ロシアとの戦いは長期化するのか

ロシアニュース

ロシアへの経済制裁が効果があるのか問題。案外、経済制裁の返り血を浴びた各国のほうが大きなダメージを受けているのかもしれない。

【速報】「すでにロシア経済に様々な影響が出ている」松野官房長官 経済制裁の効果強調

2022年4月13日 水曜 午後0:40

松野官房長官は13日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの経済制裁について「既にロシア経済に様々な影響が出ている」と述べ、制裁の効果を強調した。

ロシアへの経済制裁をめぐっては、プーチン大統領は「ロシアの経済は安定している」と述べていて、強気な姿勢を示している。

「FNNプライムオンライン」より

とはいえ、経済制裁の効果がでるのには時間がかかるとも言われていたし、ロシアに対する経済制裁は効きにくいという観測はあった。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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経済精査の効果

対ロシア経済制裁

現状で、様々な国が様々な角度でロシアに対する経済的な制裁を課している。ただし、世界的に見ると、ロシアに経済的な制裁を課している国の方が少数である。

米主導の対ロシア輸出規制、37カ国に スイスなども参加

2022年4月9日 6:55 (2022年4月9日 10:06更新)

米商務省は8日、米国が主導する対ロシア輸出規制の枠組みにスイスなど欧州4カ国が加わると発表した。これまで日本や欧州連合(EU)が米国と協調しており、参加国は37カ国に拡大する。ハイテク製品の供給阻止で足並みをそろえて経済制裁の効力を高める。

「日本経済新聞」より

世界で37カ国が対ロシア輸出規制を行っている。とはいえ、世界には日本の外務省が承認しているだけでも195の国と地域があり、日本を含めた196カ国。ソレ以外にも数カ国の国と地域が存在するので、概ね200はある計算になり、うち37カ国が輸出規制をしたというだけなので、37カ国は「少数派」だろう。

尤も、少数派だから経済効果がないという意味ではないが、代替地を探しやすいという側面があるのも事実だ。

レモンド商務長官は声明で「より多くの国が厳しい輸出規制を実施すれば、プーチン(大統領)が残酷な戦力を維持するのに必要な製品やソフトウエア、技術を入手しにくくなる」と指摘し、4カ国の参加を歓迎した。

ロシアへのハイテク製品の輸出規制を巡っては、中国など米国の制裁に参加しない国を経由してロシアへの供給が続く恐れがある。バイデン政権は、米国外の製品にも網をかけて対抗している。

「日本経済新聞」より

そして厄介なことに、支那が経済制裁に加わっていない。経済大国であり、それなりの技術を保有している国であるだけに、支那が経済制裁の抜け穴になる可能性は極めて高い。

ハイテク部品の入手が困難に

ただ、西側諸国の多くが対ロシア経済制裁に加わっていることで、殊、ロシアのハイテク産業には大きなダメージが予想される。

特に大きな影響があるのが航空と鉄道、自動車などだろう。

ロシア、外国からリースの航空機を接収へ プーチン氏が法案署名

2022.03.17 Thu posted at 12:28 JST

ニューヨーク(CNN Business) ロシアが欧米リース会社の保有する商用航空機の接収に動いている。ウクライナ侵攻を受け各国が制裁を科す中、ロシア航空業界の直面する課題が改めて浮き彫りになった形だ。

ロシア大統領府の声明によると、プーチン大統領は14日、制裁への対抗策の一環として、ロシアの航空会社に外国企業からリースされた機材をロシアで登録することを認める法案に署名した。ロシアで登録した航空機には国内の耐空証明が発行されるという。

この法律により、ロシアの航空会社は外国からリースした航空機を手元に置き、国内路線で運航することが可能になる。一方、外国企業はロシア政府の承認なしにリース機を回収するのが困難になる。

「CNN」より

3月頃にこんなニュースが飛び交って話題となったが、ロシアは民間航空機を作る技術がない。このため、ロシア国内にある外国からレンタルした航空機を接収してしまい、我が物として使うことになった。

