韓国全国同時地方選挙の結果、与党が圧勝

大韓民国

余り興味を惹かれないニュースではあるが、一応触れておこう。

<韓国地方選>地方権力も交代、尹錫悦の与党圧勝

2022.06.02 07:03

韓国で1日に実施された第8回地方選挙で、与党「国民の力」が大勝を収めた。国民の力が今年3月の大統領選挙の勝利に続き4年前に野党「共に民主党」に譲った地方権力まで奪還し、尹錫悦政府の国政運営は大きな弾みがつくことになった。

「中央日報」より

6月1日に韓国で開催される地方選挙だが、各都市の首長が選ばれる選挙である。国政選挙ではないのだが、韓国の政治勢力に大きく関わるということになるので、重要視されているようだ。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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捻れ解消の足がかりを

与党「国民の力」の圧勝

で、結果は事前情報では少し危ぶまれていたものの与党「国民の力」の圧勝であった。

  • ソウル:『国民の力』
  • 釜山:『国民の力』
  • 大邱:『国民の力』
  • 仁川:『国民の力』
  • 光州:『共に民主党』(野党)
  • 大田:『国民の力』
  • 蔚山:『国民の力』
  • 世宗:『国民の力』
  • 京畿:『共に民主党』(野党)
  • 江原:『国民の力』
  • 忠北:『国民の力』
  • 忠南:『国民の力』
  • 全北:『共に民主党』(野党)
  • 全南:『共に民主党』(野党)
  • 慶北:『国民の力』
  • 慶南:『国民の力』
  • 済州:『共に民主党』

12/17が与党「国民の力」の勢力が押さえた格好である。え?韓国の政党名を言われてもピンと来ない?大丈夫だ。ハッキリ言って記事の内容にはほぼ影響が無いし、数年に一度フルモデルチェンジするので、覚えていてもほぼ意味がない。

敢えて説明しておくと、前大統領のクネクネが所属していた「ウリナラ党」の系譜に連なるのが「国民の力」である。「共に民主党」は前大統領のムン君が所属していた政党だね。

2018年地方選挙の時に民主党が広域団体長選挙で自由韓国党(現・国民の力)を14対2でおさえて史上最大の圧勝を収めた時とは正反対の様相だ。地方自治体長選挙でも与野党は直前の地方選挙と真逆の成績を収めた。4年前には226人の市長・郡守・区庁長選挙で民主党が151カ所、自由韓国党が53カ所で勝利した。だが、今回の選挙では2日午前2時15分基準で国民の力が144カ所、民主党が64カ所で先頭を走った。

「中央日報”<韓国地方選>地方権力も交代、尹錫悦の与党圧勝”」より

これ、国政選挙ではないので、与党の「国民の力」は相変わらず勢力としては野党の「共に民主党」に負けている状況である。

李在明氏、生き残る?

ところで、この選挙で注目されていたのが、大統領選挙においてユンユンと競り、僅差で敗れた李在明氏だ。

実は、選挙前、及び選挙中に次々と李在明氏の不正疑惑が持ち上がり、当選しなければ逮捕は必至だと言われていたのである。首長になれば不逮捕特権を得られるので、首の皮一枚繋がるというような話に。

この日、7人の国会議員を選ぶ補欠選挙でも、国民の力は4カ所〔大邱寿城乙、京畿城南盆唐甲、慶南昌原義昌、江原原州甲〕で1位を記録し、民主党は1カ所〔仁川桂陽乙〕だけで優勢だった。忠南保寧-舒川と済州乙は与野党候補が激しく競った。

◆尹政府「与少野多」のねじれを克服する足掛かりに

関心を集めていた仁川桂陽乙(開票率71.43%)では、民主党の李在明候補が55.32%で国民の力の尹炯善候補(44.67%)をおさえて当選を確定した。

「中央日報”<韓国地方選>地方権力も交代、尹錫悦の与党圧勝”」より

繋がったな!

