支那、ロシア産原油の輸入量を増やす

支那

うん、まあ、予想通りだよね。

中国、割安なロシア産原油輸入ひそかに拡大 欧米の穴埋める

2022年5月20日6:01 午後

中国が割安なロシア産原油の輸入をひそかに拡大していることが、海運データや石油トレーダーの話で分かった。ウクライナ侵攻後、欧米の買い手がロシアとの取引から手を引いたことで生じた空白を埋めているという。

「ロイター」より

支那にとって原油が安く買えるチャンスを逃す手はないし、ついでにロシアに恩を売れる。良いことばかりだな。いや、国際社会からは睨まれるデメリットはあるんだけど。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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孤立するロシアと表立って支援のできない支那

日量110万バレル

で、支那がどれくらい買っているかというと……。

船舶追跡を手がけるボルテクサ・アナリティクスの推計によると、中国のロシア産原油の海上輸入は5月に過去最高に近い日量110万バレルに急増する見込み。第1・四半期は同75万バレル、2021年は同80万バレルだった。

「ロイター”中国、割安なロシア産原油輸入ひそかに拡大 欧米の穴埋める”」より

普段の1.5倍くらいらしい。

ロシアにとっては助かりはするのだろうけれど、経済制裁の影響を埋めるほどではないわけで、多少の延命になる程度という感じなんだろう。

それでも恩が売れるレベルでかつ、国際社会からは大きくは非難されないあたりを狙っていることが伺える。

支那要人が「プーチン敗北は時間の問題」と断じる

実際に、支那はもはやロシアの勝利は信じてはいないだろう。

中国要人が「プーチン敗北は時間の問題」と断じた番狂わせシナリオ進行中

2022.5.19 4:05

圧倒的な軍事力の差に抗い、ウクライナ軍がロシア軍に善戦している。核大国が敗れる「まさか」の大番狂わせを期待し、世界各国はウクライナへの支援を強化している。親ロシアの立ち位置にある中国の要人からも、「ロシアの敗北は時間の問題だ」という衝撃発言が飛び出した。

「Diamond Online」より

ロシア軍の長期戦というのも支那は想定していなかったはずだ。そもそもロシア軍は長期戦を戦うようなレベルの練度を有していない。

物量に物を言わせた電撃作戦で急襲するパターンはいくつかやったけれども、ウクライナ軍のように本気で抵抗されるパターンというのは、過去にあまり例がないのではないだろうか。

そのうえで、旗艦のモスクワを失い、多数の戦車を失い、軍隊の3割を損耗した。新兵を更に投入するという話もあるが、もはやロシア世論を支えられなくなりつつあるという話もあって、支那としても楽観視出来るような状況ではないのだろう。

ロシアの同盟国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は5月5日のAP通信のインタビューで「正直、こんなにも長引くとは思っていなかった」と述べており、想定以上の押し返しにあっているのは明らかだ。

「Diamond Online」より

ロシアの同盟国でも動揺が広がっている。

そのことはこちらの記事でも触れているが、CSTOの加盟国が既に誰もロシアを信用できなくなってきているのだから、相当まずい状況と言える。

ロシアと友好的な中国でも衝撃発言が飛び出した。2005〜07年まで中国の駐ウクライナ大使を務めたという高玉生氏が、政府系研究機関のシンポジウムで「ロシアの敗北は時間の問題だ」と発言したと報じられる。

「Diamond Online」より

そんな中で、支那からも「無理だろう」という発言が飛び出したというわけだ。

ロシアとしては、支那に対してもっと積極的に支援をしろと言いたいところではあるのだろうが、案外、ロシアと支那は仲が良くないこともあって、小規模な共同軍事絵因習程度しか経験がない。だから、ロシア軍としても支那から軍隊を出してもらっても連携は難しいだろう。

支那の苦しい内情

支那から叱られる日本

なお、日本の動きというのも常に気にはされているようで。

中国の王毅外相、日本に「火中の栗を拾うな」と警告 日米を牽制

2022/5/18 18:48

中国外務省によると、王毅(おう・き)国務委員兼外相は18日、林芳正外相とのオンライン会談で、日本側に対して「他人のために火中の栗を拾い、自らの利益のために災いを人に押し付けるという誤った道を歩まないでほしい」と警告した。

「産経新聞」より

親中派外務大臣・林氏にとって、王毅氏からの警告は、叱責にも感じられたことだろう。戦狼外交モードの支那の言い分など適当に流して聞いておけば良いのだが、多分動揺しているに違いない。

自惚れではないか?と言われるかもしれないが、今回の件でも日本は悪くない位置にいて、少なくとも支那に対する位置、ロシアに対する位置のいずれでも要石になりうる地政学的な位置に日本列島が配置されている。

ここで、日本が覚醒して「普通の国」になってしまうと、ロシアや支那はかなり困ったことになる。フィンランドあたりは諸手を挙げて歓迎してくれるだろうが、日本がそれなりの戦力を有している事実は既に世界中に知られている。ただ、自ら刀を抜くことを拒んでいる状況だ。

もちろん、日本一国だけで何か出来るという訳では無いのだが、経済力でも軍事力でも存在感を発揮できるポテンシャルがあるのも事実なのである。

支那にとっては、ここで動いてもらっては困るわけで。

王氏は、近く開かれる日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合を挙げて、「日米は、中国の主権と安全、発展の利益を損なうべきではない」と反発した。バイデン米大統領の訪日を前に、日本側を牽制(けんせい)したとみられる。

「産経新聞」より

随分な言い草だな。

縮む支那経済

支那にとって、外貨が獲得できなくなりつつある環境というのも、あまり嬉しくないようだ。

中国の外貨準備高、4カ月連続で減少-4月末時点

2022年5月8日 10:03 JST

中国で資本流出圧力が強まり、人民元が下落する中で、外貨準備高は4月末時点で4カ月連続の減少となった。

中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した4月末の外貨準備高は3兆1197億ドル(約407兆3000億円)。ブルームバーグのエコノミスト調査では、3兆1300億ドル(中央値)と見込まれていた。前月末の外貨準備高は3兆1880億ドルだった。

「Bloomberg」より

ここのところ、武漢ウイルスのオミクロン株流行と、北京冬季オリンピック開催のために大きく外国からの人の出入りを制限したこともあって、経済的には良くない材料の続く支那は、外貨準備高も大きく減らしている。

もともと、世界最大の外貨準備高を保有しているとは言われているのだが、このうち何割家はジャンク債で使えないのだとも指摘されている。見た目ほど安全性は高くないのである。

そして、上海があの状況で、次は多分北京だ。習近平氏としても気が気でない状況だろう。

だからこそ、ロシアの件が沈静化するまでは日本には黙っておけ!ということなんだろう。ただでさえ、支那国内も不安定要因が増しているからね。

コメント

  1. インドもロシア産石油の輸入を増やすでしょう。
    周辺国、特にスリランカに対中国への競争で、もちろん日米が半分スポンサーでぐらいは普通で。

    • 高度な外交上の判断というやつですね。