中国、ロシアへの航空機部品の供給拒否=ロシア高官

2022年3月10日8:00 午後

ロシア航空当局の高官は10日、同国の航空機に対する部品の供給を中国が拒否したと述べた。ロシアの複数の通信社が報じた。

米ボーイングと欧州エアバスは、ロシアへの部品の供給を停止している。

「ロイター」より

ロシアが航空機接収などという強硬策に及んだ背景には、世界の航空会社からの部品供給などが拒否されたということがある。ロシアが支那に「部品くれ」と打診したが、これも拒まれた。

支那では部品作れないんだよね、全部は。

昨日の記事でも触れたけど、これは鉄道でも似たような事情がある。

流石に、支那で鉄道部品が作れないなんて話にはならないと言いたいところだが、実はそうでもない。昨日も書いたがベアリングなどの一部技術は支那も手に入れられていない。

そして、同様に問題となるのが自動車だ。ご存じの方も多いと思うが、ロシアには国産自動車が存在しない。いや、あるんだけどエンジンを含めてロシア国内で作れない部品が多いのは事実だ。

こうした事実は何を意味しているかというと、ロシアにとっては長期戦になるほど不利となるという意味になる。

市民生活には影響がない?

しかし一方で、コメントで紹介いただいたがこんな報道もある。

ロシアに住んで8年…日本食レストラン営む日本人に聞く現状「ロシアは経済危機を何度も経験…正直これくらいのは慣れている」

22/04/12 19:30

ロシア・モスクワで日本食レストランや美容室など経営する日本人実業家・廣瀬功さんはロシアに住んで8年になります。現在の生活で何か困っていることはあるのか、モスクワ市民はどのように話しているのか、4月11日にリモートで話を聞きました。

「MBSNEWS」より

食料品は不足しておらず、あまり値上がりしていないという事が書かれているが、若干その内容は怪しい。

 「(Q品不足は?)私自身、品不足というのを感じたことはないです。最近砂糖が棚から少なくなっているのを実際に見たことはありますけれども、砂糖が買えないとかいったことには直面はしていないです。(Q物価の上昇は?)最初の2週間の間に国内の製品でしたら10~20%、平均で15%ぐらい上がったという感触ですけれども、そこからは特に変わっていないですね」

「MBSNEWS」より

表現は工夫されているが、そこかしこに問題が出ていることは見て取れる。ただ、「困っていない」というのは事実なのだろう。

実際に別の報道ではこんなニュースもあった。

ロシア市民はパニック買い、経済は順調との政府見解受け入れず

2022年3月25日 12:04 JST

プーチン大統領によるウクライナ侵攻をきっかけにロシア市民がパニック買いに動く中、まだ供給が潤沢な1つのアイテムは、全ては正常だと安心させようとする当局の言葉だ。

~~略~~

一部の通販サイトでは大手企業の砂糖が在庫切れになり、無名のブランドが3倍の価格で販売されている。生理用ナプキンやオムツ、ペットフード、コーヒーカプセルなどの需要は強く、外国企業の現地生産品や輸入品が特に不足している。

~~略~~

3月15日から22日にかけて実施された調査では、ロシア人の約4分の1は最近、将来に備えてパスタなどの保存の利く食料品や家庭用化学品を中心に買いだめした。

ロシア最大の銀行ズベルバンクがまとめた週間統計では、個人消費は今月に入って一時、前年同月比25%も増加していた。侵攻前は1桁台の伸び率だった。

「Bloomberg」より

この報道も前に紹介した記事も事実の一面を捉えている、と、そのように考えると浮かび上がってくる答えは、ロシア政府が価格調整をしているという答えだろう。普段からやってはいるのだろうが、現在はソレを強化していると。それ故に物価の高騰やモノの不足という事態になっていないと。

一方で資源国のロシアは、現時点でも資源の外国への輸出を続けている。SWIFTから排除されてなお、外貨を獲得する手段はまだあるということだよね。ロシアの手元にどのように外貨が集まるのかは良くわからないけど。

そういえば、ロシアの銀行が外国企業に口座を作らせて、代金をドルなどで支払わせて、銀行が両換えをして国内企業に支払うというやり方で外貨を集めているという話を聞いたな。

