になるのでしょう。どんな些細な事でも、ミスがあれば攻撃の材料になります。モリカケとかね。(お腹いっぱい。盛そばもカケそばもいらない)

        安倍氏に対する外国の評価だろうが何だろうが、極悪人を「評価する」などとんでもない。というロジックなんでしょうね。
        「思い込み」から導いた結論なので、論理もへったくれもありませんが・・・

        こんな連中は放っておけば、とも思うんですけど、感化される人たちがいるんですよね。適切に啓蒙・・「極右」とされる人がやっているような宣伝では多くの人には逆効果だと思うし・・・何かいい方法はないですかね。

      • モリカケサクラは本当に酷かったのですが、アレを未だ続ける気なのかと。
        国民は、国会議員に損害賠償請求をすべきで、それが出来ないのであれば選挙でさっさと落とすべきなんですよね。
        そこをマスコミが積極的に報じないから、国民はおかしな方の応援をしてしまう人も出てくる。
        困ったものです。

        野党の役割というのは確かにあるのですが、アレばっかやられるとついて行けません。