支那、あっちこっちで戦闘機による危険行為を仕掛ける

支那

戦狼外交だけではなく、軍事的挑発にまで手を出す危険な状況である。

豪哨戒機、南シナ海で中国軍機から危険な迎撃受ける

6/6(月) 7:56配信

オーストラリア国防省は5日、同国空軍の哨戒機が5月に南シナ海上空を飛行中、中国軍戦闘機から危険な迎撃行為を受けたと明らかにした。

「yahooニュース」より

南シナ海上空を、ねぇ。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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オーストラリア軍の受けた被害

P-8哨戒機

オーストラリアの空軍が保有しているのはP-8哨戒機である。

ボーイング737の改造機であるP-8哨戒機「ポセイドン」だが、基本的には無人機のMQ-4Cと混合運用が前提の哨戒機である。

オーストラリア向け初のMQ-4Cトライトン、胴体と主翼接合

配信日: 2022/01/02 15:25

ノースロップ・グラマンは2021年12月、オーストラリア向け初のMQ-4Cトライトンの胴体に主翼取り付けを完了したと発表しました。このMQ-4Cはオーストラリア空軍(RAAF)が運用し、P-8Aポセイドンを補完する運用に加え、アメリカ海軍のトライトンとデータ共有などが予定されています。

「Fly Team」より

無人機MQ-4Cは、オーストラリア空軍が導入する予定になっているのだが、2024年にオーストラリア空軍に配備される予定となっているため、現段階ではオーストラリア空軍はP-8哨戒機を単独で運用している状態である。

よって、オーストラリア空軍のP-8哨戒機の運用の現状は、多分余り宜しく無い状況であったのではないかと。随伴する戦闘機がいればまた対応が違ったのかも知れないが、その辺りの状況はハッキリは分からない。

チャフをばらまく

そういう状況で、支那の戦闘機がオーストラリアのP-8哨戒機に近づいた上で、チャフをばらまいたというのである。

マールズ国防相は、中国軍機がP-8に非常に接近してアルミの小片を含むレーダー妨害の「チャフ」を散布し、それがP-8のエンジン内に取り込まれたと説明した。

「yahooニュース”豪哨戒機、南シナ海で中国軍機から危険な迎撃受ける”」より

おそらくだが、P-8哨戒機の進行方向前方に割り込んだ上で、チャフをばらまいたと考えられる。空中に散布されたチャフは、一定時間は空中に漂うような設計になっているため、チャフが撒布された空域にP-8哨戒機が突っ込んだ恰好になり、このチャフがP-8哨戒機のエンジンないに取り込まれたと。

これ、極めて危険な行為で、エンジンの構造上P-8哨戒機に採用されるターボファンエンジンCFM56に、アルミの小片が吸い込まれることで、内部でチャフが溶けてあっちこっちに固着するような事になりかねない。そうすると、最悪エンジンを壊すことになりかねない。

よって、こんな事をされると、P-8哨戒機は直ちに飛行を中止してエンジンのオーバーホールをしなければならない事になる。

カナダ軍の受けた被害

接近行為

こうしたオーストラリア軍が受けたような嫌がらせは、別の事例でも確認出来る。

北朝鮮制裁監視の航空機に危険飛行 カナダ軍が中国非難

2022年06月02日19時04分

カナダ軍は1日、国連安保理による北朝鮮制裁への違反活動の監視に当たっていたカナダ軍機が最近、中国軍機から「プロ的でなく危険な振る舞い」を受けたと非難した。

「時事通信」より

カナダ軍の哨戒機CP140は、日本が持っているP-3Cの兄弟機だね。

カナダ空軍が保有するこのCP-140はメリカのロッキード・マーティン社が製造したP-3Cをベースにして改良された機体である。

乗組員の姿がはっきり見える距離まで中国軍機が接近したケースもあり、カナダ機は衝突を避けるため、急な方向転換を余儀なくされたという。

~~略~~

その上で、国際空域でのこうした行動が今まで以上に頻繁になっていると指摘。「外交ルートを通じても対応している」と明らかにした。

「時事通信”北朝鮮制裁監視の航空機に危険飛行 カナダ軍が中国非難”」より

パイロットの顔が視認できる距離まで近接されて、カナダ空軍の哨戒機が方向転換を行ったと言うことのようだが……。

北朝鮮の空軍がこうした監視活動に対して対抗する事は難しいのだが、支那にお願いして脅してもあったという事なんだろうね。

危険行為が繰り返される理由

こうした行為、支那にとってあまり良い事ではない。

何故ならば、各国にこの情報が共有されると、支那は国際社会から厳しい目を向けられることになる。支那はそんなことを気にするような国ではなのだが、よほど監視活動を嫌がっているのだろう。