何れにしても短期的には食糧不足をまねく可能性は低い。

日本よ、お前の態度が気に入らない

ちなみに、少し話は逸れるのだが、ウクライナ侵攻に関して「他国のこと」という温度の方もいるのだが、その認識は改めたほうがいいだろう。

ロシア軍、日本海で巡航ミサイル試射 日米けん制か

2022年04月14日19時38分

ロシア国防省は14日、海軍太平洋艦隊の潜水艦2隻が巡航ミサイル「カリブル」の発射演習を行い、日本海上の標的に命中したと発表した。タス通信はミサイルは日本海海域から発射されたと報じた。カリブルはロシア軍のウクライナ侵攻でも使用されている。

「時事通信」より

隣国ロシアに対して日本は経済制裁を課している。

しかしこのような経済制裁はアジアでは唯一日本だけなのである。一応、韓国も形だけではやっているけれども、ロシアのヘイトをアジアにおいて集めているのは日本だ。

アメリカ主導で経済制裁が行われているとは言え、残念なことにロシアは日本の隣国である。ロシアにとっての心証が良いわけがない。

ロシア軍の巡航ミサイル試射は、そうしたロシアからの牽制なのだ。残念なことに、日本はこの問題、当事者のうちの一人なのだ。そう、「ロシアとの戦い」というのは侵攻されたウクライナだけの話では既にない。

西側諸国を中心とした国際社会からロシアに対して挑んだ経済戦争は、確実にロシアを攻撃し、その当事者のうちの一人が日本なのだ。

そしてこの戦い、終わりがよく分かっていない。アメリカはプーチン氏の退陣を一つの区切りと考えている節はあるが、そこから即時経済制裁解除ということにはならないだろう。何より、決定的に国際関係に傷が入ってしまっている。もはや、以前と同じではいられないのである。その関係再構築に、果たしてどの程度時間を使うんだろうね。

ロシアにとってのゴール

プーチン氏にとってのゴール

注:記事のアップミスで後半が丸々抜けていました。ここから続きになります。

そんなわけで、この戦いの行方がどうなるかについて少し考えてみたい。

もちろん、ロシアの事情に詳しい訳でもないので、公開情報からの推測に過ぎないのだが、その辺りはご了承願いたい。

で、参考になる動画を貼ろうと思ったのだが、ちょっと内容に注意が必要なものだったのでリンクは避ける。馬渕睦夫氏が自民党参議院議員の西田昌司氏と対談している動画あって、内容は参考になる。

プーチン氏にはウクライナ侵攻するための彼なりのロジックがあって、そのロジックを理解する上では参考になる話ではある。が、個人的な意見で申し訳ないのだが結論は大きく間違っていると思ったので、動画を貼るのは避けさせてもらった。

要は、プーチン氏には彼なりの歴史観があって、ウクライナはロシア領であり、卑劣な手でウクライナがロシアから切り取られようとしているので、これを防ぐ目的で戦っているのだというロジックである。これを、日本の大東亜戦争と結び付けて語っているのだが、残念なことに馬淵氏の世界線では大東亜戦争の時代も今も同じ国際条約の上にあるように思われる。

侵略戦争を起こしたロシアが圧倒的に悪いという点は、現在の国際社会では言い逃れしようのない現実なのだ。

と、話が長くなってしまったが、要はプーチン氏の目的はウクライナが西側に入ることを阻止しようという事である。したがって、彼にとってのゴールはウクライナの掌握という事になる。

ロシアはどこまでやるのか

ロシアがウクライナの大都市を制圧し、ウクライナで民主的に選ばれた政府を倒すつもりなのは今や明らかだ。ウクライナは抑圧から解放され、「ナチスから浄化されるべき」だとしている。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、自分が「標的その1、私の家族が標的その2」だと警告されたことを明らかにした。

「ウクライナは2014年にファシストに制圧された」という、事実と異なる理屈は、ロシアの政府系テレビが繰り返し展開しているものだ。プーチン氏は「民間人に対する流血の犯罪を繰り返した」者たちを法廷で裁くつもりだと言及している。