韓国大統領選で敗北した左派候補が返す刀で国会議員の補選に出馬する深い事情

2022.5.11(水)

5月9日、文在寅大統領が退任した。「共に民主党」政権は終わり、尹錫悦新大統領率いる「国民の力」がこれから大韓民国を牽引する。新しい時代の幕開けだ。

~~略~~

なぜなら、国会議員は現行犯でない限り、会期中であれば国会の同意なく逮捕・拘禁されることはないし、会期前に逮捕・拘束されても、国会から要求されれば会期中に釈放される不逮捕特権があるからだ。「共に民主党」は現在、過半数に相当する172議席を占めているから、いつでもこの特権を行使できる。

「JB Press」より

笑うしか無いが、良いのか?韓国国民はこんなのを国会議員にしてしまって。寧ろ、落選させてその身の潔白を晴らして貰ってから、国政に復帰して貰った方が良いと思うのだが。

なお、同じ大統領選挙に出馬し、途中で諦めた安哲秀氏も国会議員の補欠選挙に出馬して、当選している。

李在明、安哲秀氏が当選=国会議員補選

記事入力 : 2022/06/02 09:04

6月1日の統一地方選挙と同時に投開票が行われた国会議員補欠選挙で、韓国野党・共に民主党の李在明元京畿道知事と与党・国民の力の安哲秀元大統領職引き継ぎ委員長がいずれも異変なく国会議員に当選した。

「朝鮮日報」より

とまあ、そんな感じではある。

正直、韓国国政に何か影響があるか?というと、ほぼ無い。一応、与党勢力が少なく、野党勢力が多い現状が、今後覆される可能性が出てきた。が、現状ではまだ野党勢力が強い状況なので、やりたい政策が通せるかどうかと言うとかなり怪しい。

尤も、韓国はどちらに転んでも反日なので、ムン君の時代となにかが大きく変わるわけではない。

竹島周辺で精密測量

実際に、先日こんな事が。

<独自>韓国が竹島周辺を精密測量へ 日本は抗議

2022/4/26 21:10

韓国が、不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)の地形や周辺海域に関する精密な測量計画を進めていることが26日、政府関係者への取材で分かった。日本政府は外交ルートで抗議し、韓国の尹錫悦次期大統領が日本に派遣中の代表団側にも中止を求めた。小型の無人航空機「ドローン」を投入して詳細な島の地形や周辺海域のデータを収集し、防衛や島内の管理を強化する狙いがあるとみられる。

「産経新聞」より

ムン君の時代もかなりやらかしてはくれていたんだけど、ユンユンの指導の下で、韓国の政府機関「国立海洋調査院」(KHOA)が主導して海洋調査をしている。

他国の領海でこんなことをやらかしたら、即時戦争案件である。少なくとも、海上自衛隊による撃沈は避けられない状況なのだが、岸田政権は相変わらず抗議だけでお茶を濁している模様。

韓国は2016年ごろから竹島周辺の調査を強化。観測装置を設置し、水面を航行する無人機「海上ドローン」など新機器も投入して測量を続けてきた。18年にKHOAが調査報告書を公開し、19年にも調査計画が判明しており、日本側はその都度、抗議して中止を求めてきた。「国連海洋法条約」では他国の領海で調査を行う場合、外交ルートで同意を得ることを定めている。竹島の調査も本来、日本側の同意が必要だ。

「産経新聞」より

この周辺海域では、韓国によるゴミの不法投棄から密漁など様々なことが行われているのだが、安倍政権も菅義偉政権も岸田政権でも抗議のみである。

結局、韓国のこの態度を見過ごしている政府の対応が、韓国がつけ上がる態度を続ける結果に繋がっているのである。そういう意味でも変わらないのだろう。

コメント

  1. 焦った共に民主党がまたオモシロ法案を可決してくれることを期待

    • いやー、検察を軸に色々と駆け引きがなされるんじゃないでしょうか。
      ユンユンにとっては勝手知りたる庭みたいなものですし。

  2. こんにちは。
    「世界で最も進んだ民主主義」「世界があこがれる民主主義」でしたっけ?>韓国の政治

    まあ、本邦も「自民党にお灸をすえたら民主党が大炎上して焼け野原でござるの巻」ってのがあったので、あまり偉そうなことは言えないですが……
    でも、本邦はそれで一度懲りて今がありますが、あっちは5年毎に同じ事やってますね……

    • 「世界で最も進んだ民主主義」が、素性の悪い直接民主主義ってんですから、「頭腐ってるんじゃないのかな」と思いましたよ。
      少数であれば直接民主主義も悪くはないんですけど、地域のコミュニティだって直接民主主義をやるとおかしな事になることが多いのです。国家の単位でやったらまともに働かないのは火を見るより明らかというヤツです。
      日本でも失敗しましたが、夏の選挙、どうなっちゃいますかねぇ?

      • こんにちは。
        「帝国も民主制だった時期はある。だが、民主制は『決められない政治』になりがち。なので、帝国は帝政に戻ったのだ」とは、「ゲート」の向こうのある帝国の元老院のお言葉です。
        何事も、利点と欠点があるのですが、さて、本邦はこの先どうなりますことやら。

      • 決められないリーダーがトップに居ますからねぇ。
        何とも不都合な事ではありますが。