前回こんな記事を書いたが、この記事でも公海上で行う空母への戦闘機発着訓練が撮影されて公開されたことに対して、拒否反応を示した。

言ってみれば、子供がやっている事を注意されて逆ギレするような話なのだが、「どうぞ、見て頂いて結構です」というような余裕は見せられないらしい。珍走団みたいなことをあっちこっちでやらかしているので、世界の鼻つまみ者になりかねないのだが……。

それだけ余裕が無いということなのかも知れないが。

追記

産経新聞がもう少し詳しい内容を報じていたので追記しておきたい。

中国軍機、豪哨戒機を妨害 南シナ海の公海上空

2022/6/6 16:22

オーストラリア国防省は5日、南シナ海の公海上空で5月26日に中国軍の戦闘機「殲16」がオーストラリア空軍のP8A哨戒機の飛行を妨害し、機体と乗組員の安全が脅かされたと発表した。

「産経新聞」より

記事では、以下のようなことが報じられている。

  • P8Aは通常の偵察飛行中だった
  • 危険行為をした戦闘機は殲16
  • 殲16は加速して、P8Aの機首を横切り、近距離からレーダー探知妨害用の金属片を放出
  • P8Aのエンジンが、金属片を吸い込む

そして、今回よりも前にもこんな事件が。

オーストラリアは、同国北方の海域を飛行していたP8Aが2月17日に中国の軍艦からレーザーを照射されたとして、当時のモリソン首相が中国側を非難した。

「産経新聞」より

ふーん。

支那が使っている戦闘機はJ-16(殲撃十六型)と呼ばれるロシア製戦闘機Su-30Kのコピー機(改良版)だと言われている。WS-10ターボファンエンジンが搭載されているらしいが、ロシア製エンジンAL-31のコピーエンジンらしい。が、未だにAL-31エンジンが部分的に使われているそうで、WS-10の信頼性は意外に低いのかも?

ともあれ、コイツがP-8哨戒機の機首を横切ったらしい。それだけでもかなり危険な行為だが、更に嫌がらせとしてチャフを撒いたと。こんな行為、迎撃しないともっとつけ上がるぞ。公海上とはいえ、やって良い事とダメなことがあると思う。

コメント

  1. 振り上げた拳を下ろせばどうなるか。政治生命と言うか、普通に自身の命に関わるのが独裁体制というモノなのでしょうね。振り上げてしまった以上は、ぶつけるより他は無い。という。
    プーチンの暴挙。アメリカが出てこない。と、早々に表明してしまったが故に、「ここまで舐められてもやらないの?チキンなの?雑魚なの?」なんて、下からの煽りや突き上げもあったんだろうかなぁ…などとも思うところです。相手は最初から国家などではなく、只のマフィアだった。と、考えると、なんともしっくりきちゃう気もすると言いますか。
    行けば地獄。さりと、てもはや退くも地獄なら。侵攻側の理屈なんて、いつだって、本当に「そんな下らん事の為に?」なんでしょうね…本気で備えませんと。

    • 危険行為をエスカレートさせているのは、非常に危うい気がします。
      舐められるわけにはいかないと言うことかも知れませんが、それにしたって、やっている事はかなりヤバいですな。
      国際社会と連携する気はありませんと、その様に宣言しているのと同じなわけですから。

  2. こんにちは。

    これらの行為は中央が把握してるのでしょうかね?
    中央統制が働いていない可能性も高いような気もします。

    各戦区の司令官やその下部組織の跳ねっ返りが中央を焚きつけるためにやってたりしたら色々と恐ろしいですね。

  3. こんにちは。

    連中、P-3Cに体当たりして損傷させて不時着させて鹵獲した前科持ちですからね。

    ※事象としては、そのつもりは無かったみたいだけど(現場のコントロールが出来てないという意味でなお悪い)、その後の対応も最悪というか邪悪だし。

    チンパン相手に紳士のゲームは本当に骨が折れますね。
    ※チンパンじゃなくてプーさんか。