プーチン氏が長期的にウクライナをどうするつもりかは不明だ。ウクライナを占領するつもりはないとしている。

「BBC”【解説】 プーチン氏はなぜウクライナに侵攻したのか、何を求めているのか”」より

プーチン氏の狙いが必ずしもウクライナ制圧ではないことは事実で、親ロシア派政権の樹立までがゴールなのだと、そのように理解すべきだと思う。

ウクライナにとってのゴール

ウクライナの意識としては、クリミア半島を含めてドンバス地域など現在ロシアに切り取られようとしている地域をウクライナに取り戻したいということだ。

【ウクライナ】ゼレンスキー氏、NATO首脳会議にオンライン参加へ

2022年3月22日 13:41 JST 更新日時 2022年3月23日 9:00 JST

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのウクライナ軍事侵攻について協議するため今週開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にオンライン経由で参加する。大統領の報道官が明らかにした。ウクライナ政府によると、激戦地の南東部マリウポリから民間人の避難が続いているが、約10万人がなお市内に残っている。

~~略~~

ゼレンスキー大統領の顧問を務めるアレクサンドル・ロドニャンスキー氏はブルームバーグテレビジョンに対し、領土の割譲については「全く議論の余地がない」としつつ、中立化に関する交渉は進展の可能性があると語った。

ロシアのプーチン大統領は交渉に十分真剣ではないと懸念を表明。ロシアがウクライナで化学兵器や大量破壊兵器を使用する場合には、「レッドライン」を引くよう世界に呼び掛けた。

「Bloomberg」より

ウクライナの混乱は、ヤヌコーヴィチ政権がクーデターにより崩壊(2014年1月)し、その後誕生したポロシェンコ政権が国内の掌握に失敗した辺りでケチが付き始めている。

尤も、親ロシア派であったヤヌコーヴィチ政権が国内にロシア勢力を招き入れた結果、ウクライナ内部から内戦の火種が噴出して、親欧米派と親ロシア派で激しく対立するような状況になりつつあったのも事実で、何が正当で何が不当なのか?という点について言及することは難しい。

現ゼレンスキー政権は、平時は政治汚職などで苦しみぬいて、内政に苦労していたようだが、戦時下においては高い支持率を誇るに至っている。

彼らにとってはロシア連邦に戻ることなど考えられないというわけだ。故に、一部の独立を認めるとか、そういう決断をすることもなかろうと思う。

そうなってくると、ウクライナとロシアとの妥協点はどこまで行っても見つからないことになる。

停戦合意はなされるのか

ウクライナ国内の疲弊っぷりを見ると、停戦合意に至る可能性はあるだろうと思う。

ロシアとしても決して戦況が良いとは言えない。

だからこそ、ロシアとウクライナの妥協点はどこかに見つかるだろうと思われていたが、ことは世界を巻き込んでの争いになってしまった。

そうなるとロシアとしても中途半端な位置で折れるわけにもいかない。少なくとも、5月9日にロシアで開かれる予定のドイツ戦勝式典までは続くだろうと思われるし、そこを焦点に過激さを増す可能性は高い。

そのあとどこかでロシアとウクライナが戦争の停止ということに合意したとしても、二国間の隔たりはあまりに大きいし、ロシアはすでに世界から経済制裁を受けている状況である。容易にどこかの時点に回帰できるとも思えない。ロシア兵は言い逃れようのない住民虐殺をやらかしてしまったので、西側諸国としてもどこかで妥協させることが出来ないのである。

そうなると、泥沼状態で戦いは長引くんじゃないかと。仕切り直しをしたとしても、どこかで再開する可能性が高そうである。年単位で終わらない戦争ということになりそうだ。

そして、途中で終わるとしたら、プーチン氏が権力の座から退場させられた時なのだろうと思う。

コメント

  1. 北方領土を取り返す。なら、サハリンやウラジオストク等極東地域をモスクワから分離独立させる、くらいの事はやらなきゃいかんのでしょうなぁ…とはいえ、地方国家が連邦モスクワを裏切れるようなら、とうの昔に見放してましたか…

    • 北方領土を取り返す!というのは、「戦争でもやらなければ取り返せない」と言った某議員のことを思い出してしまいました。
      ロシアが領土を手放すというのは、やはり考えにくいことです。
      拡大路線しか考えられないのがロシアであり、縮むことに恐怖を覚えるのではないでしょうか。

  2. こんにちは。
    実は追い詰められてるのはアメリカなのかもしれません。
    経済制裁がそれほど効かなかったり
    ドル建てではない資源の決済であったりと
    どんどん基軸通貨の立場が揺らいできてるのではないのでしょうか。
    杞憂かもしれませんが。

    • 「アメリカの方が追い詰められている」というところまでは行っていない気はします。
      ですが、それなりに苦しんでいる可能性は高そうです。
      その辺りも注意深く情報収集をすべきでしょうね。アメリカと心中するワケには行きませんしね。

  3. おはようございます。
    木霊さんの見方に賛成です。

    もう、ロシアの戦争というより、プーチンの戦争です。妥協して停戦すれば、即実情が解りプーチンは監獄送りです。
    ウクライナは、ロシアからの侵略戦争で国中が戦場で破壊されました。ウクライナの戦意が続く限り、この状況での停戦はあり得ません。

    すでに、ウクライナの戦争は、ウクライナ側(西側の代理?)とロシア側との総合力の戦いに入っていると思います。
    ロシアに経済制裁している国が、少数派であるとしても、武器(修理・製造)を支える基幹技術や先端材料のかなりの部分が制裁の対象です。
    現状では、制裁に中国が抜けてますが、ウクライナを支援している国々の総合力はかなりロシア側より優勢ですので、ウクライナの戦意が続けば、ウクライナ(西側)の勝利と思います。

    悲しいかな、現状ではウクライナは、西欧や民主主義国から小出しの援助で代理戦争をしている感があります。個人としては、長引かせないためにもドンと支援すべきと思ってますが。。。
    支援(戦力)の小出しで戦略としてはいただけないと個人的には思ってます。

    プーチンが、暴走して生物化学兵器や核に手を染めないよう祈ってます。

    取り返しがつかない前に、日本も、普通の国に成らないと・・・

    • 本当に「プーチンの戦争」なのですよね。

      しかし、ウクライナの勝利条件というのはなかなか厳しい気がします。
      何しろ、時間がかかるわけで、それだけ国力を消耗して行ってしまいます。ウクライナ国内には、少なからずロシア人がいますし、ロシアが敗北しても親露派がいなくなる訳ではないのではないでしょうか。そして、西側はウクライナに荷担はしていますが、この戦争が終わったときに、果たしてウクライナは西側に加わるのか?については、少々疑っています。
      疑り深い人間なんですかねぇ、僕は。

  4. こんにちわ。

    最近のプーチン政権は、汎スラブ民族主義(あるいは古典的な反西欧主義)を持ち出して、
    米欧自由民主主義に対してイデオロギー闘争を始めたようにみられます。

    この戦争の行方については、戦場で兵士や弾薬が尽きるまで続くのか、朝鮮戦争のように
    どこかで休戦が成立するのか、他の国々にも戦火が拡大していくのか(さらなる長期戦)
    まったく視えてきません。

    いまの段階では、ウクライナもロシアも、自国側が不利な状況では決して停戦に応じない
    でしょう。

    お互いの面子を保ちつつ、現実的な妥協が成立するとすれば、それは双方が消耗して、
    戦況がある程度の期間膠着するときだろうと思われます。

    • 途中で言及しましたが、馬淵元大使の話は、DSの話やら荒唐無稽な部分があるにせよ、ロシアにロシアなりの理屈があることを示唆しておりまして、それは多分あるのだと思います。
      それは西側の理念とは相容れませんし、やった事を許せるのかというと、それも無いのです。ですが、彼らの理屈を知らないと、妥協点を探す事もできません。
      何処かでは、ウクライナとロシアは折り合いを付ける必要があって、それを見つけるのが政治なのでしょう。
      事態が膠着状態に陥る、という状況で「妥協」という路線なのですが、ブチャのアレを見たらなかなか難しい気がしています。ゼレンスキー氏もマリウポリの状況を鑑みるに、そう簡単に折れるワケにも行かないでしょう。どうなることやら。